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ギルド
旅立ち
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「ほら、ここが私たちのギルドハウスだよ」
オスカーさんと一緒に、これからぼくたちが住むギルドハウスに来たんだんけど……。
「……お化け屋敷?」
ここは、本当に人が住めるお屋敷なんでしょうか?
ぼくがゴブリンに襲われて、ぽっかりと記憶を失くしていたことが発覚した数日後。
ぼくの怪我を治してくれた治癒士の冒険者が、わざわざ治療院を訪ねてきてくれた。
「オスカーだ。元気そうだな」
「えっと……助けてくださってありがとうございました」
ぼくはベッドの上にちょこんと座り、深々とオスカー様に頭を下げた。
でも、この人治癒士なんだよね? ぼくのイメージする治癒士ってひょろとした細い体で剣とか武器なんか持ったことのない風体の、治療院の人たちみたいな白いローブを着ている人なんだけど。
ちろっと顔を上げてオスカー様の姿をしげしげと見てみる。
背は高いな、体も締まっているし、腰には長剣を佩いている。
襟足の長い金髪に顔つきは精悍だけど、キツイ目元にムギュッと固く締まられている口元のせいで、第一印象は怖い人だ。
治癒士? 本当に?
ギルドチームで攻撃を担っているベテラン剣士みたいな人ですけど?
顔には出さずに心の中で首を傾げていたら、治療院のお姉さんがお茶を運んできた。
そそくさとテーブルの上にカップを置くと部屋から出て行ってしまう。
最近はこんな感じばかりだ。
ぼくの保護をどうするのかで頭を悩ましている治療院の人たちは、どうしてもぼくを持て余してしまうようで、腫れものに触るような態度です。
いたたまれない気持ちに苛まれていると、オスカー様が大きな手で背を撫でてくれた。
「お茶をいただこう」
「はい」
そして、ぼくはオスカー様に聞かれるままに答えていった。
「……そうか。それは……辛いな」
辛いのかな? ぼくとしてはみんなのお荷物状態なのが悲しいし、これからどうしようって心許ないんだけど。
「器用貧乏のスキルか……」
ぼくが可愛い女性なら、お嫁さんにしたいって人が現れるかもしれないのに。
「ハハハ。今どき女性だから家に居て家事をするのが当然なんて考える男は少ないよ。得意なら男が家事をしてもいいだろう?」
「……オスカー様は得意ですか? 家事」
「……。すまん」
ですよね? やっぱり男の人が稼いで女の人が家を守るのが大多数ですよね?
しょんぼりと項垂れるぼくの姿に焦ったのか、オスカー様はご自分のことを話し始めた。
やっぱりオスカー様はお貴族様だった。
仕立てのいいシャツと黒いズボンに革の編み上げブーツのスタイルに革の防具と長剣を装備して、その上に神官が着る白いケープを羽織っているけど、お育ちは隠せない。
話す言葉遣いやお茶を飲む仕草ひとつに気品があって、容姿から受ける印象とは違って雰囲気が柔らかいのだ。
「ははは。そうかな? 貴族といっても侯爵家の庶子だけどな。継ぐ家も仕事もないから、近くの領地の同じ境遇の幼馴染とギルドを立ち上げようと思って」
オスカー様は自分がそのギルドのギルドマスターになるため一年間ギルドスクールに通い資格を取り、さらに一年間ギルドチームで修行をしていたと。
「ようやく修行期間を終えて、自分のギルドを立ち上げようとしたときにゴブリンの巣の討伐があってね」
予定外のゴブリンの巣の討伐は、もしかしてぼくをゴブリンから助けたことと関係があるのかな?
ちょっと申し訳なくなったぼくは、しょんぼりと項垂れてしまう。
ますます、ぼくってダメな奴なんだ……もう、オスカー様に迷惑をかけている。
「おいおい。君のせいじゃない。私が気になっただけなんだ。そんなに落ちこまないでくれ」
「……はい」
オスカー様はいい人だと思うけど、自分のギルドを立ち上げるって……どこかに行ってしまうんだろうか?
ぼくとしては、数少ない顔見知りが減ってしまうのは悲しいんだけど。
「そうだな。私を受け入れてくれたギルドチームがここを拠点としていたが、私はバルツァー公爵領都でギルドを立ち上げるつもりだよ」
バルツァー公爵? そもそもここはどこだろう?
わざわざ鞄から地図を出して説明してくれました。
この町よりかなり北上した場所にバルツァー公爵領地があり、その領地の近くはもう王都だ。
「三大公爵家の中でもバルツァー公爵は『財』を司るからね。ギルドの仕事もいっぱいあるだろうし、なによりダンジョンがあるから」
「ダンジョン……」
確か、ダンジョンの中には魔物が棲息していて、その魔物を倒すとドロップアイテムを手に入れることができるとか。
ある程度の階層に辿り着くとボス部屋と呼ばれる部屋があり、そこにいる強い魔物を倒すとドロップアイテムや宝箱が手に入る。
ギルドチームにとっては、いい稼ぎ場所だと、ぼくに残っていた僅かな知識が教えてくれる。
「そうだな……。最初は仕事の依頼なんて来ないだろうからダンジョンに潜ることが多くなるだろう」
ムムムとオスカー様は眉間にシワを寄せて考え込んでしまう。
ぼくはそんなオスカー様をじぃーっと見つめていた。
「私はこれから自分のギルドを立ち上げるんだが……君さえよければ雑用係として一緒に来ないか?」
オスカー様は伏せていた眼をパチリと開けると、ぼくに向かってそう言ったんだ。
それから、ぼくの周りは忙しくなった。
オスカー様に「ギルドメンバー総出でダンジョン攻略に行くので、ギルドハウスの管理を任したい」と誘われたぼくは、コクンと大きく頷いた。
だって、『器用貧乏』スキルでも役に立てるかもしれない!
お掃除をしてご飯を作って、ギルドメンバーのお世話をしてって家事仕事でしょう?
だから、オスカー様と一緒にバルツァー公爵領都に行くことにしたんだ!
教会の神官のお祖父ちゃんと孤児院の院長先生には、オスカー様が話してくれた。
治療院の皆さんは「良かったわね」と笑顔で見送ってくれたし、餞別にお菓子やお小遣いをもらいました。
オスカー様のお金で着替えや日用品を揃えてもらって、バルツァー公爵領都行きの乗り合い馬車のお金も出してもらいました。
しゅ……出世払いで返します……いつか、たぶん。
三日間、馬車に揺られて痛むお尻に、笑いながらオスカーさんが治癒魔法をかけてくれたりして、とうとう着きましたバルツァー公爵領都に!
オスカー様が「同じギルドメンバーだからオスカーでいい」と言ってくれたので、オスカーさんって呼ぶことにしました。
さすがに年上なので「さん」は付けます! これは譲れません!
領都に入るための門番の審査も無事に通過し、町中を走る小さな乗り合い馬車に乗って、町のやや奥にある貴族街の手前で馬車を降りて、オスカーさんの案内で歩くこと数分。
「ほら、ここが私たちのギルドハウスだよ」
オスカーさんのいい笑顔に、ぼくの頬が引き攣ります。
薄汚れた石塀に今にも倒れそうな鉄柵の門扉。
雑草すら生えていない剥き出しの土の庭に三階建ての石造りのお屋敷。
外壁は元の色さえ想像できないほどの汚れと夥しい数の蔦の葉に覆われていた。
「……お化け屋敷?」
ここは、本当に人が住めるお屋敷なんでしょうか?
オスカーさんと一緒に、これからぼくたちが住むギルドハウスに来たんだんけど……。
「……お化け屋敷?」
ここは、本当に人が住めるお屋敷なんでしょうか?
ぼくがゴブリンに襲われて、ぽっかりと記憶を失くしていたことが発覚した数日後。
ぼくの怪我を治してくれた治癒士の冒険者が、わざわざ治療院を訪ねてきてくれた。
「オスカーだ。元気そうだな」
「えっと……助けてくださってありがとうございました」
ぼくはベッドの上にちょこんと座り、深々とオスカー様に頭を下げた。
でも、この人治癒士なんだよね? ぼくのイメージする治癒士ってひょろとした細い体で剣とか武器なんか持ったことのない風体の、治療院の人たちみたいな白いローブを着ている人なんだけど。
ちろっと顔を上げてオスカー様の姿をしげしげと見てみる。
背は高いな、体も締まっているし、腰には長剣を佩いている。
襟足の長い金髪に顔つきは精悍だけど、キツイ目元にムギュッと固く締まられている口元のせいで、第一印象は怖い人だ。
治癒士? 本当に?
ギルドチームで攻撃を担っているベテラン剣士みたいな人ですけど?
顔には出さずに心の中で首を傾げていたら、治療院のお姉さんがお茶を運んできた。
そそくさとテーブルの上にカップを置くと部屋から出て行ってしまう。
最近はこんな感じばかりだ。
ぼくの保護をどうするのかで頭を悩ましている治療院の人たちは、どうしてもぼくを持て余してしまうようで、腫れものに触るような態度です。
いたたまれない気持ちに苛まれていると、オスカー様が大きな手で背を撫でてくれた。
「お茶をいただこう」
「はい」
そして、ぼくはオスカー様に聞かれるままに答えていった。
「……そうか。それは……辛いな」
辛いのかな? ぼくとしてはみんなのお荷物状態なのが悲しいし、これからどうしようって心許ないんだけど。
「器用貧乏のスキルか……」
ぼくが可愛い女性なら、お嫁さんにしたいって人が現れるかもしれないのに。
「ハハハ。今どき女性だから家に居て家事をするのが当然なんて考える男は少ないよ。得意なら男が家事をしてもいいだろう?」
「……オスカー様は得意ですか? 家事」
「……。すまん」
ですよね? やっぱり男の人が稼いで女の人が家を守るのが大多数ですよね?
しょんぼりと項垂れるぼくの姿に焦ったのか、オスカー様はご自分のことを話し始めた。
やっぱりオスカー様はお貴族様だった。
仕立てのいいシャツと黒いズボンに革の編み上げブーツのスタイルに革の防具と長剣を装備して、その上に神官が着る白いケープを羽織っているけど、お育ちは隠せない。
話す言葉遣いやお茶を飲む仕草ひとつに気品があって、容姿から受ける印象とは違って雰囲気が柔らかいのだ。
「ははは。そうかな? 貴族といっても侯爵家の庶子だけどな。継ぐ家も仕事もないから、近くの領地の同じ境遇の幼馴染とギルドを立ち上げようと思って」
オスカー様は自分がそのギルドのギルドマスターになるため一年間ギルドスクールに通い資格を取り、さらに一年間ギルドチームで修行をしていたと。
「ようやく修行期間を終えて、自分のギルドを立ち上げようとしたときにゴブリンの巣の討伐があってね」
予定外のゴブリンの巣の討伐は、もしかしてぼくをゴブリンから助けたことと関係があるのかな?
ちょっと申し訳なくなったぼくは、しょんぼりと項垂れてしまう。
ますます、ぼくってダメな奴なんだ……もう、オスカー様に迷惑をかけている。
「おいおい。君のせいじゃない。私が気になっただけなんだ。そんなに落ちこまないでくれ」
「……はい」
オスカー様はいい人だと思うけど、自分のギルドを立ち上げるって……どこかに行ってしまうんだろうか?
ぼくとしては、数少ない顔見知りが減ってしまうのは悲しいんだけど。
「そうだな。私を受け入れてくれたギルドチームがここを拠点としていたが、私はバルツァー公爵領都でギルドを立ち上げるつもりだよ」
バルツァー公爵? そもそもここはどこだろう?
わざわざ鞄から地図を出して説明してくれました。
この町よりかなり北上した場所にバルツァー公爵領地があり、その領地の近くはもう王都だ。
「三大公爵家の中でもバルツァー公爵は『財』を司るからね。ギルドの仕事もいっぱいあるだろうし、なによりダンジョンがあるから」
「ダンジョン……」
確か、ダンジョンの中には魔物が棲息していて、その魔物を倒すとドロップアイテムを手に入れることができるとか。
ある程度の階層に辿り着くとボス部屋と呼ばれる部屋があり、そこにいる強い魔物を倒すとドロップアイテムや宝箱が手に入る。
ギルドチームにとっては、いい稼ぎ場所だと、ぼくに残っていた僅かな知識が教えてくれる。
「そうだな……。最初は仕事の依頼なんて来ないだろうからダンジョンに潜ることが多くなるだろう」
ムムムとオスカー様は眉間にシワを寄せて考え込んでしまう。
ぼくはそんなオスカー様をじぃーっと見つめていた。
「私はこれから自分のギルドを立ち上げるんだが……君さえよければ雑用係として一緒に来ないか?」
オスカー様は伏せていた眼をパチリと開けると、ぼくに向かってそう言ったんだ。
それから、ぼくの周りは忙しくなった。
オスカー様に「ギルドメンバー総出でダンジョン攻略に行くので、ギルドハウスの管理を任したい」と誘われたぼくは、コクンと大きく頷いた。
だって、『器用貧乏』スキルでも役に立てるかもしれない!
お掃除をしてご飯を作って、ギルドメンバーのお世話をしてって家事仕事でしょう?
だから、オスカー様と一緒にバルツァー公爵領都に行くことにしたんだ!
教会の神官のお祖父ちゃんと孤児院の院長先生には、オスカー様が話してくれた。
治療院の皆さんは「良かったわね」と笑顔で見送ってくれたし、餞別にお菓子やお小遣いをもらいました。
オスカー様のお金で着替えや日用品を揃えてもらって、バルツァー公爵領都行きの乗り合い馬車のお金も出してもらいました。
しゅ……出世払いで返します……いつか、たぶん。
三日間、馬車に揺られて痛むお尻に、笑いながらオスカーさんが治癒魔法をかけてくれたりして、とうとう着きましたバルツァー公爵領都に!
オスカー様が「同じギルドメンバーだからオスカーでいい」と言ってくれたので、オスカーさんって呼ぶことにしました。
さすがに年上なので「さん」は付けます! これは譲れません!
領都に入るための門番の審査も無事に通過し、町中を走る小さな乗り合い馬車に乗って、町のやや奥にある貴族街の手前で馬車を降りて、オスカーさんの案内で歩くこと数分。
「ほら、ここが私たちのギルドハウスだよ」
オスカーさんのいい笑顔に、ぼくの頬が引き攣ります。
薄汚れた石塀に今にも倒れそうな鉄柵の門扉。
雑草すら生えていない剥き出しの土の庭に三階建ての石造りのお屋敷。
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