11 / 15
11、プロフィール帳の有効活用②
しおりを挟む
俺は授業中、ずっと、今日の帰りのことを考えていた。
よし、今日、ゆめを家に誘おう。それでプロフィール帳を見せて…………。
そんなことを考えていたら、もう全ての授業が終わっていた。
「起立、礼」
『さよーならー』
チラッとゆめを見ると、気まずそうに俺の方を見ていた。
「___ゆめ。」
「は、はい………っ。」
「………帰ろ?」
「あ、う、うん。そ、そうだね……___あっ」
ゆめが机に足を引っ掛けて後ろに倒れそうになった。
「危ない!」
俺は咄嗟に手が出た。片手はゆめの手を、もう片手はゆめの背中にまわした。
「………大丈夫……?」
「__あ、うん……だ、大丈夫だから………!」
ゆめは真っ赤になって、俺から離れた。ちょっと素っ気ない感じがするけど、きっとこれが、藍川さんたちが言ってた「変な態度」なんだろう。先に教えられてて、本当によかった。聞いてなかったら、絶対に落ち込んでた。きっと今日は、ゆめが不安定なんだ。俺が守らないと………。
どうしよう………。聖夜くんの気持ちがわからないから、どんな態度でいればいいのかわからない。今、絶対感じ悪かったよね………。
聖夜くんと目が合ったり、聖夜くんとちょっとでも触れたりすると、心臓とか頭とかがおかしくなりそう…………。
ゆめの家が近くなってきた。そのままうちに来るのと、あとから来るの、どっちがいいかな。
「ゆめ、今日うちに来て欲しいんだけど、このまま行くのと一旦帰ってから来るの、どっちがいい?」
「え、あ、え………っと………か、帰ってから……がいい………。」
「わかった。じゃあ、準備出来たら来て。……なるべく……早く………来て欲しい……。」
「え……⁉︎あ、えっと……う、うん……わ、わかった………。」
「……じゃあ……あとでね………。___待ってるよ。」
そう言うと、ゆめは真っ赤になりながら家に入っていった。
___待ってるよ____。
聖夜くんの声が、頭の中でリピートされる。プロフィール帳、書いてくれたかな………。なるべく早く、って言ってたよね……。
私は急いで、聖夜くんの家に行く準備をした。
俺のプロフィール帳を、小さいテーブルの上に置いた。部屋のドアを開けた時、最初に目に入る場所だから。
そして俺は、家の中の玄関に近いところで、ゆめが来るのを待った………。
ピンポーン………
来た!
ガチャッ……
「……いらっしゃい。どうぞ………。」
「お、おじゃまします………」
部屋のドアを開けて、ゆめを入れた。
「どうぞ………」
俺はドアを閉めて、そのまま壁際に立った。ゆめは座って、俺のプロフィール帳を手に取って、見入っていた。
う、うそ………!誕生日一緒だ………‼︎趣味も……!う、裏を見るのが怖い………。
私は、恐る恐る裏のラブコーナーを見た。
ゆめは、俺のプロフィール帳のラブコーナーを見て、目を見開いた。
「せ、聖夜……くん………。ほ、ホントに………?」
俺は少し恥ずかしくて、目を逸らしたままうなずいた。
「ホントのホント………?私が聖夜くんの名前書いたから気を遣って書いてくれたとかじゃ無くて………?」
……わざわざそんなことするかよ………。
俺は、ゆめの隣に座って、ゆめと目をあわせた。
「俺は、ゆめのプロフィール帳を見なくても、そこに絶対ゆめの名前を書いてたよ。……俺は、ゆめがいい。ゆめじゃなきゃ………ダメなんだ。ゆめ、俺の……彼女に……なってくれますか………?」
そう言った途端、ゆめの目から涙がこぼれた。
「………はい……喜んで…………!」
ゆめは泣きながら、そう言って笑った。俺は微笑んで、ゆめの涙を指で拭った。
そして、無意識に____
「……っせ、聖夜……くん………⁉︎」
__その声で俺は、我に帰った。
………え……?い、今、俺無意識にキ、キスしなかったか⁉︎⁉︎
「あっ、え、ご、ごめん………!」
俺は急に恥ずかしくなって、ゆめから目を逸らした。
い、今、私聖夜くんに………キス……された……⁉︎
聖夜くんは、真っ赤になって私から目を逸らした。……こんなに赤くなってる聖夜くん、初めて見た………!か、可愛い……………‼︎‼︎
………そうだ、いいこと思いついた………!
「せ、聖夜くん………!あ、あの……ちょ、ちょっと、こっち向いて……くれる…………?」
聖夜くんがこっちを向いた瞬間、私は聖夜くんの唇に、自分の唇を重ねた。
「____ゆ、ゆめ…………⁉︎」
「………し、仕返し……です………!」
私がそう言うと、聖夜くんはまた目を逸らした。
「……か、可愛すぎんだよ………!俺、もう壊れそうなんだけど………。__でも、ありがとな、ゆめ………。」
「……こちらこそ、ありがとう。聖夜くん……。」
聖夜くんは、今までで一番優しい笑顔を見せた。
………聖夜くんのこの顔………きっと、私しか知らないと思うな…………。
そのあと、聖夜くんと手を繋いで、家まで送ってもらった。
「あ、明日から、学校……その、一緒に、行きたいな………。」
「……クラスの人とかに知られることになるけど、大丈夫……?」
あ、もしかして、みんなに知られちゃうの、嫌だったかな…………。
「あ、もし嫌なら、全然___」
「ああ、違う違う。俺は、ゆめがみんなに知られてもいいってことなら、そうしたい。俺も……ゆめと一緒に行きたいから………。」
……良かった~!
「……時間と場所は、どうする?」
「ああ、場所は、ここ。これ強制ね。時間はいつでもいいよ。」
「え、ここ?なん___」
「ゆめが、家を出て一番最初に目を合わせるのが、俺がいいから………なんて理由じゃダメ?」
かっ、可愛い………!この顔されると、何でも許せちゃうなぁ………。
「聖夜くんが可愛いから、いいよ!」
「……ありがとう………?」
聖夜くんは、少し不思議そうな顔をした。
そのあとに、時間を決めて帰った___
よし、今日、ゆめを家に誘おう。それでプロフィール帳を見せて…………。
そんなことを考えていたら、もう全ての授業が終わっていた。
「起立、礼」
『さよーならー』
チラッとゆめを見ると、気まずそうに俺の方を見ていた。
「___ゆめ。」
「は、はい………っ。」
「………帰ろ?」
「あ、う、うん。そ、そうだね……___あっ」
ゆめが机に足を引っ掛けて後ろに倒れそうになった。
「危ない!」
俺は咄嗟に手が出た。片手はゆめの手を、もう片手はゆめの背中にまわした。
「………大丈夫……?」
「__あ、うん……だ、大丈夫だから………!」
ゆめは真っ赤になって、俺から離れた。ちょっと素っ気ない感じがするけど、きっとこれが、藍川さんたちが言ってた「変な態度」なんだろう。先に教えられてて、本当によかった。聞いてなかったら、絶対に落ち込んでた。きっと今日は、ゆめが不安定なんだ。俺が守らないと………。
どうしよう………。聖夜くんの気持ちがわからないから、どんな態度でいればいいのかわからない。今、絶対感じ悪かったよね………。
聖夜くんと目が合ったり、聖夜くんとちょっとでも触れたりすると、心臓とか頭とかがおかしくなりそう…………。
ゆめの家が近くなってきた。そのままうちに来るのと、あとから来るの、どっちがいいかな。
「ゆめ、今日うちに来て欲しいんだけど、このまま行くのと一旦帰ってから来るの、どっちがいい?」
「え、あ、え………っと………か、帰ってから……がいい………。」
「わかった。じゃあ、準備出来たら来て。……なるべく……早く………来て欲しい……。」
「え……⁉︎あ、えっと……う、うん……わ、わかった………。」
「……じゃあ……あとでね………。___待ってるよ。」
そう言うと、ゆめは真っ赤になりながら家に入っていった。
___待ってるよ____。
聖夜くんの声が、頭の中でリピートされる。プロフィール帳、書いてくれたかな………。なるべく早く、って言ってたよね……。
私は急いで、聖夜くんの家に行く準備をした。
俺のプロフィール帳を、小さいテーブルの上に置いた。部屋のドアを開けた時、最初に目に入る場所だから。
そして俺は、家の中の玄関に近いところで、ゆめが来るのを待った………。
ピンポーン………
来た!
ガチャッ……
「……いらっしゃい。どうぞ………。」
「お、おじゃまします………」
部屋のドアを開けて、ゆめを入れた。
「どうぞ………」
俺はドアを閉めて、そのまま壁際に立った。ゆめは座って、俺のプロフィール帳を手に取って、見入っていた。
う、うそ………!誕生日一緒だ………‼︎趣味も……!う、裏を見るのが怖い………。
私は、恐る恐る裏のラブコーナーを見た。
ゆめは、俺のプロフィール帳のラブコーナーを見て、目を見開いた。
「せ、聖夜……くん………。ほ、ホントに………?」
俺は少し恥ずかしくて、目を逸らしたままうなずいた。
「ホントのホント………?私が聖夜くんの名前書いたから気を遣って書いてくれたとかじゃ無くて………?」
……わざわざそんなことするかよ………。
俺は、ゆめの隣に座って、ゆめと目をあわせた。
「俺は、ゆめのプロフィール帳を見なくても、そこに絶対ゆめの名前を書いてたよ。……俺は、ゆめがいい。ゆめじゃなきゃ………ダメなんだ。ゆめ、俺の……彼女に……なってくれますか………?」
そう言った途端、ゆめの目から涙がこぼれた。
「………はい……喜んで…………!」
ゆめは泣きながら、そう言って笑った。俺は微笑んで、ゆめの涙を指で拭った。
そして、無意識に____
「……っせ、聖夜……くん………⁉︎」
__その声で俺は、我に帰った。
………え……?い、今、俺無意識にキ、キスしなかったか⁉︎⁉︎
「あっ、え、ご、ごめん………!」
俺は急に恥ずかしくなって、ゆめから目を逸らした。
い、今、私聖夜くんに………キス……された……⁉︎
聖夜くんは、真っ赤になって私から目を逸らした。……こんなに赤くなってる聖夜くん、初めて見た………!か、可愛い……………‼︎‼︎
………そうだ、いいこと思いついた………!
「せ、聖夜くん………!あ、あの……ちょ、ちょっと、こっち向いて……くれる…………?」
聖夜くんがこっちを向いた瞬間、私は聖夜くんの唇に、自分の唇を重ねた。
「____ゆ、ゆめ…………⁉︎」
「………し、仕返し……です………!」
私がそう言うと、聖夜くんはまた目を逸らした。
「……か、可愛すぎんだよ………!俺、もう壊れそうなんだけど………。__でも、ありがとな、ゆめ………。」
「……こちらこそ、ありがとう。聖夜くん……。」
聖夜くんは、今までで一番優しい笑顔を見せた。
………聖夜くんのこの顔………きっと、私しか知らないと思うな…………。
そのあと、聖夜くんと手を繋いで、家まで送ってもらった。
「あ、明日から、学校……その、一緒に、行きたいな………。」
「……クラスの人とかに知られることになるけど、大丈夫……?」
あ、もしかして、みんなに知られちゃうの、嫌だったかな…………。
「あ、もし嫌なら、全然___」
「ああ、違う違う。俺は、ゆめがみんなに知られてもいいってことなら、そうしたい。俺も……ゆめと一緒に行きたいから………。」
……良かった~!
「……時間と場所は、どうする?」
「ああ、場所は、ここ。これ強制ね。時間はいつでもいいよ。」
「え、ここ?なん___」
「ゆめが、家を出て一番最初に目を合わせるのが、俺がいいから………なんて理由じゃダメ?」
かっ、可愛い………!この顔されると、何でも許せちゃうなぁ………。
「聖夜くんが可愛いから、いいよ!」
「……ありがとう………?」
聖夜くんは、少し不思議そうな顔をした。
そのあとに、時間を決めて帰った___
0
あなたにおすすめの小説
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる