3ヶ月彼女

あらら

文字の大きさ
18 / 19

初めてのスキ

しおりを挟む
優香里が亡くなって何年か経過して優馬と翼はキャッチボールをしていた。

「優馬、学校楽しいか?」

「うん、楽しいよ。」

「好きな女の子出来たか?」

「うん。」

「どんな子だ?」

「うーん、お母さんみたいな子かな。」

「優馬は、お母さん好きか?」

「好きだよ。優しいし、でも怒ると恐いけど…。」

「そっか、それを愛っていうんだよ。」

「愛?」

「うん、愛だよ。愛。」

「こら!優馬宿題やったの?」

舞が、優馬を呼びに来た。

「これからやるよ。うるさいな。」

「うるさいは余計でしょう!」

「はーい。」

優馬は、グローブを翼に渡して家の中に入って行った。

「すっかり母親してるね。舞は。」

「あなたも厳しくする時はしてください。」

「俺には出来ないよ。」

「全く甘いんだから。」

「でも、優馬も大きくなったしそろそろ本当の事を伝えるべきかな?」

「そうね、考えておく。」


週末に優馬に話す事にした。

保管してあったいくつものDVDを優馬に見せた。

「これが僕の本当のお母さんなの?」

「そうよ。お母さん美人さんでしょう?」

「うん。でもお母さんが2人もいるなんて僕は幸せだよね。」

その答えに舞は泣いていた。
不安だった気持ちが優馬の明るい一声で変わった。

編集メールで編集画像を追加削除

ここにページを追加ここに章を追加

90ページ

「会いたい?お母さんに。」

「会いたい!」

「じゃあ、明日お墓参りに行こう。」

次の日、お墓参りしに、3人で行った。

優馬は、手を合わせて何かを必死に伝えようとしていた。


翼も祈った。安らかにと。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

真実の愛の祝福

詩森さよ(さよ吉)
恋愛
皇太子フェルナンドは自らの恋人を苛める婚約者ティアラリーゼに辟易していた。 だが彼と彼女は、女神より『真実の愛の祝福』を賜っていた。 それでも強硬に婚約解消を願った彼は……。 カクヨム、小説家になろうにも掲載。 筆者は体調不良なことも多く、コメントなどを受け取らない設定にしております。 どうぞよろしくお願いいたします。

わんこ系婚約者の大誤算

甘寧
恋愛
女にだらしないワンコ系婚約者と、そんな婚約者を傍で優しく見守る主人公のディアナ。 そんなある日… 「婚約破棄して他の男と婚約!?」 そんな噂が飛び交い、優男の婚約者が豹変。冷たい眼差しで愛する人を見つめ、嫉妬し執着する。 その姿にディアナはゾクゾクしながら頬を染める。 小型犬から猛犬へ矯正完了!?

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

幼馴染を溺愛する旦那様の前からは、もう消えてあげることにします

睡蓮
恋愛
「旦那様、もう幼馴染だけを愛されればいいじゃありませんか。私はいらない存在らしいので、静かにいなくなってあげます」

彼の過ちと彼女の選択

浅海 景
恋愛
伯爵令嬢として育てられていたアンナだが、両親の死によって伯爵家を継いだ伯父家族に虐げられる日々を送っていた。義兄となったクロードはかつて優しい従兄だったが、アンナに対して冷淡な態度を取るようになる。 そんな中16歳の誕生日を迎えたアンナには縁談の話が持ち上がると、クロードは突然アンナとの婚約を宣言する。何を考えているか分からないクロードの言動に不安を募らせるアンナは、クロードのある一言をきっかけにパニックに陥りベランダから転落。 一方、トラックに衝突したはずの杏奈が目を覚ますと見知らぬ男性が傍にいた。同じ名前の少女と中身が入れ替わってしまったと悟る。正直に話せば追い出されるか病院行きだと考えた杏奈は記憶喪失の振りをするが……。

あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます

おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」 そう書き残してエアリーはいなくなった…… 緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。 そう思っていたのに。 エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて…… ※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。

処理中です...