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限界の先へ
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あれから数日…。相変わらず視線や気配はするものの、何かしてくる様子はない。驚いたことに、それは昼間の明るい時間帯でも感じた。最初は常に身構えて警戒していたが、…もう疲れてしまった。と言うか慣れてきたに近いかもしれない。
あの日…目が覚めた私は、すぐさまバイト先に連絡をしてしばらくの間お休みを貰った。だって…幽霊は薄暗い所に出ると思っていたから…。バイトを終える時間はいつも遅く、帰るのは夜になってしまう。家も電気を付けておけば問題ないという変な自信に満ちていた。…が、家の中で動き回る足音を聞いた瞬間にそんな計画は崩れ去っていた。友達の所に泊まらせて貰おうともしたけど、巻き込みたくは、ない。小さな物音にビクつき、一人家の中で神経をすり減らしていた。
本当に怖かった…。またいつ襲って来るのか分からなかったし、取り憑かれている事で生気が吸われ続けているかもしれない。放っておいたら自然に離れてくれるのか、逆に何かをしなければ離れてくれないのか。何もかもわからなかった。
そんな事を永遠と考えているうちに…どうして自分が、あの気色悪い幽霊なんかの為に悩まなければいけないのか?恐怖よりも怒りの方が込み上げてきて、私は考えるのを止めた。
慣れてきたとは思うが、全く気にならないと言ったらそれは違う。もしかしたら興奮している時にアレが起こるのかもしれないと、1つの仮説に辿り着いていた。でもお預けされた私の欲は、またいつ暴走してもおかしくない。体が思い出さないようにアレコレ工夫する必要があった。
(休みにして貰ってるけど…バイト行こうかな。)
すぐにスマホに手を伸ばし店長に電話をかけた。
「もしもーし、鈴木です。舞香ちゃーん?」
「お疲れ様です。今お時間大丈夫ですか?」
「大丈夫だよー!ストーカーの件どうなった?皆、心配してるよー!大翔なんかは特に!」
この時電話の遠くの方から おい!店長言わないで下さい!と聞こえてきた。
「その件についてなんですが…、まだ後を付けてきている気配はしてて。外出は控えているんですが、振り回されるの嫌になっちゃったんで…バイトに出ることにしました。」
「舞香ちゃん可愛いからなぁ。警察に相談したの?バイト来てくれるのは嬉しいけど危ないんじゃない?」
「えーっと…相談はしたんですけど実質的な被害がないと動けないみたいで…。遅い時間にならなければ大丈夫だと思います。」
「そーう?いや、あのねー実は今日休みが出ちゃってて人が足りないんだよねー!今から来れたりしない?」
行きます!と即答した私は軽く準備を済ませ、バイトに向かった。
接客業は嫌いではないし、人間関係にも恵まれててとても良い職場だ。大翔君は仕事中、頻繁に話しかけてくれてすぐに仲良くなった。家も近く、たまに一緒に帰ったりする。皆に会えるのが楽しみで仕方なかった。大学にも友達はいるがバイト仲間には、それとは違う絆みたいなものがある。
更衣室でバイトの制服に着替えていると後輩の咲希ちゃんに出会った。とっても素直で可愛くて話してるとめちゃくちゃ癒される。私が男だったら間違いなく恋していたと思う。
「先輩!!!すごく心配してました…。もう働いて大丈夫なんですか!?もし私に何か出来る事があれば何でも言って下さい!!」
普段は大人しめの咲希ちゃんがすごい勢いで話しかけてきた時は少しびっくりした。何だかそれが可笑しくて可愛くて、つい笑ってしまった。咲希ちゃんは、心配してるのに酷い!と怒ってたけど久しぶりに心から笑えた気がして、何故か涙が出そうだった。
「あははっ!ごめんごめん、遅くならなければ大丈夫だよ!可愛くて…ぷっ」
「もーー!私がどれだけ心配してたと思ってるんですか!先輩の身に何かあったらと!もーーーー!!」
ポコポコと優しく叩かれて、それにも笑ってしまった。私と咲希ちゃんが着替えを終えて従業員室から出てくると大翔と店長、それにいつもこの時間までいない主婦の方が店内で忙しく働いている。今日も混み合っていて大変そうだ…。
「おーい!2人ともー!森崎さんと変わってあげてくれないか?急遽、残ってくれていたんだ。森崎さん!助かりました、ありがとうございます!」
「 おはようございます店長。数日間お休みを頂きありがとうございました。」
「いやいや!気にしなくて良いよー!いつも頑張ってくれているからね!咲希ちゃんは大翔の方手伝ってあげて、舞香ちゃんはこっち!」
森崎さんはぺこりと頭を下げて笑顔で、お疲れ様です後はよろしくねと言って帰っていった。
店長の指示に従い、2組に別れて仕事をする。時々、大翔が何か言いたげな表情でこちらを見ているが…ゆっくり話しを出来る余裕はお互いにない。やはり来て正解だった…気分転換になったし、余計な事を考えずに済む。現在の時刻は午後18時頃。夢中で働いているうちに、もう3時間ほど経過していた。
「 舞香ちゃーん!交代の人も何人か来たし、もうすぐ暗くなって来ちゃうから…ここら辺で帰りなー!」
「 分かりました。気を使っていただいて、ありがとうございます。ではお言葉に甘えてお先に失礼します!咲希ちゃんもお疲れ様!」
「先輩、お疲れ様でした!」
本当は、もう少し働いていたかったけど皆にはストーカーが…と言ってあるし素直に聞いておこうと思う。まぁ、憑いて来ているし…実際ストーカーみたいなものだ。
従業員室に入ると大翔がいた。彼はしっかり8時間働き私より30分くらい前に上がっていたはず、待ってくれていたのか?
「…おぅ、お疲れ様。もう少し休んどけば良かったのに。でも元気そうで安心した。」
「お疲れ様!今日も忙しかったね。私の家の近くは人通りも多いし、遅い時間にならなければ大丈夫!大翔こそ、レポート進んでないって言ってなかったっけ?こんなに所でのんびりしてて良いの?」
「・・・・・・お前の事、待ってたんだよ。」
そう言って顔を背ける大翔に私まで照れて顔が熱くなるのを感じた。
「近くまで、送って行こうと…思ってただけだよ。家近いだろ。」
この時、見えないアイツが
静かにそして氷のように冷たく
ただただ私の事を睨んでいたとは
思いもしなかった。
なんなの。この人、いつもふざけてばっかりなのに急にこんなふうに。ドキドキが止まらず、2人とも少しギクシャクしながら店を後にした。
変に緊張してあまり上手く話せないけど、横に並んで歩く2人は普段よりも近く手と手が触れ合いそうな距離だ。
「…大翔、ありがとね。」
「俺がいる時は毎回、送ってやるよ。」
「そんな、悪いよ。もう遅い時間まで働く訳じゃないし大翔だって暇じゃないでしょ?」
「・・・・・・・」
無言で俯き、そして見つめてくる大翔。
もう太陽が傾きもうすぐ夜になろうとしていた。ここはあの大きな公園で噴水がある広場だ。大翔は口を開いたかと思えば、また閉じてしまう。噴水の音がいつもより大きく聞こえるようだった。
「・・・迷惑じゃなければ、送りたい。俺がそうしたいんだ。その…」
と大翔が話している途中で、急にアイツの存在を感じた。私の足元で。
「ん?どうした?」
「い…いや、何でもない!話しを続けて」
今日 私は長めのロングスカートで アイツが足元にいるなんて絶対にないはず!だってスカートは膨らんでないし。と話しを聞きながら考えていると、パンツを…横にズラしてきた。
「その 舞香が嫌じゃなければで良いんだ。心配なんだよ。だってストーカーだろ?」
おかしい。おかしすぎる。スカートの見た目は普通なのに何故?透き通るものを決められるのか?そんな事ある?様々な疑問が私の中を駆け巡る。
「全然!嫌なわけないよ、むしろ迷惑じゃないかなって。そうだね…ストーカーって本当に何するかわからない。。。」
するとアイツは突然、強く吸い付いてきた。
じゅるじゅるという唾液の音が噴水の音と混ざって聞こえる。ビクッと体が反応し刺激に足が震える。大翔が目の前にいるのに、ダメっ。
「本当に大丈夫か?なんか顔色が赤い気がする」
「っうん。大丈夫っだよ。久しぶりに働いてっ疲れちゃった…かもっ」
「そうか 夏だしな。ちょっと待ってて自販機で飲み物買ってくる」
そう言って走って買いに行ってくれる大翔。
その瞬間アイツの責めはより強くなり、私は立ったままこの日、1度目の絶頂を迎えた。ガクガクと震え、愛液と唾液は足を伝う。
犬の散歩をしてる人やサラリーマン、買い物帰りの人などこの時間の公園は、まだ人が行き交っている。はぁはぁと息を弾ませながら周囲にバレてない事を確認してほっと胸をなでおろした。
「おーい、買ってきた。お茶と水どっちにする?」
「お水にしようかな。ねぇあそこのベンチに座って話さない?」
私はもう立っていられなかった。
だってずっと続いていたから。
噴水の横にあるベンチに腰掛ける2人。私は膝の上に鞄を置きガードしているつもりでいた。でもアイツは、そんなもの関係なく貫通してくる。
今度は指をお預けされていた中に…入れてきた。
なぜだか今日は焦らす事なく激しく強い。私の中を容赦なくかき混ぜてくる。
「あっありがとうっ…っ。ちょうど喉…っ乾いてたかもしれないっ…っ。」
「うん。体壊すなよ。大変だっただろ?なんかさ、話したい事あったんだけど。また別の日に話す。舞香の体調が良い時に。」
もう、ダメ。またっイッちゃう。今度は目の前で、大翔に見られながらっ。
アイツが中の前の方を少し乱暴に擦る度にきゅっと締め付けてトロトロと溢れてくる。噴水の音に紛れて周囲の人にも聞こえているはずだ。ぐちゃぐちゃという淫らな音が。
「わかった。じゃあっ…今日はこの辺で…」
と言い終わらないうちに、大きな波が来そうだった。でもその瞬間、アイツは責めを止め中に指を入れたままピタリと止まる。
止まってくれて嬉しい反面。また寸前で止められてしまって私の体はそれを求めていた。
「ねぇ。LINE教えてよ。連絡する。」
わかったと教えている最中に、また激しく動かしてくる。もう本当に限界だった。数秒、暴れるだけですぐ達してしまいそうになる。でもアイツはそれを許してくれず、寸止めを繰り返す。
私の音が大翔の耳にも届いてる。そう思うだけで興奮して更に敏感になっていた。こんなに変態じゃなかったはずなのに。私の体はどうしちゃったんだろう。
「なんか…今日の舞香…エロいな…」
ボソッと小さな声で呟いたのが聞こえてしまってドキドキと興奮と恥ずかしさでおかしくなりそうだった。
「私…もう少しだけ休んで帰るから。先に帰っちゃって。後でLINEするね」
「でも!………わかった。LINE待ってる」
そう言って大翔を見送った。彼と居るともっと暴走しそうで怖かった。もう我慢できなかった。
私は急いで帰るとスカートとパンツを脱ぎ捨てる。ベッドに寝て足を手で開き、もう限界の秘部を露わにする。
「はぁはぁ。お願いします。イかせて下さい…。」
その瞬間。三本の指が一気に入ってきて手のひらで突起を擦りながら、激しくかき混ぜる。その衝撃で愛液が飛び散る程に。
「ああぁあぁあ!イグッ!イクイク!イグゥッ!」
びゅっびゅーっぷしゃゃーーー
腰を浮かせて激しく痙攣する。頭は真っ白になり全身に力が入った。
やっと息が吸えるようになったと同時に冷静さを取り戻す。私…。何やってんの…。
アイツにオネダリなんて。
その上…大翔…次どんな顔をして会えば良いのかわからない。下半身丸出しの状態で一人しばらく絶望する私だった。
あの日…目が覚めた私は、すぐさまバイト先に連絡をしてしばらくの間お休みを貰った。だって…幽霊は薄暗い所に出ると思っていたから…。バイトを終える時間はいつも遅く、帰るのは夜になってしまう。家も電気を付けておけば問題ないという変な自信に満ちていた。…が、家の中で動き回る足音を聞いた瞬間にそんな計画は崩れ去っていた。友達の所に泊まらせて貰おうともしたけど、巻き込みたくは、ない。小さな物音にビクつき、一人家の中で神経をすり減らしていた。
本当に怖かった…。またいつ襲って来るのか分からなかったし、取り憑かれている事で生気が吸われ続けているかもしれない。放っておいたら自然に離れてくれるのか、逆に何かをしなければ離れてくれないのか。何もかもわからなかった。
そんな事を永遠と考えているうちに…どうして自分が、あの気色悪い幽霊なんかの為に悩まなければいけないのか?恐怖よりも怒りの方が込み上げてきて、私は考えるのを止めた。
慣れてきたとは思うが、全く気にならないと言ったらそれは違う。もしかしたら興奮している時にアレが起こるのかもしれないと、1つの仮説に辿り着いていた。でもお預けされた私の欲は、またいつ暴走してもおかしくない。体が思い出さないようにアレコレ工夫する必要があった。
(休みにして貰ってるけど…バイト行こうかな。)
すぐにスマホに手を伸ばし店長に電話をかけた。
「もしもーし、鈴木です。舞香ちゃーん?」
「お疲れ様です。今お時間大丈夫ですか?」
「大丈夫だよー!ストーカーの件どうなった?皆、心配してるよー!大翔なんかは特に!」
この時電話の遠くの方から おい!店長言わないで下さい!と聞こえてきた。
「その件についてなんですが…、まだ後を付けてきている気配はしてて。外出は控えているんですが、振り回されるの嫌になっちゃったんで…バイトに出ることにしました。」
「舞香ちゃん可愛いからなぁ。警察に相談したの?バイト来てくれるのは嬉しいけど危ないんじゃない?」
「えーっと…相談はしたんですけど実質的な被害がないと動けないみたいで…。遅い時間にならなければ大丈夫だと思います。」
「そーう?いや、あのねー実は今日休みが出ちゃってて人が足りないんだよねー!今から来れたりしない?」
行きます!と即答した私は軽く準備を済ませ、バイトに向かった。
接客業は嫌いではないし、人間関係にも恵まれててとても良い職場だ。大翔君は仕事中、頻繁に話しかけてくれてすぐに仲良くなった。家も近く、たまに一緒に帰ったりする。皆に会えるのが楽しみで仕方なかった。大学にも友達はいるがバイト仲間には、それとは違う絆みたいなものがある。
更衣室でバイトの制服に着替えていると後輩の咲希ちゃんに出会った。とっても素直で可愛くて話してるとめちゃくちゃ癒される。私が男だったら間違いなく恋していたと思う。
「先輩!!!すごく心配してました…。もう働いて大丈夫なんですか!?もし私に何か出来る事があれば何でも言って下さい!!」
普段は大人しめの咲希ちゃんがすごい勢いで話しかけてきた時は少しびっくりした。何だかそれが可笑しくて可愛くて、つい笑ってしまった。咲希ちゃんは、心配してるのに酷い!と怒ってたけど久しぶりに心から笑えた気がして、何故か涙が出そうだった。
「あははっ!ごめんごめん、遅くならなければ大丈夫だよ!可愛くて…ぷっ」
「もーー!私がどれだけ心配してたと思ってるんですか!先輩の身に何かあったらと!もーーーー!!」
ポコポコと優しく叩かれて、それにも笑ってしまった。私と咲希ちゃんが着替えを終えて従業員室から出てくると大翔と店長、それにいつもこの時間までいない主婦の方が店内で忙しく働いている。今日も混み合っていて大変そうだ…。
「おーい!2人ともー!森崎さんと変わってあげてくれないか?急遽、残ってくれていたんだ。森崎さん!助かりました、ありがとうございます!」
「 おはようございます店長。数日間お休みを頂きありがとうございました。」
「いやいや!気にしなくて良いよー!いつも頑張ってくれているからね!咲希ちゃんは大翔の方手伝ってあげて、舞香ちゃんはこっち!」
森崎さんはぺこりと頭を下げて笑顔で、お疲れ様です後はよろしくねと言って帰っていった。
店長の指示に従い、2組に別れて仕事をする。時々、大翔が何か言いたげな表情でこちらを見ているが…ゆっくり話しを出来る余裕はお互いにない。やはり来て正解だった…気分転換になったし、余計な事を考えずに済む。現在の時刻は午後18時頃。夢中で働いているうちに、もう3時間ほど経過していた。
「 舞香ちゃーん!交代の人も何人か来たし、もうすぐ暗くなって来ちゃうから…ここら辺で帰りなー!」
「 分かりました。気を使っていただいて、ありがとうございます。ではお言葉に甘えてお先に失礼します!咲希ちゃんもお疲れ様!」
「先輩、お疲れ様でした!」
本当は、もう少し働いていたかったけど皆にはストーカーが…と言ってあるし素直に聞いておこうと思う。まぁ、憑いて来ているし…実際ストーカーみたいなものだ。
従業員室に入ると大翔がいた。彼はしっかり8時間働き私より30分くらい前に上がっていたはず、待ってくれていたのか?
「…おぅ、お疲れ様。もう少し休んどけば良かったのに。でも元気そうで安心した。」
「お疲れ様!今日も忙しかったね。私の家の近くは人通りも多いし、遅い時間にならなければ大丈夫!大翔こそ、レポート進んでないって言ってなかったっけ?こんなに所でのんびりしてて良いの?」
「・・・・・・お前の事、待ってたんだよ。」
そう言って顔を背ける大翔に私まで照れて顔が熱くなるのを感じた。
「近くまで、送って行こうと…思ってただけだよ。家近いだろ。」
この時、見えないアイツが
静かにそして氷のように冷たく
ただただ私の事を睨んでいたとは
思いもしなかった。
なんなの。この人、いつもふざけてばっかりなのに急にこんなふうに。ドキドキが止まらず、2人とも少しギクシャクしながら店を後にした。
変に緊張してあまり上手く話せないけど、横に並んで歩く2人は普段よりも近く手と手が触れ合いそうな距離だ。
「…大翔、ありがとね。」
「俺がいる時は毎回、送ってやるよ。」
「そんな、悪いよ。もう遅い時間まで働く訳じゃないし大翔だって暇じゃないでしょ?」
「・・・・・・・」
無言で俯き、そして見つめてくる大翔。
もう太陽が傾きもうすぐ夜になろうとしていた。ここはあの大きな公園で噴水がある広場だ。大翔は口を開いたかと思えば、また閉じてしまう。噴水の音がいつもより大きく聞こえるようだった。
「・・・迷惑じゃなければ、送りたい。俺がそうしたいんだ。その…」
と大翔が話している途中で、急にアイツの存在を感じた。私の足元で。
「ん?どうした?」
「い…いや、何でもない!話しを続けて」
今日 私は長めのロングスカートで アイツが足元にいるなんて絶対にないはず!だってスカートは膨らんでないし。と話しを聞きながら考えていると、パンツを…横にズラしてきた。
「その 舞香が嫌じゃなければで良いんだ。心配なんだよ。だってストーカーだろ?」
おかしい。おかしすぎる。スカートの見た目は普通なのに何故?透き通るものを決められるのか?そんな事ある?様々な疑問が私の中を駆け巡る。
「全然!嫌なわけないよ、むしろ迷惑じゃないかなって。そうだね…ストーカーって本当に何するかわからない。。。」
するとアイツは突然、強く吸い付いてきた。
じゅるじゅるという唾液の音が噴水の音と混ざって聞こえる。ビクッと体が反応し刺激に足が震える。大翔が目の前にいるのに、ダメっ。
「本当に大丈夫か?なんか顔色が赤い気がする」
「っうん。大丈夫っだよ。久しぶりに働いてっ疲れちゃった…かもっ」
「そうか 夏だしな。ちょっと待ってて自販機で飲み物買ってくる」
そう言って走って買いに行ってくれる大翔。
その瞬間アイツの責めはより強くなり、私は立ったままこの日、1度目の絶頂を迎えた。ガクガクと震え、愛液と唾液は足を伝う。
犬の散歩をしてる人やサラリーマン、買い物帰りの人などこの時間の公園は、まだ人が行き交っている。はぁはぁと息を弾ませながら周囲にバレてない事を確認してほっと胸をなでおろした。
「おーい、買ってきた。お茶と水どっちにする?」
「お水にしようかな。ねぇあそこのベンチに座って話さない?」
私はもう立っていられなかった。
だってずっと続いていたから。
噴水の横にあるベンチに腰掛ける2人。私は膝の上に鞄を置きガードしているつもりでいた。でもアイツは、そんなもの関係なく貫通してくる。
今度は指をお預けされていた中に…入れてきた。
なぜだか今日は焦らす事なく激しく強い。私の中を容赦なくかき混ぜてくる。
「あっありがとうっ…っ。ちょうど喉…っ乾いてたかもしれないっ…っ。」
「うん。体壊すなよ。大変だっただろ?なんかさ、話したい事あったんだけど。また別の日に話す。舞香の体調が良い時に。」
もう、ダメ。またっイッちゃう。今度は目の前で、大翔に見られながらっ。
アイツが中の前の方を少し乱暴に擦る度にきゅっと締め付けてトロトロと溢れてくる。噴水の音に紛れて周囲の人にも聞こえているはずだ。ぐちゃぐちゃという淫らな音が。
「わかった。じゃあっ…今日はこの辺で…」
と言い終わらないうちに、大きな波が来そうだった。でもその瞬間、アイツは責めを止め中に指を入れたままピタリと止まる。
止まってくれて嬉しい反面。また寸前で止められてしまって私の体はそれを求めていた。
「ねぇ。LINE教えてよ。連絡する。」
わかったと教えている最中に、また激しく動かしてくる。もう本当に限界だった。数秒、暴れるだけですぐ達してしまいそうになる。でもアイツはそれを許してくれず、寸止めを繰り返す。
私の音が大翔の耳にも届いてる。そう思うだけで興奮して更に敏感になっていた。こんなに変態じゃなかったはずなのに。私の体はどうしちゃったんだろう。
「なんか…今日の舞香…エロいな…」
ボソッと小さな声で呟いたのが聞こえてしまってドキドキと興奮と恥ずかしさでおかしくなりそうだった。
「私…もう少しだけ休んで帰るから。先に帰っちゃって。後でLINEするね」
「でも!………わかった。LINE待ってる」
そう言って大翔を見送った。彼と居るともっと暴走しそうで怖かった。もう我慢できなかった。
私は急いで帰るとスカートとパンツを脱ぎ捨てる。ベッドに寝て足を手で開き、もう限界の秘部を露わにする。
「はぁはぁ。お願いします。イかせて下さい…。」
その瞬間。三本の指が一気に入ってきて手のひらで突起を擦りながら、激しくかき混ぜる。その衝撃で愛液が飛び散る程に。
「ああぁあぁあ!イグッ!イクイク!イグゥッ!」
びゅっびゅーっぷしゃゃーーー
腰を浮かせて激しく痙攣する。頭は真っ白になり全身に力が入った。
やっと息が吸えるようになったと同時に冷静さを取り戻す。私…。何やってんの…。
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