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ホンモノの世界
18.可愛い可愛い推し様
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「コスタ公爵家が長男、ウィスカ・コスタと申します。歳は八になります。よろしくお願いします。」
柔和な物腰の三人目のゲーム攻略対象者・ウィスカ様は短い自己紹介を終えると着ている上着の裾を丁寧に折りたたんで座り直した。
実は俺はラーナ兄様や王太子様以上に彼のルートを知らない。
何故ならラーナ兄様やブーアファルト殿下は推しとのルートに多少関わりがあり二人とも一度は攻略したことがあるが、彼は全くしたことが無いからだ。
正確には推しと関わりがあるルートしか履修していない。
だから推しとの絡みが全く無かったキャラクターには前世あまりに時間が無かったのにより時間を割く理由が見つからずプレイしなかったのだ。
コスタ公爵卿は自分の息子を一瞥するとひとつ大きく頷き、次の者が自己紹介するよう合図した。
家の爵位順に自己紹介しなければいけないなら、次に立ち上がらければ行けないのは兄様。
兄様はウィスカ様と同じように名前と歳のみを明かすと、次に俺に立つよう促した。
「ねいふぁーいーひゃ・ぶりろんぶろーろれす。いっしゃいれす。よろしく、おねがいします!」
回らない舌で喋った割には上手くいったんじゃないか!?
心の中で自分を存分に褒めていると、一つの小さな笑い声が聞こえた。その声を辿ると、目を見開いて自分の口を押さえる男の子がいた。
流れる生きた水のような、いや、しんしんと降る柔らかい雪か、光っているかと思わせる淡い髪にはそぐわない紫紺の瞳が戸惑いを映している。
俺が大好きで大好きで寝る間も食事さえも忍んだ俺の推し。
その姿がそこにあった。
「わ、わらってしまいもうしわけありません。ぼくはドゥーンフォルトへんきょうはくけがちょうなん、ミァンルシアーノ・ドゥーンフォルトともうします。としは3さいになります。しゅみはまほうをつかうことです。よろしくおねがいします。」
かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいぃぃぃ~~~ッッ!!
コレが現実?それとも夢?幻?実はまだ馬車の中で精霊さんが良い夢見ろよ的な感じでなんか掛けてくれてる!?
幻でもいい。幻なら覚めないでほしい。
このチラチラこっち見てごめんねアピールしてきてるあの子が将来カッコイイ騎士団長になるの?意味不明。いやしかしそれでいい。それがいい。
ドゥーンフォルト辺境伯卿が推しの頭を大丈夫だよと伝えるように優しい目をしながら叩く。
自分の父を見て涙の層を下瞼に湛えた子はその手を捕まえて離さなかった。
何それずるい俺もしたい俺も推しに頭ポンポンしたい。
嫉妬を燃やす目で辺境伯卿を見つめると、当人はものすごく戸惑った目で見つめ返してきた。おっと危ない。あの人にジェラるのはお門違いだ。
なあに心配しなくても平気さ。
どうせ後何年か経てば推しは我が家に来る。
ミァンルシアーノルート中、ラーナ兄様は推しの幼なじみとして出てくる。
なんでも推しはブリオングロード家で騎士見習いとして滞在していたらしい。
ラーナ兄様からたまに聞ける推しの幼少期エピソードが堪らなくて何度堪能したことか。
それが今!目の前に!
明らかに鼻息が荒くなり始めた俺を訝しげに見る目があった。
それはラーナ兄様でも父様でもましてや推しでもない。
次に自己紹介をする方だった。
「ベーラルゥド伯爵家が次男、アルゲリータ・ベーラルゥドです。歳は六つになります。趣味は本を読むことです。よろしくお願いします。」
なんだって?マルゲリータ?みたいな名前をしているのもゲーム攻略対象者のアルゲリータ・ベーラルゥド。
将来のお姿は図書館の司書ではなく、なんと研究者。
研究オタクとも言うべきか、一度セリフを聞いた時は何を言っているのか分からなかった。
まあこの人も全く推しと関わりがなかったので、この人のルートも攻略したことがない。ノー知識。
情熱系に多いマルゲリータもびっくりな真っ赤な髪にパセリのような色の緑色の瞳。
ダメだあの人を見てるとお腹がすいてきた。
「これで自己紹介は一通り済んだでしょうか。では、お子様たちの親睦も深めつつ、かつての旧友との再会をお楽しみください。」
「陛下が来る時間までは自由に行動してくださって構いません。庭へも行かれて結構ですよ。あ、でもお菓子も美味しいので食べてくださいね?」
それでは解散、とブーアファルト殿下が手を叩くと、一斉に皆が喋り始めた。
ラーナ兄様はマルゲリータ……じゃない、アルゲリータ様のところへ赴いて何かを話し始め、父様もかつての同級生とつもる話でもあるのか席から動いていないのにもう囲まれている。
ウィスカ様はクローと何かを喋っていて、ブーアファルト殿下はいつの間にかどこかへ消えてしまっていた。
俺はと言えばアルゲリータ様を見たことでお腹がすいてしまったので、王宮の離乳食を食べることにした。
ん、うまい。意外と行けるな。
「あ、あの」
「おいひぃかも……」
「ネイファーイーヒャさま、あの、」
「んむ?……ッ、んぐ!」
「だいじょうぶですか!?えぇとえぇと、みず!」
突然俺に喋りかけてきた人から手渡しで水を貰うと一気に煽った。
息がしやすくなると、ほっとしたのか安心したような笑みを浮かべてこちらに手を差し伸べる。
「さきほどはわらってしまってごめんなさい。ぼくとおしゃべり、してくださいませんか?」
推しが、俺に、手を差し伸べてきている。
柔和な物腰の三人目のゲーム攻略対象者・ウィスカ様は短い自己紹介を終えると着ている上着の裾を丁寧に折りたたんで座り直した。
実は俺はラーナ兄様や王太子様以上に彼のルートを知らない。
何故ならラーナ兄様やブーアファルト殿下は推しとのルートに多少関わりがあり二人とも一度は攻略したことがあるが、彼は全くしたことが無いからだ。
正確には推しと関わりがあるルートしか履修していない。
だから推しとの絡みが全く無かったキャラクターには前世あまりに時間が無かったのにより時間を割く理由が見つからずプレイしなかったのだ。
コスタ公爵卿は自分の息子を一瞥するとひとつ大きく頷き、次の者が自己紹介するよう合図した。
家の爵位順に自己紹介しなければいけないなら、次に立ち上がらければ行けないのは兄様。
兄様はウィスカ様と同じように名前と歳のみを明かすと、次に俺に立つよう促した。
「ねいふぁーいーひゃ・ぶりろんぶろーろれす。いっしゃいれす。よろしく、おねがいします!」
回らない舌で喋った割には上手くいったんじゃないか!?
心の中で自分を存分に褒めていると、一つの小さな笑い声が聞こえた。その声を辿ると、目を見開いて自分の口を押さえる男の子がいた。
流れる生きた水のような、いや、しんしんと降る柔らかい雪か、光っているかと思わせる淡い髪にはそぐわない紫紺の瞳が戸惑いを映している。
俺が大好きで大好きで寝る間も食事さえも忍んだ俺の推し。
その姿がそこにあった。
「わ、わらってしまいもうしわけありません。ぼくはドゥーンフォルトへんきょうはくけがちょうなん、ミァンルシアーノ・ドゥーンフォルトともうします。としは3さいになります。しゅみはまほうをつかうことです。よろしくおねがいします。」
かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいぃぃぃ~~~ッッ!!
コレが現実?それとも夢?幻?実はまだ馬車の中で精霊さんが良い夢見ろよ的な感じでなんか掛けてくれてる!?
幻でもいい。幻なら覚めないでほしい。
このチラチラこっち見てごめんねアピールしてきてるあの子が将来カッコイイ騎士団長になるの?意味不明。いやしかしそれでいい。それがいい。
ドゥーンフォルト辺境伯卿が推しの頭を大丈夫だよと伝えるように優しい目をしながら叩く。
自分の父を見て涙の層を下瞼に湛えた子はその手を捕まえて離さなかった。
何それずるい俺もしたい俺も推しに頭ポンポンしたい。
嫉妬を燃やす目で辺境伯卿を見つめると、当人はものすごく戸惑った目で見つめ返してきた。おっと危ない。あの人にジェラるのはお門違いだ。
なあに心配しなくても平気さ。
どうせ後何年か経てば推しは我が家に来る。
ミァンルシアーノルート中、ラーナ兄様は推しの幼なじみとして出てくる。
なんでも推しはブリオングロード家で騎士見習いとして滞在していたらしい。
ラーナ兄様からたまに聞ける推しの幼少期エピソードが堪らなくて何度堪能したことか。
それが今!目の前に!
明らかに鼻息が荒くなり始めた俺を訝しげに見る目があった。
それはラーナ兄様でも父様でもましてや推しでもない。
次に自己紹介をする方だった。
「ベーラルゥド伯爵家が次男、アルゲリータ・ベーラルゥドです。歳は六つになります。趣味は本を読むことです。よろしくお願いします。」
なんだって?マルゲリータ?みたいな名前をしているのもゲーム攻略対象者のアルゲリータ・ベーラルゥド。
将来のお姿は図書館の司書ではなく、なんと研究者。
研究オタクとも言うべきか、一度セリフを聞いた時は何を言っているのか分からなかった。
まあこの人も全く推しと関わりがなかったので、この人のルートも攻略したことがない。ノー知識。
情熱系に多いマルゲリータもびっくりな真っ赤な髪にパセリのような色の緑色の瞳。
ダメだあの人を見てるとお腹がすいてきた。
「これで自己紹介は一通り済んだでしょうか。では、お子様たちの親睦も深めつつ、かつての旧友との再会をお楽しみください。」
「陛下が来る時間までは自由に行動してくださって構いません。庭へも行かれて結構ですよ。あ、でもお菓子も美味しいので食べてくださいね?」
それでは解散、とブーアファルト殿下が手を叩くと、一斉に皆が喋り始めた。
ラーナ兄様はマルゲリータ……じゃない、アルゲリータ様のところへ赴いて何かを話し始め、父様もかつての同級生とつもる話でもあるのか席から動いていないのにもう囲まれている。
ウィスカ様はクローと何かを喋っていて、ブーアファルト殿下はいつの間にかどこかへ消えてしまっていた。
俺はと言えばアルゲリータ様を見たことでお腹がすいてしまったので、王宮の離乳食を食べることにした。
ん、うまい。意外と行けるな。
「あ、あの」
「おいひぃかも……」
「ネイファーイーヒャさま、あの、」
「んむ?……ッ、んぐ!」
「だいじょうぶですか!?えぇとえぇと、みず!」
突然俺に喋りかけてきた人から手渡しで水を貰うと一気に煽った。
息がしやすくなると、ほっとしたのか安心したような笑みを浮かべてこちらに手を差し伸べる。
「さきほどはわらってしまってごめんなさい。ぼくとおしゃべり、してくださいませんか?」
推しが、俺に、手を差し伸べてきている。
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