不死鳥契約 ~全能者の英雄伝~

足将軍

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第八章

強化合宿最終日

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今日は強化合宿最終日で結果発表の日だ。
学園に戻って結果発表するらしい。
俺達は一日目と同じように荷物を持って、山を降りはじめた。

◆◇◆◇◆山道◆◇◆◇◆

男子達は初日の悲劇を思い出しながら少しずつ降りている。
俺とジルは初日とは違い、降りなのでゆっくり進む。
ゆっくりだとしても、駆け足位のペースだ。

男子は一つ一つ気をつけて降りているので、もう姿が見えないほど俺達は進んで来ている。

「なぁクロ、一位の褒美どう思うよ?」

ジルが進みながら聞いてくる。

「一位の人はキスとか言ってたが嫌な予感がする・・・」

俺は初日からの不安を話す。
何故なら、あの学園長の言うことだ。
絶対なにか裏がある。

「俺もだ・・・」

やはりジルも不安なようだ・・・学園長が約束を守るかどうかに・・・
正直に言うと、学園長は全然信用出来ないのだ。
口軽いし、突然な提案してくるし、気分がいいとベットかすぐ用意するし・・・
最後のは普通に嬉しいが・・・

「まぁ、そんなこと考えても、しょうがない」
「まぁ、そうだな・・・お、関所が見えてきたぜ」

◆◇◆◇◆関所◆◇◆◇◆

学園長が、またもや先にいた。

どうせ転移魔法なんだろうな・・・そう思い、近付く。

「早いね~、君達が一番で~す。」

学園長が紙にまた何かを書いている。
どうせ順番だろうけどな。

「じゃあ、学園で待ってて~」
「ういーっす」
「学園長、頑張ってー」

俺はこれからも他の生徒が来るのを待つのだろうと思い、応援と祈りをした。
祈りの方はもちろん、一位のご褒美が俺の不安に応え無い事だ。

◆◇◆◇◆フェニクス第一学園◆◇◆◇◆

「いや~疲れた~」

ジルが集合場所で座り込む。
俺も座り、飲み物を飲む。
テキトーに喋ってるか・・・
俺たちが一番と言うことは、これからさらに待たなければならないのだ。

◆◇◆◇◆二十分後◆◇◆◇◆

ようやく集まった。

登りは三十分だったが二十分になったか・・・

多分男子が馬鹿みたいに、始めから全力で登って後からダウンしたのを反省したからだろう・・・

「はーい、じゃあ結果発表しまーす」

男子生徒が学園長の言葉に反応して、すぐさま整列する。
コイツら・・・どんだけキスしたいんだよ・・・

「一位は・・・一のBのクロ君でーす!」

まぁ活動でも残ったし、そうなるんじゃないかと思いました・・・
すると、周りの男子が俺を白い目で睨みつける。

「二位は同じく!一のBのジル君だーー!ジル君にはキスしているところを見ることができる権利をあたえよう!では、二人は着いてきたまえ」

二位がジルなのか・・・他のクラスの一位はどうなったよ・・・

俺達は学園長の元に行く。
男子の視線を受けながら・・・

「学園長、何でサバイバル活動で一位じゃないジルが二位何ですか?」

とりあえず俺は学園長に聞く。

「あぁ、お風呂掃除で手伝いした時のポイントも入ってるからね~、じゃあ他の人にも後で説明するから~、それとジル君は二日目に他の生徒のお弁当奪ったから減点したんだよ~」

学園長の話によると今回の強化合宿は活動だけがポイントになるのではなく、手伝いや仲間を助ける等の事もポイントに入れていたらしい。

◆◇◆◇◆学園長室前◆◇◆◇◆

俺達が案内されたのは、学園長室だった・・・

「さぁ、この先だよ」

俺はキスをせずに断るつもりだったが、学園長が「一位になったんだから!」と言われて、キスを了承した。
何だかニヤついてたのは気のせいにしておこう・・・

カチャ

扉を開けた。

「彼女は待っているよ・・・それとここからは目隠しして・・・」

「・・・はい」

俺は目隠しをされて、学園長室にはいった。

「じゃあ、クロ君準備はいいね」

学園長の言葉に俺は「はい」といった

「・・・クロ、ドンマイ」
「何がだ?ジル」

俺はジルのドンマイの言葉の意味がわからずにいると、頬に何かが触れる感覚があった。

チュッ

とんでもなくドキドキする・・・なんせだろう?
それと今、なんかヒゲっぽいのが当たった気が・・・

「目隠しとっていいよー」

俺はすぐに目隠しを取った。

「ガルド先生・・・」

目に前にはガルド先生はエチケット袋に口を入れて汚物を出している姿があった。
ま、まさか・・・

「アッハッハッハ!キスする権利とは言ったけど誰もシロちゃんなんて言ってないしー!プフー!」

・・・この野郎・・・ヤバい、想像したら気持ち悪くなってきた・・・

「ほらよクロ、エチケット袋」

俺はジルから袋を受け取り、ガルド先生と同じように・・・汚物を出した・・・

戻ると他の生徒に囲まれて、どうだったか聞かれた。

「あぁ、とっても柔らかかったよ・・・」

俺は顔から生気が抜けているのだろう・・・
声に元気が無いのが自分でもわかる・・・
他の生徒は「チクショー!」と嘆いていた。

帰ったらもう一回吐こう・・・

それと今度から学園長の言葉に注意しよう・・・
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