5 / 19
初めてのデート
しおりを挟む
翼と優香里は、初めてデートした。
映画を観て翼が号泣しているのを見て優香里は可愛いと思って笑ってしまった。
「泣いてるの?」
「泣かない優香里は鬼だよ。」
「泣いても泣かなくても主人公は死んじゃうのは変わらないだからさ。」
「そうだけど助けたくなるじゃん。」
喫茶店に入った。
「大野の事はどうなったの?」
「彼氏がいるからって言って断ったよ。」
「そっか、大野なら大丈夫だよね。モテモテだし。」
「翼って自分の事は知らないんだね。」
「何?それ?」
「翼もモテるよ。」
「マジ?」
「マジ。」
「わたしなんか何回、手紙代わりに渡してって言われたか分からないよ。」
「ふーん、俺も同じ。優香里に手紙渡して欲しいって何回も頼まれたよ。」
でも、3ヶ月彼女なんだよなと優香里を見つめながら翼は考えていた。
映画を観て翼が号泣しているのを見て優香里は可愛いと思って笑ってしまった。
「泣いてるの?」
「泣かない優香里は鬼だよ。」
「泣いても泣かなくても主人公は死んじゃうのは変わらないだからさ。」
「そうだけど助けたくなるじゃん。」
喫茶店に入った。
「大野の事はどうなったの?」
「彼氏がいるからって言って断ったよ。」
「そっか、大野なら大丈夫だよね。モテモテだし。」
「翼って自分の事は知らないんだね。」
「何?それ?」
「翼もモテるよ。」
「マジ?」
「マジ。」
「わたしなんか何回、手紙代わりに渡してって言われたか分からないよ。」
「ふーん、俺も同じ。優香里に手紙渡して欲しいって何回も頼まれたよ。」
でも、3ヶ月彼女なんだよなと優香里を見つめながら翼は考えていた。
0
あなたにおすすめの小説
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼馴染の許嫁
山見月 あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる