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別れ
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たまに肉体関係を持つようになった。
条件は、真っ暗にすること。それだったらいいよって答えた。
といっても、4回くらいだろう。
それ以上は体力的に限界だった。
そろそろ付き合って1か月半になろうとしたとき
「加賀美さんの家いってみたいです」
といった。
「俺の家?」
「確か1人暮らしですよね?私は家族と住んでるので」
「あーそうなんだ」
「記念に行きたい」
そう言ったら
「わかったよ」
と言って、連れてってくれた。
加賀美さんは家に入り、私を抱きしめる。
多分抱こうとしてる。
「ごめんなさい、私今日ちょっと来ちゃってて」
「あ、そうなんだ」
生理が来たように言ってみた。
「じゃキスだけな」
と言って、その日はキスだけで終わってくれた。
それから1週間もたたないうちに私はお別れをすることにした。
「約束より少し早いんですが、今日で終わりたいんです」
「え?」
加賀美さんは驚いてる。
「すいまません、こっちの勝手な事情で」
「私、この2か月は夢がかなって幸せでした。本当にありがとうございました。」
と言って頭を下げた。
「まぁお前がそれでいいなら...」
「大好きな人と色々行けて、そして抱きしめられて、恥ずかしい事もしましたが…」
と恥ずかしいことを思い出して体が熱くなった。
「でも本当に幸せでした。」
最後に、1回だけ言ってみたかった。
「修、大好き」
笑顔で言って私はその場から離れた。
彼の前から居なくなった。
そして私は彼の前でなく、学校からもいなくなった。
条件は、真っ暗にすること。それだったらいいよって答えた。
といっても、4回くらいだろう。
それ以上は体力的に限界だった。
そろそろ付き合って1か月半になろうとしたとき
「加賀美さんの家いってみたいです」
といった。
「俺の家?」
「確か1人暮らしですよね?私は家族と住んでるので」
「あーそうなんだ」
「記念に行きたい」
そう言ったら
「わかったよ」
と言って、連れてってくれた。
加賀美さんは家に入り、私を抱きしめる。
多分抱こうとしてる。
「ごめんなさい、私今日ちょっと来ちゃってて」
「あ、そうなんだ」
生理が来たように言ってみた。
「じゃキスだけな」
と言って、その日はキスだけで終わってくれた。
それから1週間もたたないうちに私はお別れをすることにした。
「約束より少し早いんですが、今日で終わりたいんです」
「え?」
加賀美さんは驚いてる。
「すいまません、こっちの勝手な事情で」
「私、この2か月は夢がかなって幸せでした。本当にありがとうございました。」
と言って頭を下げた。
「まぁお前がそれでいいなら...」
「大好きな人と色々行けて、そして抱きしめられて、恥ずかしい事もしましたが…」
と恥ずかしいことを思い出して体が熱くなった。
「でも本当に幸せでした。」
最後に、1回だけ言ってみたかった。
「修、大好き」
笑顔で言って私はその場から離れた。
彼の前から居なくなった。
そして私は彼の前でなく、学校からもいなくなった。
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