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新マッパー、キッド登場!

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それから僕とアリンは夕方過ぎまで街の中心地で屋台の食べ物を買いながら、噴水の前に居た。

忍者アリンはりんご飴を食べながら、

「いいマッパーが入るといいね」

と嬉しそうに語った。僕もチョコバナナを食べながら、

「そうだね」と一言。

「じゃあそろそろギルドに行こうか。昨日はいざこざがあったみたいだけど…今日は開いてるかな」

「心配だよね」

行ってみるとすでに明かりがついており、通常営業してるみたいだった。

しかし1階のバーは相変わらずにぎわっており、いつケンカが起きてもいいような殺伐とした感じだ。


ギルドマスターが挨拶する。

「今日は誰をさがしてんだい?」

「実はマッパーがいないかなって…プラスアルファなにかスキル高いとなお良いんですけど」

アリンがそういうと、マスターが耳に近づけてささやいた。

「一昨日からいついてるマッパーがいるのさ。腕は確かなんだけど、ちょっと性格がおかしいのよ」

「おかしいってどういう風に?」

「会えばわかるさ。おーい!キッド!」

「オーイエ―!マスター呼んだかい?」

「こちらのパーティーがマッパー探してるんだとよ」

「オーマジかメーン?アテクシは10階までの地図を闇市でげっとしているんだメーン」

「おお!」

「それと武器はこのFNファイブセブン2丁、あと風属性の攻撃魔法をつかえるんだZE!」

「すごいすごーい。エット君も良いと思わない?」

「う、うん…」

ちょっとクセの強い人だなと思ったけど、人をだますタイプにも見えなかった。

「オーボーイ!パーティーに少年がいるとはワンダホ―!よろしく」

「うん、うちに入れてもいいけど、ほんとに信頼できるマップなんでしょうね?」

「オーメーン!自分だってテレポで石のなかに転送されたくないのよバットガール!」

「わかった。カッティングエッジ団に入団許可をするわ!とりあえず宿屋にいきましょう。

全身タイツに銃を2丁セッティングしてる女性は、ぼくらと一緒に宿屋へと戻っていった。
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