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第一部
三章(5)
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ルークの背が徐々に遠ざかっていき、やがて人混みに紛れた。おそらくエッタの元に向かったのだろう。ちらりと先ほどまで三人組がいた場所に視線をやれば、そこにはすでに別の男女がいて談笑していた。もしかしたらあの三人組はルークを追っていったのかもしれない。
(大丈夫かしら……?)
あの反応からしてルークはあまり彼らと関わりたくなさそうだったが……果たして捕まらずに済むだろうか? ……なんとなく無理そうだと思いつつ、クラリスはあたりを見回してエッタが来るのを待つことにした。本来ならば隣にいるオリオンと雑談をするのが〝社交〟だろうが、手話を使ったところで伝わらないためできそうになく、話そうとはしなかった。
しかしそうはいかなかくて。
「――王女殿下」
隣から降ってきた声に、クラリスはそちらを見上げる。オリオンの、闇のような、はたまた黒曜石のような瞳がこちらを見下ろしていた。どこか無機質に感じられるそれに、またもや肌が粟立つ。
クラリスは彼のことが、少し恐ろしかった。どうしてだかは、はっきりとはわからない。わからないが、向けられる視線がどこか値踏みをするようなものに感じて。その瞳の奥にどろりとした粘着質なものを感じて。
それが勘違いなら良いのだが……と思いつつ、クラリスは首を傾げた。話せないため視線で続きを促すが、果たして通じるかどうか。
しかしどうやらきちんと通じたらしく、オリオンは「そのままお聞きください」と言う。
「王女殿下はルークのことをどう思っているのですか?」
どう、思っているのか。そんなの簡単だ。
頼りになる人、手話を教えてくれて世界を広げてくれた人、大切な人、……大好きな人。出会ってから二年。今ではエッタと同じくらい――もしかしたらそれ以上に彼のことを信頼している。そんな、そんな人。
だからこそずっと一緒にいてほしい。それが無理なのはわかっている、それでも……
――願うことくらいは、許してほしい。
そんなことを思っていると、それが顔に表れていたのだろうか。「……そうですか」と、オリオンが言う。ハッ、として彼のほうを見れば、ひどく不快そうな表情を浮かべていた。何か嫌いなもの――汚れたものを見るような目。そんな悪意のある視線を向けられたことはなくて、ひゅっ、と喉がなった。……こわい。
彼の唇が言葉を紡ぐ。
「王女殿下、あなたがルークのことを本当に大切に思っているのなら、今すぐに教育係を辞めさせてください。こんなの、あいつの傷をえぐっているだけだ」
クラリスのことを軽蔑しながらも、その瞳にはどこか心配するような色が窺えて。
オリオンの言うことは正直よくわからない。さっぱりだ。だけどその双眸からルークのことを心配していて、慮っていることだけはわかって。
クラリスは。
(わたし……)
視線をさまよわせることくらいしかできなかった。
ルークの過去について、以前気になって尋ねたことがある。そのとき彼はどこか寂しげな、苦しげな表情を浮かべていた。そこから彼の過去に何かがあったのだろう、とは容易に推測できるし、おそらくオリオンはそれを知っているからこんなことを言ったに違いない。だったら彼の言葉に従うべきだ。それくらいはわかるが……どうしても、離れがたくて。ルークは世界を教えてくれた。話せないことを負い目に思っていて部屋に引きこもってばかりだったクラリスに〝言葉〟を教えてくれ、外へと連れ出してくれた。そんな彼と離れるのは、寂しくて……嫌だった。
(どうしよう……)
事情は詳しくわからないが、正しいのはオリオンの言葉に従うことだと、理性が叫ぶ。従うのがルークのためだ。本当に彼のことを大切に思っているのならば、彼を突き放してやるべきだ。
しかしどうしても感情がそれを嫌だと拒絶して、素直に受け入れられなかった。
沈黙がおりる。オリオンは何も言わずにただただじっとこちらを見つめていて、それが責められているように思えて――事実そうなのかもしれない。そう思えるほど視線は冷たかった――心苦しかった。
そのとき、はぁ、と、大げさなため息が降ってきた。隣に立つオリオンのもの。彼は爛々と輝く瞳でクラリスを睨みつける。
「ルークは昔〝あること〟があって、そのせいで子爵家の嫡男であったにも関わらず廃嫡され、家を勘当されています」
思わず目を見開いた。廃嫡されて勘当……そんなのよほどのことでない限り起こらないだろう。いったい彼の身に何があったのだろうか。
呆然としている間もオリオンは話し続ける。
「その原因を作り、あまつさえあいつの心に消えない傷を残した相手に、あなたはそっくりなんですよ。――あいつは権力になんて興味はない。ただ研究さえできていればそれで良い。だから――」
――あいつを解放してやってください。
その、言葉に。
……クラリスは頷くことができなかった。ルークは、彼はクラリスにとって大事な人だ。だから突き放すことが彼にとって良いことならば、彼を教育係から外すことは、まだ、少しは、我慢できる。自分という存在が彼を苦しめるのならば、それくらいは頑張って堪えよう。
だけど、やはり離れたくなくて――
そのときだった。「クラリス様」という声が、耳に届いた。ゆっくりとそちらを見れば、侍女服に身を包んだエッタがこちらに向かってきている最中で。
――エッタ。
手話で呼びかける。彼女はその意味に気づき、少し足を早めてクラリスのそばに立った。
クラリスはためらいがちに、けれど素早く手を動かす。
――わたしは、彼のことが大切です。だから少しだけ待ってください。
「……いつまででしょう?」
――……彼が、辞めたいと言うまで。
はん、とオリオンは鼻で笑った。
「あいつが自分でそれを言い出すとは思えませんがね。あいつは優しい。あなたを傷つけまいと我慢するでしょう」
――そう、ね。だけど……彼の意思も確認せずここで約束するのも、おかしいと思うわ。
視線が絡み合う。しばらく互いに無言の時が続いた。エッタは……途中からなためあまり話を把握していないだろうが、なんとなくは察したのだろうか。口を挟むことはせず、ただただクラリスと同じようにオリオンの言葉を待っていた。
……やがて。ふっ、とオリオンが息を吐いた。
「……わかりました。とりあえずはそれで受け入れましょう。――だけどおそらくその日はあまり遠くないと思いますよ」
そう言うと、オリオンは一礼をして歩き出した。「約束、忘れないでくださいね」と、言葉を残して。
――もちろんよ。
エッタが代わりに口にしたその返答に、オリオンは何も反応を示さず、そのまま背を向けて人混みに紛れていった。
その背を、クラリスは見えなくなるまでずっと眺めていた。
(大丈夫かしら……?)
あの反応からしてルークはあまり彼らと関わりたくなさそうだったが……果たして捕まらずに済むだろうか? ……なんとなく無理そうだと思いつつ、クラリスはあたりを見回してエッタが来るのを待つことにした。本来ならば隣にいるオリオンと雑談をするのが〝社交〟だろうが、手話を使ったところで伝わらないためできそうになく、話そうとはしなかった。
しかしそうはいかなかくて。
「――王女殿下」
隣から降ってきた声に、クラリスはそちらを見上げる。オリオンの、闇のような、はたまた黒曜石のような瞳がこちらを見下ろしていた。どこか無機質に感じられるそれに、またもや肌が粟立つ。
クラリスは彼のことが、少し恐ろしかった。どうしてだかは、はっきりとはわからない。わからないが、向けられる視線がどこか値踏みをするようなものに感じて。その瞳の奥にどろりとした粘着質なものを感じて。
それが勘違いなら良いのだが……と思いつつ、クラリスは首を傾げた。話せないため視線で続きを促すが、果たして通じるかどうか。
しかしどうやらきちんと通じたらしく、オリオンは「そのままお聞きください」と言う。
「王女殿下はルークのことをどう思っているのですか?」
どう、思っているのか。そんなの簡単だ。
頼りになる人、手話を教えてくれて世界を広げてくれた人、大切な人、……大好きな人。出会ってから二年。今ではエッタと同じくらい――もしかしたらそれ以上に彼のことを信頼している。そんな、そんな人。
だからこそずっと一緒にいてほしい。それが無理なのはわかっている、それでも……
――願うことくらいは、許してほしい。
そんなことを思っていると、それが顔に表れていたのだろうか。「……そうですか」と、オリオンが言う。ハッ、として彼のほうを見れば、ひどく不快そうな表情を浮かべていた。何か嫌いなもの――汚れたものを見るような目。そんな悪意のある視線を向けられたことはなくて、ひゅっ、と喉がなった。……こわい。
彼の唇が言葉を紡ぐ。
「王女殿下、あなたがルークのことを本当に大切に思っているのなら、今すぐに教育係を辞めさせてください。こんなの、あいつの傷をえぐっているだけだ」
クラリスのことを軽蔑しながらも、その瞳にはどこか心配するような色が窺えて。
オリオンの言うことは正直よくわからない。さっぱりだ。だけどその双眸からルークのことを心配していて、慮っていることだけはわかって。
クラリスは。
(わたし……)
視線をさまよわせることくらいしかできなかった。
ルークの過去について、以前気になって尋ねたことがある。そのとき彼はどこか寂しげな、苦しげな表情を浮かべていた。そこから彼の過去に何かがあったのだろう、とは容易に推測できるし、おそらくオリオンはそれを知っているからこんなことを言ったに違いない。だったら彼の言葉に従うべきだ。それくらいはわかるが……どうしても、離れがたくて。ルークは世界を教えてくれた。話せないことを負い目に思っていて部屋に引きこもってばかりだったクラリスに〝言葉〟を教えてくれ、外へと連れ出してくれた。そんな彼と離れるのは、寂しくて……嫌だった。
(どうしよう……)
事情は詳しくわからないが、正しいのはオリオンの言葉に従うことだと、理性が叫ぶ。従うのがルークのためだ。本当に彼のことを大切に思っているのならば、彼を突き放してやるべきだ。
しかしどうしても感情がそれを嫌だと拒絶して、素直に受け入れられなかった。
沈黙がおりる。オリオンは何も言わずにただただじっとこちらを見つめていて、それが責められているように思えて――事実そうなのかもしれない。そう思えるほど視線は冷たかった――心苦しかった。
そのとき、はぁ、と、大げさなため息が降ってきた。隣に立つオリオンのもの。彼は爛々と輝く瞳でクラリスを睨みつける。
「ルークは昔〝あること〟があって、そのせいで子爵家の嫡男であったにも関わらず廃嫡され、家を勘当されています」
思わず目を見開いた。廃嫡されて勘当……そんなのよほどのことでない限り起こらないだろう。いったい彼の身に何があったのだろうか。
呆然としている間もオリオンは話し続ける。
「その原因を作り、あまつさえあいつの心に消えない傷を残した相手に、あなたはそっくりなんですよ。――あいつは権力になんて興味はない。ただ研究さえできていればそれで良い。だから――」
――あいつを解放してやってください。
その、言葉に。
……クラリスは頷くことができなかった。ルークは、彼はクラリスにとって大事な人だ。だから突き放すことが彼にとって良いことならば、彼を教育係から外すことは、まだ、少しは、我慢できる。自分という存在が彼を苦しめるのならば、それくらいは頑張って堪えよう。
だけど、やはり離れたくなくて――
そのときだった。「クラリス様」という声が、耳に届いた。ゆっくりとそちらを見れば、侍女服に身を包んだエッタがこちらに向かってきている最中で。
――エッタ。
手話で呼びかける。彼女はその意味に気づき、少し足を早めてクラリスのそばに立った。
クラリスはためらいがちに、けれど素早く手を動かす。
――わたしは、彼のことが大切です。だから少しだけ待ってください。
「……いつまででしょう?」
――……彼が、辞めたいと言うまで。
はん、とオリオンは鼻で笑った。
「あいつが自分でそれを言い出すとは思えませんがね。あいつは優しい。あなたを傷つけまいと我慢するでしょう」
――そう、ね。だけど……彼の意思も確認せずここで約束するのも、おかしいと思うわ。
視線が絡み合う。しばらく互いに無言の時が続いた。エッタは……途中からなためあまり話を把握していないだろうが、なんとなくは察したのだろうか。口を挟むことはせず、ただただクラリスと同じようにオリオンの言葉を待っていた。
……やがて。ふっ、とオリオンが息を吐いた。
「……わかりました。とりあえずはそれで受け入れましょう。――だけどおそらくその日はあまり遠くないと思いますよ」
そう言うと、オリオンは一礼をして歩き出した。「約束、忘れないでくださいね」と、言葉を残して。
――もちろんよ。
エッタが代わりに口にしたその返答に、オリオンは何も反応を示さず、そのまま背を向けて人混みに紛れていった。
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