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知りたいこと・・・知ってほしいこと・・・忘れたくない
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アリアは、肺が膨らむような違和に目を覚ました。
次第に全身の浮遊感、肌に張り付く重たい服、海の中に沈んでいるらしき冷たさと水圧の順で命の危険を感じ、息苦しさを解消すべく行動に移す。
ごっぶぼばぁあぁぁ!
(っ!!?)
呼吸しようとして肺の空気を逃す。
寝ボケていたらしい。
慌てて口と鼻を塞いだものの、大半の生命線が頭上の丸い光に吸い込まれていってしまった。
(ここどこ!?)
私は、確かに死んだのに。
疑問や後悔や不安やらの感情が交錯する。 が、状況確認している暇も無いらしい事は本能的に理解した。
とにかくまずは。 と上昇しようとすると、左手が誰かを握りしめているのに気が付き振り向いた。
(っ?)
暖かい。 動く気配どころか死体のようで精気すらも感じられないのに、彼と繋がっている左手だけが溶け合いそうな程に強く、頑なに離したがらない。
急いでいる今は、重りでしかないのに。
いくらサキュバスだからって、こんな時にまで何やってたの私!?
思考している猶予は無い。 泳ぎながら考える。
理解不能なことは本能に従い、まずは現状を脱しよう。 と急上昇する。
もちろん彼を連れて。
この子はもしかすると命の恩人なのかもしれないし。
生還できたら記憶を見れば済む。
水面が近くなる。 思ったより水の抵抗を感じないおかげで自己記録を更新するかも。
水面があと一息。 繋がっている手を自分の前に、全身全霊で彼を引き上げる。
ギリギリ間に合っ
しかし、突き抜けた先で水飛沫が上がる様子は一切無く……目が覚めた私は、助産婦らしき人間のおばあちゃんの腕の中で、白い布に包まれていた。
*
((最初は困惑したのよ? 呼吸のタイミングもズレてるし、私以外の精気を感じるし。 意識はハッキリしてるのに、まさに他人の体へ憑依している感覚で。 憑依したことなんてないんだけど))
楽しそうに話し終えるアリアレス・ヘル・テオブロマ。
実際、久しぶりに楽しく会話が出来るとあって、心底ワクワクしているのが伝わる。
まさに魂レベルで繋がっているかのように。
てことはやはり、あの時人工呼吸して助けたっぽい隣人は、彼女だった訳だ。
夢じゃなかったのか……。 痰や血のせいで溺れる夢でも見ていたと思っていたのに。
まぁ、ファーストキスとしては悪くない。
((あら、自慢したことは無かったけれど、サキュバスの中でも美女だって噂らしい私を相手に「悪くない」って評価は、少し残念だなぁ。 それと、やっぱり私を助けてくれたのは、旦那様だったのね♪))
寝ている間に戸籍にまで入られていたのか。
悪くないってのは、姿の見えないアリアの容姿を自分好みに妄想したからではなくてだね。
当たり前のように言葉の裏を見透かし、追撃でアピールしてくるアリアの強引さに、気圧されそうになる。
てか、グイグイ好意を伝えてくれている所申し訳無いが、俺は美人だからといって顔だけで恋愛対象には入らない。 残念美人という概念は異世界にもあるのだろうか。
せめて互いに性格を知ってからでないと心は開けないし。 なにより気の良さそうな相手に俺のダメ人間さが知られて、関わった事を後悔されるのは嫌だ。
((心を開く開かないに関してはそれほど問題無いんじゃないかな。 世界中に嫉妬されるくらい、それこそ言葉のまま、魂と魂で繋がっているんだから))
確かに好意や愛情と同じく、嘘も悪意も筒抜けになりそうではある。 実際、こうやって思ったことにも返事されてるし。
とはいえ……
背中から抱き着かれる感触に続き、こそばゆく耳元で囁かれる。
((大丈夫、それさえ伝われば、もう何も))
暖かい。 その慰めが、言葉だけの上っ面でない事に心が揺れた。
つい甘えたくなる。
((甘えて良いんだよ。 ううん、甘えてほしいな))
俺への愛しさが、暖かい。
……これが、サキュバスの魅了ってやつなのだろうか。
成長して美人になれたら爪の垢でも煎じてもらいたいものだ。
((そうやって誤魔化して強がろうとする所も、子供っぽくて可愛い♪))
……うぅ、このモヤモヤする恥ずかしさまで伝わっているとなると、もう何もかもが墓穴としか思えない。
男の意地やプライドやらを立てるのも、できる女の甲斐性ではなかろうか?
((フフッ♪ エメルナちゃんは可愛い女の子だよ?))
そうゆう問題ではない。
真面目な話し、手を強く握りしめていたせいで、こんなふざけた転生となってしまったのだろう。
こりゃぁ申し訳ない。 俺がいなければ、アリアは万全の状態で転生していた訳だし。
((嘘。 本心では分かってるみたいだから良いんだけど……私はあなたがいなければここにいないし、あなたを連れてここに来たのは私自信よ。 だから、お互い様なの))
(分かった分かったごめん)
癖なんだ。
どうにも自分は邪魔なんじゃないかと心配になってしまう。
不快にさせたくないと、予防線を引いてしまう。
実際、今までがそうだったからつい。
話を戻そう。
こうなってしまった以上、問題は山ほどある。
その1。
ここは剣と魔法の世界なのだろうか。
((正解♪ ここはあなたの前世で言うところのファンタジー。 剣や魔法で冒険することの出来る、ハーフエルフも合法ロリドワーフもネコ耳メイドも実在する自然豊かな異世界よ))
何で俺好みの属性を3つ並べたのかは聞かないでおこう。
(てことは、やっぱ魔王もいたりするの?)
つぅかアリアって魔王勢力?
((いるわよ。 3代前まで人類と敵対していた、魔族の愚王達があなたの言うソレね。 でも先代様になってからは人類との共存を命題に、日々頭を悩ませておられるわ。
かくゆう私も、先代様に命を救われ忠誠を誓った、元魔王軍幹部だったのよ))
(幹部かよ!? 思ってたより出世していた!)
((ちなみに事務作業がメインだったわ♪))
(地味だなおい。 まぁ人類と共存となると仕方ないか)
その2.
ここはどこ?
((村の診療所ね。 産まれたばかりの子は体調が急変することもあるから。 家や仕事場の生活環境を整えないといけないし、頻繁に両親が顔を見せに来るから問題無いわ))
ちなみに服装などから、我が家の生活水準はどの程度だろうか。
((それは見てからのお楽しみ♪))
うぅ……美容に気を使いたい今世において、重大な死活問題なのに……ニヤニヤしないで。
その3.
体の主導権は……問題なく手が握れるし……俺のようだが、アリアに交代するのは可能か?
((やってみる?))
やってみた。
((……あっ!))
出来た。 意外とあっさり。
そして俺からは動かせない。
アリアがくぅ~っと小さく背伸びする。
((歩きたくなってきた♪))
そうだな、天井はもう見飽きたし。 二足歩行が可能になったら散歩しよう。
ちなみに、アリアが交代の許可を出すと、すんなり戻った。
その4.
魔法は今からでも練習可?
((できるけど……まだ魔力も魔力容量も少な過ぎるから限られるわよ? 攻撃魔法はもちろん室内使用禁止だし。 私から教えられるのは身体強化・結界・呪い・魔力感知くらいね))
充分すぎる。 期待以上だ。
もちろん、いきなり魔法をぶっ放すのではなく、魔法や魔力を扱う上での技術指導をお願いしたかったのだ。
((魔力操作なら、今からでも大丈夫よ♪))
(ではよろしくお願いします)
その5.
現実は受け止めなければいけない。
そう、俺は今や女の子なのだ。 いつまでも「俺」などと、親が泣く。
話し方も性格も、1から……いや0から再構築しなおすべきだ。
ここは恥や前世なんて言っている場合じゃない。 女になった以上、理想の女性を目指したい!!
(そのためにも先生! いや師匠!!)
((えぇっとぉ……何かなぁ?))
アリアと呼ばれなかったことに若干表情を困らせるアリアだが。
アリアが困っているのは、俺の心の距離がむしろ縮まろうとしていたかららしい。
(お姉ちゃんと呼ばせてください!!)
((……………))
ポカンのSEが似合いそうな沈黙が流れる。
(いやほら、先に産まれたのアリアみたいなもんだし? 俺は今から女の子だし)
「アリア」とか((あなた♪))とかって、恋人か夫婦だろそれ。 今回の場合はどちらかと言うと姉妹な訳で、肉体を持てなかった姉が妹の中で一緒に生を受けた、って解釈の方が個人的にしっくりくるんだよね。
決め手は、アリアのお姉さん属性だ。
となると、妹目線的に「お姉ちゃん」が1番良い!
口調も一新していかなければ、どこでボロを出すか分かったもんじゃない。
そのためには「アリア」ではなく「お姉ちゃん」にしておいた方が、俺の目指す理想の女の子設定にフィットする訳よ。
(もちろん俺も、今から「私」に変えていく。 OK?)
((あっ、うん))
反応薄っすぅ!!
((いやぁ、実は長く生きてきたけど、一度も恋人がいたことなくて……。 初めてこれは運命だ! って思ったんだけど………そうだよねぇ、女の子になったんだもんねぇ))
気不味そうに背中からの抱擁を解き、申し訳ない思いで放れるアリア。
(ん~、何かごめん)
でも勝手に舞い上がっていたのはアリアだし、ここはお互い様ってことにさせてほしい。
((あぁ~、うん。 私もそれで良いよ。 っていうか、今はその方があなた…………エメルナちゃんのためだよね))
(うん、ありがとう、お姉ちゃん)
ん? ((今は))って言った?
そして、最後。
これが一番の難題だ。
って訳でお姉ちゃん。
(私にこっちの言葉を教えてください!)
特に苦手な科目、国語(漢字・古文)・英語(全滅)。
次第に全身の浮遊感、肌に張り付く重たい服、海の中に沈んでいるらしき冷たさと水圧の順で命の危険を感じ、息苦しさを解消すべく行動に移す。
ごっぶぼばぁあぁぁ!
(っ!!?)
呼吸しようとして肺の空気を逃す。
寝ボケていたらしい。
慌てて口と鼻を塞いだものの、大半の生命線が頭上の丸い光に吸い込まれていってしまった。
(ここどこ!?)
私は、確かに死んだのに。
疑問や後悔や不安やらの感情が交錯する。 が、状況確認している暇も無いらしい事は本能的に理解した。
とにかくまずは。 と上昇しようとすると、左手が誰かを握りしめているのに気が付き振り向いた。
(っ?)
暖かい。 動く気配どころか死体のようで精気すらも感じられないのに、彼と繋がっている左手だけが溶け合いそうな程に強く、頑なに離したがらない。
急いでいる今は、重りでしかないのに。
いくらサキュバスだからって、こんな時にまで何やってたの私!?
思考している猶予は無い。 泳ぎながら考える。
理解不能なことは本能に従い、まずは現状を脱しよう。 と急上昇する。
もちろん彼を連れて。
この子はもしかすると命の恩人なのかもしれないし。
生還できたら記憶を見れば済む。
水面が近くなる。 思ったより水の抵抗を感じないおかげで自己記録を更新するかも。
水面があと一息。 繋がっている手を自分の前に、全身全霊で彼を引き上げる。
ギリギリ間に合っ
しかし、突き抜けた先で水飛沫が上がる様子は一切無く……目が覚めた私は、助産婦らしき人間のおばあちゃんの腕の中で、白い布に包まれていた。
*
((最初は困惑したのよ? 呼吸のタイミングもズレてるし、私以外の精気を感じるし。 意識はハッキリしてるのに、まさに他人の体へ憑依している感覚で。 憑依したことなんてないんだけど))
楽しそうに話し終えるアリアレス・ヘル・テオブロマ。
実際、久しぶりに楽しく会話が出来るとあって、心底ワクワクしているのが伝わる。
まさに魂レベルで繋がっているかのように。
てことはやはり、あの時人工呼吸して助けたっぽい隣人は、彼女だった訳だ。
夢じゃなかったのか……。 痰や血のせいで溺れる夢でも見ていたと思っていたのに。
まぁ、ファーストキスとしては悪くない。
((あら、自慢したことは無かったけれど、サキュバスの中でも美女だって噂らしい私を相手に「悪くない」って評価は、少し残念だなぁ。 それと、やっぱり私を助けてくれたのは、旦那様だったのね♪))
寝ている間に戸籍にまで入られていたのか。
悪くないってのは、姿の見えないアリアの容姿を自分好みに妄想したからではなくてだね。
当たり前のように言葉の裏を見透かし、追撃でアピールしてくるアリアの強引さに、気圧されそうになる。
てか、グイグイ好意を伝えてくれている所申し訳無いが、俺は美人だからといって顔だけで恋愛対象には入らない。 残念美人という概念は異世界にもあるのだろうか。
せめて互いに性格を知ってからでないと心は開けないし。 なにより気の良さそうな相手に俺のダメ人間さが知られて、関わった事を後悔されるのは嫌だ。
((心を開く開かないに関してはそれほど問題無いんじゃないかな。 世界中に嫉妬されるくらい、それこそ言葉のまま、魂と魂で繋がっているんだから))
確かに好意や愛情と同じく、嘘も悪意も筒抜けになりそうではある。 実際、こうやって思ったことにも返事されてるし。
とはいえ……
背中から抱き着かれる感触に続き、こそばゆく耳元で囁かれる。
((大丈夫、それさえ伝われば、もう何も))
暖かい。 その慰めが、言葉だけの上っ面でない事に心が揺れた。
つい甘えたくなる。
((甘えて良いんだよ。 ううん、甘えてほしいな))
俺への愛しさが、暖かい。
……これが、サキュバスの魅了ってやつなのだろうか。
成長して美人になれたら爪の垢でも煎じてもらいたいものだ。
((そうやって誤魔化して強がろうとする所も、子供っぽくて可愛い♪))
……うぅ、このモヤモヤする恥ずかしさまで伝わっているとなると、もう何もかもが墓穴としか思えない。
男の意地やプライドやらを立てるのも、できる女の甲斐性ではなかろうか?
((フフッ♪ エメルナちゃんは可愛い女の子だよ?))
そうゆう問題ではない。
真面目な話し、手を強く握りしめていたせいで、こんなふざけた転生となってしまったのだろう。
こりゃぁ申し訳ない。 俺がいなければ、アリアは万全の状態で転生していた訳だし。
((嘘。 本心では分かってるみたいだから良いんだけど……私はあなたがいなければここにいないし、あなたを連れてここに来たのは私自信よ。 だから、お互い様なの))
(分かった分かったごめん)
癖なんだ。
どうにも自分は邪魔なんじゃないかと心配になってしまう。
不快にさせたくないと、予防線を引いてしまう。
実際、今までがそうだったからつい。
話を戻そう。
こうなってしまった以上、問題は山ほどある。
その1。
ここは剣と魔法の世界なのだろうか。
((正解♪ ここはあなたの前世で言うところのファンタジー。 剣や魔法で冒険することの出来る、ハーフエルフも合法ロリドワーフもネコ耳メイドも実在する自然豊かな異世界よ))
何で俺好みの属性を3つ並べたのかは聞かないでおこう。
(てことは、やっぱ魔王もいたりするの?)
つぅかアリアって魔王勢力?
((いるわよ。 3代前まで人類と敵対していた、魔族の愚王達があなたの言うソレね。 でも先代様になってからは人類との共存を命題に、日々頭を悩ませておられるわ。
かくゆう私も、先代様に命を救われ忠誠を誓った、元魔王軍幹部だったのよ))
(幹部かよ!? 思ってたより出世していた!)
((ちなみに事務作業がメインだったわ♪))
(地味だなおい。 まぁ人類と共存となると仕方ないか)
その2.
ここはどこ?
((村の診療所ね。 産まれたばかりの子は体調が急変することもあるから。 家や仕事場の生活環境を整えないといけないし、頻繁に両親が顔を見せに来るから問題無いわ))
ちなみに服装などから、我が家の生活水準はどの程度だろうか。
((それは見てからのお楽しみ♪))
うぅ……美容に気を使いたい今世において、重大な死活問題なのに……ニヤニヤしないで。
その3.
体の主導権は……問題なく手が握れるし……俺のようだが、アリアに交代するのは可能か?
((やってみる?))
やってみた。
((……あっ!))
出来た。 意外とあっさり。
そして俺からは動かせない。
アリアがくぅ~っと小さく背伸びする。
((歩きたくなってきた♪))
そうだな、天井はもう見飽きたし。 二足歩行が可能になったら散歩しよう。
ちなみに、アリアが交代の許可を出すと、すんなり戻った。
その4.
魔法は今からでも練習可?
((できるけど……まだ魔力も魔力容量も少な過ぎるから限られるわよ? 攻撃魔法はもちろん室内使用禁止だし。 私から教えられるのは身体強化・結界・呪い・魔力感知くらいね))
充分すぎる。 期待以上だ。
もちろん、いきなり魔法をぶっ放すのではなく、魔法や魔力を扱う上での技術指導をお願いしたかったのだ。
((魔力操作なら、今からでも大丈夫よ♪))
(ではよろしくお願いします)
その5.
現実は受け止めなければいけない。
そう、俺は今や女の子なのだ。 いつまでも「俺」などと、親が泣く。
話し方も性格も、1から……いや0から再構築しなおすべきだ。
ここは恥や前世なんて言っている場合じゃない。 女になった以上、理想の女性を目指したい!!
(そのためにも先生! いや師匠!!)
((えぇっとぉ……何かなぁ?))
アリアと呼ばれなかったことに若干表情を困らせるアリアだが。
アリアが困っているのは、俺の心の距離がむしろ縮まろうとしていたかららしい。
(お姉ちゃんと呼ばせてください!!)
((……………))
ポカンのSEが似合いそうな沈黙が流れる。
(いやほら、先に産まれたのアリアみたいなもんだし? 俺は今から女の子だし)
「アリア」とか((あなた♪))とかって、恋人か夫婦だろそれ。 今回の場合はどちらかと言うと姉妹な訳で、肉体を持てなかった姉が妹の中で一緒に生を受けた、って解釈の方が個人的にしっくりくるんだよね。
決め手は、アリアのお姉さん属性だ。
となると、妹目線的に「お姉ちゃん」が1番良い!
口調も一新していかなければ、どこでボロを出すか分かったもんじゃない。
そのためには「アリア」ではなく「お姉ちゃん」にしておいた方が、俺の目指す理想の女の子設定にフィットする訳よ。
(もちろん俺も、今から「私」に変えていく。 OK?)
((あっ、うん))
反応薄っすぅ!!
((いやぁ、実は長く生きてきたけど、一度も恋人がいたことなくて……。 初めてこれは運命だ! って思ったんだけど………そうだよねぇ、女の子になったんだもんねぇ))
気不味そうに背中からの抱擁を解き、申し訳ない思いで放れるアリア。
(ん~、何かごめん)
でも勝手に舞い上がっていたのはアリアだし、ここはお互い様ってことにさせてほしい。
((あぁ~、うん。 私もそれで良いよ。 っていうか、今はその方があなた…………エメルナちゃんのためだよね))
(うん、ありがとう、お姉ちゃん)
ん? ((今は))って言った?
そして、最後。
これが一番の難題だ。
って訳でお姉ちゃん。
(私にこっちの言葉を教えてください!)
特に苦手な科目、国語(漢字・古文)・英語(全滅)。
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