7 / 34
二章
奪われました②
しおりを挟む抱き締められたまま部屋に戻ると、キャシーとシーザが困惑したままオロオロしていた。低音でシリウスに「下がれ」と言われてしまった双子は、お辞儀をして静かに部屋を出て行く。ドアの閉まる音を聞いていたシリウスが、飛鳥をベットに寝かせた。そのまま飛鳥の上に跨ると、何を思ったのかドレスの前ボタンの部分を引き千切った。シリウスの目の前で露になってしまった豊満の胸を隠そうとする飛鳥の両手首を掴み、片手で頭上で押さえ付ける。
「…シリウスさん…っ」
両手は押さえられ、跨られてるので逃げる事も出来ない。シリウスは無表情で無言のままアスカを見つめていて、不安でシリウスの名前を呼んで見るけど表情に変化は見せなかった。もう片手がスカートを上げて隠れている秘所へと向かい陰部に触れる指先、しかし濡れていないので指一本も入らない。シリウスは淫豆を指の背で撫で付けると飛鳥の腰が揺れた。その反応に気付いたシリウスの指の速度が上がると飛鳥の口から淫靡な声が漏れ始める。興奮してきたようなシリウスの吐息が聞こえて、下半身が痺れるような疼きを感じた。蜜を溢れさせ始めた蜜壷に指を一本挿入する。スルッと入った指を上下に動かすとその指の動に合わせて飛鳥の腰が揺れる。その無意識な動きが、更にシリウスの欲求を溢れさせて陰茎がズボンの上からでも分かるほど主張した。
「……ぁっ、んん…はあ…ああっ…」
愛液が溢れ出すと二本、三本と増やしていく。指先の動きに合わせて喘ぎ声を漏らし腰を揺らす飛鳥のイヤラシイ格好と快楽で潤んだ瞳でシリウスを見つめる視線。生唾を飲み込んだ彼は指を引き抜くと、ズボンで溢れんばかりに主張する肉棒を取り出した。
「…アスカ…すまない」
「…シリウスさ……っく、…い、た…ッッ…」
取り出した陰茎を蜜で溢れた陰部に宛がうと、シリウスは謝りながらゆっくりと肉棒を挿入した。圧迫感に眉間に皺を寄せるシリウスと、押し込まれる痛みで飛鳥は涙が溢れてシーツを濡らす。赤い花びらがシーツを汚したのを視界に捉えたシリウスは処女だった事にホッとして手首の拘束を解き、泣いている飛鳥の目尻にキスを落とした。
「やはり処女だったな…」
「……ひ、ど…いっ…」
やっと笑みを向けたシリウスの表情にホッとしつつも、彼の言葉に対して飛鳥は恥ずかしくってプイッと顔を背けた。だけど直ぐに顔の向きを変えられてしまい、拗ねそうになっていた飛鳥の唇にキスをしたシリウスの舌が自然と彼女の口内を犯し始める。キスで身体の力が抜けたお陰で、締め付けられていた男根も動けるようになり、シリウスはゆっくりと肉棒を奥まで挿入した。こつん、と先端に触れて子宮に当たったのだと気付く。蜜壷に入っているだけでイきそうになるのは処女だからか、飛鳥を抱いているからか、シリウスには分からないが、一度で終わらす事が出来ない程ハマッてしまいそうな快楽。片手で乳首を摘んだり擦ったり撫でたりしながら、ゆっくりと陰茎を上下に動かし始めた。
「…っふ、…ああっ…ん、っんん」
「気持ち良いか?アスカの中も気持ち良い…」
慣れて来たのか飛鳥の口から甘い声が漏れ始めると、キュッキュッと蜜壷を締め付けて来る。その度に耐え難いほどの快感がシリウスを襲い、肉棒の先端からは精液が溢れて更に滑りを善くしていた。耳許で囁くシリウスの淫靡な言葉と、艶やかな声色に飛鳥の思考は彼自身に犯されていく。全てがシリウスでいっぱいになりそうになって、無意識に求めるようにシリウスの首に腕を回した。
「…イ、くっ…んん…ぁっ…んあぁああっっ!!」
「…アスカ、俺もイく…一緒にっ…クッ…」
頭が真っ白になる直前、飛鳥の言葉にシリウスが求めるように囁く。奥を攻められて痺れる快感に、飛鳥はキュウウっと陰部を締め付けると、シリウスが吐息を洩らして精液を蜜壷に大量に注入した。その感覚に飛鳥もピクピクと腰を揺らしながら絶頂を迎えてしまう。
互いに何も言わずに抱き締め合うと暫くの間、余韻に浸るのだった。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる