訳あり公爵令嬢と癖あり皇太子と巻き込まれた訳あり伯爵嫡男のあれこれ

ずーーーん

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いざ戦場へ

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ミリアとレオンが夜会のホールに戻ると
皇帝を筆頭に王族たちも
ホール内にいた
レオンはマズイと思うが
ミリアは気にしない
聖女であり
公爵令嬢で
母が皇女なミリアには
怖いものなどない
レオンからしたら
身分から来る強さではなく
性格から来る強さと思うが
なにも言わない
「皇太子はどこ?」
キョロキョロと周りを見渡しマクシミリアンを
探すのが
なんせ王族主催の夜会の出席者は多い
まして今回は皇太子の婚約者を探す夜会
気合入った貴族たちや
属国の大公たちも娘を連れて来ている
「ミリア様、先に公爵に挨拶に行きませんか?」
「あとでいいわ…いた!」
言ってレオンの腕をひっぱるが
レオンが
「まってください、皇太子の所に行ってどうするんですか?」
「婚約者を見つけるのよ!」
「どうやって?」
「…」
「無策で皇太子に近づかないほうがいいです」
「無策ではないわ」
「無策です、返り討ち合うだけです」
「だって!」
「まずは、様子見てからにしましょうよ
先に公爵に挨拶を」
「…わかった」
ミリアはレオンの言葉に従い
父のカスタル公爵を探しに動いた


「それは本当か?」
「はい」
「まったくあの2人は…」
深いため息をつく
ミリアの父カスタル公爵は
夜会が始まる前の
騒動を聞いた
ミリアならともかく
レオンが騒動を起こすとは
しかも皇太子が現れ
結局2人は仲良くホールから出て行った
「まったく」
「呼んできましょうか?」
「いい、あちらから来た」
娘のミリアはその容姿から目立つ
レオンもまたイケメンなので
2人並べはどこに居ても目立つ
2人が公爵の元に来た
「お父様、ご機嫌よう」
「公爵、ご挨拶が遅れて申し訳ありません」
「かまわん、がなにやら
余興をしたようで」
「「えっ…」」
仲良くハモる2人を
ジッと公爵が見る
「あれよ!お父様!痴話喧嘩!ねレオン」
「いや…ぐっ」
ミリアの肘鉄がレオンに入る
「そっそうです痴話喧嘩です」
「まぁいいが、気をつけるように」
「「はい」」
返事だけはいい2人をまたジッと見てから言う
「皇帝陛下に挨拶に行くか」
「「はい」」
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