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告白大作戦
僕は都内の高校に通う高校生。今日から
二年生になる。何かが待っているというわけではない。これまでがそうだったように。
僕は自分には何もないとわかっている。勉強はクラスで最下位、運動もダメ、去年の学校行事のマラソン大会では、僕の足が遅すぎて、途中で怪我をしたのかと心配された。
学校ではただ時間が流れるのを待つ。僕にとってはそういう場所でしかなかった。
あの瞬間までは。
―とぼとぼと歩きながら、学校の門をくぐると、クラス発表の掲示板の前に人だかりができていた。掲示板に近づこうとするも、人が多すぎて近づけない。
僕が途方に暮れていると、後ろから聞きなれない女性の声がした。
「大山君、同じ二組だね。一年間よろしくね」
僕が慌てて振り返ると、そこにはとても可憐な美少女の姿があった。
―新学期が始まって一週間、僕の周りでは特に変化はない。
休み時間は、教室の隅に位置する自分の席から窓の外を眺めて時間をつぶしていた。
耳に入ってくるのはクラスメイトの話し声、その中にはあのときの彼女の声も混ざっていた。
あとから知ったことだが、彼女の名前は「川瀬恵」成績は優秀で、運動も得意。さらにはその外見を称えて、「学年一の美少女」と呼ばれるほどの人気者だ。
僕とは学校生活の謳歌っぷりに天と地ほどの差がある。
無謀にもそんな彼女に僕は恋をしてしまった。
掲示板の前で彼女に話しかけられたあと、僕と彼女はそのまま一緒に教室へと向かった。
教室につくと、彼女はすぐに大勢の人に囲まれたので、僕はひっそりと自分の席へと座る。
短い時間ではあったが、教室までの道すがら僕は彼女と話をした。
今日の朝ごはんのことや学校行事のこと、あとはテストのことなどだ。
彼女と話をしたのは初めてだったが、不思議と話していて楽しく感じ、それだけのことで、僕は彼女のことが好きになってしまっていた。
単純すぎて笑うだろうか。自分でもわかっている、僕が彼女に釣り合うわけがない。
彼女が僕に話しかけたのは気まぐれに過ぎず、こんな会話などすぐに忘れるだろう。
―そんな思いを抱えながら一週間が経った今、僕はこの教室の隅で人知れず一つの決意をしている。
「彼女の隣にいても恥ずかしくない人間になって、彼女に告白する」そう決めた。
今の僕が告白したところで、上手くいくはずがない。それどころか黒歴史として、卒業まで抱え続けることになるだろう。そんなのはごめんだ。
そのためにも今の僕から脱却する。まずは勉強とスポーツだ。
その日から僕の「告白大作戦」が始まった。
やることは単純だ。勉強をして、テストで良い点を取る。体を鍛えて、冬の行事であるマラソン大会で活躍する。そうすればきっと彼女に告白しても振り向いてくれるはずだ。
まずはテスト、僕たちの学校では今どき珍しく、テストの結果が廊下に張り出される、そこで上位に入ってみせる。
そう自分に言い聞かせ、朝晩はランニング、学校や自宅では一心不乱に勉強。その生活を毎日続けた。
こんなにも頑張ったことは今までの僕の人生には無かった。その変わりようは、何かを心配した両親が家族会議を開いたほどだ。
何かに熱中していると、こんなにも早く時間が過ぎていくものなのかと思い知る。
夏休みに入っても生活は変わらず、だらだらできるはずだった夏休みは、ほとんど勉強に費やした。夏休みに入る直前の期末テストが悲惨な結果に終わったことも関係している。
夏休み直前のテストの結果は散々で、これまでの点数とほとんど変わらない結果に終わった。ちなみに川瀬さんは学年でいちばんだったらしい。
頑張ったところで無理なのかもしれない。そうも思ったが、僕は諦めなかった。
夏が過ぎて新学期、ランニングの距離はいつの間にか倍以上になっていた。
あと三ヶ月もすれば期末テスト。年が明けるとすぐにマラソン大会だ。最後の追い込みをかける。
「告白」ただそれだけのために、人はこんなにも力を発揮できるものなのかと、自分でも驚いた。
―それから早三か月、いよいよ期末テストだ。今日の為にこれまで頑張ってきた、あれだけやって成績が上がらないはずがない。
これまでの自分の努力を振り返るとそう思える。いや、そうであって欲しいと思う。
そんな僕の願いが通じたのか、どの教科も問題なく解き進めることができた。
「うん、これなら……」
―キーンコーンカーンコーン
テスト終了のチャイムが鳴る、やれるだけはやったあとは結果を待つだけだ。
それから一週間後、学校についた僕を待っていたのは、思いもしない出来事だった。
テスト結果が張り出された廊下には人だかりができている。僕はクラス発表の時のようになるまいと、気合を入れて近づいていく。
しかしなにやら、僕が来たとわかると集まっていた人たちが一斉に道を開けた。
不思議に思いながらも掲示板を見上げる、そこには「冬季期末テスト結果」と書いてある下に順位が張り出されていた。
「一位 大山昇 四八三点」「二位 川瀬恵 四七一点」「三位……」
なんと一位だった。僕はこれまでの頑張りが報われた気がした喜びと、あまりに驚いたせいで、しばらくその場に立ち尽くしていた。
「よし、これで一つ川瀬さんに並ぶことができた」
僕は、この勢いで告白してしまおうかとすら思えるほどに、舞い上がっていた。仕方ないだろう、嬉しくないわけがない。
しかし、そんな僕を快く思わず、悪意をぶつける者がいた。そしてその悪意は、恐ろしいほどに急速に広がる。
「なあ、大山ってあんなに頭良かったっけ?もしかしてカンニングじゃねーの?」
一人の男子がそうつぶやく、そのつぶやきは、目の前に張り出されている結果よりも正しいことかのように瞬く間に広がり、気が付くとついさっきまで、僕に向けられていた賞賛の目は、疑惑と侮蔑の目へと変わっていた。
「なあ、大山。答えろよ、カンニングなのか?」
「おかしいと思ったー、大山君が頭いいわけないもんね」
皆、それぞれに心無い言葉を僕にぶつけ始める、なんて勝手なやつらだ。
「大山がカンニングをした」その言葉だけが生徒の間を駆け巡る、そこに彼女が現れた。
「あっ、川瀬さんだ」
「川瀬さんも言ってやってよ、大山のやつ川瀬さんにテストで勝ちたいからってカンニングしたんだよ」
最悪だ、川瀬さんにまで「カンニング男」として認識されるのか、いったい僕は何のために頑張ってきたんだ。もういいさ、どうせ僕なんてこんな人生なんだ……。
川瀬さんが僕に近づいてくる、僕はすべてがどうでもよくなっていた。
「ねえ」
ああ、何も言わないでくれ、何も聞きたくないんだ。
「私、知ってるよ。大山君がそんなことしない人だってこと」
「……えっ?」
そこからは驚きの連続だった。
「私、見てたの。去年のマラソン大会の帰りの電車で、おばあさんに席を譲っていた大山君を。そしてそのあと、ずっと足が震えていた大山君を」
彼女が話を続ける。
「そんな大山君が素敵だと思ったから、一緒のクラスになれて嬉しくて、クラス発表の日は頑張って話しかけてみたの。あんまり自分から、男の子に話しかける事なんてないから緊張したなあ」
僕はやっぱり頭が悪いのだろうか、展開に全くついていけない。
彼女は顔を大きく赤らめたかと思うと、真剣なまなざしで僕にこう告げた。
「大山君、あなたが好きです。私と付き合ってください」
―翌日の朝、いつも通りランニングをする。
マラソン大会はもうすぐだ。
「大山君、おはよ」
そうだ、いつも通りではないこともあった。今日からは二人だ。
「川瀬さん、おはよ。そしたら行こっか」
僕たちは並んで走り始める。僕の「告白大作戦」は大失敗に終わった。
二年生になる。何かが待っているというわけではない。これまでがそうだったように。
僕は自分には何もないとわかっている。勉強はクラスで最下位、運動もダメ、去年の学校行事のマラソン大会では、僕の足が遅すぎて、途中で怪我をしたのかと心配された。
学校ではただ時間が流れるのを待つ。僕にとってはそういう場所でしかなかった。
あの瞬間までは。
―とぼとぼと歩きながら、学校の門をくぐると、クラス発表の掲示板の前に人だかりができていた。掲示板に近づこうとするも、人が多すぎて近づけない。
僕が途方に暮れていると、後ろから聞きなれない女性の声がした。
「大山君、同じ二組だね。一年間よろしくね」
僕が慌てて振り返ると、そこにはとても可憐な美少女の姿があった。
―新学期が始まって一週間、僕の周りでは特に変化はない。
休み時間は、教室の隅に位置する自分の席から窓の外を眺めて時間をつぶしていた。
耳に入ってくるのはクラスメイトの話し声、その中にはあのときの彼女の声も混ざっていた。
あとから知ったことだが、彼女の名前は「川瀬恵」成績は優秀で、運動も得意。さらにはその外見を称えて、「学年一の美少女」と呼ばれるほどの人気者だ。
僕とは学校生活の謳歌っぷりに天と地ほどの差がある。
無謀にもそんな彼女に僕は恋をしてしまった。
掲示板の前で彼女に話しかけられたあと、僕と彼女はそのまま一緒に教室へと向かった。
教室につくと、彼女はすぐに大勢の人に囲まれたので、僕はひっそりと自分の席へと座る。
短い時間ではあったが、教室までの道すがら僕は彼女と話をした。
今日の朝ごはんのことや学校行事のこと、あとはテストのことなどだ。
彼女と話をしたのは初めてだったが、不思議と話していて楽しく感じ、それだけのことで、僕は彼女のことが好きになってしまっていた。
単純すぎて笑うだろうか。自分でもわかっている、僕が彼女に釣り合うわけがない。
彼女が僕に話しかけたのは気まぐれに過ぎず、こんな会話などすぐに忘れるだろう。
―そんな思いを抱えながら一週間が経った今、僕はこの教室の隅で人知れず一つの決意をしている。
「彼女の隣にいても恥ずかしくない人間になって、彼女に告白する」そう決めた。
今の僕が告白したところで、上手くいくはずがない。それどころか黒歴史として、卒業まで抱え続けることになるだろう。そんなのはごめんだ。
そのためにも今の僕から脱却する。まずは勉強とスポーツだ。
その日から僕の「告白大作戦」が始まった。
やることは単純だ。勉強をして、テストで良い点を取る。体を鍛えて、冬の行事であるマラソン大会で活躍する。そうすればきっと彼女に告白しても振り向いてくれるはずだ。
まずはテスト、僕たちの学校では今どき珍しく、テストの結果が廊下に張り出される、そこで上位に入ってみせる。
そう自分に言い聞かせ、朝晩はランニング、学校や自宅では一心不乱に勉強。その生活を毎日続けた。
こんなにも頑張ったことは今までの僕の人生には無かった。その変わりようは、何かを心配した両親が家族会議を開いたほどだ。
何かに熱中していると、こんなにも早く時間が過ぎていくものなのかと思い知る。
夏休みに入っても生活は変わらず、だらだらできるはずだった夏休みは、ほとんど勉強に費やした。夏休みに入る直前の期末テストが悲惨な結果に終わったことも関係している。
夏休み直前のテストの結果は散々で、これまでの点数とほとんど変わらない結果に終わった。ちなみに川瀬さんは学年でいちばんだったらしい。
頑張ったところで無理なのかもしれない。そうも思ったが、僕は諦めなかった。
夏が過ぎて新学期、ランニングの距離はいつの間にか倍以上になっていた。
あと三ヶ月もすれば期末テスト。年が明けるとすぐにマラソン大会だ。最後の追い込みをかける。
「告白」ただそれだけのために、人はこんなにも力を発揮できるものなのかと、自分でも驚いた。
―それから早三か月、いよいよ期末テストだ。今日の為にこれまで頑張ってきた、あれだけやって成績が上がらないはずがない。
これまでの自分の努力を振り返るとそう思える。いや、そうであって欲しいと思う。
そんな僕の願いが通じたのか、どの教科も問題なく解き進めることができた。
「うん、これなら……」
―キーンコーンカーンコーン
テスト終了のチャイムが鳴る、やれるだけはやったあとは結果を待つだけだ。
それから一週間後、学校についた僕を待っていたのは、思いもしない出来事だった。
テスト結果が張り出された廊下には人だかりができている。僕はクラス発表の時のようになるまいと、気合を入れて近づいていく。
しかしなにやら、僕が来たとわかると集まっていた人たちが一斉に道を開けた。
不思議に思いながらも掲示板を見上げる、そこには「冬季期末テスト結果」と書いてある下に順位が張り出されていた。
「一位 大山昇 四八三点」「二位 川瀬恵 四七一点」「三位……」
なんと一位だった。僕はこれまでの頑張りが報われた気がした喜びと、あまりに驚いたせいで、しばらくその場に立ち尽くしていた。
「よし、これで一つ川瀬さんに並ぶことができた」
僕は、この勢いで告白してしまおうかとすら思えるほどに、舞い上がっていた。仕方ないだろう、嬉しくないわけがない。
しかし、そんな僕を快く思わず、悪意をぶつける者がいた。そしてその悪意は、恐ろしいほどに急速に広がる。
「なあ、大山ってあんなに頭良かったっけ?もしかしてカンニングじゃねーの?」
一人の男子がそうつぶやく、そのつぶやきは、目の前に張り出されている結果よりも正しいことかのように瞬く間に広がり、気が付くとついさっきまで、僕に向けられていた賞賛の目は、疑惑と侮蔑の目へと変わっていた。
「なあ、大山。答えろよ、カンニングなのか?」
「おかしいと思ったー、大山君が頭いいわけないもんね」
皆、それぞれに心無い言葉を僕にぶつけ始める、なんて勝手なやつらだ。
「大山がカンニングをした」その言葉だけが生徒の間を駆け巡る、そこに彼女が現れた。
「あっ、川瀬さんだ」
「川瀬さんも言ってやってよ、大山のやつ川瀬さんにテストで勝ちたいからってカンニングしたんだよ」
最悪だ、川瀬さんにまで「カンニング男」として認識されるのか、いったい僕は何のために頑張ってきたんだ。もういいさ、どうせ僕なんてこんな人生なんだ……。
川瀬さんが僕に近づいてくる、僕はすべてがどうでもよくなっていた。
「ねえ」
ああ、何も言わないでくれ、何も聞きたくないんだ。
「私、知ってるよ。大山君がそんなことしない人だってこと」
「……えっ?」
そこからは驚きの連続だった。
「私、見てたの。去年のマラソン大会の帰りの電車で、おばあさんに席を譲っていた大山君を。そしてそのあと、ずっと足が震えていた大山君を」
彼女が話を続ける。
「そんな大山君が素敵だと思ったから、一緒のクラスになれて嬉しくて、クラス発表の日は頑張って話しかけてみたの。あんまり自分から、男の子に話しかける事なんてないから緊張したなあ」
僕はやっぱり頭が悪いのだろうか、展開に全くついていけない。
彼女は顔を大きく赤らめたかと思うと、真剣なまなざしで僕にこう告げた。
「大山君、あなたが好きです。私と付き合ってください」
―翌日の朝、いつも通りランニングをする。
マラソン大会はもうすぐだ。
「大山君、おはよ」
そうだ、いつも通りではないこともあった。今日からは二人だ。
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アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。