幾星霜の時をこえても~再び紡ぐ深い絆・The.Last.Days

クズノハ

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◇アトランティス編◇

3話

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 晴樹 はるあきは当時をふりかえり考える。
ああ、あの時は高熱をだして苦しみもがいて かなりキツかったわ!
マジにホントにホントにもう俺は死んでいたかもしれない…。

当時は、緊急で島から海上タクシーの船で町の病院に運ばれたが、そこの医者が首をかしげ、大きな病院に緊急に精密検査のためにまわされて隔離病棟に入院をしたが、しかし最後まで原因不明でわからなかった…。

 晴樹 はるあきは静かに呟く
「あの時の、 あれはなんなのか~?
間違いなく霊、いや怨霊かなぁ?」
「銀髪に西洋のドレスをきた外国人の
女性の骸の姿の顔…だった。」

それは、高熱に 魘 うなされてた
ときに垣間見たモノなのだ。

それをふりかえると背中がゾクゾクして身体や腕には鳥肌がたつ。

そのような経験してから、あらゆる感覚が研ぎ澄まされて、様々なものがたまに見えるが 晴樹からは
別に気にかかるとか、変だとかは一切なく普通に過ごしている。

このご時世、ネットで検索するとわからないことは すぐに調べられるが.. 晴樹 はるあきから感じて視る世界はよくわからないことが多いから、そのようなものだと心のどこかで理解している。

「でも、まだそばにいる気がするけど~あの時は祟られたのだろうか?」

そして自分の過去をあれこれ考えていると、しばらくして,晴樹の頭の中に
ダイレクトに、謎の女性の声が届く。

「それは、あなたが、欲を出して私が
埋まっている場所、私を見つめた、
私の柩を見つけたからよ!」

その声、ボソボソ…とわかない呟く感じではなく!はっきりしている声なのだ。

 晴樹 はるあき
辺りをキョロキョロし,やや左の後ろ
あたりに そこには!外国の女性が立っている…。
「え、え、えっ?ん?外国女性?誰っ?」
その謎の女性の容姿より先に、晴樹からは瞳のアクアマリンのような色合いに
目をうばわれた‥

 晴樹 はるあきは、思わず
目をパチパチさせて目を擦り、あまりにもはっきりしている姿に
心のどこかで分かっているが 少し不安
げに尋ね…
「ええっと、マジ…はっきり姿がわかるけど…ごめん、あの時の怨霊様?」

謎の声の主の外国の女性は
「フフフッ、そうよ~!前からいるよ。
やっと見えて私と話せるようになったのね?」

 晴樹 はるあきは深くうなずいた、

その視線の先には、銀髪にやや近いようなカスタードクリーム色の髪。
頭には、エメラルドやルビーなど高価な宝石をちりばめた王冠をつけている。

中世の高貴なドレス衣装を着ていて、
胸元には真珠の珠を連ねたロザリオをつけた異国の女性が立っていた。

「私の名は、コンテ・ドゥ・ロシータ-
、ロシーターでよろしいわ!」
「もう詳しく話さなくても もう私の事
は分かりますよね?」

 晴樹 はるあき やや少しだけ背中に寒気を感じつつも、照れくさそうに恐る恐るたずねた。

「ん-ッ 高熱でうなされたときのお方
ですか?あの~ほんとごめんなさい。」

少し寒気はするが、しっかりと女性を
見つめ、祟られたのは?心の奥底で俺
が無知によって様々な欲を強く抱いた
からなのだと…今は理解していた。

ロシーターは..まるで晴樹の心の中を
読んだかのように深く頷きして
「ええ そうよ!その通りですわ!」
「ええ、私が怒った原因を作ったのも
晴樹!あなたが欲望にかられたからよ。」

「あ、この姿ならば より懐かしいですかな?!」
ロシーターの顔つきが、突如~一瞬に
して!王冠に骸骨の姿になったのだ。
目のあったであろう2つの窪みの奥は
怪しく不気味に赤く光る。

「ギャッ、わ、わーーわかる、分かります!顔つき戻して…」
 晴樹 はるあきは 深々とお辞儀し心から謝った。
「ほ、本当に、ごめんなさい。」

間近にて 再び目にした時には、彼はちょっとだけドキッとして怖かった。

ロシーターの王冠に骸骨の姿は、彼女
曰く戦闘モードらしい、その本来持つ
まぶしい光りと圧迫感と威圧感が高まるとのこと。

少しだけ、まだまだ理解できない慣れない…晴樹からは時間がかかるような感じです。

ロシータ-は晴樹を笑顔でニコニコして見つめてから語る。
「いいわ 赦します。私も救われたから…」
「あらあら、えっとねぇ♪︎…額の縦の目がしっかり開いたね。」

「ただ、いま持つ力をさらに向上させるには、少し修行とかが必要だねー!」

 晴樹 はるあきのおでこ、眉間の
辺りの上が少しむずむずするようだ。
「あー、ちょっとだけかなぁ! おでこの辺りが むずむずするなぁ。」
「あ、なるほど なるほど、修行かぁ~?
 でも少しだけ不安やなぁ~!」

少しだけ悩んで、思うところがあるような感じです。

島の港の奥にある神社は その島の人々が豊漁を祈願してる海の神さまの八柱の龍神をおまつりしてある。

晴樹、子供の頃は 好奇心や冒険が好きだった、神社も遊び場でした。
島の神社の山道から登ってゆくと 一番
標高がある山には 白い灯台があって
そこからは 弓なりの無限の海。

また山道を下りして、その途中の開けた場所には、住吉造りの、やや古い社が木々に囲まれてひっそりと建っていた。

 晴樹 はるあきは思い出して
「たしか、昔に この社を初めて見つけた時は びっくりしたけど…
これはロシータ-を祀った社?!」

さらに進むと やがてたどり着く日出の浜、伝説の舞台の地なのだ。

「まじに 日出の浜…あの浜は、好きな場所の一つだなぁ~ッ!」

 晴樹 はるあきの横でロシータ-が呟く
「そうね!あの地は とても静かで私も
お気に入りですよ。」
「ただ 少し前は財宝に目がくらんだ
輩が絶えなかったけど…」

 晴樹 はるあきは申し訳なさそうにして
「あ、だね、うん、ほんとにごめんね~!」

島の時間は ゆっくりと都会とは違いゆるやかに流れるのだろうか…

今夜は満月、月明かりに照らされて海がすごく神秘的なんだろうと… 晴樹 はるあきは眺めている。

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