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男爵
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夢だと思った
まさか、宮仕えに出ていた娘が
王妃になると使者から聞いた時は
アンドリュー王には、
実子がいなかった
だから12年前に6歳だった姪を養子にした、いくら王都から離れている男爵領にも
その話は聞いていたが
まさか、自分の娘がアンドリュー王の嫡子を生むとは
男女関係なく、王位が継げる国だか
だいたいは男子が王位を継いでいたこともある
から
男子を産まれたと聞いた時は、泣いて喜んだ
王の嫡子で男子なら
たとえ、ローズマリーが姪でも
アンセルム公爵の後ろ盾があっても
孫のリチャードが次の王だ
すぐに、王都に向かい
娘がいた屋敷に行く
しかし、屋敷につけば
冷たい視線の召使いたち
王の嫡子が産まれたのに
誰からも祝いの品など届く事なく
ひっそりとしていた
「レテア、よくやった」
子を産んだばかりの娘は
やつれていた
せっかく王の嫡子を生んだのに
「なにか、不便はないか?」
「お父様、大丈夫です」
「しかし、なぜこんなに静かなんだ?
それに孫はどこだ?」
「王宮です、王の命令で王子宮に」
「そうか、でそなたと王はいつ結婚するんだ
王妃とは離婚するんだろ?」
「もう、してます」
「離婚をか?」
「両方です」
「馬鹿な、結婚式は?」
「しません、体調が戻り次第、王妃宮で暮らす予定です」
「ありえん、王宮でのお前の立場どうなる」
「わかりません」
「王は?」
「なにも」
「なぜだ!」
「お父様は知らないと思いますが
王と王妃様は想い合って御成婚されたんです
わたくしは、それを引き裂いてしまった」
「だか、王はお前を召し上げて子まで成したんだろ」
「事故です、王妃と喧嘩され
ひどくお酒をお飲みになられていたので」
「そんな、たまたま懐妊したのか?」
「はい」
「しかし!お前はもう王妃だ!しっかりしろ
息子が王になるんだぞ!」
「ローズマリー王女がいます」
「だからなんだ!嫡子じゃない!」
「お父様、どうか静かにしてください
次の王を指名するのは、現王です
王都でむやみに口にしてはいけません」
「レテア、大丈夫だ、父が守るから
お前は王妃だ、その子が次の王だ」
まさか、宮仕えに出ていた娘が
王妃になると使者から聞いた時は
アンドリュー王には、
実子がいなかった
だから12年前に6歳だった姪を養子にした、いくら王都から離れている男爵領にも
その話は聞いていたが
まさか、自分の娘がアンドリュー王の嫡子を生むとは
男女関係なく、王位が継げる国だか
だいたいは男子が王位を継いでいたこともある
から
男子を産まれたと聞いた時は、泣いて喜んだ
王の嫡子で男子なら
たとえ、ローズマリーが姪でも
アンセルム公爵の後ろ盾があっても
孫のリチャードが次の王だ
すぐに、王都に向かい
娘がいた屋敷に行く
しかし、屋敷につけば
冷たい視線の召使いたち
王の嫡子が産まれたのに
誰からも祝いの品など届く事なく
ひっそりとしていた
「レテア、よくやった」
子を産んだばかりの娘は
やつれていた
せっかく王の嫡子を生んだのに
「なにか、不便はないか?」
「お父様、大丈夫です」
「しかし、なぜこんなに静かなんだ?
それに孫はどこだ?」
「王宮です、王の命令で王子宮に」
「そうか、でそなたと王はいつ結婚するんだ
王妃とは離婚するんだろ?」
「もう、してます」
「離婚をか?」
「両方です」
「馬鹿な、結婚式は?」
「しません、体調が戻り次第、王妃宮で暮らす予定です」
「ありえん、王宮でのお前の立場どうなる」
「わかりません」
「王は?」
「なにも」
「なぜだ!」
「お父様は知らないと思いますが
王と王妃様は想い合って御成婚されたんです
わたくしは、それを引き裂いてしまった」
「だか、王はお前を召し上げて子まで成したんだろ」
「事故です、王妃と喧嘩され
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「そんな、たまたま懐妊したのか?」
「はい」
「しかし!お前はもう王妃だ!しっかりしろ
息子が王になるんだぞ!」
「ローズマリー王女がいます」
「だからなんだ!嫡子じゃない!」
「お父様、どうか静かにしてください
次の王を指名するのは、現王です
王都でむやみに口にしてはいけません」
「レテア、大丈夫だ、父が守るから
お前は王妃だ、その子が次の王だ」
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