2 / 27
そして、舞台は始まった。
逃げましょう、逃げましょう。
しおりを挟む
残虐表現、ほんのり含まれております。(という名の予防線
また、転生、悪役、乙女ゲーム等
こちらのワードに覚えがない方はお勧めできません。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どうやら私、悪女転生というものをしてしまったようです。
というわけで逃げます。
どうしてかですって?
世に出ている悪女転生の話はご存知でしょうか。
あの話はだいたい赤ん坊か幼いころに自覚して、始まりますよね?
私、違ったんです。
電車にひかれて視界が真っ暗になったと思えば、
気が付けば目の前は晴れ舞台というなの社交場。
15歳の女の子として夜の舞踏会にいたのでした。
この時点で意味がお判りでしょうか。
”悪女”としてすでに15年間、私は生きていたみたいです。
私にその自覚はありませんが、私の知らない記憶がそういっていました。
そしてとても残念なことに。
あいにく、皮肉、この世界はダークネソフィアというゲームの世界です。
乙女R18ゲームの世界でございます。
R18はもちろん、お色気、甘い、そんな類ではございません。
残虐かつ非道な拷問を繊細に描写し、薬や監禁などそんなヤンデレ要素が強すぎたために
ついてしまったR18なのです。
そうR18Gの方面に片足つっこんでおります。
世の女性のかたではアダルティーなものを望んで購入され、
とびきり熱い湯水を飲んだ方もいるでしょう。
ですが、そんな方々にすら受けてしまったゲーム、ダークネソフィア。
そのゲームの世界に私はいるのです。
つまり、その世界での私の今いる立場ポジションというものが
いかに危ういか、ご理解いただけましたでしょうか。
なので冒頭に戻りましょう。
どうやら私、悪女転生というものをしてしまったようです。
というわけで逃げます。
逃げるとしても、どうやって逃げましょうか。
私がいるのは”主人公の姉”というポジションです。
この姉というキャラクターはとても曲者でして。
実は主人公が誰かしらのルートに入ると邪魔者として出てくるのですよ。
一応、隠し√(ルート)で彼女の真意が分かることになりますが、
それまで彼女のすることがとても怖いものでして。
姉は妹大好き(シスコン)だったんです。
なので主人公に近づく攻略対象とその他大勢が大嫌いなのですよ。
ということで15年間、姉は妹以外に友達も作らず、恋人もつくらず
それどころか妹に近づく男すべてに喧嘩を売る始末・・・。
そして喧嘩を誤解した男の彼女にも恨まれる始末・・・。
救いはあるのでしょうか、ないです。
ごめんなさい、主人公よ。
おねいちゃん、頭を冷やそうと思います。
家を出ようと思いますので、家出だーとか騒がないでください。
安心してください、学校にも通いますので。
お父さんには話をつけておきました。
妹もいい人みつけて幸せになってください。
姉より
私は一筆書き残して目につく場所に置きました。
妹の机の上です。
流石に机の上を見ないなんてことはないでしょう。
最低限のものをキャリーに詰めて私は家の門をくぐります。
大きな白いお屋敷、綺麗な色とりどりの花咲くお庭、母様の愛した家。
ですが、残念ですね。
15にて自覚してしまったこの家は今までと違って輝いて見えません。
むしろ恐ろしい魔王城のようです。
私はひとつため息を漏らして、その家を去るのでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ご視聴ありがとうございました(´・ω・`)
また、転生、悪役、乙女ゲーム等
こちらのワードに覚えがない方はお勧めできません。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どうやら私、悪女転生というものをしてしまったようです。
というわけで逃げます。
どうしてかですって?
世に出ている悪女転生の話はご存知でしょうか。
あの話はだいたい赤ん坊か幼いころに自覚して、始まりますよね?
私、違ったんです。
電車にひかれて視界が真っ暗になったと思えば、
気が付けば目の前は晴れ舞台というなの社交場。
15歳の女の子として夜の舞踏会にいたのでした。
この時点で意味がお判りでしょうか。
”悪女”としてすでに15年間、私は生きていたみたいです。
私にその自覚はありませんが、私の知らない記憶がそういっていました。
そしてとても残念なことに。
あいにく、皮肉、この世界はダークネソフィアというゲームの世界です。
乙女R18ゲームの世界でございます。
R18はもちろん、お色気、甘い、そんな類ではございません。
残虐かつ非道な拷問を繊細に描写し、薬や監禁などそんなヤンデレ要素が強すぎたために
ついてしまったR18なのです。
そうR18Gの方面に片足つっこんでおります。
世の女性のかたではアダルティーなものを望んで購入され、
とびきり熱い湯水を飲んだ方もいるでしょう。
ですが、そんな方々にすら受けてしまったゲーム、ダークネソフィア。
そのゲームの世界に私はいるのです。
つまり、その世界での私の今いる立場ポジションというものが
いかに危ういか、ご理解いただけましたでしょうか。
なので冒頭に戻りましょう。
どうやら私、悪女転生というものをしてしまったようです。
というわけで逃げます。
逃げるとしても、どうやって逃げましょうか。
私がいるのは”主人公の姉”というポジションです。
この姉というキャラクターはとても曲者でして。
実は主人公が誰かしらのルートに入ると邪魔者として出てくるのですよ。
一応、隠し√(ルート)で彼女の真意が分かることになりますが、
それまで彼女のすることがとても怖いものでして。
姉は妹大好き(シスコン)だったんです。
なので主人公に近づく攻略対象とその他大勢が大嫌いなのですよ。
ということで15年間、姉は妹以外に友達も作らず、恋人もつくらず
それどころか妹に近づく男すべてに喧嘩を売る始末・・・。
そして喧嘩を誤解した男の彼女にも恨まれる始末・・・。
救いはあるのでしょうか、ないです。
ごめんなさい、主人公よ。
おねいちゃん、頭を冷やそうと思います。
家を出ようと思いますので、家出だーとか騒がないでください。
安心してください、学校にも通いますので。
お父さんには話をつけておきました。
妹もいい人みつけて幸せになってください。
姉より
私は一筆書き残して目につく場所に置きました。
妹の机の上です。
流石に机の上を見ないなんてことはないでしょう。
最低限のものをキャリーに詰めて私は家の門をくぐります。
大きな白いお屋敷、綺麗な色とりどりの花咲くお庭、母様の愛した家。
ですが、残念ですね。
15にて自覚してしまったこの家は今までと違って輝いて見えません。
むしろ恐ろしい魔王城のようです。
私はひとつため息を漏らして、その家を去るのでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ご視聴ありがとうございました(´・ω・`)
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる