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最終章
第220話 戦勝パーティー
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連合軍が凱旋した数日後の夜······。
パァーン! パァーン! ヒト族の王都内サンドリア城の大広間にてこの度の戦いの戦勝記念パーティーが催され、そのための花火が先ほど上げられたのだった。
パーティーには連合軍として参加した者を始め、各種族の国王や代表者ならびにその家族や要人に、王都に住んでいる貴族やらその家族などが参加していた。そして先の戦いの感想を述べ合ったり交流を深め合ったりとパーティーを様々な目的の為に利用したのであった。
当然戦いに参加したアッシュにアリスはもちろん、王女のジェシーに4大貴族の1つ、ローテン家のご令嬢であるメリッサもパーティーに参加していたのだが······。
「おっそいなぁ、レックスの奴」「ホントよねぇ」パーティーを楽しんだりせずに本来ここにいるべきもう1人の人物、レックスが来るのを待っていた。しかしいくら待ってもなかなかレックスは来なかった。
「本当にどうしたのかしら?」「そうですよねぇ······あっ!」ジェシーは何かを見掛けてそちらに駆けて行った。アッシュ達もジェシーの見掛けたものに気付いてそちらへ向かった。
ジェシーはその見掛けた人物である「ジャック!」に声を掛けた。
「あぁ、ジェシー」「レックスは一緒じゃないの?」「あいつなら、このパーティーには来ないと思うよ」「ええっ!?」ジェシーは驚き「来ないって、どういう事だ? ジャック」アッシュがジャックに尋ねた。
「何度も誘ったんですけど頑なに行くのを拒みまして、どうしてか理由を聞いたら、『僕はあのパーティーに参加する資格が本来は無いから』って答えたんですよ」
ジャックの説明を聞いてレックスの事情を知っている4人はハッとした。
「あ、あの野郎ぅ」とアッシュが会場を飛び出してレックスを呼びに行こうとしたが、ガシッ! メリッサがアッシュの腕を掴んでそれを制止した。
「メリッサ」メリッサは首を振って「レックス君の気持ちも考えてあげましょ」とアッシュを諭した。
「······そうよね。レックスにとっては確かにこのパーティーは本来経験出来なかったはず何だから」とジェシーもメリッサに賛同し、「そう、ね。仕方ないか。ねぇ、お兄ちゃん」とアリスも同調したので「······分かったよ」アッシュも渋々了承したのだった。
またその場で唯一事情の知らないジャックは首を傾げていたのだった。
そこへ、「アッシュ君!」「あ、フィンラル様」フィンラル王がエルフ族の勇者フィリップとアレクを伴いアッシュ達の傍に寄って来た。
「アッシュ君。レックス君は?」「それが、どうもあいつこのパーティーには来ないみたいで」「そう、か」フィンラル王が残念がっていたので、「あの、どうかされたのですか?」とアッシュが尋ねたら、フィリップが説明をしてくれた。
「実は我々が魔王と戦っていた時、アレク殿が途中で魔王に殺されてしまったんだよ」「「な、何ですって!?」」
「ところが、アレク殿の体から世界樹の枝が出てきてそれが身代わりとなってアレク殿が生き返り、その後何とか魔王を倒す事が出来たんです」「「ええっ!?」」
「その事をフィンラル王にお伝えしたところ、世界樹の枝はレックス君が持っていたはずだと伺い、アレク殿にレックス君から渡してもらったのかと聞いたら、貰ってはいないと聞き彼に直接伺おうかと思いまして······」
その説明を聞いて流石にアッシュ達も「ど、どういう事だ?」「確かに世界樹の枝はレックスが持っていた、はずなのに······」と困惑したのであった。
その時、「それについては儂から説明するとしよう」とアッシュ達にとっては懐かしい声が聞こえてきたので、声の聞こえた方を振り返ったら「あ、あなたは」「「ハウル!」様!」がいたのだった。
「久しぶりじゃな」そう、アッシュにアリス、メリッサは運命の洞窟の水晶玉に映されたレックスを殺すかもしれない人物がマーシュからジャックに変わったとレックスから聞かされた時以来だし、ジェシーも3年の冬季休暇最終日にレックスと訪れた時以来の再会だった。
「お、お久しぶりです。ですが、どうしてハウル様が?」アッシュが伺うと、「実は先ほど儂も神からその事について説明を受けてのぉ。それでお主達に説明してくるようにと仰せつかったのじゃ」「か、神様から?」「そうじゃ」流石に神様と聞いてその場にいた者達は驚いた。
「さて、世界樹の枝じゃが。確かに元々はレックスが持っておったんじゃが、先の決戦前夜にあ奴が導きの玉によってある予知夢を見せられたのじゃ」「予知夢?」
「うむ。それが······」そこまで言ってハウルはアレクを見て「魔王との対決の折にアレク殿が魔王に殺されてしまうという光景じゃ」「「ええっ!?」」ハウルの話を聞いて全員が驚いた。
「しかもそれまでもレックスは何度も予知夢を見せられ、全てその通りに物事が起こっている事を経験しておったから今回も確実にそうなるのであろうと確信しておったのじゃ」「そ、そうだったんですか」
「それであ奴は真剣に考えたのじゃ。確実に訪れるのが分かっているアレク殿の死を回避させるために世界樹の枝をアレク殿に渡すか、その時点では訪れるかどうか分かってはいない、自らの味方の誰かに殺されるという誤った運命を確実に回避させるために自分で持っておくか、をな」
「「あっ!」」「「えっ?」」アッシュ達は納得した反応を示し、アレク達は驚いた反応を示した。
「考えた末、あ奴の選んだ答えは皆も知っての通りで、決戦が始まる前にアレク殿の持ち物に世界樹の枝を忍ばせたのじゃ。まぁ結果的にあ奴の誤った運命は無事回避され、アレク殿も魔王に殺されはしたが世界樹の枝によって生き返り、見事に魔王を討ち倒したという訳じゃ。これが、お主達の疑問に思っておった出来事の真相じゃよ」
流石にハウルの説明を聞いて全員驚きすぎてすぐに反応出来なかった。
「よ、よく分かりましたがハウル、様?」真っ先にハウルに語り掛けたのはアレクだった。
「何ですかな? アレク殿」「先ほど仰りました、レックス君の誤った運命とは一体?」と当然の疑問をぶつけた。
「実はレックスが魔王軍との決戦に挑む事になったのは、あ奴の中では今回が2回目だったんじゃよ」「「な、何ですって!?」」
「お、おいハウル。良いのかバラして?」「良いんじゃよ。もう皆にバレたとて何の影響も無いのじゃからな」「ど、どういう事なんですか?」
それからハウルはこれまで自分が直接見聞きしてきた事と、先ほど神から説明を受けた内容を合わせてレックスが前世から先の決戦までに経験してきた事を皆に話してやったのだった。
その内容を聞いてこれまで色々レックスから教えてもらっていたはずのアッシュにアリスやメリッサにジェシー、さらにはフィンラル王に海人族の国王ならびにポピーさえも初めて聞いた内容もあったりして、全員が驚きの表情を浮かべて聞いていたのだった。
暫くして、「······と、これがレックスが前の人生から先の決戦までにあ奴に起こり、経験してきた出来事という事じゃ」ハウルの説明が終わっても誰も何も言わず、微動だにしなかったのだった。
そんな雰囲気を打ち消したのが「だ、だから自分にはこのパーティーに参加する資格が無いって言ってやがったのか、あいつ」というジャックの一言だった。
「そう言う事じゃな。何せ本来ならあ奴はこの時点では死んでおるはずなのじゃからな」それを聞いて全員が暗い雰囲気となってしまった。
「じゃからこそ、今はあ奴の事を話した後にこういうのも何じゃが、レックスの事は置いといてお主らだけでパーティーを楽しむべきじゃろう。それがレックスに対して感謝を伝える事にもなるじゃろうしのぉ」
そうハウルが言ったのを聞いて、「確かにお前の言う通りだな。ここで暗い雰囲気になってしまった方がレックス君に対して申し訳ないよな。折角彼が色々苦労して我々に与えてくれた平和な世界なんだからな」とフィンラル王が言った。
その言葉を皮切りに皆がその通りだなという雰囲気になりだし、改めてパーティーが仕切り直しとなったのだった。
その皆の様子を見てハウルも笑顔になったのだった。そんなハウルに「ハウル様。色々教えて頂きましてありがとうございました」とアッシュがお礼を述べた。
するとハウルは「何、本当に神から仰せつかった故に話したまでじゃからな。今頃レックスも神に感謝を伝えておるはずじゃろうしのぉ」と聞いてふとメリッサはある事が浮かび、ツンツン! とジェシーの肩をつついた。
ジェシーが振り向くとメリッサはジェシーに耳打ちをして何かを伝えた。それを聞いてジェシーもあっ! という顔をしてメリッサを見た。
そしてメリッサが首を縦に振るとジェシーは明るい表情となって同じく首を縦に振り、パーティー会場を出て行ったのだった······。
パァーン! パァーン! ヒト族の王都内サンドリア城の大広間にてこの度の戦いの戦勝記念パーティーが催され、そのための花火が先ほど上げられたのだった。
パーティーには連合軍として参加した者を始め、各種族の国王や代表者ならびにその家族や要人に、王都に住んでいる貴族やらその家族などが参加していた。そして先の戦いの感想を述べ合ったり交流を深め合ったりとパーティーを様々な目的の為に利用したのであった。
当然戦いに参加したアッシュにアリスはもちろん、王女のジェシーに4大貴族の1つ、ローテン家のご令嬢であるメリッサもパーティーに参加していたのだが······。
「おっそいなぁ、レックスの奴」「ホントよねぇ」パーティーを楽しんだりせずに本来ここにいるべきもう1人の人物、レックスが来るのを待っていた。しかしいくら待ってもなかなかレックスは来なかった。
「本当にどうしたのかしら?」「そうですよねぇ······あっ!」ジェシーは何かを見掛けてそちらに駆けて行った。アッシュ達もジェシーの見掛けたものに気付いてそちらへ向かった。
ジェシーはその見掛けた人物である「ジャック!」に声を掛けた。
「あぁ、ジェシー」「レックスは一緒じゃないの?」「あいつなら、このパーティーには来ないと思うよ」「ええっ!?」ジェシーは驚き「来ないって、どういう事だ? ジャック」アッシュがジャックに尋ねた。
「何度も誘ったんですけど頑なに行くのを拒みまして、どうしてか理由を聞いたら、『僕はあのパーティーに参加する資格が本来は無いから』って答えたんですよ」
ジャックの説明を聞いてレックスの事情を知っている4人はハッとした。
「あ、あの野郎ぅ」とアッシュが会場を飛び出してレックスを呼びに行こうとしたが、ガシッ! メリッサがアッシュの腕を掴んでそれを制止した。
「メリッサ」メリッサは首を振って「レックス君の気持ちも考えてあげましょ」とアッシュを諭した。
「······そうよね。レックスにとっては確かにこのパーティーは本来経験出来なかったはず何だから」とジェシーもメリッサに賛同し、「そう、ね。仕方ないか。ねぇ、お兄ちゃん」とアリスも同調したので「······分かったよ」アッシュも渋々了承したのだった。
またその場で唯一事情の知らないジャックは首を傾げていたのだった。
そこへ、「アッシュ君!」「あ、フィンラル様」フィンラル王がエルフ族の勇者フィリップとアレクを伴いアッシュ達の傍に寄って来た。
「アッシュ君。レックス君は?」「それが、どうもあいつこのパーティーには来ないみたいで」「そう、か」フィンラル王が残念がっていたので、「あの、どうかされたのですか?」とアッシュが尋ねたら、フィリップが説明をしてくれた。
「実は我々が魔王と戦っていた時、アレク殿が途中で魔王に殺されてしまったんだよ」「「な、何ですって!?」」
「ところが、アレク殿の体から世界樹の枝が出てきてそれが身代わりとなってアレク殿が生き返り、その後何とか魔王を倒す事が出来たんです」「「ええっ!?」」
「その事をフィンラル王にお伝えしたところ、世界樹の枝はレックス君が持っていたはずだと伺い、アレク殿にレックス君から渡してもらったのかと聞いたら、貰ってはいないと聞き彼に直接伺おうかと思いまして······」
その説明を聞いて流石にアッシュ達も「ど、どういう事だ?」「確かに世界樹の枝はレックスが持っていた、はずなのに······」と困惑したのであった。
その時、「それについては儂から説明するとしよう」とアッシュ達にとっては懐かしい声が聞こえてきたので、声の聞こえた方を振り返ったら「あ、あなたは」「「ハウル!」様!」がいたのだった。
「久しぶりじゃな」そう、アッシュにアリス、メリッサは運命の洞窟の水晶玉に映されたレックスを殺すかもしれない人物がマーシュからジャックに変わったとレックスから聞かされた時以来だし、ジェシーも3年の冬季休暇最終日にレックスと訪れた時以来の再会だった。
「お、お久しぶりです。ですが、どうしてハウル様が?」アッシュが伺うと、「実は先ほど儂も神からその事について説明を受けてのぉ。それでお主達に説明してくるようにと仰せつかったのじゃ」「か、神様から?」「そうじゃ」流石に神様と聞いてその場にいた者達は驚いた。
「さて、世界樹の枝じゃが。確かに元々はレックスが持っておったんじゃが、先の決戦前夜にあ奴が導きの玉によってある予知夢を見せられたのじゃ」「予知夢?」
「うむ。それが······」そこまで言ってハウルはアレクを見て「魔王との対決の折にアレク殿が魔王に殺されてしまうという光景じゃ」「「ええっ!?」」ハウルの話を聞いて全員が驚いた。
「しかもそれまでもレックスは何度も予知夢を見せられ、全てその通りに物事が起こっている事を経験しておったから今回も確実にそうなるのであろうと確信しておったのじゃ」「そ、そうだったんですか」
「それであ奴は真剣に考えたのじゃ。確実に訪れるのが分かっているアレク殿の死を回避させるために世界樹の枝をアレク殿に渡すか、その時点では訪れるかどうか分かってはいない、自らの味方の誰かに殺されるという誤った運命を確実に回避させるために自分で持っておくか、をな」
「「あっ!」」「「えっ?」」アッシュ達は納得した反応を示し、アレク達は驚いた反応を示した。
「考えた末、あ奴の選んだ答えは皆も知っての通りで、決戦が始まる前にアレク殿の持ち物に世界樹の枝を忍ばせたのじゃ。まぁ結果的にあ奴の誤った運命は無事回避され、アレク殿も魔王に殺されはしたが世界樹の枝によって生き返り、見事に魔王を討ち倒したという訳じゃ。これが、お主達の疑問に思っておった出来事の真相じゃよ」
流石にハウルの説明を聞いて全員驚きすぎてすぐに反応出来なかった。
「よ、よく分かりましたがハウル、様?」真っ先にハウルに語り掛けたのはアレクだった。
「何ですかな? アレク殿」「先ほど仰りました、レックス君の誤った運命とは一体?」と当然の疑問をぶつけた。
「実はレックスが魔王軍との決戦に挑む事になったのは、あ奴の中では今回が2回目だったんじゃよ」「「な、何ですって!?」」
「お、おいハウル。良いのかバラして?」「良いんじゃよ。もう皆にバレたとて何の影響も無いのじゃからな」「ど、どういう事なんですか?」
それからハウルはこれまで自分が直接見聞きしてきた事と、先ほど神から説明を受けた内容を合わせてレックスが前世から先の決戦までに経験してきた事を皆に話してやったのだった。
その内容を聞いてこれまで色々レックスから教えてもらっていたはずのアッシュにアリスやメリッサにジェシー、さらにはフィンラル王に海人族の国王ならびにポピーさえも初めて聞いた内容もあったりして、全員が驚きの表情を浮かべて聞いていたのだった。
暫くして、「······と、これがレックスが前の人生から先の決戦までにあ奴に起こり、経験してきた出来事という事じゃ」ハウルの説明が終わっても誰も何も言わず、微動だにしなかったのだった。
そんな雰囲気を打ち消したのが「だ、だから自分にはこのパーティーに参加する資格が無いって言ってやがったのか、あいつ」というジャックの一言だった。
「そう言う事じゃな。何せ本来ならあ奴はこの時点では死んでおるはずなのじゃからな」それを聞いて全員が暗い雰囲気となってしまった。
「じゃからこそ、今はあ奴の事を話した後にこういうのも何じゃが、レックスの事は置いといてお主らだけでパーティーを楽しむべきじゃろう。それがレックスに対して感謝を伝える事にもなるじゃろうしのぉ」
そうハウルが言ったのを聞いて、「確かにお前の言う通りだな。ここで暗い雰囲気になってしまった方がレックス君に対して申し訳ないよな。折角彼が色々苦労して我々に与えてくれた平和な世界なんだからな」とフィンラル王が言った。
その言葉を皮切りに皆がその通りだなという雰囲気になりだし、改めてパーティーが仕切り直しとなったのだった。
その皆の様子を見てハウルも笑顔になったのだった。そんなハウルに「ハウル様。色々教えて頂きましてありがとうございました」とアッシュがお礼を述べた。
するとハウルは「何、本当に神から仰せつかった故に話したまでじゃからな。今頃レックスも神に感謝を伝えておるはずじゃろうしのぉ」と聞いてふとメリッサはある事が浮かび、ツンツン! とジェシーの肩をつついた。
ジェシーが振り向くとメリッサはジェシーに耳打ちをして何かを伝えた。それを聞いてジェシーもあっ! という顔をしてメリッサを見た。
そしてメリッサが首を縦に振るとジェシーは明るい表情となって同じく首を縦に振り、パーティー会場を出て行ったのだった······。
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