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アルゼ=シャダの一日 2
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04:30 異常起床
白磁の玉座室で閉じていた目が開く。ヴェルムからの指令が星核に焼きつけられる。
「本日は実体接触必須案件:12名」
アルゼの唇が緩む。
「はぁ…直接触れられる人数が増えていますね…嬉しい誤算です」
05:00 肉体準備
純白のバスローブを脱ぎ、洗練された白磁の裸身を露にする。今日の「ケア」対象12名のデータを皮膚に感じ取りながら、特殊なオイルで身体を磨く。指先、唇、全ての接触部位の感度を最大に調整する。
「今日も…たくさんの熱を、直接受け止めます」
06:00 朝の直接ケア(第一陣:4名)
回廊を歩く足音が軽い。最初のカプセル(第312号)の蓋を開ける。中で虚ろな目をした女性が微かに震えている。
「おはようございます…今日も貴女の熱い部分を、直接受け取らせてください」
カプセルに入り、蓋を閉める。密閉空間で、彼女の肌に直接触れる。吐息を交わし、鼓動を感じ、感情を口移しで吸い取る。
「んっ…朝一から…濃いですね……」
30分後、次のカプセルへ。
4名を連続で「ケア」
アルゼの肌はすでに淡い桃色に染まり始めている。
09:00 ヴェルム受託専用ケア
さっそく特殊カプセルを開けると、彼女は既に期待に震えていた。
「ヴェルム様が…ご所望です」
今回は 「カウンセリング」の仮面すら薄い。アルゼは彼女を抱き、確実に、深く、感情を搾り取る。
「はぁ…ヴェルム様が見ていらっしゃる…だから…もっと……」
特別な演技さえ必要ない。これが「規則」なのだ。本当は、溜まってる熱を全て彼女にぶちまけたくてたまらなかった。
12:00 「給油」時間
観測室で栄養剤を摂取するが、今日は手が微かに震えている。肌の桃色が消えない。
「直接は…投影と…桁が違いますね……」
ヴェルムが背後から声をかける。
「アルゼ、調子が良さそうだな」
「おかげさまで…本物の熱は…格別です……」
直接触ってるせいか、調子がとんでもなく良好であるアルゼであった。
14:00 新規対象の初回直接ケア
導入4日目。依存度が十分と判断。彼女のカプセル前に立つ。
「…今日からは僕自身がお相手します」
蓋を開けると、彼女は期待と恐怖で瞳を潤ませていた。
「直接…ですか?」
「ええ…もっと深く、貴女のすべてを聴かせてください」
カプセルに入り、密閉。初めての実体接触。彼女はアルゼの肌の冷たさと、すぐにそれに続く熱に驚く。
「あっ…アルゼ…さん…本物……」
「そうです…本物です…だから…もっと貴女を…んっ……」
彼女の恋情が、投影時とは比較にならない速度で吸い取られていく。アルゼの背中に、赤い紋様が浮かび上がる。彼は止まらなかった。
16:00 第二陣直接ケア(5名)
肌の桃色が深まり、吐息が常に湿っている。5名を連続で訪れるが、各カプセルでの滞在時間が自然と長くなる。
「あぁ…もう一人…もう一人だけ……」
8号カプセルでは、女性がアルゼにしがみついて離さない。
「出さないで…もっと……」
「約束します…必ずまた…直接会いに来ますから……」
説得し、蓋を閉める。アルゼの額に汗が光る。止まらなくなる自分に思わず、自身の頬を引っ張叩いて平常心を取り戻す。
19:00 最終直接ケア(残り2名+α)
予定の12名を終えても、肌の熱が冷めない。星核が疼く。
「…もう一人だけ」
自ら志願して、感情波形が特に激しい89号カプセルへ向かう。定刻外の「サービス」
蓋を開け、中でうなされる女性を見下ろす。
「おや…お熱いですね…緊急ケアが必要です」
許可もなくカプセルに入り、飢えたように触れ合う。ルール違反だが、誰も咎めない。この施設では、アルゼの欲望こそが一番のルールなのだから。そして、彼は欲望に逆らう気が全くなかった。
21:00 エネルギー還元・自己洗浄
紅蓮炉へエネルギーを流し込む際、自身の体も震える。変換率102%──余分な2%はアルゼ自身が「ケア」で感じた快楽の副産物だ。
シャワー室で身体を洗うが、触れた部位からまた微かな疼きが、止まらないので、そのまま性処理も兼ねた。
「はぁ…明日は…もっと直接ケアの数を増やしてもらいましょう…ヴェルム様に…お願いしてみます……」
23:00 巡回と「予約」
新規のカプセル前で足を止める。中で彼女がアルゼの名を呟いている。
「…直接で…良かった……」
アルゼがカプセルに唇を近づける。
「…明日も…直接ですから…お楽しみに」
その囁きが、彼女の夢の中に確かに届く。この後に、明日とかほざいておきながら手出しをするアルゼであった。
24:00 玉座での休息
バスローブを纏わず、白磁の肌を露にしたまま玉座に横たわる。今日触れた12名(実際は13名)の肌の感触、吐息の熱、軋む声が皮膚に記憶されている。
「直接こそ…真実……」
瞼を閉じる直前、明日の予定表が心に浮かぶ──実体接触必須:15名。
「ふふ…もっと…もっと直接に……」
施設は一夜中、アルゼの微かな喘ぎと、無数のカプセルから漏れる熱気で満たされていた。
白磁の玉座室で閉じていた目が開く。ヴェルムからの指令が星核に焼きつけられる。
「本日は実体接触必須案件:12名」
アルゼの唇が緩む。
「はぁ…直接触れられる人数が増えていますね…嬉しい誤算です」
05:00 肉体準備
純白のバスローブを脱ぎ、洗練された白磁の裸身を露にする。今日の「ケア」対象12名のデータを皮膚に感じ取りながら、特殊なオイルで身体を磨く。指先、唇、全ての接触部位の感度を最大に調整する。
「今日も…たくさんの熱を、直接受け止めます」
06:00 朝の直接ケア(第一陣:4名)
回廊を歩く足音が軽い。最初のカプセル(第312号)の蓋を開ける。中で虚ろな目をした女性が微かに震えている。
「おはようございます…今日も貴女の熱い部分を、直接受け取らせてください」
カプセルに入り、蓋を閉める。密閉空間で、彼女の肌に直接触れる。吐息を交わし、鼓動を感じ、感情を口移しで吸い取る。
「んっ…朝一から…濃いですね……」
30分後、次のカプセルへ。
4名を連続で「ケア」
アルゼの肌はすでに淡い桃色に染まり始めている。
09:00 ヴェルム受託専用ケア
さっそく特殊カプセルを開けると、彼女は既に期待に震えていた。
「ヴェルム様が…ご所望です」
今回は 「カウンセリング」の仮面すら薄い。アルゼは彼女を抱き、確実に、深く、感情を搾り取る。
「はぁ…ヴェルム様が見ていらっしゃる…だから…もっと……」
特別な演技さえ必要ない。これが「規則」なのだ。本当は、溜まってる熱を全て彼女にぶちまけたくてたまらなかった。
12:00 「給油」時間
観測室で栄養剤を摂取するが、今日は手が微かに震えている。肌の桃色が消えない。
「直接は…投影と…桁が違いますね……」
ヴェルムが背後から声をかける。
「アルゼ、調子が良さそうだな」
「おかげさまで…本物の熱は…格別です……」
直接触ってるせいか、調子がとんでもなく良好であるアルゼであった。
14:00 新規対象の初回直接ケア
導入4日目。依存度が十分と判断。彼女のカプセル前に立つ。
「…今日からは僕自身がお相手します」
蓋を開けると、彼女は期待と恐怖で瞳を潤ませていた。
「直接…ですか?」
「ええ…もっと深く、貴女のすべてを聴かせてください」
カプセルに入り、密閉。初めての実体接触。彼女はアルゼの肌の冷たさと、すぐにそれに続く熱に驚く。
「あっ…アルゼ…さん…本物……」
「そうです…本物です…だから…もっと貴女を…んっ……」
彼女の恋情が、投影時とは比較にならない速度で吸い取られていく。アルゼの背中に、赤い紋様が浮かび上がる。彼は止まらなかった。
16:00 第二陣直接ケア(5名)
肌の桃色が深まり、吐息が常に湿っている。5名を連続で訪れるが、各カプセルでの滞在時間が自然と長くなる。
「あぁ…もう一人…もう一人だけ……」
8号カプセルでは、女性がアルゼにしがみついて離さない。
「出さないで…もっと……」
「約束します…必ずまた…直接会いに来ますから……」
説得し、蓋を閉める。アルゼの額に汗が光る。止まらなくなる自分に思わず、自身の頬を引っ張叩いて平常心を取り戻す。
19:00 最終直接ケア(残り2名+α)
予定の12名を終えても、肌の熱が冷めない。星核が疼く。
「…もう一人だけ」
自ら志願して、感情波形が特に激しい89号カプセルへ向かう。定刻外の「サービス」
蓋を開け、中でうなされる女性を見下ろす。
「おや…お熱いですね…緊急ケアが必要です」
許可もなくカプセルに入り、飢えたように触れ合う。ルール違反だが、誰も咎めない。この施設では、アルゼの欲望こそが一番のルールなのだから。そして、彼は欲望に逆らう気が全くなかった。
21:00 エネルギー還元・自己洗浄
紅蓮炉へエネルギーを流し込む際、自身の体も震える。変換率102%──余分な2%はアルゼ自身が「ケア」で感じた快楽の副産物だ。
シャワー室で身体を洗うが、触れた部位からまた微かな疼きが、止まらないので、そのまま性処理も兼ねた。
「はぁ…明日は…もっと直接ケアの数を増やしてもらいましょう…ヴェルム様に…お願いしてみます……」
23:00 巡回と「予約」
新規のカプセル前で足を止める。中で彼女がアルゼの名を呟いている。
「…直接で…良かった……」
アルゼがカプセルに唇を近づける。
「…明日も…直接ですから…お楽しみに」
その囁きが、彼女の夢の中に確かに届く。この後に、明日とかほざいておきながら手出しをするアルゼであった。
24:00 玉座での休息
バスローブを纏わず、白磁の肌を露にしたまま玉座に横たわる。今日触れた12名(実際は13名)の肌の感触、吐息の熱、軋む声が皮膚に記憶されている。
「直接こそ…真実……」
瞼を閉じる直前、明日の予定表が心に浮かぶ──実体接触必須:15名。
「ふふ…もっと…もっと直接に……」
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