155 / 224
第23章 卒業
第155話 入院とお見舞い
しおりを挟む
ハインリヒ先生の下を離れてテキストをもらいに事務所に向かっていたら、向こうからタッタッタッタッと何かがこっちに走って来るのが分かった。もちろんベアーズだった。
「ベアーズ」と呼んだら猛スピードのまま僕に向かってジャンプして来たため、グシャ! ピンピンしている左足の裏でベアーズの顔を受け止めた。そのためベアーズの顔は足の裏にめり込み、直後仰向けに倒れたのであった。
「そう何度もお前の突撃を食らってたまるか」と言ったが本人には聞こえていないだろう。
そのすぐ後「ベアーズ、待ってよー!」懐かしく、今最も聞きたい人の声が聞こえた。
そしてその人の姿が見え、その人も僕に気付いて「レ、レックス?」と声を掛けてきたので「ただいま、ジェシー」と答えた。
「レ、レックスーー!」と叫びながら僕に駆け寄って抱き付いて来て「よ、良かった。本当に良かった。また会えて」大袈裟だなぁと言いたいところではあったが、外見がこんな状態ゆえに「僕もだよ」と、左手で髪を撫でながら答えた。
「でも、それじゃあ」「うん。さっきハインリヒ先生から卒業を言い渡されたよ」とその言葉を聞いてジェシーは自分事の様に嬉しさの表情を見せ「おめでとう! レックス!」と言ってくれた。
「ありがとう」「それで、これからは······」と言ってすぐジェシーは僕の右足を見た。
「うん、多分ドクトリー先生の所で入院となるかと」「フフッ。じゃあ、私も目標が出来たわね」「目標って?」と聞いたら、微笑んだ顔で「早く卒業を決めて、レックスのお見舞いに行かなきゃって目標が」と答えた。
(ジェシー)「うん。そうだね」と言った後どちらからともなく2人で自然と笑い合い、そしてベアーズをそのまま引き取ってジェシーはお預けにしていた卒業試験を受けに向かった。
その後僕はベアーズの意識を戻させ、事務所でテキストをもらって診療所に向かった。流石に僕の姿を見て受付の人も僕を優先させてくれてすぐ奥に向かった。
そして前の人が終わり診察室前に立ったところで「はい次の······ってレ、レックス君! そ、その足!?」とやっぱりそう聞いてきたので「卒業試験でファイアードラゴンと戦ってきまして、その成れの果てです」と答えた。
それを聞いたドクトリー先生は一瞬沈黙し、すぐに「······そうか。取り敢えずこっちへ」と促されたので診察室に入り、患者が座る椅子の辺りまで来たところで「じゃあ診察結果を伝える」「えっ? まだ診てもらって······」「1ヶ月の強制入院だ!!」と宣告した。
「は、はい」僕も素直に従うしかなく「すぐにベッドの準備!」「は、はい!」指示された看護婦さんも急いで診察室を出て行った。
「で、ですよね?」「当たり前だ! 良くここまで帰って来る事が出来たな!」「はは。帰ってくる途中村に寄りまして、ジョーンズ先生に応急処置をしてもらいましたから何とか」「そういう事か。本当にお前はいつかこういう事をしでかすと思っていたが」そうなんですか。
「しかし、もう卒業は決まったんだから時間はいくらでもあるはずだろ?」と僕の持っていたテキストを指してそう言った。
「あ、はい。まぁ」「だったら治療に専念する事だ!」「わ、分かりました」と言ったところでベッドの準備が出来たと看護婦さんが知らせに来たので診察室を出ようとしたところで「取り敢えずレックス」「はい?」「卒業、おめでとう」「っ! あ、ありがとうございます!」と答えてベットに向かった。
こうして僕は1ヶ月ドクトリー先生の所に(強制)入院する事となり、僕の卒業決定と1ヶ月の入院の知らせは瞬く間に僕の知り合いの耳に入る事となった······。
翌日から······。「レックス、足大丈夫?」アリスに、「レックス、大丈夫かい?」「大丈夫ですか?」ロースにエイミー、「······レックス。僕の時より酷いんじゃないか?」マーシュに、「レックス、卒業決めたんだって······」ジャックに、「「大丈夫? レックス兄」さん」コリーにピエール。他にも今まで同じクラスになったり関わった人達が連日お見舞いに来てくれたのだった。
そんな皆に僕は大概決まって返すのが「まだ生きてはいまーす」だった。それを聞いて全員が呆れ返ったりしていたが、正直僕は本心を言ったまでだった。
また一度だけ兄ちゃんもお見舞いに来てくれて「いよいよお前も騎士団に来るんだな」と感慨深くなっていた。
そして多くの人が僕の持っていたテキストに興味を示し、それが騎士団入団試験の筆記試験対策テキストだと知り、卒業を決めたらもらえると聞いた途端、一部の人達が急にやる気を出し始めたと風の噂で聞いた。
兄ちゃんも試験を受けずに騎士団に入団したのでそのテキストの存在は知らなかった事もあり、興味を持って見ていた。
ちなみにジェシーはというと、あのすぐ後僕の所にやって来てベアーズを貸してと言ってきたので貸してからは一度も姿を見てはいなかった。きっと卒業試験を頑張っているんだなと思いつつ、改めてジェシーとの思い出を振り返っていた。
そしてある事について思い返していたら色々な事実に気付き、うすら笑いを浮かべてしまった。
そんな僕の様子を見て連日お見舞いに来てくれているお姉ちゃんが「どうしたの? 急に笑いだして」と尋ねてきた。
「ある事を思い返してたらとんでもない事実が判明して」「とんでもない事実?」
「うん。実は少し前にハウル様がジェシーに僕の過去の事を色々話してくれたんだ」「そうなの」「それを聞いた後にジェシーは僕に『過去や立場は何であれ、今目の前にいるのは、"養成学校の同級生"のレックスなんだ』って言ってくれたんだ」「そうなんだ」
「うん。ただジェシーがそう言ってくれたのは、僕が3年の新学期にベアーズのスペース前でジェシーに『学校の中では王女であろうと貴族の子供であろうと村の子供であろうと、ましてやエルフやドワーフや海人であろうが1人の生徒に違いはないでしょ』って言われたからだって言ってくれたんだ」「そうだったんだ」
「で、僕がそういう事を言った理由ってのがずっと兄ちゃんとお姉ちゃんの関係を見続けていたからなんだし」「レックス君」
「さらに兄ちゃんがお姉ちゃんにそう接するようになったってのが、村にいた時の僕の姿を見てたからだって教えてくれたんだ」「それじゃあ」
「うん。村にいた時の僕の行動が回りに回って僕の為になったって事何だよ」「本当にすごい事ね」
「うん。あの頃は本当にただトロルの襲撃を何としてでも阻止したいって思って生活していただけだったのに、今になってこんな影響が出てくるなんて」
「けど、そうやって周りの事を優先してきたからこそ、今になってそのお返しが返ってきてるのかもしれないわね?」「そうだね」
「それに······」とお姉ちゃんは僕の手を握って「本当にアッシュと出会わせてくれた事には感謝してるのよ」「······お姉ちゃん」
「それはきっと私だけじゃなくてアッシュにアリスちゃん。それに何よりジェシーちゃんがそう思っているはずよ」「うん。そうだね」
その事を聞いた上で改めて前世の事を振り返ってみて、前も騎士団の入団試験は多分同じように行われたはずで、僕はずっとEクラスだったはずだから筆記試験は全然自信が無かったはずだ。
だから恐らくアリスと一緒に勉強していたはずだし、騎士団に入団してからも確か兄ちゃんやアリスとよく一緒に過ごしていたような気がする。
きっとその辺りも原因でマーシュに恨まれてしまい、あの時刺されたんだろう。
もしかしたら今回も、マーシュとアリスの仲を応援してなければどうなっていたか分からないし、3年になってからも特にジェシーが怪我をした後にジェシーとジャック、それぞれをフォローしてなければどんな状況になってたか分からなかっただろう。
本当にただ周りを気にして優先して行動してきた結果が、僕にとっても最善な結果となっているのかもしれないなぁ······。
そんな事を考えていたら廊下を誰かが走ってくる音が聞こえてきた。
(ひょっとして······)と思っていたら病室のドアを思い切りジェシーが開け、息を切らしながら「レ、レックス」と言ってきて、何を伝えたいのかすぐに分かったので先に、「卒業おめでとう、ジェシー」と言ったら、満面の笑みを浮かべて「うん!」と答えたのだった······。
「ベアーズ」と呼んだら猛スピードのまま僕に向かってジャンプして来たため、グシャ! ピンピンしている左足の裏でベアーズの顔を受け止めた。そのためベアーズの顔は足の裏にめり込み、直後仰向けに倒れたのであった。
「そう何度もお前の突撃を食らってたまるか」と言ったが本人には聞こえていないだろう。
そのすぐ後「ベアーズ、待ってよー!」懐かしく、今最も聞きたい人の声が聞こえた。
そしてその人の姿が見え、その人も僕に気付いて「レ、レックス?」と声を掛けてきたので「ただいま、ジェシー」と答えた。
「レ、レックスーー!」と叫びながら僕に駆け寄って抱き付いて来て「よ、良かった。本当に良かった。また会えて」大袈裟だなぁと言いたいところではあったが、外見がこんな状態ゆえに「僕もだよ」と、左手で髪を撫でながら答えた。
「でも、それじゃあ」「うん。さっきハインリヒ先生から卒業を言い渡されたよ」とその言葉を聞いてジェシーは自分事の様に嬉しさの表情を見せ「おめでとう! レックス!」と言ってくれた。
「ありがとう」「それで、これからは······」と言ってすぐジェシーは僕の右足を見た。
「うん、多分ドクトリー先生の所で入院となるかと」「フフッ。じゃあ、私も目標が出来たわね」「目標って?」と聞いたら、微笑んだ顔で「早く卒業を決めて、レックスのお見舞いに行かなきゃって目標が」と答えた。
(ジェシー)「うん。そうだね」と言った後どちらからともなく2人で自然と笑い合い、そしてベアーズをそのまま引き取ってジェシーはお預けにしていた卒業試験を受けに向かった。
その後僕はベアーズの意識を戻させ、事務所でテキストをもらって診療所に向かった。流石に僕の姿を見て受付の人も僕を優先させてくれてすぐ奥に向かった。
そして前の人が終わり診察室前に立ったところで「はい次の······ってレ、レックス君! そ、その足!?」とやっぱりそう聞いてきたので「卒業試験でファイアードラゴンと戦ってきまして、その成れの果てです」と答えた。
それを聞いたドクトリー先生は一瞬沈黙し、すぐに「······そうか。取り敢えずこっちへ」と促されたので診察室に入り、患者が座る椅子の辺りまで来たところで「じゃあ診察結果を伝える」「えっ? まだ診てもらって······」「1ヶ月の強制入院だ!!」と宣告した。
「は、はい」僕も素直に従うしかなく「すぐにベッドの準備!」「は、はい!」指示された看護婦さんも急いで診察室を出て行った。
「で、ですよね?」「当たり前だ! 良くここまで帰って来る事が出来たな!」「はは。帰ってくる途中村に寄りまして、ジョーンズ先生に応急処置をしてもらいましたから何とか」「そういう事か。本当にお前はいつかこういう事をしでかすと思っていたが」そうなんですか。
「しかし、もう卒業は決まったんだから時間はいくらでもあるはずだろ?」と僕の持っていたテキストを指してそう言った。
「あ、はい。まぁ」「だったら治療に専念する事だ!」「わ、分かりました」と言ったところでベッドの準備が出来たと看護婦さんが知らせに来たので診察室を出ようとしたところで「取り敢えずレックス」「はい?」「卒業、おめでとう」「っ! あ、ありがとうございます!」と答えてベットに向かった。
こうして僕は1ヶ月ドクトリー先生の所に(強制)入院する事となり、僕の卒業決定と1ヶ月の入院の知らせは瞬く間に僕の知り合いの耳に入る事となった······。
翌日から······。「レックス、足大丈夫?」アリスに、「レックス、大丈夫かい?」「大丈夫ですか?」ロースにエイミー、「······レックス。僕の時より酷いんじゃないか?」マーシュに、「レックス、卒業決めたんだって······」ジャックに、「「大丈夫? レックス兄」さん」コリーにピエール。他にも今まで同じクラスになったり関わった人達が連日お見舞いに来てくれたのだった。
そんな皆に僕は大概決まって返すのが「まだ生きてはいまーす」だった。それを聞いて全員が呆れ返ったりしていたが、正直僕は本心を言ったまでだった。
また一度だけ兄ちゃんもお見舞いに来てくれて「いよいよお前も騎士団に来るんだな」と感慨深くなっていた。
そして多くの人が僕の持っていたテキストに興味を示し、それが騎士団入団試験の筆記試験対策テキストだと知り、卒業を決めたらもらえると聞いた途端、一部の人達が急にやる気を出し始めたと風の噂で聞いた。
兄ちゃんも試験を受けずに騎士団に入団したのでそのテキストの存在は知らなかった事もあり、興味を持って見ていた。
ちなみにジェシーはというと、あのすぐ後僕の所にやって来てベアーズを貸してと言ってきたので貸してからは一度も姿を見てはいなかった。きっと卒業試験を頑張っているんだなと思いつつ、改めてジェシーとの思い出を振り返っていた。
そしてある事について思い返していたら色々な事実に気付き、うすら笑いを浮かべてしまった。
そんな僕の様子を見て連日お見舞いに来てくれているお姉ちゃんが「どうしたの? 急に笑いだして」と尋ねてきた。
「ある事を思い返してたらとんでもない事実が判明して」「とんでもない事実?」
「うん。実は少し前にハウル様がジェシーに僕の過去の事を色々話してくれたんだ」「そうなの」「それを聞いた後にジェシーは僕に『過去や立場は何であれ、今目の前にいるのは、"養成学校の同級生"のレックスなんだ』って言ってくれたんだ」「そうなんだ」
「うん。ただジェシーがそう言ってくれたのは、僕が3年の新学期にベアーズのスペース前でジェシーに『学校の中では王女であろうと貴族の子供であろうと村の子供であろうと、ましてやエルフやドワーフや海人であろうが1人の生徒に違いはないでしょ』って言われたからだって言ってくれたんだ」「そうだったんだ」
「で、僕がそういう事を言った理由ってのがずっと兄ちゃんとお姉ちゃんの関係を見続けていたからなんだし」「レックス君」
「さらに兄ちゃんがお姉ちゃんにそう接するようになったってのが、村にいた時の僕の姿を見てたからだって教えてくれたんだ」「それじゃあ」
「うん。村にいた時の僕の行動が回りに回って僕の為になったって事何だよ」「本当にすごい事ね」
「うん。あの頃は本当にただトロルの襲撃を何としてでも阻止したいって思って生活していただけだったのに、今になってこんな影響が出てくるなんて」
「けど、そうやって周りの事を優先してきたからこそ、今になってそのお返しが返ってきてるのかもしれないわね?」「そうだね」
「それに······」とお姉ちゃんは僕の手を握って「本当にアッシュと出会わせてくれた事には感謝してるのよ」「······お姉ちゃん」
「それはきっと私だけじゃなくてアッシュにアリスちゃん。それに何よりジェシーちゃんがそう思っているはずよ」「うん。そうだね」
その事を聞いた上で改めて前世の事を振り返ってみて、前も騎士団の入団試験は多分同じように行われたはずで、僕はずっとEクラスだったはずだから筆記試験は全然自信が無かったはずだ。
だから恐らくアリスと一緒に勉強していたはずだし、騎士団に入団してからも確か兄ちゃんやアリスとよく一緒に過ごしていたような気がする。
きっとその辺りも原因でマーシュに恨まれてしまい、あの時刺されたんだろう。
もしかしたら今回も、マーシュとアリスの仲を応援してなければどうなっていたか分からないし、3年になってからも特にジェシーが怪我をした後にジェシーとジャック、それぞれをフォローしてなければどんな状況になってたか分からなかっただろう。
本当にただ周りを気にして優先して行動してきた結果が、僕にとっても最善な結果となっているのかもしれないなぁ······。
そんな事を考えていたら廊下を誰かが走ってくる音が聞こえてきた。
(ひょっとして······)と思っていたら病室のドアを思い切りジェシーが開け、息を切らしながら「レ、レックス」と言ってきて、何を伝えたいのかすぐに分かったので先に、「卒業おめでとう、ジェシー」と言ったら、満面の笑みを浮かべて「うん!」と答えたのだった······。
0
あなたにおすすめの小説
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
SE転職。~妹よ。兄さん、しばらく、出張先(異世界)から帰れそうにない~
しばたろう
ファンタジー
ブラック企業で倒れたSEが、
目を覚ますと――そこは異世界だった。
賑やかなギルド、個性豊かな仲間たち、
そして「魔法」という名のシステム。
元エンジニアの知識と根性で、男は再び“仕事”を始める。
一方、現実世界では、
兄の意識が戻らぬまま、妹が孤独と絶望の中で抗っていた。
それでも彼女は、心ある人々に支えられながら、
科学と祈りを武器に、兄を救う道を探し続ける。
二つの世界を隔てる“システム”の謎が、やがて兄妹を結びつける。
異世界と現実が交錯するとき、物語は再起動する――。
《「小説家になろう」にも投稿しています》
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
異世界デバッガー ~不遇スキル【デバッガー】でバグ利用してたら、世界を救うことになった元SEの話~
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業で過労死した元システムエンジニア、相馬譲(ユズル)。異世界転生で得たスキルは、世界の情報を読み取り「バグ」を見つけ出す【デバッガー】。攻撃力も防御力もない外れスキルと思われたが、その真価は世界の法則すら捻じ曲げるバグ利用にあった!
モンスターの行動、魔法の法則、スキル限界――あらゆるシステムの穴を突き、元SEの知識で効率的に攻略していくユズル。不遇職と蔑まれながらも、規格外の力でダンジョンを蹂躙し、莫大な富と影響力を築き上げる。
頼れる騎士、天才魔道具技師、影を歩むダークエルフといった仲間と共に、やがてユズルは、この世界そのものが抱える致命的な「システムエラー」と、それを巡る陰謀に直面する。これは、不遇スキルで世界のバグに挑む、元SEの異世界成り上がり譚!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる