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幕間
第二百七十四話 転生忍者、エンサイの力を見る
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俺は今、エンサイ達と森に来ていた。折角口寄せしたし、今後は従魔としても振る舞って貰うことになるから、実力を再確認したかったというのもある。
『それでは主、やらせて頂きます』
「あ、あぁ頼むよ」
それにしても驚いたのは、このエンサイ。火の魔法とは別に念話という魔法も使えるんだそうだ。
しかもそっちだと人の扱う言語で会話してくる。
『ふふ、私はこれでも猿の中では知性派で通っているのです。ただの猿とは違うのですよ猿とは』
「そ、そうか……」
何だか随分と得意になって語るな。
ちなみに念話ならかなり離れていても意思疎通が可能だということだ。便利だな。
実は忍者にもチャクラを利用した伝達方法がある。だけどこれは相手もチャクラがないと意味がないんだよな。
「ウキキィ! ウホッ!」
『はっはっは。いやいや何もエンコウ様を馬鹿にしたつもりはありませんよ。おっとこの念話はエンコウ様には通じてないんでしたな』
うん、エンコウは何か小馬鹿にされた気がしたようだが、実際エンサイはいい性格してるよ。
「さて、じゃあ火の魔法を頼む」
『承知いたしました。ではおみせしましょう我が魔法を! 天地慟哭の最善たり炎々たる災火よ、その灼獄にてたゆたゆ――』
エンサイが長々と詠唱を始めた。何かポーズを決めながらだ。しかし魔獣でもこいつは詠唱がいるんだな。マガミもエンコウもそんなのなくても魔法つかえるのに。
『舞い上がれ焔天使、そして地上に熱園を! ブレイズフォール!』
やっと魔法が発動した。空中に大きな火の玉が発生し地面に落ちてくると言った魔法で、威力はそれなりに高そうだ。高そうだけど。
「ちょっと詠唱が長いな。どうしても長くなるのか?」
そう気になるのはそれだ。詠唱が妙に長い。
『それは勿論ですよ! 詠唱は浪漫ですからね!』
すると握りこぶしを作ってエンサイが語った。
でも……はい? ろ、浪漫?
「えっと、その、必要なんだよね詠唱?」
とりあえず確認してみる。
『それはまぁ、必要か必要じゃないかで言えば限りなく必要だと言わざるを得ないと言うべきでしょうと私は思うのですよ』
いや、答えになってないだろう。無駄にややこしいし。
「ウッキィイイイ!」
『ひっ! いや、ですから別になくても魔法は使えますが、詠唱は必要じゃないですか。格好いいじゃないですか。ないと味気ないじゃないですかぁ』
エンコウが元の姿で怒るとエンサイが正直に話してくれた。うん、なるほど意味がなかったのか。
ただ好きだから詠唱しただけなんだな。猿なのにどこにこだわってるんだよ!
「ふぅ、詠唱するなとは言わないけど、大事な局面では勘弁してくれよ」
『も、勿論です! 御主人様の迷惑になるようなことはしませんからぁ! だから捨てないで!』
いや捨てないし……はぁ、ま、いいや。とにかくどんな魔法かはわかった。これなら火魔法としてある程度忍法は使えそうだし。
さて、その後俺は街におりた。最近良く街に行ってるな俺。
温泉を引く工事もだいぶ進んでる。力仕事には冒険者も積極的に参加してくれてるし、これなら一ヶ月もすれば町に温泉が届くだろう。ちなみにそれまではデックやデトラやミモザも良く屋敷に来てる。後、何故かゼンラも。
でも、町に風呂、こっちでいうところの天然のバルネアが出来ればもっと気軽に入れることになるだろうな。
「おお、お前ジンだったよな? 久しぶりだなこの野郎!」
ん? 何か急に怒ったような口調で声を掛けられたな。てか、既視感があるぞ。
「あ、ドクさん?」
「おう! 覚えていてくれたかこの野郎! 馬鹿野郎!」
あぁやっぱそうだ。確かタラードで解体師やってた人だよな。
「まさかドクさんまでこの町に来てるとは思わなかったよ」
「うるせぇこのやろう!」
「ガ、ガウ」
「ウキィ……」
マガミとエンコウが動揺してる。何を怒ってるんだ? という様子だがそういう人だから仕方ない。
「マシムがこっち来たって言うから来てやったんだぞこの野郎!」
「じゃあタラードから出てきたのか?」
「はい。そうでございます。タラードは冒険者の質も落ちて、ろくな仕事がないので出てきましたのです」
敬語になった! いや知ってたけど。不機嫌な時はむしろこうなるんだこの人。目も円になったし。
「ちみぃ、ん~ん~? 何か面白そうな空気をしてるねぇ~ん~ん~いい感じ。ちみぃ、面白そうだねぇ」
さてドクの隣にはもう一人いた。この人は初対面だが、何か分厚いレンズのメガネをしていて、オレンジの髪はボサボサだ。白いローブを纏っているがそれも随分とくたびれている。
「ドクさんこの人は?」
「テメェこの野郎! ドクと呼べこの野郎!」
「あ、あぁ、ならドク。この人は?」
「てやんでぃ! こいつは魔道具師のヤバイだこの野郎!」
ヤバイというのかこの人。しかし魔道具師なのか。魔道具といえばこの世界における便利道具だ。いわゆる魔法の力を利用した道具だな。
以前マシムも紅茶を淹れるのに利用していたあれだ。
「ん~ん、ちみぃ、いい毛並みだねぇ。それちょっと貰っていい?」
「ガウ!?」
ヤバイが毛を触りながら言うと、マガミが慌てて俺の後ろに隠れた。いきなり毛皮を欲しいとか言われたからだろう。
「ん~ん~? そっちの猿もいいねぇ。素材に丁度いいよちみぃ。右手一本もらっていい?」
「ウキィ!?」
「いや、いいわけないだろう!」
エンコウも怯え始めたぞ! なんだこいつヤバい奴だな!
『それでは主、やらせて頂きます』
「あ、あぁ頼むよ」
それにしても驚いたのは、このエンサイ。火の魔法とは別に念話という魔法も使えるんだそうだ。
しかもそっちだと人の扱う言語で会話してくる。
『ふふ、私はこれでも猿の中では知性派で通っているのです。ただの猿とは違うのですよ猿とは』
「そ、そうか……」
何だか随分と得意になって語るな。
ちなみに念話ならかなり離れていても意思疎通が可能だということだ。便利だな。
実は忍者にもチャクラを利用した伝達方法がある。だけどこれは相手もチャクラがないと意味がないんだよな。
「ウキキィ! ウホッ!」
『はっはっは。いやいや何もエンコウ様を馬鹿にしたつもりはありませんよ。おっとこの念話はエンコウ様には通じてないんでしたな』
うん、エンコウは何か小馬鹿にされた気がしたようだが、実際エンサイはいい性格してるよ。
「さて、じゃあ火の魔法を頼む」
『承知いたしました。ではおみせしましょう我が魔法を! 天地慟哭の最善たり炎々たる災火よ、その灼獄にてたゆたゆ――』
エンサイが長々と詠唱を始めた。何かポーズを決めながらだ。しかし魔獣でもこいつは詠唱がいるんだな。マガミもエンコウもそんなのなくても魔法つかえるのに。
『舞い上がれ焔天使、そして地上に熱園を! ブレイズフォール!』
やっと魔法が発動した。空中に大きな火の玉が発生し地面に落ちてくると言った魔法で、威力はそれなりに高そうだ。高そうだけど。
「ちょっと詠唱が長いな。どうしても長くなるのか?」
そう気になるのはそれだ。詠唱が妙に長い。
『それは勿論ですよ! 詠唱は浪漫ですからね!』
すると握りこぶしを作ってエンサイが語った。
でも……はい? ろ、浪漫?
「えっと、その、必要なんだよね詠唱?」
とりあえず確認してみる。
『それはまぁ、必要か必要じゃないかで言えば限りなく必要だと言わざるを得ないと言うべきでしょうと私は思うのですよ』
いや、答えになってないだろう。無駄にややこしいし。
「ウッキィイイイ!」
『ひっ! いや、ですから別になくても魔法は使えますが、詠唱は必要じゃないですか。格好いいじゃないですか。ないと味気ないじゃないですかぁ』
エンコウが元の姿で怒るとエンサイが正直に話してくれた。うん、なるほど意味がなかったのか。
ただ好きだから詠唱しただけなんだな。猿なのにどこにこだわってるんだよ!
「ふぅ、詠唱するなとは言わないけど、大事な局面では勘弁してくれよ」
『も、勿論です! 御主人様の迷惑になるようなことはしませんからぁ! だから捨てないで!』
いや捨てないし……はぁ、ま、いいや。とにかくどんな魔法かはわかった。これなら火魔法としてある程度忍法は使えそうだし。
さて、その後俺は街におりた。最近良く街に行ってるな俺。
温泉を引く工事もだいぶ進んでる。力仕事には冒険者も積極的に参加してくれてるし、これなら一ヶ月もすれば町に温泉が届くだろう。ちなみにそれまではデックやデトラやミモザも良く屋敷に来てる。後、何故かゼンラも。
でも、町に風呂、こっちでいうところの天然のバルネアが出来ればもっと気軽に入れることになるだろうな。
「おお、お前ジンだったよな? 久しぶりだなこの野郎!」
ん? 何か急に怒ったような口調で声を掛けられたな。てか、既視感があるぞ。
「あ、ドクさん?」
「おう! 覚えていてくれたかこの野郎! 馬鹿野郎!」
あぁやっぱそうだ。確かタラードで解体師やってた人だよな。
「まさかドクさんまでこの町に来てるとは思わなかったよ」
「うるせぇこのやろう!」
「ガ、ガウ」
「ウキィ……」
マガミとエンコウが動揺してる。何を怒ってるんだ? という様子だがそういう人だから仕方ない。
「マシムがこっち来たって言うから来てやったんだぞこの野郎!」
「じゃあタラードから出てきたのか?」
「はい。そうでございます。タラードは冒険者の質も落ちて、ろくな仕事がないので出てきましたのです」
敬語になった! いや知ってたけど。不機嫌な時はむしろこうなるんだこの人。目も円になったし。
「ちみぃ、ん~ん~? 何か面白そうな空気をしてるねぇ~ん~ん~いい感じ。ちみぃ、面白そうだねぇ」
さてドクの隣にはもう一人いた。この人は初対面だが、何か分厚いレンズのメガネをしていて、オレンジの髪はボサボサだ。白いローブを纏っているがそれも随分とくたびれている。
「ドクさんこの人は?」
「テメェこの野郎! ドクと呼べこの野郎!」
「あ、あぁ、ならドク。この人は?」
「てやんでぃ! こいつは魔道具師のヤバイだこの野郎!」
ヤバイというのかこの人。しかし魔道具師なのか。魔道具といえばこの世界における便利道具だ。いわゆる魔法の力を利用した道具だな。
以前マシムも紅茶を淹れるのに利用していたあれだ。
「ん~ん、ちみぃ、いい毛並みだねぇ。それちょっと貰っていい?」
「ガウ!?」
ヤバイが毛を触りながら言うと、マガミが慌てて俺の後ろに隠れた。いきなり毛皮を欲しいとか言われたからだろう。
「ん~ん~? そっちの猿もいいねぇ。素材に丁度いいよちみぃ。右手一本もらっていい?」
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エンコウも怯え始めたぞ! なんだこいつヤバい奴だな!
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