自堕落オメガの世話係

キャロライン

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一緒にいますよ

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「律さん!!」


「触んじゃねえよ!!」


その怒号にも近い叫びに、俺は触れようとした手を止めた。壁にもたれかかった律は、自傷行為なのかまた首をぎゅっと掴んで、苦しそうに唾液をこぼして咳き込んだ。


「ダメだって!!律さん」

その手を無理やり掴んで、離そうとするが、抵抗して暴れもがいて手に負えない。

「、、お前も同じだろ、、、αだからって見下して、、体を物みたいに扱って、、気味悪い」


「、、、、、、っんな事しねえよ」

「、、な」

「俺はアンタが心配なだけだ、、じゃなきゃこんな事なんかしない」

「、、怖いんだよ」

「分かってるよ、、お前の言いたいことも全部全部」

そう言って今度は、怯える律の瞳に合わせ、目を合わす。そしてぎゅっと抑え込むように、背中に手を回しただ優しくぎゅっと抱きしめた。


「、、、、怖くない、、大丈夫だから落ち着いて律さん」


「、、ごめ、、俺だって」


「いいんですよ、、だから深呼吸して落ち着いて、、アンタの事を傷つける奴なんていませんから」


ぐっと制服の裾を掴まれ、首元に顔を埋められた。


それくらい辛かったのだろう、俺は宥めるようにやさしく、律の頭を撫でた。


「、、もう少し、、、、まだ傍にいてくれ」


「いいですよってうわ!?」

途端に今度は、横に倒れ、彼の方を見れば涙を零しぎゅっと腹に顔を擦り付け、縋る姿があった。

「、、、ずっと傍にいますから」


気づけば互いに抱きしめ合い、眠ってしまっていた。


「むぐっ、、、はは寝泊まりしちゃった」

起き上がれば、鳥のさえずりと共に、朝日が登っていた。

今日は確かと、スマホを開けば土曜日と表示され、学校がない事に安堵した。起き上がり、帰ろうとすればぐっと腰の方に力がかかり、わっと声をあげ尻もちをついてしまう。

そのまま背中に、温い体温を感じ抱きしめられているのだと理解する。

「、、麗央、、、、、」

「なんですかまた」

ぐぐっと、腕を離そうとするが、力が強く上手く出れない。そのままジタバタと、抵抗してみるが結局諦め、肩を落とす。


すると、首筋をすうっと何かがふれ、その感触に思わず背中を仰け反らした。


「、、い、、ならいいのに」


「何がいいって」







「麗央が番ならいいのに、、」





「はっ何言って??」



瞬間ぎりっと首筋に鈍い痛みが走った、俺は動揺し、一瞬理解が追いつかなくなる。噛まれたのか、律にでも待て、俺はαで彼がΩだ、通常ならこの時噛む側は、αになる。αがΩの首筋を噛むことで、番が成立するのだ。



「い”、、ま”って”」

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