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◇
シンは、蛇口から流れる水を見詰めていた。
水はシンクに落ち、先に床に張っていた血を薄め、洗い流していく。
頭がぼんやりとするからか、いつも以上に活力が漲らない。急な絶望感に駆られて、現実から逃げ出したくなってしまう。
不意に、ポケットに入れておいた携帯電話がバイブレーターを鳴らした。
目の前のシンクを見ると、血はすっかり溶かされ、透明な水のみが流れていた。
蛇口の水を止め、近くにかけてあるタオルで手の水気を拭き取ってから、携帯を手に取る。
着信先は、エルだった。
最近では、エルから掛けて来る事は珍しくなったが、以前は何度かあった為、疑問もなく繋げる。
「…エルさん、どうかした?」
≪…突然電話すみません、シンくんに聞きたい事があって…≫
「…何?」
深刻そうな雰囲気の中、エルが羅列する文章内容に、シンは思わず目を見張っていた。
◇
カノンは、朦朧としてきた意識の中に、容赦なく入り込んできた物音に驚き目を開く。
眠気も飛ぶほどの音に困惑しつつも、唯事ではないとの勘が働き直ぐにベッドを乗り越える。
急に動いた事で一瞬地面が揺れたが、直ぐに感覚を取り戻して物音の方へと走った。
「シン!シン!どうしたの!シン!」
カノンはリビングの扉を開けて、早々に目に飛び込んできた光景に驚愕するしかなかった。
シンは倒れていて、強く目を瞑り過呼吸を起こしている。袖ごと掻き切られた腕からは赤い鮮血が滲み出していて、包丁は少し先に転がっている。
更に遠くには、画面の暗くなった携帯電話が落ちていた。
「……して…赦して…叩か、ないで…」
「えっ?」
「…ごめ…ん、なさい…もう、逃げ、ない…から…お願い…怒ら、ないで…」
口元に耳を近づけ済ませると、呼吸音に混じり違和感のある謝罪や懇願が聞こえて来た。
体は激しく震えていて、途轍もなく苦しげだ。
今まで聞いたどんな台詞よりも感情のある台詞に、その内容にカノンはうろたえる。
「……シン?だ、大丈夫だよ…誰も怒ってないよ…?どうしたの?シン…?」
速い呼吸に、嗚咽も混じり出す。
カノンは血が溢れ出しているのに改めて気付き、近くに落ちていたタオルで傷口を押さえつけた。
「…シン、僕の声聞こえてる?」
「…………カ、ノン…?」
カノンは微かに、だが確かにあった反応に小さく安堵した。
だが、直後に零れる謝罪に、また惑う。
「…ごめん、なさ…もう、言わない…です…」
どうやらシンは今、意識が混濁しているようだ。
内容はよく知らないが、恐らく過去と今が混ざってしまっている。
カノンは咄嗟に思いついた解決策を実施するべく、タオルを確りと腕に押し付けながらも、思いっきり唇を噛んだ。
痛みに顔を歪めながらも、舌先で感じた血の味に、強張ってしまっていた表情を緩める。
少しだけ自分の血を口内に含み、唾液と混ぜてから、そっとシンの口を塞いだ。
切れた唇をぴったりとくっ付け、口の中に血の味を移した。
◇
「…シン、聞こえる?」
シンはカノンの声に気付き、薄く目を見開いた。
終わった筈の悪夢が追い掛け回してきて、めちゃくちゃに記憶を掻き回す。
「…カノン…カノン…俺…」
口の中に、よく知った味が広がっている。慣れた風味により現実世界に引き戻された物の、苦しさがまだ抜けない。
「大丈夫、大丈夫だよ。ほら、これ見て」
促されるまま上の空でカノンを見ると、右手に包丁が握られていた。そして包丁は、左腕に向かうと一瞬で血液を散らした。
ぼたぼたと落ちてゆく血が、一瞬で意識を持ってゆく。
「シン大丈夫、僕はここにいるよ、何も怖くないよ、大丈夫」
シンは、黒く染まった心が血で埋め尽くされてゆく感覚を知った。それは漂白されるように、苦しさを拭っていった。
◇
その数分後、リビングにはエルもいた。
カノンの傷も、シンの傷も、すっかり処置されていて白い包帯に覆われている。
「…大丈夫ですか?」
「……うん、ありがとう」
微笑み、シンを見詰めるカノンの息遣いは、浅く不安定だ。
対照的に、横で目を閉じて眠るシンは、落ち着いていて安らかな顔をしている。
「…カノンくん、病院に行きませんか」
「…うん、行かない。大丈夫だよ、輸血もしてもらったし直ぐ良くなるから」
血を失っていると判断し、処置に輸血も含んだ。
「違うんです、カノンくん」
「……何が?」
「……シンくんとは、離れた方がいい…」
「……どういう事?」
エルは、カノンが既に知っている可能性も考慮したが、どうやら何も知らなかったらしい。
知らずに同棲していたとは、とても恐ろしい。
エルは発言するに辺り、シンを横目で見た。目覚める気配は無いが、途中で目覚められるのもまた不安だ。
「…少しこちらへ」
「え、あ、うん」
エルは肩を貸して、カノンを廊下へと誘導した。
◇
カノンは息を呑み、待っていた。全く想像が付かなくても分かるくらい、エルの表情が暗い内容を示している。
そしてその内容は、深くシンに関係するのだろう。
「……シンくんは、人を殺してます」
「えっ…!?」
過去に何かがあった事だけは、暮らしてゆく中ではっきりと確信していた。
しかし、殺人だとは思ってもみなかった。
「7年前の事件は覚えていますか?」
「…えっ、分からない…」
7年前といえば、相当昔の話だ。12歳の頃のニュースなど記憶に残っている筈が無い。
「……――1家惨殺事件…」
カノンは、聞き覚えのある事件名に絶句する。当時、その事件ばかりが報道されていた事を思い出した。
名を聞いてしまえば簡単に思い起こせるくらいに、有名で残酷な事件だ。
20年間、ずっと自宅に閉じ込められていた少年が、一家を無残に刺し殺した事件だ。
少年に罪の意識は無く、寧ろ解放に喜んでいたらしい。
子どもながらに、見知らぬ犯人の少年に恐怖を抱いたのを鮮明に思い出す。
母親が¨でも、その子も可哀想なのよ¨と悲しげに言っていたのも思い出した。
裁判では、責任能力が著しくかけていたとされ、無罪判決が下されたらしい。
「…………それがシンなの?」
エルはただ浅く首を縦に振って、カノンの両腕を強く掴んだ。
「……カノンくん!ここから逃げましょう!今なら逃げられます!」
「…でも…!」
正直、本能は逃避を求めている。殺人したという事実はとても恐ろしい。
しかし、シンの優しさは誰よりも知っているつもりだ。その優しさはきっと、偽りではない。
「…に、逃げない!」
「でも、ここにいたらいつかカノンくんも!」
「…今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫だよ…」
それに、もう過去の話だ。トラウマに苦しむ姿も、幾度と見てきた。
それはきっと、後悔に気付いたからだ。
それに何を知ったとしても、胸の内にある感情が変化することは無い。
「…私は、カノンくんが」
「…ごめんエルさん、僕は逃げない!!」
エルが悲しい目を見張る。腕の力が弱まるのを感じて、カノンは自ら解いた。
「だって、僕はそれでもシンが好きだ!愛してる!だからずっと、傍に居て寄り添いたい!!」
廊下中を反響した声が、一気に静まった。
目の前、エルは泣いていた。
「ご、ごめんね、エルさん」
「……私も、すみません」
エルは伸ばした手から視線を背け、溢れる雫を拭い続けている。
エルがずっと自分の事を考え、苦悩してくれているのは知っていた。
しかしそれでも、救いたいのはシンなのだ。
「ずっと、ずっと、ありがとう」
「…いいえ…惨めな姿を…すみません」
エルは目視に耐えられなかったのか、立ち上がり背を向け玄関までの道を去ってゆく。
しかし扉を潜る前に、小さくもはっきりとした声が聞こえて来た。
「……何かあれば呼んでください、お電話待っています」
パタンと閉まる扉越しのエルに対して、カノンは縋りたい気持ちを一掃し、もう一度感謝を述べた。
シンは、蛇口から流れる水を見詰めていた。
水はシンクに落ち、先に床に張っていた血を薄め、洗い流していく。
頭がぼんやりとするからか、いつも以上に活力が漲らない。急な絶望感に駆られて、現実から逃げ出したくなってしまう。
不意に、ポケットに入れておいた携帯電話がバイブレーターを鳴らした。
目の前のシンクを見ると、血はすっかり溶かされ、透明な水のみが流れていた。
蛇口の水を止め、近くにかけてあるタオルで手の水気を拭き取ってから、携帯を手に取る。
着信先は、エルだった。
最近では、エルから掛けて来る事は珍しくなったが、以前は何度かあった為、疑問もなく繋げる。
「…エルさん、どうかした?」
≪…突然電話すみません、シンくんに聞きたい事があって…≫
「…何?」
深刻そうな雰囲気の中、エルが羅列する文章内容に、シンは思わず目を見張っていた。
◇
カノンは、朦朧としてきた意識の中に、容赦なく入り込んできた物音に驚き目を開く。
眠気も飛ぶほどの音に困惑しつつも、唯事ではないとの勘が働き直ぐにベッドを乗り越える。
急に動いた事で一瞬地面が揺れたが、直ぐに感覚を取り戻して物音の方へと走った。
「シン!シン!どうしたの!シン!」
カノンはリビングの扉を開けて、早々に目に飛び込んできた光景に驚愕するしかなかった。
シンは倒れていて、強く目を瞑り過呼吸を起こしている。袖ごと掻き切られた腕からは赤い鮮血が滲み出していて、包丁は少し先に転がっている。
更に遠くには、画面の暗くなった携帯電話が落ちていた。
「……して…赦して…叩か、ないで…」
「えっ?」
「…ごめ…ん、なさい…もう、逃げ、ない…から…お願い…怒ら、ないで…」
口元に耳を近づけ済ませると、呼吸音に混じり違和感のある謝罪や懇願が聞こえて来た。
体は激しく震えていて、途轍もなく苦しげだ。
今まで聞いたどんな台詞よりも感情のある台詞に、その内容にカノンはうろたえる。
「……シン?だ、大丈夫だよ…誰も怒ってないよ…?どうしたの?シン…?」
速い呼吸に、嗚咽も混じり出す。
カノンは血が溢れ出しているのに改めて気付き、近くに落ちていたタオルで傷口を押さえつけた。
「…シン、僕の声聞こえてる?」
「…………カ、ノン…?」
カノンは微かに、だが確かにあった反応に小さく安堵した。
だが、直後に零れる謝罪に、また惑う。
「…ごめん、なさ…もう、言わない…です…」
どうやらシンは今、意識が混濁しているようだ。
内容はよく知らないが、恐らく過去と今が混ざってしまっている。
カノンは咄嗟に思いついた解決策を実施するべく、タオルを確りと腕に押し付けながらも、思いっきり唇を噛んだ。
痛みに顔を歪めながらも、舌先で感じた血の味に、強張ってしまっていた表情を緩める。
少しだけ自分の血を口内に含み、唾液と混ぜてから、そっとシンの口を塞いだ。
切れた唇をぴったりとくっ付け、口の中に血の味を移した。
◇
「…シン、聞こえる?」
シンはカノンの声に気付き、薄く目を見開いた。
終わった筈の悪夢が追い掛け回してきて、めちゃくちゃに記憶を掻き回す。
「…カノン…カノン…俺…」
口の中に、よく知った味が広がっている。慣れた風味により現実世界に引き戻された物の、苦しさがまだ抜けない。
「大丈夫、大丈夫だよ。ほら、これ見て」
促されるまま上の空でカノンを見ると、右手に包丁が握られていた。そして包丁は、左腕に向かうと一瞬で血液を散らした。
ぼたぼたと落ちてゆく血が、一瞬で意識を持ってゆく。
「シン大丈夫、僕はここにいるよ、何も怖くないよ、大丈夫」
シンは、黒く染まった心が血で埋め尽くされてゆく感覚を知った。それは漂白されるように、苦しさを拭っていった。
◇
その数分後、リビングにはエルもいた。
カノンの傷も、シンの傷も、すっかり処置されていて白い包帯に覆われている。
「…大丈夫ですか?」
「……うん、ありがとう」
微笑み、シンを見詰めるカノンの息遣いは、浅く不安定だ。
対照的に、横で目を閉じて眠るシンは、落ち着いていて安らかな顔をしている。
「…カノンくん、病院に行きませんか」
「…うん、行かない。大丈夫だよ、輸血もしてもらったし直ぐ良くなるから」
血を失っていると判断し、処置に輸血も含んだ。
「違うんです、カノンくん」
「……何が?」
「……シンくんとは、離れた方がいい…」
「……どういう事?」
エルは、カノンが既に知っている可能性も考慮したが、どうやら何も知らなかったらしい。
知らずに同棲していたとは、とても恐ろしい。
エルは発言するに辺り、シンを横目で見た。目覚める気配は無いが、途中で目覚められるのもまた不安だ。
「…少しこちらへ」
「え、あ、うん」
エルは肩を貸して、カノンを廊下へと誘導した。
◇
カノンは息を呑み、待っていた。全く想像が付かなくても分かるくらい、エルの表情が暗い内容を示している。
そしてその内容は、深くシンに関係するのだろう。
「……シンくんは、人を殺してます」
「えっ…!?」
過去に何かがあった事だけは、暮らしてゆく中ではっきりと確信していた。
しかし、殺人だとは思ってもみなかった。
「7年前の事件は覚えていますか?」
「…えっ、分からない…」
7年前といえば、相当昔の話だ。12歳の頃のニュースなど記憶に残っている筈が無い。
「……――1家惨殺事件…」
カノンは、聞き覚えのある事件名に絶句する。当時、その事件ばかりが報道されていた事を思い出した。
名を聞いてしまえば簡単に思い起こせるくらいに、有名で残酷な事件だ。
20年間、ずっと自宅に閉じ込められていた少年が、一家を無残に刺し殺した事件だ。
少年に罪の意識は無く、寧ろ解放に喜んでいたらしい。
子どもながらに、見知らぬ犯人の少年に恐怖を抱いたのを鮮明に思い出す。
母親が¨でも、その子も可哀想なのよ¨と悲しげに言っていたのも思い出した。
裁判では、責任能力が著しくかけていたとされ、無罪判決が下されたらしい。
「…………それがシンなの?」
エルはただ浅く首を縦に振って、カノンの両腕を強く掴んだ。
「……カノンくん!ここから逃げましょう!今なら逃げられます!」
「…でも…!」
正直、本能は逃避を求めている。殺人したという事実はとても恐ろしい。
しかし、シンの優しさは誰よりも知っているつもりだ。その優しさはきっと、偽りではない。
「…に、逃げない!」
「でも、ここにいたらいつかカノンくんも!」
「…今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫だよ…」
それに、もう過去の話だ。トラウマに苦しむ姿も、幾度と見てきた。
それはきっと、後悔に気付いたからだ。
それに何を知ったとしても、胸の内にある感情が変化することは無い。
「…私は、カノンくんが」
「…ごめんエルさん、僕は逃げない!!」
エルが悲しい目を見張る。腕の力が弱まるのを感じて、カノンは自ら解いた。
「だって、僕はそれでもシンが好きだ!愛してる!だからずっと、傍に居て寄り添いたい!!」
廊下中を反響した声が、一気に静まった。
目の前、エルは泣いていた。
「ご、ごめんね、エルさん」
「……私も、すみません」
エルは伸ばした手から視線を背け、溢れる雫を拭い続けている。
エルがずっと自分の事を考え、苦悩してくれているのは知っていた。
しかしそれでも、救いたいのはシンなのだ。
「ずっと、ずっと、ありがとう」
「…いいえ…惨めな姿を…すみません」
エルは目視に耐えられなかったのか、立ち上がり背を向け玄関までの道を去ってゆく。
しかし扉を潜る前に、小さくもはっきりとした声が聞こえて来た。
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