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66 文化の違い
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ヘンリックの隣にいた通訳も、まさか受け取ると思っていなかったのだろう。アドルフに助けを求めるように後ろを振り向く。
周囲も、目の前で起こった事態を信じられないという目で見て、ざわめいていた。
それまでの歓談による騒がしさとは異なる周囲のざわつき方に、ヘンリックはきょとんとしている。
ちなみに、事態を把握したアドルフは、憤怒の表情のまま周りに羽交い締めにされている。多分、騎士仲間だろう。ここでの流血沙汰は問題だから。
人をかき分けてヘンリックの元へたどり着いたユージーンは、ヘンリックの手から羽をもぎ取った。そのままサイファーへ差し出す。
『大変失礼いたしました。人間にとって、羽を渡すことに求愛の意味合いはなく、羽を受け取ることが求愛を受け入れ婚姻を承諾するという意味を持ちません。今後もこのようなすれ違いは起こるでしょう。私は今後、両国の架け橋となって、互いの文化を広めていきたいと考えています』
あまりの出来事に逆に冷静になっていたユージーンは、周囲の目だとか緊張だとかをこの時ばかりは忘れ、敢えて周囲にも聞こえるよう少し声を張り上げた。
これで引いてくれ、と思いながら。
対するサイファーは、感情の読めない顔で微笑みながらも、ユージーンから羽を受け取る気配はない。
横にいるヴァイツに目配せするも、眉間に皺を寄せ難しい顔をしているばかり。
『知らなかったら、なかったことにして良いのでしょうか』
サイファーは笑みを崩さず、ゆっくりと穏やかな口調で問うた。しかし、話し方に反して圧を感じ、ユージーンの背を冷たい汗が伝う。
『確かに、文化の違いはあるでしょう。それは、獣人の間でも同じことです。けれど、私たちは他の種族の方に招かれれば、その種族の文化にしたがいます。ほら、言うでしょう?郷に入っては……と』
つまりは、ヘンリックの落ち度だということ。それはその通りである。
友好を築こうというのに、文化を知らないから粗相をしても許してくれ、というのは傲慢であたかも獣人を下に見ているようである。
そんなつもりはない、と言ってもそうやって悪意に取り上げられてしまえば両国に亀裂が入ってしまう。
それでもユージーンの感覚で言えば、いきなり婚約者を持つ相手に求愛をするサイファーがおかしい。けれど、ユージーンは獣人の文化についてはまだまだ勉強中の身。それが獣人にとっても本当におかしいことなのかわからず、迂闊なことを言うこともできない。なにせ、ヴァイツも出会った翌日には求婚してきたのだ。
答えに窮しているユージーンの肩に、ヘンリックの手が添えられた。
「すまない、ユージーン。私はなにか粗相をしたようだね。にこやかに羽を差し出されて、断るのはまずいと思ったのだが、逆だったか?」
ヘンリックはこんな状態でも冷静だった。言葉がわからない分、わからないことばかりで不安だろうに、そこに焦りはみえない。さすがは一国の王子である。
「……鳥人族にとって、自身の羽を渡すことは求愛行動なんだ。それを受け取ることは求愛を受け入れることになる」
「なるほど、私はとんだ浮気者扱いになっているのか」
ヘンリックは僅かに眉を顰めたが、すぐに表情を取り繕う。
『……ミズガルド卿、それは私と決闘をする、ということになりますがわかっていますか?』
幾分か落ち着きを取り戻したアドルフが眉間を引き攣らせながらサイファーを睨む。すると、おお怖いとでも言うように大袈裟に両手を上げるリアクションをしながらサイファーは肯定した。
『確認するまでもなく、この場合は決闘でしょう?』
にこやかなサイファー。その反応に苛立ったのか、今にも噛みつきそうな気迫漂うアドルフ。
周囲はいつの間にやら静かになっていて、成り行きを見守っている。
人間のせいで決闘など、起こしてはならない。ユージーンはぎゅっと拳を握った。
『その話はこちらで一旦引き取る。今日がなんの日か、わかっているだろう?』
そこで待ったをかけたのはヴァイツ。どうするか考えている様子だったが、まずはこの場を収めることにしたようだ。
『ヴァイツ殿下、本日はまことにおめでとうございます。獣人に理解のある素晴らしい伴侶をお迎えになられたこと、心より祝福申し上げます。鳥人族一同、応援しているのです』
『では、そこに水を差すようなことをするな』
『古来より、婚姻の披露宴は求愛の場ではないですか。私は、慣習にしたがったまでです』
しかし、サイファーはヴァイツの苦言などなんのその。ユージーンの知らない文化も出てきて、いよいよ口出しは悪手と歯痒い思いをしていると、二度と聞きたくないと思っていた声が響いた。
『ふふ、どうされたのですか皆さん。このめでたき日に揉め事など、獣人は婚姻の儀式すらまともに執り行えないと思わせたいのでしょうか。ミズガルド卿、お戯れが過ぎますよ』
自然と人並みが割れて現れたのは、やはり感情が全く読めない笑みを浮かべたキュラス。
そのまま周囲に、さりげなく散るよう促している。
『なにをおっしゃいますエスターニャ卿。私の求愛が受け入れられたことは喜ばしいことではありませんか』
『屁理屈をおっしゃるなど、貴殿らしくもない。そもそも、今日初めて会う婚約者持ちの方にいきなり求愛するのは、いくら私たちが愛に生きるにしても過激ですよ』
ユージーンがまさに言いたかったことをずはりと言ってくれて、ちょっとだけキュラスの株が上がる。
『しかも相手は、私たちの文化に疎いことが明らかな方です。冗談にしても笑えないですねぇ』
一瞬だけ表情を消したキュラスの目はぞくりとするほど鋭く、サイファーを射抜いた。それを受けても一切表情の変化のないサイファーは、やれやれと言ったように首を振る。
『私の周りは敵だらけのようですね。では、場所を変えてお話しましょうか?』
『まったく、あなたという方は本当にお人が悪い。最初からそのつもりでしょうに』
キュラスの意味深な言葉を受け、サイファーは笑みを深めた。
そうして、キュラスの采配で後日話し合いの場が設けられることが約束された。
集まっていた獣人たちもこれ以上進展はないとみたのか散っていったが、耳に入ってくる話はこの話ばかり。みな声は潜めているがことの成り行きに興味津々のようだ。
ただ、なにも知らない人間にあれは……と同情的な声も聞こえたので、そこまで悪くはならないだろうと安堵する。
「私は迂闊だったね。人間とは違うという認識が甘かったようだ。アドルフに指示を仰げばよかった」
ヘンリックは少し落ち込んでいるようだった。
「いや、私もこれは想定外だった。もっと早くにこちらにくるべきだった」
「君は今回の主役だろう?盛大に顔を売らないとならないんだから、気にするな。私が少し浮かれ過ぎていたんだ」
そういえば、ヘンリックも獣人フリークなのだ。数多くのあらゆる種族の獣人達の最中にいて、興奮しないはずがなかった。
冷静に見えたが、そうではなかったらしい。
『ヘンリック……』
『すぅまにゃい、アドルフ』
辿々しく謝るヘンリックの頬をアドルフが撫でる。急に二人の空間を作り出したので、いたたまれなくなったユージーンはその場をそっと離れることにした。
『大丈夫だ。決闘では負けない』
去り際後ろから聞こえてきた科白については、そういうことではないのでは?と疑問を抱きながら。
周囲も、目の前で起こった事態を信じられないという目で見て、ざわめいていた。
それまでの歓談による騒がしさとは異なる周囲のざわつき方に、ヘンリックはきょとんとしている。
ちなみに、事態を把握したアドルフは、憤怒の表情のまま周りに羽交い締めにされている。多分、騎士仲間だろう。ここでの流血沙汰は問題だから。
人をかき分けてヘンリックの元へたどり着いたユージーンは、ヘンリックの手から羽をもぎ取った。そのままサイファーへ差し出す。
『大変失礼いたしました。人間にとって、羽を渡すことに求愛の意味合いはなく、羽を受け取ることが求愛を受け入れ婚姻を承諾するという意味を持ちません。今後もこのようなすれ違いは起こるでしょう。私は今後、両国の架け橋となって、互いの文化を広めていきたいと考えています』
あまりの出来事に逆に冷静になっていたユージーンは、周囲の目だとか緊張だとかをこの時ばかりは忘れ、敢えて周囲にも聞こえるよう少し声を張り上げた。
これで引いてくれ、と思いながら。
対するサイファーは、感情の読めない顔で微笑みながらも、ユージーンから羽を受け取る気配はない。
横にいるヴァイツに目配せするも、眉間に皺を寄せ難しい顔をしているばかり。
『知らなかったら、なかったことにして良いのでしょうか』
サイファーは笑みを崩さず、ゆっくりと穏やかな口調で問うた。しかし、話し方に反して圧を感じ、ユージーンの背を冷たい汗が伝う。
『確かに、文化の違いはあるでしょう。それは、獣人の間でも同じことです。けれど、私たちは他の種族の方に招かれれば、その種族の文化にしたがいます。ほら、言うでしょう?郷に入っては……と』
つまりは、ヘンリックの落ち度だということ。それはその通りである。
友好を築こうというのに、文化を知らないから粗相をしても許してくれ、というのは傲慢であたかも獣人を下に見ているようである。
そんなつもりはない、と言ってもそうやって悪意に取り上げられてしまえば両国に亀裂が入ってしまう。
それでもユージーンの感覚で言えば、いきなり婚約者を持つ相手に求愛をするサイファーがおかしい。けれど、ユージーンは獣人の文化についてはまだまだ勉強中の身。それが獣人にとっても本当におかしいことなのかわからず、迂闊なことを言うこともできない。なにせ、ヴァイツも出会った翌日には求婚してきたのだ。
答えに窮しているユージーンの肩に、ヘンリックの手が添えられた。
「すまない、ユージーン。私はなにか粗相をしたようだね。にこやかに羽を差し出されて、断るのはまずいと思ったのだが、逆だったか?」
ヘンリックはこんな状態でも冷静だった。言葉がわからない分、わからないことばかりで不安だろうに、そこに焦りはみえない。さすがは一国の王子である。
「……鳥人族にとって、自身の羽を渡すことは求愛行動なんだ。それを受け取ることは求愛を受け入れることになる」
「なるほど、私はとんだ浮気者扱いになっているのか」
ヘンリックは僅かに眉を顰めたが、すぐに表情を取り繕う。
『……ミズガルド卿、それは私と決闘をする、ということになりますがわかっていますか?』
幾分か落ち着きを取り戻したアドルフが眉間を引き攣らせながらサイファーを睨む。すると、おお怖いとでも言うように大袈裟に両手を上げるリアクションをしながらサイファーは肯定した。
『確認するまでもなく、この場合は決闘でしょう?』
にこやかなサイファー。その反応に苛立ったのか、今にも噛みつきそうな気迫漂うアドルフ。
周囲はいつの間にやら静かになっていて、成り行きを見守っている。
人間のせいで決闘など、起こしてはならない。ユージーンはぎゅっと拳を握った。
『その話はこちらで一旦引き取る。今日がなんの日か、わかっているだろう?』
そこで待ったをかけたのはヴァイツ。どうするか考えている様子だったが、まずはこの場を収めることにしたようだ。
『ヴァイツ殿下、本日はまことにおめでとうございます。獣人に理解のある素晴らしい伴侶をお迎えになられたこと、心より祝福申し上げます。鳥人族一同、応援しているのです』
『では、そこに水を差すようなことをするな』
『古来より、婚姻の披露宴は求愛の場ではないですか。私は、慣習にしたがったまでです』
しかし、サイファーはヴァイツの苦言などなんのその。ユージーンの知らない文化も出てきて、いよいよ口出しは悪手と歯痒い思いをしていると、二度と聞きたくないと思っていた声が響いた。
『ふふ、どうされたのですか皆さん。このめでたき日に揉め事など、獣人は婚姻の儀式すらまともに執り行えないと思わせたいのでしょうか。ミズガルド卿、お戯れが過ぎますよ』
自然と人並みが割れて現れたのは、やはり感情が全く読めない笑みを浮かべたキュラス。
そのまま周囲に、さりげなく散るよう促している。
『なにをおっしゃいますエスターニャ卿。私の求愛が受け入れられたことは喜ばしいことではありませんか』
『屁理屈をおっしゃるなど、貴殿らしくもない。そもそも、今日初めて会う婚約者持ちの方にいきなり求愛するのは、いくら私たちが愛に生きるにしても過激ですよ』
ユージーンがまさに言いたかったことをずはりと言ってくれて、ちょっとだけキュラスの株が上がる。
『しかも相手は、私たちの文化に疎いことが明らかな方です。冗談にしても笑えないですねぇ』
一瞬だけ表情を消したキュラスの目はぞくりとするほど鋭く、サイファーを射抜いた。それを受けても一切表情の変化のないサイファーは、やれやれと言ったように首を振る。
『私の周りは敵だらけのようですね。では、場所を変えてお話しましょうか?』
『まったく、あなたという方は本当にお人が悪い。最初からそのつもりでしょうに』
キュラスの意味深な言葉を受け、サイファーは笑みを深めた。
そうして、キュラスの采配で後日話し合いの場が設けられることが約束された。
集まっていた獣人たちもこれ以上進展はないとみたのか散っていったが、耳に入ってくる話はこの話ばかり。みな声は潜めているがことの成り行きに興味津々のようだ。
ただ、なにも知らない人間にあれは……と同情的な声も聞こえたので、そこまで悪くはならないだろうと安堵する。
「私は迂闊だったね。人間とは違うという認識が甘かったようだ。アドルフに指示を仰げばよかった」
ヘンリックは少し落ち込んでいるようだった。
「いや、私もこれは想定外だった。もっと早くにこちらにくるべきだった」
「君は今回の主役だろう?盛大に顔を売らないとならないんだから、気にするな。私が少し浮かれ過ぎていたんだ」
そういえば、ヘンリックも獣人フリークなのだ。数多くのあらゆる種族の獣人達の最中にいて、興奮しないはずがなかった。
冷静に見えたが、そうではなかったらしい。
『ヘンリック……』
『すぅまにゃい、アドルフ』
辿々しく謝るヘンリックの頬をアドルフが撫でる。急に二人の空間を作り出したので、いたたまれなくなったユージーンはその場をそっと離れることにした。
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