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幸福を運ぶ女でしょ?
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『幸福を運ぶ女でしょ?舞子は』
えっ?
信哉の声が聞こえた気がした。
信哉を見ても酸素マスクで昏睡状態。
「信哉?」
『恋人になったんなら、ジンクスが実行になるかもしれないよ?』
「それは相手が幸せになることで私でない!」
ビックリして、お母さんが私を見てる。
『今度は舞子が幸せになるんだよ』
「そんなの、無理だよ。」
今まで私がよくなったことはない。
「だから信哉が起きて幸せになってよ」
『願って』
願ってって何を?
信哉が起きるように?
「東野さん?」
お母さんが心配そうに見てる。
「信哉、お願い、帰ってきて」
もし幸福を運ぶ女なら、私も幸福が欲しい。私の幸せは信哉が近くにいること。それ以上望まない。
「信哉、愛してる。帰ってきて」
それを言ったと同時に意識が遠くなった。
「あれ?」
「東野さん大丈夫?」
あっ
「すいません」
私、倒れたんだ。
「すいません、ご迷惑を」
ベットから起きて立とうとしたとき
「おい!」
男性が近くにきた。
「主人なの」
あっ、信哉のお父さんさん?
「信哉が」
「「えっ?」」
信哉の病室に行くと
「信哉!」
目が開いてる。
私達をみて、ゆっくりと手をあげた。
「信哉!」
あー、よかった。帰ってきた。
昏睡状態から信哉は帰ってきてくれた。
翌日、酸素マスクが外され
「聞こえたよ」
「え?」
「舞子の声聞こえた」
「俺、どっか歩いてた。あっち行こうかこっち行こうか悩んでた。そんな時舞子の声が聞こえた。愛してるって、俺のこと愛してるって言ってた。だから一緒に居たいって聞こえたんだ。だからその聞こえた先を歩いてた」
ああ、それって生死の分かれ目みたいなそんな感じとかだったり、まさか...ね
「だから俺、幸福を運ぶ女なんだから願ってって言った」
「!?」
それって通じたってこと?気のせいでなかったの?
「私も、私も聞こえた。信哉の声」
「やっぱり俺たち、通じ合ってたんだな」
「うん」
こんなことになって改めて、信哉の大事さが解って2度と手放したくないと思った。
「もう、迷いないから。信哉にずっとついていく」
「じゃまずは、キスして」
キスをして、2人で笑顔になる。
まだ信哉は動けないけど、峠は越えたからこれからは回復になるだけ。
「早く、抱きしめたいな」
「早く回復してね。待ってる」
えっ?
信哉の声が聞こえた気がした。
信哉を見ても酸素マスクで昏睡状態。
「信哉?」
『恋人になったんなら、ジンクスが実行になるかもしれないよ?』
「それは相手が幸せになることで私でない!」
ビックリして、お母さんが私を見てる。
『今度は舞子が幸せになるんだよ』
「そんなの、無理だよ。」
今まで私がよくなったことはない。
「だから信哉が起きて幸せになってよ」
『願って』
願ってって何を?
信哉が起きるように?
「東野さん?」
お母さんが心配そうに見てる。
「信哉、お願い、帰ってきて」
もし幸福を運ぶ女なら、私も幸福が欲しい。私の幸せは信哉が近くにいること。それ以上望まない。
「信哉、愛してる。帰ってきて」
それを言ったと同時に意識が遠くなった。
「あれ?」
「東野さん大丈夫?」
あっ
「すいません」
私、倒れたんだ。
「すいません、ご迷惑を」
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あっ、信哉のお父さんさん?
「信哉が」
「「えっ?」」
信哉の病室に行くと
「信哉!」
目が開いてる。
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「信哉!」
あー、よかった。帰ってきた。
昏睡状態から信哉は帰ってきてくれた。
翌日、酸素マスクが外され
「聞こえたよ」
「え?」
「舞子の声聞こえた」
「俺、どっか歩いてた。あっち行こうかこっち行こうか悩んでた。そんな時舞子の声が聞こえた。愛してるって、俺のこと愛してるって言ってた。だから一緒に居たいって聞こえたんだ。だからその聞こえた先を歩いてた」
ああ、それって生死の分かれ目みたいなそんな感じとかだったり、まさか...ね
「だから俺、幸福を運ぶ女なんだから願ってって言った」
「!?」
それって通じたってこと?気のせいでなかったの?
「私も、私も聞こえた。信哉の声」
「やっぱり俺たち、通じ合ってたんだな」
「うん」
こんなことになって改めて、信哉の大事さが解って2度と手放したくないと思った。
「もう、迷いないから。信哉にずっとついていく」
「じゃまずは、キスして」
キスをして、2人で笑顔になる。
まだ信哉は動けないけど、峠は越えたからこれからは回復になるだけ。
「早く、抱きしめたいな」
「早く回復してね。待ってる」
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