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忘れてた過去 【飯山省吾】
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結婚1周年。
親父には遥さんには言うなって言われたが、俺は遥にだけは隠し事したくなかった。
1周年の記念の節目に、俺の本当を知ってほしい。
俺自身もまだ整理ついてない。
そこも含めて俺を愛してほしい。
遥なら、受け入れてくれるはず。そう信じてる。
「省吾が私の夫なのよ!目の前にいる人が私の夫で省吾なの!」
やっぱり遥は迷いなく俺を愛してくれた。
自惚れと思うかもしれないけど、俺と遥はずっと繋がってるきがするから。
その後、遥は命日に一緒に行ってくれてその時に父、桜井亮二に会った。
俺は桜井陽一の同級生と桜井亮二に言った。
「陽一、よかったな。友達がお墓参りに来てくれたぞ」
お墓を見て愛しそうに言った。
胸が苦しくなった。そして隣にいる遥も同じ顔をしてる。
2人とも同じ気持ちなんだと思った。
その場をすぐ離れ、車を発車させ、1~2分もしない路肩に車を止めた。
俺はもう、涙で前が見えなかった。
遥が手を握ってくれた。遥からも涙が見える。
俺は無性に遥を抱きしめたくなってそしてまた泣いた。
俺はもう桜井陽一として生きることはできない。
けどそれを理解して共に歩んでくれる遥がいるので、俺は幸せだ。
遥、ありがとう。
親父には遥さんには言うなって言われたが、俺は遥にだけは隠し事したくなかった。
1周年の記念の節目に、俺の本当を知ってほしい。
俺自身もまだ整理ついてない。
そこも含めて俺を愛してほしい。
遥なら、受け入れてくれるはず。そう信じてる。
「省吾が私の夫なのよ!目の前にいる人が私の夫で省吾なの!」
やっぱり遥は迷いなく俺を愛してくれた。
自惚れと思うかもしれないけど、俺と遥はずっと繋がってるきがするから。
その後、遥は命日に一緒に行ってくれてその時に父、桜井亮二に会った。
俺は桜井陽一の同級生と桜井亮二に言った。
「陽一、よかったな。友達がお墓参りに来てくれたぞ」
お墓を見て愛しそうに言った。
胸が苦しくなった。そして隣にいる遥も同じ顔をしてる。
2人とも同じ気持ちなんだと思った。
その場をすぐ離れ、車を発車させ、1~2分もしない路肩に車を止めた。
俺はもう、涙で前が見えなかった。
遥が手を握ってくれた。遥からも涙が見える。
俺は無性に遥を抱きしめたくなってそしてまた泣いた。
俺はもう桜井陽一として生きることはできない。
けどそれを理解して共に歩んでくれる遥がいるので、俺は幸せだ。
遥、ありがとう。
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