14 / 25
裏話(藤井スバル視点)
第4話・裏話
しおりを挟む
こずえさんが逃げるように――いや、実際逃げたのでしょうが――廊下を走り去っていくのを呆然と見ていたわたくしは、どうすればいいのか分かりませんでした。
追いかけようにも、彼女は思っていたよりも足が早く、あっという間に見失ってしまいました。
ひとまず、電話で喫煙室のメンバーに今日は来れないことを伝えて、わたくしは総務部に探しに戻ることにしました。
結果を言うと、総務部に彼女は戻っていませんでした。おそらく昼休み中には戻ってこないだろう、という確信がありました。
「社長、どうしたんですか? なんだかすごく切ない顔をしてますけど……」
総務部に残って弁当を食べていた男性社員がわたくしに訊ねました。
「ああ、いえ……能登原さんに用事があったのですが……」
「? さっき一緒に総務部出ませんでした?」
どうやら見られていたようで、わたくしは一層みじめな気持ちでした。
昼休みが終わるまで総務部で待っていましたが、結局彼女は帰ってきませんでした。わたくしも業務があります。諦めて社長室に戻りました。
社長室に戻ると、秘書の皆さんが声をかけてきました。
「社長、『マジック&サマナーズ』のことなんですが」
「ああ、やっと名前を覚えてくれたんですか」
わたくしは浮かない顔を隠さずに言いました。秘書の皆さんはカードゲームに疎く、なかなか『マジック&サマナーズ』の名前を覚えられませんでした。
――能登原さんが秘書だったら良かったのに。
わたくしは思わずそう願ってしまいました。こずえさんが秘書課の人間なら、仕事中でも四六時中一緒にいられるのに。まあ、総務部に所属したのはこずえさんの希望だったのですが。
「能登原さんがカードゲームを教えてくれたんです」
「……能登原さんが?」
わたくしは思わず秘書を二度見してしまいました。
わたくしから逃げたこずえさんが、昼休みの間、秘書にカードゲームを教えていた。
その真意がわからず、ただただ困惑しました。
「能登原さんって、本当に親切ですね。親身になって教えて下さいましたよ」
知っております。能登原さんが優しいことは。
なにをいまさら、とわたくしは冷めた気持ちで聞いておりました。
「これでなんとか、社長や取引先の方々と話が通じそうです」
「よかったですね」
わたくしは秘書の言葉にそっけなく返しました。
こずえさんのいないところでは、わたくしはとてもドライでした。
「私たち、社長と能登原さんのこと、応援してますからね!」
わたくしのつれない態度にも関わらず放たれた言葉に、わたくしは耳を疑いました。
「……え? 応援してくださるんですか……?」
「もちろん! 社長が最近幸せそうにしているのは、能登原さんのおかげでしょう?」
「その、あなたがたは、わたくしを狙っていたのでは……?」
自分で言うのも恥ずかしい台詞でした。
「いえ、取引先の方々とカラオケに行ったときに冷めました」
「あ、そうですか……」
秘書にきっぱりと言われて、わたくしはストンと椅子に座りました。
やはり、わたくしの好きな歌は女性に不人気のようでした。なぜだ。かっこいい歌なのに。
とにかく、早く仕事を終わらせて、こずえさんを迎えに行こう。
流石にもう総務部へは戻っていると思うので、こずえさんが定時で上がる前に仕事を片付けねば。
わたくしはその一心でデスクに向かいました。
***
わたくしの頑張りは報われ、定時前に業務を終えました。
わたくしが総務部へ向かうと、こずえさんは女性たちに囲まれておりました。なんだか剣呑な雰囲気でした。
「――能登原さんも定時で上がるでしょ? 今日ちょっと飲みに行かない?」
「え、ええと……」
「私たち、能登原さんとお話したいなあ……?」
その女たちには見覚えがありました。やたらとわたくしに話しかけてくる女たち。
たしか、非公式でわたくしのファンクラブとやらを結成してるとか。
まあ、一企業の社長のファンクラブに公式も非公式もないと思いますが。
わたくしはそのファンクラブの存在を認知しておりました。知ったときは、まあ(どうでも)いいか、と放置しておりましたが、その女たちに囲まれて青ざめた顔のこずえさんを見てしまうと、やはりファンクラブを潰しておけばよかった、と悔やみました。
「――ああ、能登原さん。総務部に戻っていらしてたんですね」
わたくしはずっと見ていましたが、白々しくもそう声をかけました。
「あっ、社長~! お疲れさまです!」
ファンクラブの女たちが黄色い声をあげました。違う、わたくしが用があるのはあなたたちではない。
「能登原さんと一緒に飲みに行こうと思ったのですが……まだ体調すぐれませんか?」
わたくしは本心から心配な声音でこずえさんを見ました。
こずえさんは、心ここにあらずといった様子でした。ファンクラブの面々に囲まれて怯えているのか、顔が青ざめていました。ああ、可哀想に……。
「ごめんなさい、能登原さんは私たちと先約があって~」
お局さんといった感じの女性が猫なで声でそう言いました。わたくしはこの会社の人間はすべて記憶しております。もちろんこの方も存じております。名前は敢えて申し上げませんが、件のファンクラブの会長をしている者でした。弊社を創業したときから在籍している古株です。
「ああ、そうなんですね、残念です……では能登原さん、また明日お会いしましょう」
わたくしは一度引き下がったふりをして、手を振ってその場を去り、すぐに電話をかけました。
***
「――ターゲット、能登原こずえさんは特に何もされておりません。ただ話をしているだけのようです」
「そうですか」
わたくしは電話で会話をしておりました。
急遽探偵を雇い、こずえさんがファンクラブに連れ込まれた居酒屋に潜入させて、様子を監視させ、報告させていたのです。
客を装って会話が聞こえる位置に座った探偵は、逐一電話で様子を伝えてくださいます。
「どうも、藤井様との出会いのきっかけを根掘り葉掘り聞き出されているようですね。――今は、スマホを持ち寄って何か――能登原さんがゲームを教えているようです。マジック――なんだ? よく聞き取れないな……」
――『マジック&サマナーズ』をファンクラブにも教えているのか。
こずえさんが何をしたいのか、いまいちわたくしにはわかりませんでした。
探偵の報告内容を聞くに、ファンクラブに脅されている、という様子でもなさそうでした。
カードゲーム仲間が増えるのはいいですが、どうせわたくしと話を合わせて媚を売りたい女が増えるだけでしょうに。
しかし、探偵の盗聴した内容を聞いて、わたくしは真相を知りました。
こずえさんがわたくしの手を離した理由。わたくしとこずえさんが付き合ってると噂を流されてわたくしに迷惑をかけたと思いこんでいること。わたくしを慕う女子社員の嫉妬に怯え、怖気づいたこと。そして、逃げてしまったこと。
ファンクラブの会長が思っていたよりも理性的でわたくしはほっと胸を撫で下ろしました。お局さんなどと思って申し訳ありませんでした。
「――とりあえず飲も飲も! 失恋酒だ~!」
「――能登原さんと社長の未来にカンパーイ!」
そんな大声が聞こえて、探偵の調査は終了しました。
「とりあえず、ターゲット、能登原こずえさんは無事に帰ったようです」
「そうですか、安心いたしました。急にご依頼したのにありがとうございました。報酬は弾ませていただきます」
わたくしはすぐに探偵事務所の口座に高額の報酬を奮発して振り込んだのでした。
〈続く〉
追いかけようにも、彼女は思っていたよりも足が早く、あっという間に見失ってしまいました。
ひとまず、電話で喫煙室のメンバーに今日は来れないことを伝えて、わたくしは総務部に探しに戻ることにしました。
結果を言うと、総務部に彼女は戻っていませんでした。おそらく昼休み中には戻ってこないだろう、という確信がありました。
「社長、どうしたんですか? なんだかすごく切ない顔をしてますけど……」
総務部に残って弁当を食べていた男性社員がわたくしに訊ねました。
「ああ、いえ……能登原さんに用事があったのですが……」
「? さっき一緒に総務部出ませんでした?」
どうやら見られていたようで、わたくしは一層みじめな気持ちでした。
昼休みが終わるまで総務部で待っていましたが、結局彼女は帰ってきませんでした。わたくしも業務があります。諦めて社長室に戻りました。
社長室に戻ると、秘書の皆さんが声をかけてきました。
「社長、『マジック&サマナーズ』のことなんですが」
「ああ、やっと名前を覚えてくれたんですか」
わたくしは浮かない顔を隠さずに言いました。秘書の皆さんはカードゲームに疎く、なかなか『マジック&サマナーズ』の名前を覚えられませんでした。
――能登原さんが秘書だったら良かったのに。
わたくしは思わずそう願ってしまいました。こずえさんが秘書課の人間なら、仕事中でも四六時中一緒にいられるのに。まあ、総務部に所属したのはこずえさんの希望だったのですが。
「能登原さんがカードゲームを教えてくれたんです」
「……能登原さんが?」
わたくしは思わず秘書を二度見してしまいました。
わたくしから逃げたこずえさんが、昼休みの間、秘書にカードゲームを教えていた。
その真意がわからず、ただただ困惑しました。
「能登原さんって、本当に親切ですね。親身になって教えて下さいましたよ」
知っております。能登原さんが優しいことは。
なにをいまさら、とわたくしは冷めた気持ちで聞いておりました。
「これでなんとか、社長や取引先の方々と話が通じそうです」
「よかったですね」
わたくしは秘書の言葉にそっけなく返しました。
こずえさんのいないところでは、わたくしはとてもドライでした。
「私たち、社長と能登原さんのこと、応援してますからね!」
わたくしのつれない態度にも関わらず放たれた言葉に、わたくしは耳を疑いました。
「……え? 応援してくださるんですか……?」
「もちろん! 社長が最近幸せそうにしているのは、能登原さんのおかげでしょう?」
「その、あなたがたは、わたくしを狙っていたのでは……?」
自分で言うのも恥ずかしい台詞でした。
「いえ、取引先の方々とカラオケに行ったときに冷めました」
「あ、そうですか……」
秘書にきっぱりと言われて、わたくしはストンと椅子に座りました。
やはり、わたくしの好きな歌は女性に不人気のようでした。なぜだ。かっこいい歌なのに。
とにかく、早く仕事を終わらせて、こずえさんを迎えに行こう。
流石にもう総務部へは戻っていると思うので、こずえさんが定時で上がる前に仕事を片付けねば。
わたくしはその一心でデスクに向かいました。
***
わたくしの頑張りは報われ、定時前に業務を終えました。
わたくしが総務部へ向かうと、こずえさんは女性たちに囲まれておりました。なんだか剣呑な雰囲気でした。
「――能登原さんも定時で上がるでしょ? 今日ちょっと飲みに行かない?」
「え、ええと……」
「私たち、能登原さんとお話したいなあ……?」
その女たちには見覚えがありました。やたらとわたくしに話しかけてくる女たち。
たしか、非公式でわたくしのファンクラブとやらを結成してるとか。
まあ、一企業の社長のファンクラブに公式も非公式もないと思いますが。
わたくしはそのファンクラブの存在を認知しておりました。知ったときは、まあ(どうでも)いいか、と放置しておりましたが、その女たちに囲まれて青ざめた顔のこずえさんを見てしまうと、やはりファンクラブを潰しておけばよかった、と悔やみました。
「――ああ、能登原さん。総務部に戻っていらしてたんですね」
わたくしはずっと見ていましたが、白々しくもそう声をかけました。
「あっ、社長~! お疲れさまです!」
ファンクラブの女たちが黄色い声をあげました。違う、わたくしが用があるのはあなたたちではない。
「能登原さんと一緒に飲みに行こうと思ったのですが……まだ体調すぐれませんか?」
わたくしは本心から心配な声音でこずえさんを見ました。
こずえさんは、心ここにあらずといった様子でした。ファンクラブの面々に囲まれて怯えているのか、顔が青ざめていました。ああ、可哀想に……。
「ごめんなさい、能登原さんは私たちと先約があって~」
お局さんといった感じの女性が猫なで声でそう言いました。わたくしはこの会社の人間はすべて記憶しております。もちろんこの方も存じております。名前は敢えて申し上げませんが、件のファンクラブの会長をしている者でした。弊社を創業したときから在籍している古株です。
「ああ、そうなんですね、残念です……では能登原さん、また明日お会いしましょう」
わたくしは一度引き下がったふりをして、手を振ってその場を去り、すぐに電話をかけました。
***
「――ターゲット、能登原こずえさんは特に何もされておりません。ただ話をしているだけのようです」
「そうですか」
わたくしは電話で会話をしておりました。
急遽探偵を雇い、こずえさんがファンクラブに連れ込まれた居酒屋に潜入させて、様子を監視させ、報告させていたのです。
客を装って会話が聞こえる位置に座った探偵は、逐一電話で様子を伝えてくださいます。
「どうも、藤井様との出会いのきっかけを根掘り葉掘り聞き出されているようですね。――今は、スマホを持ち寄って何か――能登原さんがゲームを教えているようです。マジック――なんだ? よく聞き取れないな……」
――『マジック&サマナーズ』をファンクラブにも教えているのか。
こずえさんが何をしたいのか、いまいちわたくしにはわかりませんでした。
探偵の報告内容を聞くに、ファンクラブに脅されている、という様子でもなさそうでした。
カードゲーム仲間が増えるのはいいですが、どうせわたくしと話を合わせて媚を売りたい女が増えるだけでしょうに。
しかし、探偵の盗聴した内容を聞いて、わたくしは真相を知りました。
こずえさんがわたくしの手を離した理由。わたくしとこずえさんが付き合ってると噂を流されてわたくしに迷惑をかけたと思いこんでいること。わたくしを慕う女子社員の嫉妬に怯え、怖気づいたこと。そして、逃げてしまったこと。
ファンクラブの会長が思っていたよりも理性的でわたくしはほっと胸を撫で下ろしました。お局さんなどと思って申し訳ありませんでした。
「――とりあえず飲も飲も! 失恋酒だ~!」
「――能登原さんと社長の未来にカンパーイ!」
そんな大声が聞こえて、探偵の調査は終了しました。
「とりあえず、ターゲット、能登原こずえさんは無事に帰ったようです」
「そうですか、安心いたしました。急にご依頼したのにありがとうございました。報酬は弾ませていただきます」
わたくしはすぐに探偵事務所の口座に高額の報酬を奮発して振り込んだのでした。
〈続く〉
0
あなたにおすすめの小説
カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~
伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華
結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空
幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。
割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。
思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。
二人の結婚生活は一体どうなる?
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
清楚な執事長、常駐位置が“お嬢様の隣”に確定しました
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話・後日談12話⭐︎
清楚で完璧、屋敷の秩序そのもの——そんな執事長ユリウスの“常駐位置”が、なぜか私の隣に確定しました。
膝掛けは標準装備、角砂糖は二つ、そして「隣にいます」が口癖に。
さらに恐ろしいことに、私が小声で“要求”すると、清楚な笑顔で「承知しました」と甘く返事をしてくるのです。
社交は上品に、恋心は必死に隠したい。
なのに執事長は、恋を“業務改善”みたいに制度化して逃がしてくれない——!
むっつり令嬢の乙女心臓が限界を迎える、甘々コメディ恋愛譚。
清楚な顔の執事長が、あなたの心臓まで囲い込みにきます。
【完結】育てた後輩を送り出したらハイスペになって戻ってきました
藤浪保
恋愛
大手IT会社に勤める早苗は会社の歓迎会でかつての後輩の桜木と再会した。酔っ払った桜木を家に送った早苗は押し倒され、キスに翻弄されてそのまま関係を持ってしまう。
次の朝目覚めた早苗は前夜の記憶をなくし、関係を持った事しか覚えていなかった。
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる