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壊れる子供……毒母と私たまに兄達と父⑤
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五年生になる。
近づいていた。心身共に崩壊が。
また大幅なクラス替えで、
前回同じクラスだった何人かの男子が、
初めて同じ組になった私を
あまり知らない生徒に
面白おかしくいじめられていたことを
私の目の前で話し、
そして、それから集中攻撃がまた始まった。
そして担任は、噂の悪名高き
体罰女教師。
この教室で独裁君臨しようとしたが、
高学年の五年生というのは、自我が強くなり始める頃。
少しずつ反撃に合い始めた。
それから、女教師がとった行動。
二学期は、その失敗を挽回したいがため、標的を一点に絞りはじめていた。
悪知恵がそこで働く。一生安泰の公務員。
当時、まかり通った闇の闇。
成績が悪く、運動音痴、愚鈍で、
親が学校に消極的、気の弱い、
いじめられっ子……
そこにいた私という獲物。
守るべき子供のはずが、
虐める生徒と一緒になり
私を、サンドバッグにした女教師。
それを眺めるクラスの男女。
躾と称した往復ビンタと
その女教師が、意図的に教室で
私を孤立させた行為。
すると起こるのは、罪悪感が無くなる
クラスメイト。
更に私のいじめが
増長して行く。
それに、矛先がこちらに向くと、
自分たちに害が最小限になるのがわかっていたのもあるだろう。
子供残酷物語。
この連鎖の悪循環が、三学期の終わりまで続くことになる。
これでも一部で、ほんの一握り。
いつか、もっと詳しく書こうと思っている。
私生活では、毒母の私に対しての
当たりがもっとキツくなっていた。
兄達が、就職と高校進学に集中のため、
父の家にいた頃だ。
いなければ、寂しいのか、苛ついている。
実は、それだけではなかった。
自分が、父との復縁を拒否したくせに、
再婚した、という事実に苛立っていたのだ。
どこから、聞き付けたのか、
子供の私に、その再婚相手である女性の欠点をまくし立てる。
この私より、年上のくせに
若作りの厚化粧とレースのワンピースを着て女をアピール。
頭がおかしい、イカれている。
悪口の大渋滞。
そんな毒母の戯れ言は、頭に入らなかった。
私にとって、唯一の行き場を無くしたのだから。
再婚話は、前から聞いていた。
父側の身内に、
反対するな、受け入れろと言われたのだ。
小五の私に、しかも大人に逆らえないように
毒母から暗示をかけられている奴隷同然の
愚鈍な子供が、何を言えるのか。
ミシミシとひび割れて行く。
もう、崩れるよ。
壊れるよ お待たせ
近づいていた。心身共に崩壊が。
また大幅なクラス替えで、
前回同じクラスだった何人かの男子が、
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そして、それから集中攻撃がまた始まった。
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少しずつ反撃に合い始めた。
それから、女教師がとった行動。
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親が学校に消極的、気の弱い、
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虐める生徒と一緒になり
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それを眺めるクラスの男女。
躾と称した往復ビンタと
その女教師が、意図的に教室で
私を孤立させた行為。
すると起こるのは、罪悪感が無くなる
クラスメイト。
更に私のいじめが
増長して行く。
それに、矛先がこちらに向くと、
自分たちに害が最小限になるのがわかっていたのもあるだろう。
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これでも一部で、ほんの一握り。
いつか、もっと詳しく書こうと思っている。
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当たりがもっとキツくなっていた。
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いなければ、寂しいのか、苛ついている。
実は、それだけではなかった。
自分が、父との復縁を拒否したくせに、
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どこから、聞き付けたのか、
子供の私に、その再婚相手である女性の欠点をまくし立てる。
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頭がおかしい、イカれている。
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私にとって、唯一の行き場を無くしたのだから。
再婚話は、前から聞いていた。
父側の身内に、
反対するな、受け入れろと言われたのだ。
小五の私に、しかも大人に逆らえないように
毒母から暗示をかけられている奴隷同然の
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