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第3章 修行
第21話 VSポイズンコブラ
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ヨートス様、ハウル様、僕、ロース、そしてエルフ兵3人の順に並んで洞窟の奥へ進んだ。
そして先頭のヨートス様が歩みを制止させ、奥を見させた。そこは明らかに他の場所に比べて明るく、そして確かに"何か"がいる気配があった。
そうしてハウル様の立てた作戦通りの配置につくよう各自移動した。そして全員配置についたところで相手を確認し戦慄を覚えた。
目の前の"ポイズンコブラ"は確かにデカくそして恐ろしい表情をしていた。とはいえいつまでも恐怖に恐れおののいている場合では無かった。
全員が配置についたのを確認し、ハウル様とヨートス様が他の者に目で合図をし、······ヒュッ! カッ!! 奴に攻撃を仕掛けた。
突然攻撃を受けたポイズンコブラは仕掛けてきた方を見て仕掛けた者を目視し、反撃を仕掛けた。
その反撃を避けながらヨートス様とハウル様は攻撃を続けた。
少ししてロースを始めエルフ兵らが矢で奴の急所を攻撃した。その隙に僕は奴の近くに近付いた。
急所に攻撃を受けた奴は苦しみ攻撃を仕掛けてきた奴を確認しようと向きを変えようとしたが、それをハウル様が許さずすかさず奴に攻撃を浴びせ注意を引き付けた。
すると奴は毒を吐き出したので、ヨートス様はハウル様の所に寄ってハウル様が結界を張り毒を防いだ。
その直前に僕が奴の背中に飛び乗って急所部分目掛けて駆け寄った。
その際にスキル"集中"を発動させて最もダメージを与えられそうな場所を見極めていた。
そしてその場所に着いた所で2本の短剣を突き刺した。直後に奴は大きな叫び声を上げた。
すかさず僕は抜けるだけの矢を抜いて奴の体から飛び降りてロース達のいる辺りまで後退した。
そしてそこにいた兵士に抜いた矢の半分を渡し、2人で左右の兵士に矢を持って行くように動いた。そこまでの僕の動きを見てローズは(凄い)と思っていたと後で本人から聞いた。
それからはこれらの動きや攻撃を繰り返して奴を弱らせていった。
何度も同じ動きを繰り返し、もうじきだと全員が思い始めたその時、突然奴は体を一回転させながら毒を吐き出したのだ。
その突然の行動にエルフ兵のうちロースの近くにいた者はロースを抱え、他の2人はそのままその場を離れてハウル様やヨートス様がいる辺りへ退避し、ヨートス様共々ハウル様が張ったバリアで守られたが、僕だけはそこまで避難することは難しくただその場で息を止めるので精一杯だった。
そのままどれだけ時間が過ぎたかわからないが、この後の出来事は僕自身にもこの時なぜ出来たのか後々考えても分からない事が起こった。
毒を吸い込まないよう息を止め続けることに意識を集中していたら突然目の前に一点の光が見え出し、その後徐々に何かのシルエットが浮かび上がってきてそれがようやくポイズンコブラだとわかった。
そして先ほどの光がハウル様の仰っていた奴の弱点部分であると理解でき、(これは······一か八かだ!)と思ってその光に向けシルエットを頼りに近付いて行き、光の場所まで辿り着いたところで2本の短剣を抜き出してその光部分に力一杯突き刺し、そして押し込んだ。
その直後にこれまでに聞いたことのない絶叫を奴は発して倒れてしまった。
そのすぐ後に部屋に蔓延していた毒が徐々に無くなっていった。
毒が晴れてハウル様がバリアを解き、その場にいた全員が目にしたのは、倒れ伏したポイズンコブラと奴の背中の弱点あたりにいて、短剣を突き刺してそのまま動かずにいた僕の姿であった。
その光景に全員が驚き、すぐにハウル様が「レ、レックス!!」大声で僕に呼びかけた。
僕もその声が聞こえたので徐々に目を開け体も動かし出して立ち上がった。そしてポイズンコブラが倒れていることを認識したのだ。
「や、やったのか? 僕が······」と呟いた僕にハウル様とヨートス様が近付いてきた。
そして、「大丈夫か? レックス」「は、はい」「ポイズンコブラを、倒したのか」「み、みたいです」そう言って足下のポイズンコブラを見下ろした。
「凄いじゃないか」「どうやってあの状況で倒すことが出来たんじゃ?」「じ、実は······」そう言って先ほどの現象をあやふやな感じで説明した。
それを聞いてハウル様が「恐らく······集中のスキルが一時的であるかも知れぬが、"覚醒"して絶大な力を発揮出来たのじゃろう」と言われた。
「か、覚醒?」「うむ」「何はともあれ、ハウル」「うむ」とハウル様は離れた所にいたロースとエルフ兵らに向け、「ポイズンコブラを倒せたぞ!」と報告した。
それを聞いてエルフ兵らは大喜びし、ロースも安堵した。
その後僕らは洞窟を出て里に戻り、全員にポイズンコブラを倒した事を報告した。
その報せを聞いて全員が大喜びしたのだった。僕らがトロルを撃退出来た時みたいに。
そしてその夜にはこちらも同じく祝勝会が行われた。僕もそこでロースやヨートス様、他の色々なエルフの人達と会話をして楽しいひと時を過ごした。
そして祝勝会が終わって僕らはスカイマウンテンへ帰る事にした。
その時ヨートス様から、「レックス君、君にこれをあげよう」と白い羽を渡された。
「これは?」「それを広い場所で天にかざせばすぐこの里にこれ、里内でかざせば元の場所へ戻れる羽だよ。一緒に連れて来たい者がいればハウルの時同様体のどこかに触れてもらえば一緒に連れて来れるから」
「ありがとうございます!」とお礼を言うと、「ポイズンコブラを倒してくれたんだ。これぐらいは当然のことだよ」と言われた。
「そう言ってまた何かレックスに頼もうと考えておるのではないか?」「少なくともお前には二度と! 頼まんから安心しろ」と言ったところでその場にいた全員が大笑いしたのだった。
「じゃあレックス、次は養成学校で会おう」「うん! またね、ロース」と挨拶を交わして僕らはエルフの里を後にした。
そして先頭のヨートス様が歩みを制止させ、奥を見させた。そこは明らかに他の場所に比べて明るく、そして確かに"何か"がいる気配があった。
そうしてハウル様の立てた作戦通りの配置につくよう各自移動した。そして全員配置についたところで相手を確認し戦慄を覚えた。
目の前の"ポイズンコブラ"は確かにデカくそして恐ろしい表情をしていた。とはいえいつまでも恐怖に恐れおののいている場合では無かった。
全員が配置についたのを確認し、ハウル様とヨートス様が他の者に目で合図をし、······ヒュッ! カッ!! 奴に攻撃を仕掛けた。
突然攻撃を受けたポイズンコブラは仕掛けてきた方を見て仕掛けた者を目視し、反撃を仕掛けた。
その反撃を避けながらヨートス様とハウル様は攻撃を続けた。
少ししてロースを始めエルフ兵らが矢で奴の急所を攻撃した。その隙に僕は奴の近くに近付いた。
急所に攻撃を受けた奴は苦しみ攻撃を仕掛けてきた奴を確認しようと向きを変えようとしたが、それをハウル様が許さずすかさず奴に攻撃を浴びせ注意を引き付けた。
すると奴は毒を吐き出したので、ヨートス様はハウル様の所に寄ってハウル様が結界を張り毒を防いだ。
その直前に僕が奴の背中に飛び乗って急所部分目掛けて駆け寄った。
その際にスキル"集中"を発動させて最もダメージを与えられそうな場所を見極めていた。
そしてその場所に着いた所で2本の短剣を突き刺した。直後に奴は大きな叫び声を上げた。
すかさず僕は抜けるだけの矢を抜いて奴の体から飛び降りてロース達のいる辺りまで後退した。
そしてそこにいた兵士に抜いた矢の半分を渡し、2人で左右の兵士に矢を持って行くように動いた。そこまでの僕の動きを見てローズは(凄い)と思っていたと後で本人から聞いた。
それからはこれらの動きや攻撃を繰り返して奴を弱らせていった。
何度も同じ動きを繰り返し、もうじきだと全員が思い始めたその時、突然奴は体を一回転させながら毒を吐き出したのだ。
その突然の行動にエルフ兵のうちロースの近くにいた者はロースを抱え、他の2人はそのままその場を離れてハウル様やヨートス様がいる辺りへ退避し、ヨートス様共々ハウル様が張ったバリアで守られたが、僕だけはそこまで避難することは難しくただその場で息を止めるので精一杯だった。
そのままどれだけ時間が過ぎたかわからないが、この後の出来事は僕自身にもこの時なぜ出来たのか後々考えても分からない事が起こった。
毒を吸い込まないよう息を止め続けることに意識を集中していたら突然目の前に一点の光が見え出し、その後徐々に何かのシルエットが浮かび上がってきてそれがようやくポイズンコブラだとわかった。
そして先ほどの光がハウル様の仰っていた奴の弱点部分であると理解でき、(これは······一か八かだ!)と思ってその光に向けシルエットを頼りに近付いて行き、光の場所まで辿り着いたところで2本の短剣を抜き出してその光部分に力一杯突き刺し、そして押し込んだ。
その直後にこれまでに聞いたことのない絶叫を奴は発して倒れてしまった。
そのすぐ後に部屋に蔓延していた毒が徐々に無くなっていった。
毒が晴れてハウル様がバリアを解き、その場にいた全員が目にしたのは、倒れ伏したポイズンコブラと奴の背中の弱点あたりにいて、短剣を突き刺してそのまま動かずにいた僕の姿であった。
その光景に全員が驚き、すぐにハウル様が「レ、レックス!!」大声で僕に呼びかけた。
僕もその声が聞こえたので徐々に目を開け体も動かし出して立ち上がった。そしてポイズンコブラが倒れていることを認識したのだ。
「や、やったのか? 僕が······」と呟いた僕にハウル様とヨートス様が近付いてきた。
そして、「大丈夫か? レックス」「は、はい」「ポイズンコブラを、倒したのか」「み、みたいです」そう言って足下のポイズンコブラを見下ろした。
「凄いじゃないか」「どうやってあの状況で倒すことが出来たんじゃ?」「じ、実は······」そう言って先ほどの現象をあやふやな感じで説明した。
それを聞いてハウル様が「恐らく······集中のスキルが一時的であるかも知れぬが、"覚醒"して絶大な力を発揮出来たのじゃろう」と言われた。
「か、覚醒?」「うむ」「何はともあれ、ハウル」「うむ」とハウル様は離れた所にいたロースとエルフ兵らに向け、「ポイズンコブラを倒せたぞ!」と報告した。
それを聞いてエルフ兵らは大喜びし、ロースも安堵した。
その後僕らは洞窟を出て里に戻り、全員にポイズンコブラを倒した事を報告した。
その報せを聞いて全員が大喜びしたのだった。僕らがトロルを撃退出来た時みたいに。
そしてその夜にはこちらも同じく祝勝会が行われた。僕もそこでロースやヨートス様、他の色々なエルフの人達と会話をして楽しいひと時を過ごした。
そして祝勝会が終わって僕らはスカイマウンテンへ帰る事にした。
その時ヨートス様から、「レックス君、君にこれをあげよう」と白い羽を渡された。
「これは?」「それを広い場所で天にかざせばすぐこの里にこれ、里内でかざせば元の場所へ戻れる羽だよ。一緒に連れて来たい者がいればハウルの時同様体のどこかに触れてもらえば一緒に連れて来れるから」
「ありがとうございます!」とお礼を言うと、「ポイズンコブラを倒してくれたんだ。これぐらいは当然のことだよ」と言われた。
「そう言ってまた何かレックスに頼もうと考えておるのではないか?」「少なくともお前には二度と! 頼まんから安心しろ」と言ったところでその場にいた全員が大笑いしたのだった。
「じゃあレックス、次は養成学校で会おう」「うん! またね、ロース」と挨拶を交わして僕らはエルフの里を後にした。
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