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中等部・合宿編
44話 魔王 レン・マーティン
しおりを挟むレンの前に現れた女性は、レンに向かって挨拶をする
「初めまして、私は、ユーリ
【マリオネットマスター・ユーリ】
と申します」
「ほう、、で?」
とりあえず、ユーリの出方を見るため、言葉少なめで答える
「どこの、どなたか解りませんが
貴方の、お仲間は全員、戦える状態ではなさそうですよ
おとなしく投降するなら命だけは保証しましょう」
ここで、レンの頭に1つ疑問が沸く。
リルの事は、気づかれてない?
まぁ俺ですら、その存在は、念話でしか認識できていないのだから
ユーリに感知できないのは、あたりまえなのか・・・・
「お前らは、わかってないな
こいつが死のうが俺には関係ない
俺1人いれば、お前らを皆殺しにできるんだからな」
「魔物3匹に・・・・すでに2匹ですか
これに手こずる用では、信じれませんね」
「そうか?本気をだせば、一瞬だ」
「そうですか、敵の力も測れない、輩 (やから)は、死んだほうがよいですね」
「その言葉そっくり返そう!」
「笑わせてくれますね、まぁ、こちらにも、色々有りましてね」
そう言うと、ユーリは
一度2階でコチラを見ていた人物に視線を向け
レンに視線をもどすと、続けてはなしだした。
「この2匹の魔物に勝てる用でしたら、私達・・・・・・・
私とそこの侍は、この場を引きましょう」
「ほう?いいのか?」
「先程も言いましたが
私は、マリオネットマスター・ユーリ
その支配下に置かれた、人形は限界を超えた力を発揮します
先程までの魔物と思わないでください
それと、そこの無傷の女性も参戦しても構いませんよ
2人しても、魔物1匹倒せないでしょうし」
左手を口にあてて、笑いを殺す、ユーリ
ノリノリである。
「いや、足で纏いは要らない、魔物を倒せば2人とも引くんだな」
「はい、約束しましょう」
「ありがたい、お前や、魔物より
そっちの侍の方が手を焼きそうだったんでな」
「な!・・・・そうですか
手加減いたしませんよ、死んでも恨まないでください」
苛立った声で、そう言い残し
空中に浮き魔物の後ろに陣取る
そして魔物を支配下に置く為
魔術を起動し、魔法の詠唱を始めたのだった。
ユーリは、先程紫音に、からかわれ苛立っていた
そして冷静さを少し欠いていた
そのため、自分と自分が操る、能力を引き出された2匹の魔物より
侍、高峰の方が強いと言ったのだ、高峰の強さは知っていたが
それでも、所詮は、この世界に連なる人間だと、完全に下に見ていた
そんな事から、最後に感情的になり、ポロっと演技を忘れていた。
ユーリは両手を前にかざし
手のひらを広げ、魔術を完成させる
「【カーズ・マリオネット】」
つい・・・
そう、多分だが・・・・つい・・・禁呪を使ってしまった、ユーリ
そして支配下に置かれた2匹の魔物に変化が起きる
全身の筋肉と、闘気が膨れ上がったかと思うと
魔物を覆う闘気が筋肉を押さえ込み
先ほどより、しなやかで、パワーのある筋肉を作り上げる
そして魔物がだす、魔力、闘気は先ほどの倍は大きなものである
だがそれは、ユーリの支配下に下った証であり
すでに魔物の意思は無く、その瞳は意志なき漆黒の輝きを放っていた。
先ほどまで【マリオネット・ドールズ】を使うつもりであった
これは、操られる者の力を限界近くまで引き上げ
術者の意のままに操る魔法で、対象は、強さによるが
この魔物程度なら、軽く100体は操れる魔法であるが
禁呪【カーズ・マリオネット】
操られる者の限界を超え、その命を糧に、数倍にも強化する
操れるは、片手1体、両手で2体までである
その特性から、操れる時間は、もって10数分
その後命は枯れ果、死に至る魔法である
一度掛かってしまえば、絶対に死に至るのだ
それゆえ、ユーリはこの魔法を禁呪としていた。
それを見たフォー、紫音の死にかけた体を抱いたまま、全身に寒気が走り
2匹の魔物の変貌に恐怖する
「な・・・・なんて禍々しいオーラ・・・・」
それは、誰が見ても
この世界の人間が見てもわかるほどの、オーラ
命を燃やし全身から黒い禍々しい異界のオーラが吹きあがり
それを呼吸と共に口から吸い込み、呼吸を行う魔物の姿は
本物の悪魔を知らない、この世界の人間には
悪魔その者だったにちがいない。
その証拠に、それを見ていた組織の人間の数人はそのオーラに負け
恐怖する者がでてくる
2階では、高津は喜び声を張り上げ何かを叫び散らしていた
それとは正反対に島崎は、冷静に静かに見守っていた。
そして、蓮は呆れたように
「オイオイ、ユーリ
さすがに、これは、反則じゃないか?」
圧倒的な存在の前にフォーが蓮に念話ではなしかける
『レ、レン殿、我もそちらにゆこうかえ?』
『いや、じゃまだ!
連携出来ないなら、足で纏いにしか、ならないし
俺様の楽しみを奪うきか!』
震える声で念話をするフォーに、簡単に答える
先ほどの空間での会話は、フォーは全く知らない
面白そうなので、誰も教えないのである
『死人に口無し、俺は屍、ガンバーーーー(笑)』
『いちいち煩いぞ!
そのまま死ね!』
シオンの念話には、もはや、なげやりで答える
「さてと・・・・ユーリだったか?
礼儀だ、こっちも名乗っておこう
ワレの名は、レイ、そう
【雷帝・レイ・マーティン】
だ!」
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