王国の王女

ずーーーん

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伯爵と大佐

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ローズマリーに
「返事は貴族会議までに頂ければ」
と言われて
レオンハルトはその場での返事を保留にして
自宅に戻った
ローズマリーに呼ばれた事は
執事と側近のアーセナル・リヒト大佐だけに知らせた
「どういう話でした?」
リヒトが向かいのソファに座り聞いてきた
ハーロンは2人の前に紅茶を出す
「結婚の話だ」
「えっ!」
2人が驚くが気にせずレオンハルトは
ローズマリーとの会話を話した
「本気ですか?」
「本気らしい」
「どうするんですか?」
「受ける」
「そうですか」
「計画の事を考えれば
ローズマリー王女との結婚が一番の近道だ
なにより、カイテル伯爵やアンセルム公爵を
真っ向から敵に回さないですむ」
「しかし、ローズマリー王女は王位を望んではいないのですよね?」
「ああ、だかどうにでもなる
流れがどう動くかわからない
なによりリチャード王子では
いずれは権力闘争が起こる」
「起こす事も出来ますしね」
「ローズマリー王女の話を考えれば
アンセルム公爵は王女を王に
するつもりかもしれ」
「たしかに、王女とアンセルム公爵
が同じお気持ちなら
わざわざ将軍との結婚で
王位を遠ざけようとはしないですね」
「ああ」
「それに上手くいけば、余計な苦労をしないで
計画が運びますね」
「そうだ、出来るだけ
犠牲は少なくしたい」
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