2人の男に狙われてます

夢中

若王子からは触れるだけのキスを施されるが、それだけでも胸がキュンキュンしてしまう。

｢久しぶりだから、政宗さんのエロい顔みてるだけでイっちゃいそう...｣

左耳に息を吹き掛けながら甘く囁いた若王子が、左の乳首を指先で弾く。

｢あぁ、んっ...♡ゃ、亮くん...ッ｣

｢政宗、俺の触って...わかる？大きくなってんの...｣

｢んっ、ぅん...♡｣

神崎自身に触れるよう誘導され、下着越しにおずおずと触れる。
既に下着を押し上げている神崎は、触れられただけで小さく喘ぎを漏らした。

｢ほら、僕のも...軽く擦ってみて...。ぁ、ん...そう、いい子｣

｢はぁ、っ...♡｣

怒張した若王子自身にも軽く触れ、下着越しに裏筋を擦れば、私の耳を甘噛みしながら｢いい子｣と告げる。

嬉しい...私でこんなに大きくさせてる...。
もっと気持ちよくなって欲しい...。

｢あの...｣

｢どうした？｣

｢あのね、2人の...舐めたい...｣

｢｢......｣｣

下着越しに触るだけじゃ飽き足らず、彼らを立たせた私はその場にペタンと座り込む。

ちゅっ、ちゅっ、と音を立てながら彼ら自身にキスをすれば、頭上で佇む男2人は息を飲んだ。

｢亮くんのも、神崎のも凄いおっきいね...いい匂い...｣

｢んっ...あんた本当に変態...｣

｢僕らのせいで完全に雌堕ちしたな｣

下着をずらせば、勢い良く飛び出て驚いたがそのまま若王子のものから口に含み、神崎のものに指を絡めた。

｢んっ、ふ...じゅる、っ...んん、おい
ひ...♡｣

｢あっ...やば、熱くて溶けそ...｣

前髪をくしゃりと握って、快楽で顔を歪めた若王子の表情は、薄暗い室内でも目に見えて分かり、不覚にもドキリとする。

上下に擦る神崎の先端からも微かに愛液が滲んでいることに気付き、亀頭部分を口に含んだ。

｢ん、...ぁ、口ん中トロトロで気持ちいね...っ、政宗...｣

｢は、んっ♡、ん...ちゅ、う...♡｣

｢手止めないで、くちゅくちゅ上下して...｣

舐めるのに夢中になっていると、若王子のを掴んだままで動かしていないことを指摘された。

自分の唾液で多少滑りが良くなった自身を上下に扱き、掌で亀頭を擦る。

若王子自身がビクンと震え、神崎自身が口の中で大きくなるのがわかった。

余裕なさげな、微かな喘ぎが頭上から聞こえてくる度、アナルがヒクヒクと蠢く。

早く中にも刺激が欲しい...。

2人の自身に舌を這わせ、交互に亀頭を口に含む。

先端からはとめどなく愛液が滴り、太い血管が走る幹を舐め上げるとお互いの腰が微かに震えた。

｢ふ...ぅ、んっ...きもひ...？♡｣

無我夢中でしゃぶっていたが、あまりにも2人が静かになもんだから口を離してパッ、と上を見れば

｢...｣

めっちゃめちゃ濃厚なキスをしていた。

｢っ、ん...もう、しつこいって...｣

｢お前、舌ピえろいよな...見して｣

｢なんで2人の世界に入ってるの！？｣