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第1章~仲間とゲームクリア~
ダメな奴等程良い奴等
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ダメな奴等と冒険し始め早三日。
ありえないぐらい早いペースでボスを倒していった。
2面ボス。ウサギ。
飛ぶは飛ぶは。本当に鬱陶しい。
3面ボス。狐。
化けて惑わしてくる。
なぜか俺の学校の、女子マネに似てたし。
4面ボス。マネキン。
レアドロップの為に、5回も回った。
ドロップ率5%とか無理ゲーかと思ったわ。
まあ0.05%よりましか。
5面ボス。カボチャ魔導師。
中級魔法を使ってくる。除霊魔法を使おうにも、動き回るから難しい。
今までで一番めんどくさかった。
たった3日。1日約1時間半のプレイ時間の中でここまでやって来た。
「スノー!行くよ!」
「援護頼んだ。」
「了解です。陣作ってるので回復はOKです。」
「こっちも大丈夫だ。」
彼女達は訳ありで、ダメな奴等だが、俺は良いメンバーだと思ってる。
俺がいない時に、ボス回りしてくれて、インしたら経験値貯まってるし、足りない物資は分けてくれるし。
リアルはどうかと思うが、少なくともバーチャルの世界では彼女達は最高のメンバーだ。
「さぁ6面ボス。亀ですよ。具現の布を。」
※具現の布とは、マネキンが落とすレアアイテムです。
「ワシは何でも知っておる。ワシの望む物をくれるか?」
具現の布を使いますか
はい ←
いいえ
「こいつは何を望むんだ?」
具現の布を渡した。
「うむむ。ワシが望む物は嫁じゃ。500年生きて何故嫁ができんのじゃ!嫁がいれば、毎日キャッキャウフフじゃろ!」
「「「「えっ?」」」」
5%の使い道がそれか。
嫁か。
ジジィが望む物を具現化し始めた。
そして出来たのは、雌の亀。何歳かはわからない。
「おぉ、おぉ。これぞ嫁じゃ。ワシの望む嫁じゃ。ありがとう。ありがとう。」
エロジジィは消えてった。
アンデットだったのか。
「あの亀は意外でしたね。本当に何の攻撃も通じませんもの。」
「ねぇ。トワね、こんな物拾ったよ?亀の甲羅だって!」
「へぇ。効果は?」
「効果はねー。打撃無効、魔法無効、状態異常軽減だって!」
「チート級だな。」
「スノ。やってみなよ!」
「はぁ?俺が。嫌。」
と言った所でコイツ等の期待の眼差しはとても断る事ができず……
「着る。着るよ。それじゃあトワ貸して。」
「あげるよww」
「笑うな。」
と言いながら着ようと装備画面を開き見ると、『亀の甲羅は全身装備です』だと?
しょうが無い。
亀の甲羅を装備した。
「こ、これはwwだめだ。ツボるwww」
「アハハハ!お、おかしwwwあのエロジジィと同じじゃん!」
「そうですねww私ももうwwすいませんwww」
「もういい?装備戻すよ!」
こんな道中も賑やかで、本当に、良い奴等だ。
リアル意外ならね。
この時俺は、バーチャルだけの付き合いだと思っていた。
ありえないぐらい早いペースでボスを倒していった。
2面ボス。ウサギ。
飛ぶは飛ぶは。本当に鬱陶しい。
3面ボス。狐。
化けて惑わしてくる。
なぜか俺の学校の、女子マネに似てたし。
4面ボス。マネキン。
レアドロップの為に、5回も回った。
ドロップ率5%とか無理ゲーかと思ったわ。
まあ0.05%よりましか。
5面ボス。カボチャ魔導師。
中級魔法を使ってくる。除霊魔法を使おうにも、動き回るから難しい。
今までで一番めんどくさかった。
たった3日。1日約1時間半のプレイ時間の中でここまでやって来た。
「スノー!行くよ!」
「援護頼んだ。」
「了解です。陣作ってるので回復はOKです。」
「こっちも大丈夫だ。」
彼女達は訳ありで、ダメな奴等だが、俺は良いメンバーだと思ってる。
俺がいない時に、ボス回りしてくれて、インしたら経験値貯まってるし、足りない物資は分けてくれるし。
リアルはどうかと思うが、少なくともバーチャルの世界では彼女達は最高のメンバーだ。
「さぁ6面ボス。亀ですよ。具現の布を。」
※具現の布とは、マネキンが落とすレアアイテムです。
「ワシは何でも知っておる。ワシの望む物をくれるか?」
具現の布を使いますか
はい ←
いいえ
「こいつは何を望むんだ?」
具現の布を渡した。
「うむむ。ワシが望む物は嫁じゃ。500年生きて何故嫁ができんのじゃ!嫁がいれば、毎日キャッキャウフフじゃろ!」
「「「「えっ?」」」」
5%の使い道がそれか。
嫁か。
ジジィが望む物を具現化し始めた。
そして出来たのは、雌の亀。何歳かはわからない。
「おぉ、おぉ。これぞ嫁じゃ。ワシの望む嫁じゃ。ありがとう。ありがとう。」
エロジジィは消えてった。
アンデットだったのか。
「あの亀は意外でしたね。本当に何の攻撃も通じませんもの。」
「ねぇ。トワね、こんな物拾ったよ?亀の甲羅だって!」
「へぇ。効果は?」
「効果はねー。打撃無効、魔法無効、状態異常軽減だって!」
「チート級だな。」
「スノ。やってみなよ!」
「はぁ?俺が。嫌。」
と言った所でコイツ等の期待の眼差しはとても断る事ができず……
「着る。着るよ。それじゃあトワ貸して。」
「あげるよww」
「笑うな。」
と言いながら着ようと装備画面を開き見ると、『亀の甲羅は全身装備です』だと?
しょうが無い。
亀の甲羅を装備した。
「こ、これはwwだめだ。ツボるwww」
「アハハハ!お、おかしwwwあのエロジジィと同じじゃん!」
「そうですねww私ももうwwすいませんwww」
「もういい?装備戻すよ!」
こんな道中も賑やかで、本当に、良い奴等だ。
リアル意外ならね。
この時俺は、バーチャルだけの付き合いだと思っていた。
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