落ちこぼれ一兵卒が転生してから大活躍

きこうダきこう

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第14章 帰省

第77話 村にて〜レックス・アッシュ〜

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 翌日になって父さんがレオおじさんに昨日僕に伝えたオークの一件を相談しに行った。そしておじさんが兄ちゃんに確認したら行くと即答したので、その日にすぐ向かう事となった。そうして僕達4人とベアーズはオーク討伐に向けて村を出て森を抜けた。

 それから北部の村の村長に最近の状況を確認後、父さん達が目撃した地点に向かった。目撃場所に着いた所でベアーズが匂いを嗅ぎ出し、匂いの後を追って僕達もそれに追随した。そうしてベアーズが立ち止まった先にオークの集団がいたのだった······。

「結構な数がいるな」「あぁ」見たところ普通のオークが十数体から20体ほどいた。

「どうするの? 父さん達」兄ちゃんが聞いたので、父さんが「取り敢えず、俺達3人で一気に突撃し、レオがここから援護射撃をしてくれ」「分かった」とそれぞれに指示を出した。

 そして父さん達が行動を起こそうとしたのを兄ちゃんが止め、念のためにと僕に(集中スキルの覚醒)をさせ、父さん達に弱点を伝えた。

 それには流石に父さん達も驚いていたが、すぐに気持ちを切り替え、そして······「(行くぞ!)」父さんを先頭に僕達は突撃した。


 すぐ近くのオークの弱点を父さんが突き悲鳴をあげて倒れたのを皮切りに、オーク達も僕達に気付いて一斉に向かって来た。それを僕達は別れて数体ずつ相手にしていった······。

 数は圧倒的にオーク達の方が多かったが、兄ちゃんは最も難なく倒して行き、父さんもレオおじさんの援護のお陰で順調に周りの奴らを倒し、僕もベアーズの協力で同じようにどんどん倒す事が出来たのだった······。

 流石にオーク達も僕達に恐れ出して何体かはその場を逃げ出そうとしていた。

「父さん! 奴らの一部が逃げてくよ!」僕が伝えると、「お前達で追ってくれ! 少しでも数を減らしておくんだ!」「「分かった!」」父さんにそう言われたので僕らは逃げてくオーク達を追って行った。


 逃げたオークに追い付いたところで随時倒していったが、後少しで全滅という寸前で僕らの前にドーン! と地響きを立ててあの因縁のハイオークが現れたのだった。

 ハイオークを見て僕らは一瞬立ち止まったが、すぐに僕は後ろへ回って念のため集中スキルの覚醒で弱点を確認し、兄ちゃんとベアーズが正面で注意を引き付けた。

 そして弱点が分かったところで2人同時に両足を斬り付けてハイオークを倒し、弱点の背中を刺して止めを刺した。

 ハイオークが倒された事で残っていたオーク達は武器を捨てて降参する様相を見せた。流石にそれを見ては殺す事も出来なくなった。

 そこへ先程の場所でオークを全滅させた父さんとレオおじさんが追い付いてきた。

 ハイオークの死骸を見て驚き、僕達を誉める為に近付いて来たが、僕達の状況を見て父さん達も困惑した。

 が、「しかし、これからの事を考えるとなるとやはり······」父さんが僕達にそう伝えるや、グサッ! グサッ! と残ったオークを全滅させたのだった······。

「可愛そうかもしれないが、これが一番コイツらのためにもなるんだ」「そうだな」父さんとレオおじさんがそう言い合った。

「······うん。そうだね」「あぁ」と僕達も納得したところで村へ戻る事にした······。
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