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ぼくの夢は何だろう?
28.ボーイスカウトの体験へ
しおりを挟むそして、日曜日になった。今日は誉に誘われたボーイスカウトの体験の日。お母さんと誉のお母さんが連絡取って、誉たちとみんなで集合場所へ行くことになったんだ。実は、叶翔も行きたいって言うから、誉のお母さんに隊長?に確認してもらったんだ。叶翔は小1だから、ボーイスカウト隊じゃなくて、ビーバースカウト隊なんだけど、一緒に見学に来ていいよって、言ってくれたんだ。だから、ぼくと叶翔、お父さん、お母さんで誉の家に向かったよ。何とかを貸してくれるんだって。誉の家に着いて、お母さんが車を出てピンポンを鳴らした。誉と誉のお母さん、お姉ちゃんが来た。制服を着ている。かっこいいな。半袖のポロシャツ?はベージュで、何か付いてる。イラストみたいなの。ズボンはシャツより濃い、カーキ色。首には何か巻いてるよ。
「おはよう、大夢。かっこいいだろ?これが制服なんだ。」
「かっこいいね。」
誉たちが車に乗って、誉がぼくの隣に座ってぼくに話しかけた。ぼくの家では、お父さんが大きい車、お母さんが軽自動車に乗っていて、今日はみんなで行くから、大きい方を乗ってきたよ。
「これ、お姉ちゃんのやつなんだけど、チーフ貸すよ。あと、チーフリングも。」
何やらあずき色で白い模様が少し入っている三角の布を渡してくれた。
「これがチーフで、これがチーフリング。」
誉が首に巻いている布とそれを止めているリングを指さした。これのことだったんだ。
「巻き方は、三角の長いところから、くるくる巻いて巻くよ。こんな風に。」
誉が自分の膝の上で巻いてくれた。
「最後は少し残して、首に巻くよ。それで、リングで止めるんだ。」
ぼくに付けてくれた。なんかくすぐったいな。
「よし、できた。なかなか似合ってるぞ。」
「ありがとう。誉。ありがとう、誉のお姉ちゃん。」
「いいえ、古いのでごめんね。」
誉のお姉ちゃんは中学2年生。部活でテニスをやってるんだけど、練習がない日にボーイスカウトに参加するんだって。ちなみに誉にそっくり。
「実はね、私幼稚園のときに、ボーイスカウトの集会を見たの。みんなで集まってて楽しそうって思って。小学生になって、ビーバースカウトに入ったんだ。友達ができて、すごく楽しいよ。いつの間にか誉も入って。今は部活が忙しいから、あんまり行けないんだけど。」
「そうなんだ。先生たち優しいかな。」
「先生じゃないよ。隊長とリーダーっていうんだ。みんな優しいよ。ボーイスカウトはぼくたち小6が最年少なんだけど、中学生のお兄さんたちも優しいよ。」
誉が答えてくれた。
「そう?」
「大丈夫さ。きっと楽しいよ。今日はデイキャンプだ。何作るのかな?楽しみだな。」
集合場所に着いた。元元公園は広い公園で、キャンプ場やアスレチックがあって、ボーイスカウトの集会をよくしているんだって。みんな車を降りて、隊長のところへ行ったよ。
「おはようございます。星川隊長。以前お話した、誉の友達の大夢くんと弟の叶翔くんが来てくれました。」
誉のお母さんが紹介してくれた。隊長は、大きい人だな。誉たちと同じ制服を着ている。
「おはよう、大夢くん、叶翔くん。待っていたよ。二人とも、よく来てくれたね。」
「おはようございます。小松原大夢です。弟の叶翔です。よろしくお願いします。」
ぼくはお兄ちゃんだから、しっかり挨拶しないとね。
「今日はよろしくね。楽しんでいってね。」
「はい。」
「何かあったら、言ってね。」
「はい。」
こうして、ボーイスカウトの体験が始まった。どんな感じなのかな?今日は、誉に誉のお姉ちゃん、叶翔、お父さん、お母さんがいるから心強いね。
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