銀腕の武闘派聖女

小狐丸

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五話 別れ

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 マーサおばあちゃんに、魔法を教えて貰いながら、薬品類と魔道具作成の指南を受け、おばあちゃんの家の整理をしていると、とうとうその時はきた。

  それは、私がこの森に来てから多分一月経った日だった。

「マーサおばあちゃん……」
「ユーリ、悲しまないでおくれ」

 マーサおばあちゃんの命の火は、今にも消えそう。ベッドから体を起こすのも無理で、ああ、もう逝っちゃうんだと、否が応でも理解させられる。

「……短い間だったけど、長い人生の最後に、可愛い孫のような弟子を得れた私は幸せだったよ」
「……マーサおばあちゃん」

 もう、涙が止まらず、視界がボヤける。

「ユーリは、普通の貴族令嬢の人生は送れないだろうけれど、きっと私以上の魔法使いになれる」
「うん」
「ユーリ……あなたの幸せを祈ってるよ…………」
「マーサおばあちゃん!!」

 そう言ってマーサおばあちゃんは眠るように亡くなった。いまにも起きてきそうな優しい顔に、しがみつきわんわん声を上げて泣いちゃった。

 日々死が近付くマーサおばあちゃん。ゴクウに何とかならないか聞いたけど、怪我や病気、呪いや毒なら一瞬で治せるけど、寿命ばかりは精霊にもどうしようもないと言われた。

『マーサもユーリのお陰で、穏やかな最後を迎えられて喜んでいると思うよ』
「……うん。でも、私、マーサおばあちゃんから貰ってばかり。命を助けて貰ったばかりか、色々な事を教えて貰い、おばあちゃんが集めた物も全部くれたんだよ」
『マーサも言ってたじゃないか。あの世に物やお金は持っていけないってね』

 ゴクウが私を慰めてくれる。

 マーサおばあちゃんの服や不用な日用品以外、何も無くなった家の中で泣き続ける私。まだ血の繋がった家族との別れを経験した事のないユーリには辛すぎるけど、私は百合子として何人もの親しい人達を送ってきたので、なんとか気持ちの整理をつけ二時間ほどで立ち上がる。

 体が七歳だからか、前世を思い出す前のユーリの影響が強いのか、精神が老成した百合子時代とは勝手が違う。どうも幼い体に精神が引っ張られているみたい。それでも調息で氣を練り落ち着くと、己が今すべき事を実行に移す。



 私は家の外に出ると、腰に付けたウエストポーチ型のマジックバッグから、質の良い大きめの魔石を六つ取り出す。

 その魔石に、聖属性の魔力を込めていく。

 この違う属性の魔石に、自分が望む属性の魔力を込めるのというのは、実はかなりの高等技術で、幸い私には才能があったようで、問題なく行える。その事にマーサおばあちゃんも驚き、時間は無かったけど、喜んで魔道具作りの基礎を教えてくれたっけ。

 普通は、目的に対応した属性の魔石を用意するんだけど、聖属性の魔石の入手は難しいから、必要な場合はこうして作る必要があるの。

 因みに、魔石に魔力を込めて属性を変換するのは、マーサおばあちゃんでも超高難度らしく、基本四属性ならそれに対応した魔物を狩る方がずっと楽だと言っていた。




 このマーサおばあちゃんが隠棲していた場所は、家を中心に魔物避けの結界がある。でも、その結界も永続するものじゃない。術者であるマーサおばあちゃんが亡くなった今、時間が経てばいずれこの結界も消えてしまうだろう。そうなると、マーサおばあちゃんが暮らした家やお墓が荒らされちゃう。

 それを私は許容できない。

 だから私が、マーサおばあちゃんの結界に新しい結界を重ねる。それに加えて魔石を使った魔道具を使えば、結界もずっと長く保つ筈。

 敷地の中心部に基点として、そして周囲に五芒星を描くよう土魔法で杭を打ち込み、そこに結界の魔術式を描き込み、聖属性の魔力を込めた魔石を埋め込む。

 少し過剰なくらい魔力を込めた結界が張られ、結界の中の空気がより清浄なものになる。もともと聖属性の魔力を敷地に垂れ流していた事もあり、それだけで暫くは魔物も近寄らないレベルの清浄さだ。

 私がただの魔物除けの結界じゃなく、わざわざ聖属性の魔石を用意したのは、勿論結界の中を聖属性で維持する為。何故なら、間違ってもマーサおばあちゃんをアンデッドなんかにしたくないからだ。もともと訓練で、聖属性の魔力をこれでもかというくらい放出してたから大丈夫だとは思うけどね。念には念をだ。

 マーサおばあちゃんなら大丈夫だと思うけど、この森は魔力が濃いから万が一って事がある。

「これで大丈夫かな?」
『ユーリ、僕に魔力を渡して。僕も結界を重ね掛けしておくよ』
「うん。お願い。イメージが大事だったよね」
『うん。この結界の中で、マーサが安らかに眠れるよう、魂が無事に女神様の元へと行けるよう、清らかな場所になるようにイメージするんだ』

 ゴクウに言われて、私は聖属性の精霊魔法を行使する。

 魔石を使った私の結界を、ゴクウが補強する魔法を発動した。

『これでこの場所に穢れが近寄る事はないし、ユーリが招かない人間も近寄れないよ』
「ありがとう。ゴクウ」



 結界を張り終えると私は土魔法で穴を掘り、風魔法で木を伐採。これも魔法で板材に加工。あとは手作業でマーサおばあちゃんの棺を作った。

 マーサおばあちゃんを綺麗な布で包み棺に納め、棺の中を森の中で摘んだお花で一杯にする。

 その棺を穴にゆっくりと無属性魔法の念動を使って降ろし土を被せ、土魔法で御影石調の墓標を作る。

“煉獄の魔導士・焔の賢者 マーサ・ロードウェル、此処に眠る”

 と標した。

 そしてマーサおばあちゃん愛用の、大きな魔石が嵌め込まれた、エルダートレントの長杖を立て掛ける。

 これも世に出せば、どのくらいの値が付くか分からない伝説級の装備だ。特に、マーサ・ロードウェルが愛用の杖となると、そのプレミア価格は天井知らずじゃないかな。



 そしてお墓の周りにお花の種を蒔き、水魔法で水を撒いた。

 家の周りは、樹は伐採されているので陽の光が入るし、この魔力の濃い土地だ。直ぐに綺麗なお花を咲かせるだろう。


 この結界の中は、清浄な魔力で満ち溢れている。これは私が張った結界に加え、マーサおばあちゃんから魔法の指南を受け始めて時から、毎日魔力を使い果たす為に、聖属性魔法で浄化し続けた所為だ。ダメ押しに、精霊魔法で結界を補強したのだから。そのお陰で、此処はまるで教会のように……いえ、教会よりも神聖な場所になっている。

 いずれ消滅するだろうマーサおばあちゃんの結界は、たんなる魔物避けだけど、その上に魔石を使って重ねた私の聖属性の結界とゴクウの精霊魔法は、魔物だけじゃなく私以外の人間の侵入も許さない。それプラス、そもそも聖属性の魔力が濃く残る地となると、大部分の魔物は嫌がって近付かない。

 多くの魔物は、聖属性の魔力を苦手にしているからね。近付いて来るとしたら、聖獣や神獣の類いかな。本当に存在するかは分からないけどね。

 そもそもこの森に、足を踏み入れる人間は居ないだろうけど、それでも万が一にでもマーサおばあちゃんの眠る地を荒らされるのが嫌だった。

 私が聖魔法の魔力を込めた魔石は、マーサおばあちゃんが持っていた物の中でも質の良いものだったので、二~三十年は結界が保つ計算だ。ゴクウにも多めに魔力を渡したので、精霊魔法の結界も強力なものだ。ひょっとすると五十年~百年保つかもね。

 あとは時々、マーサおばあちゃんのお墓参りに帰って来て、魔石に魔力を補充すれば、此処が荒らされる事もないと思いたい。


 私は、この世界の流儀と前世の流儀の両方で、マーサおばあちゃんの冥福を祈ると立ち上がる。

「マーサおばあちゃん。助けてくれた御恩は忘れません。きっとお墓参りにくるね」

 私はオリハルコン合金の杖を握る。

 まだ七歳の私には、二メートルある杖は長いけど、アガートラムによる身体能力の上昇で、重さも感じない。

 それと今私が着ている服や外套は、マーサおばあちゃんのお手製だ。

 魔物の革から作られたブーツに、チェニックとズボン。左腕に着けた腕輪とウエストポーチ、肩から掛けた鞄は大容量のマジックバッグだ。

 容量は、腕輪<ウエストポーチ<肩掛け鞄となる。特に、肩掛けのバッグにはマーサおばあちゃんが、長年収集した様々な物や魔導書、調薬や錬金術などに使う道具類が入っている。

 外套のフードを被り私は歩き出す。

 向かうのは、私が落ちた崖の方向。マーサおばあちゃんが教えてくれた道を思い出しながら足を進める。

 結界を抜ける手前で、足を止め振り返る。

「短い間でしたけど、ありがとうございました。マーサおばあちゃん、大好きだよ」

 最後にもう一度深々と頭を下げて礼をした後、結界を抜ける。



 一歩足を進めると、聖属性の魔力が満ちた結界の中とは明らかに違う魔力の気配に気を引き締める。

『緊張しなくても大丈夫さ。ユーリならこの辺りの魔物でも余裕だよ』
「それでも油断は禁物だからね」

 肩に乗るゴクウが、この森の魔物程度、前世の記憶と経験を取り戻し、アガートラムを得、マーサおばあちゃんから魔法の指導を受けた私の敵ではないと言う。だけど私は七歳の子供だから油断は禁物だ。

 因みに、今のゴクウは精霊を見れる人間にしか見えない。実体化するには魔力が必要だから、普段は実体化を解いている。勿論、肩に乗っていても重さは感じない。

 馬車が崖から落ちた場所まで戻り、崖を登りそこから南へ行くと森があるらしい。

 このマーサおばあちゃんが暮らしていた森とは違い、そこまで強い魔物も生息していないとマーサおばあちゃんは言っていた。

 マーサおばあちゃんが住んでいた森は、もともと魔力の濃い土地に、更に盆地のようになっていたからか、魔力溜まりのようになっている。しかも時々、魔力スポットと言う特に濃い魔力の溜まり場が発生するらしい。その所為で、強力な魔物も多いし、マーサおばあちゃん的には、人が近付かないので、引き篭もるには丁度いい場所だったんだろう。


 ただのユーリ・ルミエールだったら、マーサおばあちゃんからの指導があっても、この森を抜けるのは難しかったと思う。

 この身に、天津百合子だった頃の知識と経験が蘇り、更にアガートラムによるパワーアップがなければ、七歳の子供がいていい場所じゃない。

 ただ、私が前世で身に付けた、天津無双流や太極拳、八極拳は、今のユーリとしての自分に、とても良い影響を与えてくれた。

 纏い、合気、纏絲勁や内功など、氣を扱う技術のお陰で、魔力による身体強化が、この世界の誰よりも上手く、強く出来ていると思う。

 そこには、細胞レベルで魔力を纏うイメージも大きいんじゃないかな。おそらくアガートラムが無くても、この極限まで魔力を纏う身体強化だけで、一流の武人になれたんじゃないかと思う。



 薄く薄く全方位に魔力の波を送る。マーサおばあちゃんから教えて貰った、索敵の魔法を使い周辺の警戒をする。

 私の魔力が薄く薄く四方に拡がり、周辺の地形、障害物の有無、魔物の存在とその大まかな強さが頭の中に入って来る。

 これは、慣れないと情報の量が多過ぎて、脳が処理しきれないので、普通は方向を絞って魔法を使うらしい。私の場合、アガートラムで脳細胞を含め強化されているので、一度に多量の情報を得ても平気だ。

 それに、今の私の纏いなら、大抵の攻撃は無効化できるってマーサおばあちゃんのお墨付きだしね。特に、まだ練習中だけど魔力による纏絲勁擬きなら、物理攻撃も魔法攻撃もいなせるんじゃないかと思う。いわゆるところの化勁が、この世界でも通用するって事だ。当然、合気の理も役立つだろう。



 普通、歩き難い原生林の森を子供の体で歩くのは大変だけど、身体能力は上がっている上に、魔力で身体強化しているので疲れる事はない。それこそ、樹々の中を跳び進む事も可能だと思うけど、流石に魔物の気配が濃いこの森では危険だ。

『ユーリ、お客さんだよ』
「分かってる」

 ほら、早速大物が近寄って来た。

 太い樹幹の間から姿を見せたのは、全長三十メートルを超える巨大な蛇。胴の太さは一メートルくらいあるだろうか。

 流石蛇と言うところか、遠い間合いからひと飛びで襲い掛かって来た。

 ドゴォォーーンッ!!

 杖を回転させるように、大蛇の大きく開けた顎を下からカチあげる。

 ガチッーーンッ!!

 同時にジャンプした私は、跳ね上がった大蛇の頭を、今度は上から叩きつけた。

「蛇って、しぶといわね」
『この森じゃ、そこそこ強い部類の魔物だけど、ユーリには雑魚だったね』

 残心の構えを解きながら、頭を潰されても暫く暴れる大蛇の胴体を見ていると、やがて胴体の動きも止まった。

「さて、急がなきゃね。お父さまやお母さまが心配しているでしょうし」

 私は大蛇の魔物をマジックバッグに収納すると先を急ぐ。

 私が攫われてから一月以上。その間のお父さまやお母さま達の気持ちを考えると、自然と私の足は早まった。




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 この度、作者著作の「いずれ最強の錬金術師?」のアニメ化が決定しました。

 2025年1月まで、楽しみにして頂けると嬉しいです。

 それと「いずれ最強の錬金術師?」の17巻が12月中旬に発売されます。書店で手に取って頂ければ幸いです。


 あとコミック版の「いずれ最強の錬金術師?」8巻が、12月16日より順次発売予定です。



 また、コミック版の「いずれ最強の錬金術師?」1巻~7巻の増刷されます。

 12月中頃には、お近くの書店に並ぶと思いますので手に取って頂ければ幸いです。



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