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64.無防備な状態で他人と相対するのはどんなときでしょうか
精神汚染魔法にかかっていた魔法騎士は相当数に上り、僕を殺そうとした魔法騎士の他にも、複数名があの王宮広場の作戦に参加していたという。その中に、魔獣の核に仕込む魔力の提供を行っていた者もいたのだ。
その中に、シモンが「魔獣さんの前に行きたい」と叫ぶのを聞いて、拘束していた騎士を攻撃した者がいた。その魔法騎士はシモンを抱えて、リンドヴルムの前に連れて行ったという。攻撃を受けた騎士は、その魔法騎士は目の焦点が合っておらす、明らかに様子がおかしかったと証言している。
「ウーリヒは、レヒナー男爵令息を連れて、魔術師棟と魔法騎士団の演習場に頻繁に出入りしていました。そのときに何らかの方法を使って、団員を洗脳したのでしょう。魔術師に洗脳された者が少ないのは、日ごろから、防護魔法をかけて生活する習慣がある者が多いからではないでしょうか。」
「えっ、そんな習慣があるのですか?」
「いえ、むしろ魔法騎士の人は、どうして日常生活の中で、状況に応じた防護魔法をかけないのですか?」
ジークフリート様は、自分の発言を意外そうに受け止めているオイラー様に、これまた意外そうに問いかけた。
自らに防護魔法をかけていれば、精神汚染魔法を撥ね除けることはできないが、自分が精神汚染魔法の攻撃を受けたということを自覚できる。それを所属している場所に報告すれば適切に対処できるだろう。だが……
「魔法騎士が常に防護魔法をかけていたら、魔力切れでいざという時に戦えないのですよ……」
「あああああ……、なるほど」
「いや、ちょっと待ってください。騎士団では魔道具は常時装備していることを厳命されていたのですが、魔法騎士団と魔術師団ではそうではなかったのですか?」
ジークフリート様とオイラー様の会話に、シュトール様が割って入る。
「わたしは、各団の全員に魔道具が配られたと聞いている。
各団では全団員が、終日魔道具をつけることを義務としていたのではなかったのか?」
「はい、騎士団では義務化されておりました」
「魔術師団でも、終日身に着けるようにという指示がございました。特別な事情で魔道具を外したときには、防護魔法を自分でかけるということをしておったのですが」
「……魔法騎士団では、原則として常に身に着けるようにという指示でございました。その、厳命では……」
ラインハルト様が少し厳しめの声で、お三人の方に問いかけられた。シュトール様とジークフリート様は頷いてラインハルト様のお言葉を肯定なさったけれど、オイラー様はばつの悪そうな顔をして言葉を濁された。
実際に、多数の魔法騎士が精神汚染魔法にかかっていたのだから、魔法騎士団の指示が悪かったと言われても仕方がないだろう。
その話を聞きながら、アルブレヒト様とディートフリート様、マルティン様、そして僕は、お互いに目を合わせて頷きあった。
僕たちは、ラインハルト様のお近くにいるという理由で、精神汚染魔法から身を守るための魔道具を身に着けていた。その魔道具は、終日身に着けているようにと、王家から厳命されていたのだ。
「どのようなときに魔道具を外していたのですか?」
「そうですね……
えっと、例えばですが、入浴のときなどは、外していたのではないでしょうか。衣服を脱ぎますからね」
ジークフリート様の質問に、答えるオイラー様の声が小さい。もしかしたら、他の魔法騎士たちがどのようにしていたのかわからないぐらい、魔道具の扱いが軽かったのではないだろうか。
ちなみに僕は、入浴時でも魔道具の首飾りをつけたままにしていた。
精神汚染魔法を防ぐ魔道具は、ラインハルト様がおっしゃるように各団に配布されていた。
そのことから、精神汚染魔法をかけられたのは、魔道具を外すような私的なことを行っているときだったのだろうというのが魔術師団の推定だった。魔法騎士団に精神汚染魔法にかけられた者が多かったのはおそらく推定通りの理由でだろう。今のオイラー様の証言で、それが裏付けられたと言って良さそうだ。
だけど、入浴時に誰から精神汚染魔法をかけられるというのだろうか。
「しかし入浴のときは、一人のことが多いのではないのでしょうか? 衣服を脱いだ無防備な状態で、精神汚染魔法をかける相手と遭遇することは、めったにないと思うのですが」
僕は素直に疑問を口にした。
すると、その場には沈黙が訪れた。ジークフリート様は遠い目をされ、シュトール様は僕から目を逸らし、オイラー様は何やら顔を赤らめていらっしゃる。
あれ、何やらおかしな発言をしてしまったのだろうか。そうであれば、ラインハルト様の婚約者として面目が立たない。
不安になった僕がラインハルト様の方を見ると、ラインハルト様はうつむき加減で口元を押さえていらっしゃる。
やはり、僕は失態をおかした……のか……?
「あの……」
「ラファエル様はすぐには思いつかれないようですが、人間には衣服を脱いだ無防備な状態で他人と相対することがございます」
場を取り繕うべく発言しようとした僕に、ディートフリート様が曖昧な笑みを浮かべて話しかけてこられた。
「そうですね、それしか考えられません」
「おそらく、レヒナー男爵令息が、その役割を担っているのではないでしょうか」
マルティン様とアルブレヒト様も、続いて発言なさった。皆様は、意思の疎通ができていらっしゃるようだ。
「クロゲライテ公爵令息、フェストン伯爵令息、何か思い当たることがあるのか?」
「未だ推測にすぎませんが、そう考えるのが合理的かと思うことがございます」
シュトール様のご質問に、アルブレヒト様がお答えになる。
どうやら、僕一人が置いてけぼりになっているようだ。他の人たちは、話が通じている。
どういうことなのだろうか。
僕は周囲の様子をうかがうが、具体的に教えてくださる様子はない。
すると、ラインハルト様が、僕の手を引いて肩を抱き寄せ、耳元に口を寄せて囁かれた。
「ラファエル、人間は性行為をするときは、衣服を脱いだ無防備な状態で他人と相対するだろう?」
「は……」
性行為……?
シモンがその役割を担っていた?
それは、つまりあの。精神汚染魔法にかかった人たちとシモンがそういうことをしていたということ?
主人公なのに?
僕はいつもと同じように、表情を動かさぬままだったと思う。
どれほど、動揺していようとも、氷の貴公子として完璧な態度をとっているはずだ。
『ヒカミコ』ってそんな感じの十八禁だったのか……?
★★★★★★
主人公がシモンだからそんな感じの十八禁になったのでした。
その中に、シモンが「魔獣さんの前に行きたい」と叫ぶのを聞いて、拘束していた騎士を攻撃した者がいた。その魔法騎士はシモンを抱えて、リンドヴルムの前に連れて行ったという。攻撃を受けた騎士は、その魔法騎士は目の焦点が合っておらす、明らかに様子がおかしかったと証言している。
「ウーリヒは、レヒナー男爵令息を連れて、魔術師棟と魔法騎士団の演習場に頻繁に出入りしていました。そのときに何らかの方法を使って、団員を洗脳したのでしょう。魔術師に洗脳された者が少ないのは、日ごろから、防護魔法をかけて生活する習慣がある者が多いからではないでしょうか。」
「えっ、そんな習慣があるのですか?」
「いえ、むしろ魔法騎士の人は、どうして日常生活の中で、状況に応じた防護魔法をかけないのですか?」
ジークフリート様は、自分の発言を意外そうに受け止めているオイラー様に、これまた意外そうに問いかけた。
自らに防護魔法をかけていれば、精神汚染魔法を撥ね除けることはできないが、自分が精神汚染魔法の攻撃を受けたということを自覚できる。それを所属している場所に報告すれば適切に対処できるだろう。だが……
「魔法騎士が常に防護魔法をかけていたら、魔力切れでいざという時に戦えないのですよ……」
「あああああ……、なるほど」
「いや、ちょっと待ってください。騎士団では魔道具は常時装備していることを厳命されていたのですが、魔法騎士団と魔術師団ではそうではなかったのですか?」
ジークフリート様とオイラー様の会話に、シュトール様が割って入る。
「わたしは、各団の全員に魔道具が配られたと聞いている。
各団では全団員が、終日魔道具をつけることを義務としていたのではなかったのか?」
「はい、騎士団では義務化されておりました」
「魔術師団でも、終日身に着けるようにという指示がございました。特別な事情で魔道具を外したときには、防護魔法を自分でかけるということをしておったのですが」
「……魔法騎士団では、原則として常に身に着けるようにという指示でございました。その、厳命では……」
ラインハルト様が少し厳しめの声で、お三人の方に問いかけられた。シュトール様とジークフリート様は頷いてラインハルト様のお言葉を肯定なさったけれど、オイラー様はばつの悪そうな顔をして言葉を濁された。
実際に、多数の魔法騎士が精神汚染魔法にかかっていたのだから、魔法騎士団の指示が悪かったと言われても仕方がないだろう。
その話を聞きながら、アルブレヒト様とディートフリート様、マルティン様、そして僕は、お互いに目を合わせて頷きあった。
僕たちは、ラインハルト様のお近くにいるという理由で、精神汚染魔法から身を守るための魔道具を身に着けていた。その魔道具は、終日身に着けているようにと、王家から厳命されていたのだ。
「どのようなときに魔道具を外していたのですか?」
「そうですね……
えっと、例えばですが、入浴のときなどは、外していたのではないでしょうか。衣服を脱ぎますからね」
ジークフリート様の質問に、答えるオイラー様の声が小さい。もしかしたら、他の魔法騎士たちがどのようにしていたのかわからないぐらい、魔道具の扱いが軽かったのではないだろうか。
ちなみに僕は、入浴時でも魔道具の首飾りをつけたままにしていた。
精神汚染魔法を防ぐ魔道具は、ラインハルト様がおっしゃるように各団に配布されていた。
そのことから、精神汚染魔法をかけられたのは、魔道具を外すような私的なことを行っているときだったのだろうというのが魔術師団の推定だった。魔法騎士団に精神汚染魔法にかけられた者が多かったのはおそらく推定通りの理由でだろう。今のオイラー様の証言で、それが裏付けられたと言って良さそうだ。
だけど、入浴時に誰から精神汚染魔法をかけられるというのだろうか。
「しかし入浴のときは、一人のことが多いのではないのでしょうか? 衣服を脱いだ無防備な状態で、精神汚染魔法をかける相手と遭遇することは、めったにないと思うのですが」
僕は素直に疑問を口にした。
すると、その場には沈黙が訪れた。ジークフリート様は遠い目をされ、シュトール様は僕から目を逸らし、オイラー様は何やら顔を赤らめていらっしゃる。
あれ、何やらおかしな発言をしてしまったのだろうか。そうであれば、ラインハルト様の婚約者として面目が立たない。
不安になった僕がラインハルト様の方を見ると、ラインハルト様はうつむき加減で口元を押さえていらっしゃる。
やはり、僕は失態をおかした……のか……?
「あの……」
「ラファエル様はすぐには思いつかれないようですが、人間には衣服を脱いだ無防備な状態で他人と相対することがございます」
場を取り繕うべく発言しようとした僕に、ディートフリート様が曖昧な笑みを浮かべて話しかけてこられた。
「そうですね、それしか考えられません」
「おそらく、レヒナー男爵令息が、その役割を担っているのではないでしょうか」
マルティン様とアルブレヒト様も、続いて発言なさった。皆様は、意思の疎通ができていらっしゃるようだ。
「クロゲライテ公爵令息、フェストン伯爵令息、何か思い当たることがあるのか?」
「未だ推測にすぎませんが、そう考えるのが合理的かと思うことがございます」
シュトール様のご質問に、アルブレヒト様がお答えになる。
どうやら、僕一人が置いてけぼりになっているようだ。他の人たちは、話が通じている。
どういうことなのだろうか。
僕は周囲の様子をうかがうが、具体的に教えてくださる様子はない。
すると、ラインハルト様が、僕の手を引いて肩を抱き寄せ、耳元に口を寄せて囁かれた。
「ラファエル、人間は性行為をするときは、衣服を脱いだ無防備な状態で他人と相対するだろう?」
「は……」
性行為……?
シモンがその役割を担っていた?
それは、つまりあの。精神汚染魔法にかかった人たちとシモンがそういうことをしていたということ?
主人公なのに?
僕はいつもと同じように、表情を動かさぬままだったと思う。
どれほど、動揺していようとも、氷の貴公子として完璧な態度をとっているはずだ。
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