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帰国
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翌日は自由の女神に行く予定だったんだけど…
「いいから!」
「そ、そんな、駄目だよ」
翔悟さんは会社を休んで一緒に行くと言い出す。
「大事な人がここにいて、休まないほうがおかしいよ」
そう言われると照れるけど
「でも…」
「俺がしたいの」
で、どこ行きたいの?って聞かれたので素直に言うと喜んで一緒に来てくれた。
「翔悟さんは、来たことは?」
「転勤にきてちょっとしてきたけど…」
まぁ、そうだよね。1度はくるよね。
観光地だし、有名だし。
「でも、一人できたから」
と、言って私の顔をみる。
「志奈乃と見れると思わなかったな」
自撮りで自由の女神が見れるように撮った。
「志奈乃ってさ、考えるとき右頬触るの知ってた?」
「え?」
…そうなの?
「うん。て、ずっと知ってたかのように言ってるけど実は昨日思い出したんだ」
「えっ!?」
「ハワイ旅行行くときさ、タイ、マレーシア、シンガポールとか色々出て来てさ行きたいところ。それで志奈乃ずっと頬触ってるの見て、あーほんと悩んでるんだなって見てたよ」
そんなことまで覚えてるなんて…
「俺、前にも言ったかもだけど、事故のとき最後の最後まで想って…、それでそのまま事故にあって、想いがつよかったから記憶が…、それに似たようなこと言ってた気がするけど、間違ってないと思う。少しネットとかで見たんだけど、こういう事故やなんかのとき、想いが強い人ほど記憶が無くなるケースもあると書いてあった。レアなケースかもだけど、俺はそう思ってる。そうはいっても志奈乃からしたら辛いよな」
と言って、後ろからギュッとされた。
「ごめんな」
…翔悟さん
私達は真正面にある自由の女神を見ながら、抱き合っていた。
その後、ホテルにもう1日滞在予定だったが、チェックアウトをして翔悟さんの自宅に泊まることになった。
「本当にありがとう」
「え?」
「来てくれなかったら、こんな風にはなってなかった。志奈乃が来てくれたから…」
「半分以上は無理と思ってたから、まだ今の状況に驚いてる」
「俺も驚いてる」
その日も熱い夜を過ごして、何度も何度も確かめ合うような…そんな感じのお互いの行為に幸せを感じて翌日となった。
「じゃな」
空港まで送りに来てもらって、ギリギリまでお互い離れずにいた。
「…うん」
「電話もするから」
「…うん」
「…行くね!」
「…ああ」
お互い名残惜しい顔をして、出発ゲートに向かった。
そして
「おかえり!」
「え?」
長い時間の機内はやっぱり疲れてしまって、帰ろとして電車に向かおうとしたら空港には瑠依子さんが迎えにきてた。
「ど、どうしたんです?」
「事前に聞いてたしね、それに翔悟からも聞いたし」
「えっ!?」
「とりあえず車できてるから」
迎えに来てくれた車に乗った。
「ふふふ…」
瑠依子さんが運転しはじめて、嬉しそうに笑う。
瑠依子さんの顔をみると
「よかったね。」
どうやら翔悟さんと話してるようだ。
「2人はずっと好き同士。それなのに一緒になれない。理不尽さがあって見てて辛かった。こんなに想い合ってるのに…、2人は一緒になるべきだとずっと思ってたよ。でも志奈乃さんの意見も尊重したかったしね。無理には出来なかったけど、私はずっと2人でこうなって欲しかった」
瑠依子さんは、ずっと私達のこと見守ってくれてた。
「本当にご迷惑お掛けしました」
「そんなことないよ!あんな状況だし、翔悟の親があれじゃね、気持ち的にどうしてもね。私にとって翔悟は大切な存在なの。家族よりも翔悟は1番の家族だと思ってる。だから家族の1番の幸せを考えた。あと友達である志奈乃さんのこともね」
「…ありがとう」
もう、本当に感謝しかなかった。
こんなに長い期間私達を見守って助けれくれて、本人たちが既に諦めてるのにそれでも信じてくれてた。
送ってくれたあと、自宅にあげて少し話してそのあと瑠依子さんは帰って行った。
「いいから!」
「そ、そんな、駄目だよ」
翔悟さんは会社を休んで一緒に行くと言い出す。
「大事な人がここにいて、休まないほうがおかしいよ」
そう言われると照れるけど
「でも…」
「俺がしたいの」
で、どこ行きたいの?って聞かれたので素直に言うと喜んで一緒に来てくれた。
「翔悟さんは、来たことは?」
「転勤にきてちょっとしてきたけど…」
まぁ、そうだよね。1度はくるよね。
観光地だし、有名だし。
「でも、一人できたから」
と、言って私の顔をみる。
「志奈乃と見れると思わなかったな」
自撮りで自由の女神が見れるように撮った。
「志奈乃ってさ、考えるとき右頬触るの知ってた?」
「え?」
…そうなの?
「うん。て、ずっと知ってたかのように言ってるけど実は昨日思い出したんだ」
「えっ!?」
「ハワイ旅行行くときさ、タイ、マレーシア、シンガポールとか色々出て来てさ行きたいところ。それで志奈乃ずっと頬触ってるの見て、あーほんと悩んでるんだなって見てたよ」
そんなことまで覚えてるなんて…
「俺、前にも言ったかもだけど、事故のとき最後の最後まで想って…、それでそのまま事故にあって、想いがつよかったから記憶が…、それに似たようなこと言ってた気がするけど、間違ってないと思う。少しネットとかで見たんだけど、こういう事故やなんかのとき、想いが強い人ほど記憶が無くなるケースもあると書いてあった。レアなケースかもだけど、俺はそう思ってる。そうはいっても志奈乃からしたら辛いよな」
と言って、後ろからギュッとされた。
「ごめんな」
…翔悟さん
私達は真正面にある自由の女神を見ながら、抱き合っていた。
その後、ホテルにもう1日滞在予定だったが、チェックアウトをして翔悟さんの自宅に泊まることになった。
「本当にありがとう」
「え?」
「来てくれなかったら、こんな風にはなってなかった。志奈乃が来てくれたから…」
「半分以上は無理と思ってたから、まだ今の状況に驚いてる」
「俺も驚いてる」
その日も熱い夜を過ごして、何度も何度も確かめ合うような…そんな感じのお互いの行為に幸せを感じて翌日となった。
「じゃな」
空港まで送りに来てもらって、ギリギリまでお互い離れずにいた。
「…うん」
「電話もするから」
「…うん」
「…行くね!」
「…ああ」
お互い名残惜しい顔をして、出発ゲートに向かった。
そして
「おかえり!」
「え?」
長い時間の機内はやっぱり疲れてしまって、帰ろとして電車に向かおうとしたら空港には瑠依子さんが迎えにきてた。
「ど、どうしたんです?」
「事前に聞いてたしね、それに翔悟からも聞いたし」
「えっ!?」
「とりあえず車できてるから」
迎えに来てくれた車に乗った。
「ふふふ…」
瑠依子さんが運転しはじめて、嬉しそうに笑う。
瑠依子さんの顔をみると
「よかったね。」
どうやら翔悟さんと話してるようだ。
「2人はずっと好き同士。それなのに一緒になれない。理不尽さがあって見てて辛かった。こんなに想い合ってるのに…、2人は一緒になるべきだとずっと思ってたよ。でも志奈乃さんの意見も尊重したかったしね。無理には出来なかったけど、私はずっと2人でこうなって欲しかった」
瑠依子さんは、ずっと私達のこと見守ってくれてた。
「本当にご迷惑お掛けしました」
「そんなことないよ!あんな状況だし、翔悟の親があれじゃね、気持ち的にどうしてもね。私にとって翔悟は大切な存在なの。家族よりも翔悟は1番の家族だと思ってる。だから家族の1番の幸せを考えた。あと友達である志奈乃さんのこともね」
「…ありがとう」
もう、本当に感謝しかなかった。
こんなに長い期間私達を見守って助けれくれて、本人たちが既に諦めてるのにそれでも信じてくれてた。
送ってくれたあと、自宅にあげて少し話してそのあと瑠依子さんは帰って行った。
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