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その恋に進展はあるのか?
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『それでは、改めまして――みなさん、このたびはARK LEGENDⅡのテストプレイにご参加いただき、ありがとうございます』
そんなtsukiのあいさつは、招待コードで入ったテストワールドのなかだった。伝説の終焉ででてきた二等身のtsuki、がそれと分かる丸いフォルムのキャラクターになっている。参加者たちは、最後のステータスそのままで装備だけが少し変わっている。
まだ周囲には誰もいなくて、言うなればゲーム開始時のチュートリアルのような雰囲気だ。
『まず、Ⅰから変更になる操作の説明をします。すでにご存じのとおり、Ⅱに物理コントローラーはありません。まずは視界の右斜め上に視点を向けていただき、2回瞬きをしてください。そうするとゴーグルが装備され、視界に様々なメニューが表示されます。これは戦闘中のパラメータ表示も同じです』
「うわぁ。かっこいい……」
テストワールドといっても、まだなにもない白い空間で、ゲームの世界観は分からない。この近未来的なシステムがアーレジェの世界にどう組み込まれるのか、早く見たくて仕方なかった。
『操作については、実際の動きで操作するリアルモードが2種類、音声、エアパットの3種類からやりやすいものを選んでください。音声とリアルモード2の組み合わせが元々の操作感と近いです。広いプレイスペースがある方、よりリアルな没入感を求められる方は、ぜひリアルモード1にして立ち上がってみてください。あ、周囲に家具などがある場合は危ないのでダメですよ』
説明の通りにエアパットを出すと、VR画面の左右に小さなボタンが表示された。それを操作することで、カナタが動き出す。まだ慣れない操作で、その動きはかなりぎごちない。次にリアルモード2を選ぶ。これは、座ったままで、四肢と指先の簡単な動きを使ってキャラクターを動かせるようだ。
「リアルモード2がいいかな。これ、呪文が音声なんだ……」
以前トラブルで入り込んだVRのアーレジェでは、完全に自分自身としてゲーム内に存在していた。その経験からすると、こっちは少し物足りない気もしてしまう。
『それでは、これから練習用のモンスターが出てきます。技や魔法はⅠのままなので、音声かエアパットで操作してください。物理攻撃については腕または足を振り上げる動作で発動します。ターン制ではないので、より素早く操作することで攻撃回数が増えますが、その分疲労の蓄積が早くなります。アイテムについては、アイテムの名前をしゃべったあと、アイテムバックに手を入れる動作をしてください』
「すごい。これ、慣れたらむっちゃかっこいいんじゃ……」
練習用のモンスターはどんな一撃でも倒すことができる。逆に攻撃を受けてみると、その攻撃が当たった部分が、ブルブルと震えた。
痛みはない。だけど、ヒットしたことは分かる。
「うん。こっちのほうがいいや」
『とにかく、テストワールド内で様々なことを試してください。なかでも出会ったプレイヤーはもちろん、NPCともぜひ交流してほしいです。Ⅱでは会話をすることができます。その流れによっては、友好的にも非友好的にもなります。また、動物を撫でたり、水に入ってみてください。頭をぶつければ衝撃を感じます。とにかく五感を存分に使ってプレイしてみてください。プレイは2時間で自動的にログアウトされるようになっています。2時間空けるとまた
ログインすることができます』
健康上の注意が続いて、視界がどんどん明るくなっていった。
『それではみなさん、よい旅を』
――ARK LEGENDⅡ
新しいロゴが画面いっぱいに表示され、感動に息ができなくなった。
あくまでもテストワールドだからと説明されているが、それでも「戻ってきた」という感覚が翼を興奮させている。
ロゴが消え、視界が暗くなり――世界が切り替わった。
そんなtsukiのあいさつは、招待コードで入ったテストワールドのなかだった。伝説の終焉ででてきた二等身のtsuki、がそれと分かる丸いフォルムのキャラクターになっている。参加者たちは、最後のステータスそのままで装備だけが少し変わっている。
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『まず、Ⅰから変更になる操作の説明をします。すでにご存じのとおり、Ⅱに物理コントローラーはありません。まずは視界の右斜め上に視点を向けていただき、2回瞬きをしてください。そうするとゴーグルが装備され、視界に様々なメニューが表示されます。これは戦闘中のパラメータ表示も同じです』
「うわぁ。かっこいい……」
テストワールドといっても、まだなにもない白い空間で、ゲームの世界観は分からない。この近未来的なシステムがアーレジェの世界にどう組み込まれるのか、早く見たくて仕方なかった。
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説明の通りにエアパットを出すと、VR画面の左右に小さなボタンが表示された。それを操作することで、カナタが動き出す。まだ慣れない操作で、その動きはかなりぎごちない。次にリアルモード2を選ぶ。これは、座ったままで、四肢と指先の簡単な動きを使ってキャラクターを動かせるようだ。
「リアルモード2がいいかな。これ、呪文が音声なんだ……」
以前トラブルで入り込んだVRのアーレジェでは、完全に自分自身としてゲーム内に存在していた。その経験からすると、こっちは少し物足りない気もしてしまう。
『それでは、これから練習用のモンスターが出てきます。技や魔法はⅠのままなので、音声かエアパットで操作してください。物理攻撃については腕または足を振り上げる動作で発動します。ターン制ではないので、より素早く操作することで攻撃回数が増えますが、その分疲労の蓄積が早くなります。アイテムについては、アイテムの名前をしゃべったあと、アイテムバックに手を入れる動作をしてください』
「すごい。これ、慣れたらむっちゃかっこいいんじゃ……」
練習用のモンスターはどんな一撃でも倒すことができる。逆に攻撃を受けてみると、その攻撃が当たった部分が、ブルブルと震えた。
痛みはない。だけど、ヒットしたことは分かる。
「うん。こっちのほうがいいや」
『とにかく、テストワールド内で様々なことを試してください。なかでも出会ったプレイヤーはもちろん、NPCともぜひ交流してほしいです。Ⅱでは会話をすることができます。その流れによっては、友好的にも非友好的にもなります。また、動物を撫でたり、水に入ってみてください。頭をぶつければ衝撃を感じます。とにかく五感を存分に使ってプレイしてみてください。プレイは2時間で自動的にログアウトされるようになっています。2時間空けるとまた
ログインすることができます』
健康上の注意が続いて、視界がどんどん明るくなっていった。
『それではみなさん、よい旅を』
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新しいロゴが画面いっぱいに表示され、感動に息ができなくなった。
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ロゴが消え、視界が暗くなり――世界が切り替わった。
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