俺で妄想するのはやめてくれ!-Another-

元森

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12 な、なんか出ちゃったよ?!

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 ドサッと音が鳴ってから自分がベットに押し倒されたことを知る。栗須の武骨だが整った顔が近くにあり、心臓が飛び出るほどビックリした。はあ、はあ、はあ、と息を荒くする栗須を間近に見て喉の奥がひゅっとなる。
 ナニコレ、俺栗須に喰われそう。ベットのスプリングがバウンドして逃げ場はないって思い知らされる。栗須は獰猛なオオカミのような顔をしていた。そして俺はか弱い子羊って感じ。
 って、これってまさか…。
「まさかここでヤる気かよ?!」
 確かにホテルだけど?!まさかな、って思ってたけど?! イチャイチャしたいとは言ってたけどあの角川との事があってここでするのかよ?!
 ほんとにされると思わず俺は叫ぶ。
「……」
 栗須は俺の言葉に大きく頷く。心でも『エッチしたい』と言っていて身体じゅうが真っ赤になる。期待に満ちたギラギラした目が俺の乳首にロックオンされており、あまりの光景に気が遠くなる。
 妄想の時から思ってたけどこの栗須の乳首に対する情熱は何なの?!
 舐められた時の事を思い出しぶるりと震えた。まだ直接では2回しか触れられていないのに服の上からでも分かるぐらい俺の胸は尖り、栗須の視線までも感じぷるぷると震えている。
 ―――っていけない、いけない!
「ちょっと待て、まだ俺ら高2だし?! 年齢的にその…エッチするのは早いと思うんだけどっ、こういうのは段階的に踏んでだなっ」
 妄想では散々されてきたが、いざやられるのは別だ。まだ心の準備ができてない。そりゃ、修学旅行ではいいところまでいったけど、あれは浴衣というか、雰囲気でやってしまったというか…。流されてしまったと言うか、なんというか…。
 俺の頭の中で大混乱を起こしていた。
 だって、妄想の俺は、栗須のちんこを尻で受け入れていた。今俺の腰に当たっているデカいブツを。あの時触った角川のよりデカいブツを俺は尻で…。って絶対に無理だろ。入る訳ない。
 妄想の俺はめっちゃ気持ちよくされてたけど、現実はそういかないだろう。
 尻のため青ざめながら必死に俺は栗須を説得しようとしたが栗須は止まらない。
「―――学年とか関係ない」
「ひいいいいっ」
 普段の淡々で、無表情な彼はどこにいったのか。低い声で事を進めようとする栗須に俺は悲鳴を上げる。
 ストイックでカッコいい~、キャー!とか女子に言われてた学年4位のイケメンは俺の尻をじいっと熱視線で見つめる。ナニコレ。ヤバイ。逃げなきゃ。
 俺は四つん這いになってベットの端に逃げようとしたが―――尻を思い切り掴まれてにぎにぎと揉まれてヒュッとなる。
『逃げるお尻可愛いなあ、俺のちんこ突っ込みたい』
「む、むりむりっ! 入らない入らない!」
 栗須の願望に大きく叫んだ俺だったが、抵抗も虚しくジーパンを下ろされて尻まるだしにされてしまう。
「ぎゃあああっ!」
 俺の魂からの渾身の叫びだったが、栗須は全然効いてない。というか、さらに興奮してないか? 息を荒くする栗須にぞわりとする。
『お尻。尻の穴見たい』
 栗須の願望が脳に響く。尻の穴なんて…イヤだ、恥ずかしすぎる。見られて幻滅されたらどうしよう。いや、幻滅されてエッチするのをあきらめてもらうのはどうだろう。いや、でもやっぱりガッカリされるのは嫌だ。
 頭がグルグル回る。こんなことを考えるなんて会った時には考えもしなかったことだろう。あの時はヤられて、幻滅されればいいって思っていたぐらいだ。お尻が栗須の眼に映っていることが分かり、俺は泣きそうになる。栗須の手が俺のお尻に伸びたのを見て俺は本能的に力を入れた。
 無理無理無理無理! 見られるなんてありえねえ!
 栗須が俺の尻をかき分けるように触られ、俺は必死に力を入れた。何とか、ケツの穴に栗須の手が当たらないように。双丘に力を入れ、栗須の手を挟み込む。俺はもう必死だった。栗須の硬い男らしい手が肌越しに感じられて、ゾワゾワとした震えが沸き上がった。
 四つん這いになってお尻をフリフリと振って俺は抵抗し続ける。もう本能的に身体は動いていた。いつの間にかジーパンも下着も取られ、ベットに投げ出されてある。ぐにぐにと尻をまさぐられてびくびくと四方八方に身体を動かす俺は滑稽だろう。
「何で逃げる?」
『お尻みたいのに』
 栗須は息を荒げて俺に真剣に問う。部屋の雰囲気と合っていなくて、ずっこけそうになる。その間にも栗須は俺の尻穴を探そうとお尻を触っている。ゾワゾワとした感覚がして俺は目を瞑る。お尻を見られている状況だけでも恥ずかしいのに、尻穴まで見られたら俺は死ぬ。
 そりゃお前が夢見ている妄想の俺は股だけじゃなくてお尻の穴おっぴろげたけど、現実ではそうはいかないんだよ!
「汚いだろそんなところ触るなんて!」
 振り向いた俺に対して、栗須は淡々とした声と表情で言い切った。
「汚くないから大丈夫」
「ムリだろッ、うひゃっ」
 栗須は俺の尻をさらに強くガッと掴んだ。その瞬間、俺の尻の穴から何かぬるっと出た気がして一気に俺は全身を青ざめる。
「く、くくくくりすっ、なんか、ケツからなんかでちゃった、どうしようっ」
 俺はパニックになって叫んだ。だって、なんか、なんか出てしまった。サーッと血の気が引き、汗が噴き出る。栗須の手を汚してしまった。どうしよう。どうしよう。頭の中で最悪の状況を連想してしまい目に涙が浮かぶ。
「それたぶん俺の舌だから大丈夫だ」
「んな?!」
 その声に弾かれるように栗須を見た。見てしまった。栗須が俺の尻に顔をうずめているという衝撃的な光景を。そしてそんな場所からぬちゃぬちゃと聞いたこともない水音が出ていることに気づき俺は固まった。
『すごいヒクヒクしてる、州将のお尻舐めてみたかったからうれしいよ…こんな味なんだ。おいしいよ、くにます…っ』
 栗須の声が脳内でこれは現実だと教えていた。俺の身体は感覚がやっと追いついてきて、栗須の舌が小さな穴を舐めているということが分かってきた。くすぐったくて、濡れた感覚。自分でも分かるほどそこが収縮している。栗須に指摘されさらにそこを意識してしまう。
「うっ、はっ、ぁっ」
 聞きたくない。自分の声が高く甘くなっている。俺は手で口を塞いだ。宙ぶらりんになったペニスが、びくびくと痙攣していた。皺を伸ばされるように栗須の舌が動いていて興奮した『エロい』『ここにほくろがあるんだ』と聞こえる「声」が俺をさらに追い込む。
 自分の知らない部分を栗須に全部見られている。そう考えるだけで羞恥で頭がおかしくなりそうだった。
「や、やめろおっ、ベロ、ひっこめろよおっ」
 涙目で必死に訴えたが、栗須は止まってくれない。高級ホテルでこんな事をしている…、そんな罪悪感と背徳感が俺の身体をむしばんでいく。あんなところを舐められただけで、熱を持つ自分の性器が恥ずかしくて仕方がない。
『中に入れたい』
  その声を聴いて離れさせようと必死になったが、全然力が入らない。
「ひっぅっ、むりむりむりっ! 中、いれんなぁっ、」
 俺が頭を振って叫んだその刹那。
 なにかが中に入った感覚がした。
「~~~~っあぁっ」
『くにますのなか、あつい、かわいい、もっと、もっと』
 ―――奥へ。
 熱い欲望の声と共に入ってきたその感覚に頭に火花が散る。にゅるりと侵入してきた物体。それは俺の内部を探るように入り、さらに奥へ進めさせる。尻を掴んだ指が拡げるように…目に映るように…穴を開かせている事が分かり「いやだっ」と高い悲鳴を上げる。そんなところ、見られたくない。
 濡れた舌が動き回り俺は痙攣を繰り返しその奇妙な感覚に耐える。
『ここって…赤いんだ』
「いやああっ!! み、みるなっ」
 誰にも、俺でも見たことのない内部を知られ、俺はあまりの羞恥でおかしくなりそうだった。栗須の心の声は正直だった。厄介なほどに。
 そして俺のペニスがおかしくなってしまったのか触られていないのに先走りを出して勃起していることがさらに俺を追い詰める。
 いやだ、どうして、俺って変態だったの?
『かわいい、くにます…嫌って言ってるのにちんこ勃ってるし、すっごいえろいよ』
「ひゃっ、おまえ、もうっ…なんにも考えるな…っ!あたま、おかしくなるからっうぅ、っぅ!あ、っ」
「うっ、んっ…それは…無理…」
『だってくにますがかわいい』
 子供のような「声」と、実際にやっていることのギャップがすごい。夕日がきれいだと言っていたピュアな栗須なんて幻だったのかな。栗須が見せた夢だったのかな。
『くにます、イって』
「ーーーーーっ」
 ビンビンに勃起した俺の性器を指で突いて栗須が願う。やっと触れられたペニスに、腰が揺れ、俺は自分の顔を覆う手と共に噛んだ唇を強くした。
『こすってあげる』
 いやだ。頭の中が、栗須の声で響いている。さっきから全部、聞こえてくる。俺、こんな能力じゃなかったのに。栗須に変えられてしまった。俺の…能力までも。尻を舐める粘着質な音と、ベットのギシギシと鳴り響く音と、息遣いが、俺の耳で全部混じる。
 期待で腰を揺らす俺に『えっち』と栗須のろれつの回らない声が聞こえてくる。これは栗須が口を動かして喋ってるのかな。それとも心の声なのかな。それすらももう俺には判断できなくて。
「あぁああっん」
 栗須の武骨な手が俺の性器を握った。その瞬間、気持ちよくて…手が震えて声を押さえられない。そのまま力強く擦られて腰がガクッと反れた。快感が脳を駆け巡り、狂いそうになる。妄想で犯されるときよりも気持ちいい。
「もうむり、むり、中ぬいてっ、なんかでるからっ、」
 はあ、はあ、はあ…。ヒィヒィ声を上げ俺は涙を流し続けた。痛いからじゃない。尿意にも似たものを感じ俺は必死に頭を振る。栗須の手を汚し、ホテルの新品同然の白いシーツを汚したくない一心だった。
 栗須はもっと激しく舌を動かし中を蹂躙し、手で性器をしごき上げる。腰がガクガクと震えた。気持ちいい。もっとしてほしい。イヤだ、汚したくない。こんなところでイくなんて。そんな二つの思いが交差した。
『うん。ザーメンだして。イくときのえっちなかお、みして』
 栗須の欲情しきった甘い声に頭がぼうっとする。今の俺には気持ちいいことをしてもいいのだ、そう思わせるには十分すぎた。
 凄い事を言われている、そんなことも分からない俺はただただ叫んだ。
「いやっ、よごす、よごしちゃうっっぅ」
『俺がぜんぶのんであげる、』
「いやだああっ――――っぅあっ…っ」
 先端を擦られた瞬間、俺は決壊した。脳に火花が散り、奥底から溢れ出て俺は顔を歪めた。栗須の恍惚を表情みて、ああ、見られているのだ、と知る。尻と性器をいじめられ、達した姿はどんなにみじめなんだろう。
 俺の精液は放物線を描き、栗須の身体に勢いよくぶちまけられた。長く続い射精感にびくびくと痙攣する。やっと栗須の舌が抜け、入れてあったものがなくなりそこがぱくぱくと息をしている事が分かる。
 そんな喪失感にどこかむず痒くて俺は目を瞑り何とかその感覚を抑え込もうとする。
「州将、すごいエロい…ケツイキしたんだ」
 栗須は太腿にかけられた俺の精をぬぐい、あの時と同じように糸を引く様子を指で遊んでいた。「ザーメンこんなにいっぱい出たな」と素面で言い切る栗須に俺は一気に赤面した。
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