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「レイチェル。君に出会えたことは俺の人生にとって最高の幸せだと思っていた」
聖夜の白い月夜。
トレヴァーが私を宮殿のバルコニーに誘った。
「だが、それは少し違っていた」
肌寒い風が火照る頬に心地いい。
胸の高鳴りが、恐いくらいに私を有頂天にする。
「もっと幸せになりたい」
「……」
「この先の人生、俺の全てを君に捧げる。最期の日まで傍にいて欲しい」
「トレヴァー……」
「愛してる」
何度も囁かれた愛の言葉。
それでも、今夜は特別に感じてしまう。
「私も、愛してるわ」
胸が苦しくて声が震えた。
絶対に寒いせいではない。
「君の笑顔も、悩みも、悲しみも、俺の心をふるえさせる」
トレヴァーも震えているみたい。
でも私には降り始めた粉雪を解かす熱い靄を纏っているように見えた。
トレヴァーは熱く、力強い。
命の炎をこれでもかと燃やし続けるトレヴァーの生き方には、ある種の憧れと感動を覚える。
平たく言えばいつも元気で明るく、何事にも精力的で快活で建設的。
人に優しく、人を大切にする。
人の為に怒り、人の為に嘆く。
政敵には厳しくても人格を否定するようなことはしない。
罪人には憤っても過剰な罰を与えることまではしない。
人格者というより、公正でまっすぐな人。
トレヴァーのような人と生きていけたら、素晴らしい人生になるだろう。
どんな困難も、苦しみも、希望を信じて歩み続け、やがて乗り越えることができるだろう。
もし、私がトレヴァーの助け手になれるなら、それほど幸せなことはない。
「一度きりの人生を、君の傍で、君の悲しみや怒りを理解し、共に歩んでいきたい。喜ばせて、たくさん笑わせて、幸せを感じてもらいたい」
「幸せだわ」
「レイチェル」
トレヴァーが跪いた。
熱い眼差しが、いつもとは違って下から私を見上げている。
息が震え、私は胸を押さえた。
トレヴァーが私の手を恭しく掬い上げ、大きな掌で包み込んだ。
「……」
まるで私の手の感触を、そこに在るという事実を慈しむように、トレヴァーは暫し沈黙し、祈るように目を閉じた。
精悍な顔つきの、力強く快活な目を覆う、彼の睫毛は、思いの他、長い。
きっと、トレヴァーはわかっていた。
私の気持ちを理解していた。
それでも、こんなにも真剣に、一度きりの言葉を大切にしてくれる。
トレヴァーが瞼を開き、美しく透き通った瞳で私を見つめる。
「レイチェル」
私の名を囁き、左手で私を捉まえたまま、右手で天鵞絨の小箱を取り出した。
そして左手も私から離れ、丁寧に小箱を開ける右手を支えた。
私たちも二つで一つの存在になる。
天鵞絨の小箱の中には、星より輝く神聖な誓いの指輪。
「俺と結婚してください」
「……はい……!」
もっと気の利いた返事ができたらよかったのに。
感動して、それを言うので精一杯だった。
私が感動と興奮で息を震わせていると、トレヴァーは獲物を仕留めるかのようにかなり素早く私の指に婚約指輪を嵌めた。
一瞬だった。
一瞬で、私は過去最高、幸せになった。
「ふぅぅ……ッ」
感動のあまり、変な泣き声が迸る。
「え?」
「あなたが大好き。愛してるわ。トレヴァー。死ぬまで一緒よ」
何とも比べられないほど嬉しそうな表情でトレヴァーが立ち上がり私をがばりと抱きしめた。
トレヴァーの振り解けないほど強く暖かい抱擁は、力強いのに決して強引でもなければ、痛くもない。
捉まえていてほしい。
ずっとずっと、私を離さないで、傍にいてほしい。
「ありがとう……!レイチェル、絶対に幸せにする。絶対に後悔させない」
「しないわ。絶対にしない。あなたと生きていくもの」
嬉しくて、笑顔と涙が交じり合う。
トレヴァーが私を抱きしめたまま、愛しそうに私を見つめ、微笑み、優しく涙を拭ってくれる。
「……」
そのまま。
導かれるように、求めあうように。
私たちはいちばん優しく、熱い、キスをした。
新年を迎え、公の祝宴が恙なく終わり、春を待ち、色とりどりの美しい花が咲き誇り鳥が歌う頃。
ダウエル伯爵家の末娘レイチェル、つまり私と、ミュリス伯爵家の五男で末っ子のトレヴァーは、正式に婚約を発表した。
それぞれ宮廷人であることから祝宴は宮殿の小広間で催され、双方の職務柄、王族や聖職者や大貴族に取り囲まれ、一部形式的とはいえあたたかく祝福された。
グレース妃は我が事のように大泣きして喜んでくれたけれど、これは第二子妊娠の影響で特別感傷的になっていた為だったということが後日明らかとなった。
主治医の診察の直前に目敏く気づいた女性がいたのだ。
「えっ、もう?」
ウォリロウ侯爵夫人からすれ違いざまに王弟妃懐妊の特大ニュースを耳打ちされ、私はつい、そんな風に訊き返してしまった。
ウォリロウ侯爵夫人は緊張感と母性を混ぜた独特な深みのある眼差しで意味ありげに頷き、忙しそうな早足で目的地へと歩いていった。
「……」
一人目が安産だったからといって、手放しで安心はできない。
二年は間を空けた方がいいという話を納得していたはずだったのに……グレース妃は元の性格も手伝い強気になってしまったのかもしれない。
シャハナー伯爵夫人を呼び寄せなくては。
でも彼女もまだ適齢期だから万が一シャハナー伯爵夫人自身の妊娠と時期が重なったりしたらどうしたらいいのか────
「……」
待って。
「……」
私の結婚式って、やっぱり、その後になるわよね?
トレヴァーに相談しなくちゃ。
「……!」
天使が舞い降りる予感に、私は一人静かに歓喜した。
でもこれからは……すべての喜びを分かち合う人がいる。
正式な診断を今か今かと待ち侘びる間、私はグレース妃の懐妊について軽率に口外することはしなかった。
初めて持った秘密が白日のもとに晒されたとき、やはりトレヴァーは、あたたかい祝福を示し、それから一緒に喜んでくれた。
そして一頻り喜んだ後で私を抱きしめて笑顔で言った。
「婚約者の時間を楽しもう。でも、次のチャンスは逃さないぞ。無事に産まれて妃殿下の体調も落ち着いたらスッと結婚しよう」
「そうしましょう」
未来は希望に満ち、光り輝いている。
そして幸せなほど月日は瞬く間に過ぎていくものだと知った。
「んぎゃあ!」
可愛い女の子が産まれ、お姫様はその瞬間にオリヴィアと名付けられた。
男の子だったらオリヴァーになる予定だったのだ。
6時間弱の安産だった。
「前より痛かった気がするけど、つるっと出たわ……!」
強気のグレース妃はぽろぽろと喜びの涙を流しながら私に言った。
「次はあなたよレイチェル」
二人目の天使が舞い降りたのも、安産も、グレース妃の意識がはっきりしているのも、更には私の結婚を待ち侘びてくれることも、全て喜ばしいことだけれど正直少し落ち着いてほしい。
もう幸せは逃げないと、私たちは知ったのだから。
皆、幸せに包まれていた。
聖夜の白い月夜。
トレヴァーが私を宮殿のバルコニーに誘った。
「だが、それは少し違っていた」
肌寒い風が火照る頬に心地いい。
胸の高鳴りが、恐いくらいに私を有頂天にする。
「もっと幸せになりたい」
「……」
「この先の人生、俺の全てを君に捧げる。最期の日まで傍にいて欲しい」
「トレヴァー……」
「愛してる」
何度も囁かれた愛の言葉。
それでも、今夜は特別に感じてしまう。
「私も、愛してるわ」
胸が苦しくて声が震えた。
絶対に寒いせいではない。
「君の笑顔も、悩みも、悲しみも、俺の心をふるえさせる」
トレヴァーも震えているみたい。
でも私には降り始めた粉雪を解かす熱い靄を纏っているように見えた。
トレヴァーは熱く、力強い。
命の炎をこれでもかと燃やし続けるトレヴァーの生き方には、ある種の憧れと感動を覚える。
平たく言えばいつも元気で明るく、何事にも精力的で快活で建設的。
人に優しく、人を大切にする。
人の為に怒り、人の為に嘆く。
政敵には厳しくても人格を否定するようなことはしない。
罪人には憤っても過剰な罰を与えることまではしない。
人格者というより、公正でまっすぐな人。
トレヴァーのような人と生きていけたら、素晴らしい人生になるだろう。
どんな困難も、苦しみも、希望を信じて歩み続け、やがて乗り越えることができるだろう。
もし、私がトレヴァーの助け手になれるなら、それほど幸せなことはない。
「一度きりの人生を、君の傍で、君の悲しみや怒りを理解し、共に歩んでいきたい。喜ばせて、たくさん笑わせて、幸せを感じてもらいたい」
「幸せだわ」
「レイチェル」
トレヴァーが跪いた。
熱い眼差しが、いつもとは違って下から私を見上げている。
息が震え、私は胸を押さえた。
トレヴァーが私の手を恭しく掬い上げ、大きな掌で包み込んだ。
「……」
まるで私の手の感触を、そこに在るという事実を慈しむように、トレヴァーは暫し沈黙し、祈るように目を閉じた。
精悍な顔つきの、力強く快活な目を覆う、彼の睫毛は、思いの他、長い。
きっと、トレヴァーはわかっていた。
私の気持ちを理解していた。
それでも、こんなにも真剣に、一度きりの言葉を大切にしてくれる。
トレヴァーが瞼を開き、美しく透き通った瞳で私を見つめる。
「レイチェル」
私の名を囁き、左手で私を捉まえたまま、右手で天鵞絨の小箱を取り出した。
そして左手も私から離れ、丁寧に小箱を開ける右手を支えた。
私たちも二つで一つの存在になる。
天鵞絨の小箱の中には、星より輝く神聖な誓いの指輪。
「俺と結婚してください」
「……はい……!」
もっと気の利いた返事ができたらよかったのに。
感動して、それを言うので精一杯だった。
私が感動と興奮で息を震わせていると、トレヴァーは獲物を仕留めるかのようにかなり素早く私の指に婚約指輪を嵌めた。
一瞬だった。
一瞬で、私は過去最高、幸せになった。
「ふぅぅ……ッ」
感動のあまり、変な泣き声が迸る。
「え?」
「あなたが大好き。愛してるわ。トレヴァー。死ぬまで一緒よ」
何とも比べられないほど嬉しそうな表情でトレヴァーが立ち上がり私をがばりと抱きしめた。
トレヴァーの振り解けないほど強く暖かい抱擁は、力強いのに決して強引でもなければ、痛くもない。
捉まえていてほしい。
ずっとずっと、私を離さないで、傍にいてほしい。
「ありがとう……!レイチェル、絶対に幸せにする。絶対に後悔させない」
「しないわ。絶対にしない。あなたと生きていくもの」
嬉しくて、笑顔と涙が交じり合う。
トレヴァーが私を抱きしめたまま、愛しそうに私を見つめ、微笑み、優しく涙を拭ってくれる。
「……」
そのまま。
導かれるように、求めあうように。
私たちはいちばん優しく、熱い、キスをした。
新年を迎え、公の祝宴が恙なく終わり、春を待ち、色とりどりの美しい花が咲き誇り鳥が歌う頃。
ダウエル伯爵家の末娘レイチェル、つまり私と、ミュリス伯爵家の五男で末っ子のトレヴァーは、正式に婚約を発表した。
それぞれ宮廷人であることから祝宴は宮殿の小広間で催され、双方の職務柄、王族や聖職者や大貴族に取り囲まれ、一部形式的とはいえあたたかく祝福された。
グレース妃は我が事のように大泣きして喜んでくれたけれど、これは第二子妊娠の影響で特別感傷的になっていた為だったということが後日明らかとなった。
主治医の診察の直前に目敏く気づいた女性がいたのだ。
「えっ、もう?」
ウォリロウ侯爵夫人からすれ違いざまに王弟妃懐妊の特大ニュースを耳打ちされ、私はつい、そんな風に訊き返してしまった。
ウォリロウ侯爵夫人は緊張感と母性を混ぜた独特な深みのある眼差しで意味ありげに頷き、忙しそうな早足で目的地へと歩いていった。
「……」
一人目が安産だったからといって、手放しで安心はできない。
二年は間を空けた方がいいという話を納得していたはずだったのに……グレース妃は元の性格も手伝い強気になってしまったのかもしれない。
シャハナー伯爵夫人を呼び寄せなくては。
でも彼女もまだ適齢期だから万が一シャハナー伯爵夫人自身の妊娠と時期が重なったりしたらどうしたらいいのか────
「……」
待って。
「……」
私の結婚式って、やっぱり、その後になるわよね?
トレヴァーに相談しなくちゃ。
「……!」
天使が舞い降りる予感に、私は一人静かに歓喜した。
でもこれからは……すべての喜びを分かち合う人がいる。
正式な診断を今か今かと待ち侘びる間、私はグレース妃の懐妊について軽率に口外することはしなかった。
初めて持った秘密が白日のもとに晒されたとき、やはりトレヴァーは、あたたかい祝福を示し、それから一緒に喜んでくれた。
そして一頻り喜んだ後で私を抱きしめて笑顔で言った。
「婚約者の時間を楽しもう。でも、次のチャンスは逃さないぞ。無事に産まれて妃殿下の体調も落ち着いたらスッと結婚しよう」
「そうしましょう」
未来は希望に満ち、光り輝いている。
そして幸せなほど月日は瞬く間に過ぎていくものだと知った。
「んぎゃあ!」
可愛い女の子が産まれ、お姫様はその瞬間にオリヴィアと名付けられた。
男の子だったらオリヴァーになる予定だったのだ。
6時間弱の安産だった。
「前より痛かった気がするけど、つるっと出たわ……!」
強気のグレース妃はぽろぽろと喜びの涙を流しながら私に言った。
「次はあなたよレイチェル」
二人目の天使が舞い降りたのも、安産も、グレース妃の意識がはっきりしているのも、更には私の結婚を待ち侘びてくれることも、全て喜ばしいことだけれど正直少し落ち着いてほしい。
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