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2B-霊薬と立証
2B-11 *特級霊薬の衝撃
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♢♢
マジャリスと二人の妖精は、城郭都市へと飛んでいた。目的の品はアイテムボックスの中。森の上空をがやがやと話しながら進む。パラケルが管理する鎮守の森の外縁を抜け、まもなく草原へ差しかかる。
「なんで私たちまで必要なのよ? マジャリスだけで十分じゃない」
「そうよ。私ももう少し錬金を見ていたかったのに」
「私がこんなに忙しくしているのに、あなた達だけのんびりなんて許せないの。たまには私に従いなさい」
「えー……完全に巻き添えじゃない」
「うるさいわね。事情を説明する必要もあるし、ちょうどいいじゃない」
妖精たちの軽口を背に、私は深く息を吐いた。――さて、これからが本番だ。
♢♢
パラケルからの手紙を受け取り、私の他、ベンベルクの首脳陣が集った。
近衛騎士のミハエルが、トーマスと私の了解を得て手紙をその手紙を読み上げた。
#######
――手紙の抜粋――
パール家当主代行夫人 クリスティーヌ・パール様
……[界上の賜物]レッド・ベルナルと共に受託とさせて頂きたく存じます。ただし条件を付しての受領となること、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
一、依頼金は金貨0枚とする。
一、提供されたオフィキナールとバニラは、案件達成と共にテオフラス商会へ移譲する。
一、被与者が提出した魔導具部品も同様に移譲。本体一式は依頼者が責任をもって回収し、ホーミィー村へ届けること。
一、服薬と同時に本条件は発効する。
一、以後の経過は仲介者と依頼者が責任を負い、受託者は関与しない。
文責 パラケル=アウレオール/連名 レッド=ベルナル
#######
「ふふふ……なるほどね。依頼金は金貨0枚に減額、ですって。ミハエル」
「ハイデルベル家としては助かりますが……本当に宜しいのでしょうか」
「よほどあなたの息子が、良い拾い物をしたのでしょう。運が良かったわね、ミハエル」
「くぅ……パラケル師に借りができてしまった。感謝の念しかない」
「泣くのは早いわ。条件付き受託とある。薬も既に届いている。了解で良いのね?」
「もちろんです」
私は当主トーマスに視線を送った。扇子で口元を隠し、冷静を装いながら。
「トーマス。ミハエルは了承したわ。鑑定結果も霊薬と出ている。当主として、我が家の落とし前を決めて」
「了解した。我が家の損失は二点。オフィキナールとバニラの補填をハイデルベル家に要求する。金貨百枚だ」
「なっ、それだけでよろしいのですか?」
「妥当だ。差し出がましいが、その金は息子のパーティーから徴収せよ。さらに冒険者ギルドに金貨二百枚の強制依頼を出す。前払いだ。お前の責任で息子たちに装備を整えさせ、半年の猶予で学院への同行と警備を命じる」
「はっ。ご命令賜りました」
ホフマンが笑みを浮かべる。
「金と物は稼げばよい。人の育成こそ領の要だ。冒険者なら俺が直接鍛えてやろう」
「助かるわ。氾濫後で緩んだ心を締め直してちょうだい」
パール家とハイデルベル家の貸借は、これで無しで良いでしょう。ミハエルは霊薬を受け取り、足早に退出していった。
残された私たちは、さらに協議を続ける。
「さて、依頼は片付いたわ。パラケルの条件についてどう思う?」
「まずは現場にいた妖精の報告を聞きましょう。マジャリス」
エリスに呼応し、マジャリスが姿を現した。ルプラとローセアを伴って礼を取る。
「ルプラが観察していたので、説明を任せます」
ルプラが軽やかに語り始めた。
「レッド君はギルド長からオフィキナールを受け取り、『古方薬経』を閲覧しました。そこで三十年前の霊薬案件を知り、祖母が被与者であることの説明を受けたようです。パラケルとの議論の末、条件が揃ったと判断したようです。最初は渋るパラケル氏を、レッド君が説得しました。焚きつけた、と言うべきかしら。結果、パラケル氏は心を晴らし、乗り気になったのです」
私は小さく頷いた。少し不明なやり取りがあるも、やはり、あの子にしかできない役目だったわ。
「実は、今回のエリクシルはパール家からの素材を使っていません」
「なんですって?! それで特級?!」
思わず立ち上がってしまった。慌てて座り直し、冷静を装う。
ローセアが補足する。
「レッドは“規格の篩”と呼んでいました。工程を踏めば必ず一定の品質になる、と。彼は条件が揃っていると確信していたのです。実際、ウィザーリング殿からの素材で試作し、特級を得ました」
「なぜ特級が?」
「神酒『ヴィレッジ・シュライン・ノワール』を用いたのです。抽出効率が飛躍的に上がったとレッドは解釈しています」
私は深く息を吐いた。
「条件を付ける訳だわ。少なくともあと一本は作れるのだから」
その時、パラケルの付き妖精のルプラがさらりと言った。
「その見積もりは間違っています。数十本の試作の誤りです」
「「「なに!」」」「「なんですって!」」
私も含め、全員が立ち上がった。
ローセアだけが冷静に告げる。
「ルプラ、その回答は求められていなかったのだから、応えなくてもよかったのよ」
会議の空気は一変した。――数十本。もしそれが真実なら、この都市の未来は大きく揺らぐ。
****
抜粋前の手紙です。参考までに。
######
パール家当主代行夫人 クリスティーヌ・パール様
忙しい中、依頼経緯のご共有、丁寧にありがとうございました。[界上の賜物]レッド・ベルナルと共に、受託とさせて頂きたく存じます。畏れながら、条件を付しての受領となること、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
優秀な近衛騎士家が凋落となりますと、城郭都市の綻びの一因となり得るかもしれません。城郭都市の貴族の一員として、パール家と共に安泰で有ることが、領民の生活の安定にも繋がりましょう。この件に関しては、微力ながら小生の手遊びが活かせる機会と捉えます。付した条件は、近衛家と十分に検討していただき、関係者の協力を求め達成いただくことを期待します。
偶然にも、貴女の善導を受けた魔導師ギルド長より材料の事前準備をいただき、古き書籍を若き希望と検討する機会に恵まれました。古書を紐解くのも、しばらくぶりのこと。時代の経過と共に新たな風が吹くのを、旧代を担った者として、奇しくも感じております。
早速ながら、成果物はエリス女史の付妖精マジャリスに託しました。お受けの上、ご検品していただきますよう申し上げます。尚、ご監査の結果、達成と相成った際のこちら側の付した条件は、以下に記しましたのでご周知願います。一方的な条件となること、ご容赦いただけますと幸いです。依頼者と取り計らいの上、受領の判断をご検討いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
一、依頼金は、金貨0枚へ減額とする。受託者は金銭の譲受を受けない。
一、提供されたオフィキナールとバニラの両素材とその付属する物は、依頼案件の達成と共に、所有権をテオフラス商会へ移譲とする。
一、被与者とそのパーティーが試料として提出した魔導具部品は、テオフラス商会へ移譲とする。また、本体を含め一式を、依頼者が責任をもって迷宮から回収し、ホーミィー村の受託者へ移譲する。回収費用は依頼者が負担する事とする。
一、提出物の受容もしくは被与者への服薬と同時に、本条件の効力が発生する。
一、被与者への経過を仲介者と依頼者が責任をもって対処する。両者のその後の判断には、受託者は関与しない。
文責パラケル=アウレオール/ 連名レッド=ベルナル
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マジャリスと二人の妖精は、城郭都市へと飛んでいた。目的の品はアイテムボックスの中。森の上空をがやがやと話しながら進む。パラケルが管理する鎮守の森の外縁を抜け、まもなく草原へ差しかかる。
「なんで私たちまで必要なのよ? マジャリスだけで十分じゃない」
「そうよ。私ももう少し錬金を見ていたかったのに」
「私がこんなに忙しくしているのに、あなた達だけのんびりなんて許せないの。たまには私に従いなさい」
「えー……完全に巻き添えじゃない」
「うるさいわね。事情を説明する必要もあるし、ちょうどいいじゃない」
妖精たちの軽口を背に、私は深く息を吐いた。――さて、これからが本番だ。
♢♢
パラケルからの手紙を受け取り、私の他、ベンベルクの首脳陣が集った。
近衛騎士のミハエルが、トーマスと私の了解を得て手紙をその手紙を読み上げた。
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――手紙の抜粋――
パール家当主代行夫人 クリスティーヌ・パール様
……[界上の賜物]レッド・ベルナルと共に受託とさせて頂きたく存じます。ただし条件を付しての受領となること、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
一、依頼金は金貨0枚とする。
一、提供されたオフィキナールとバニラは、案件達成と共にテオフラス商会へ移譲する。
一、被与者が提出した魔導具部品も同様に移譲。本体一式は依頼者が責任をもって回収し、ホーミィー村へ届けること。
一、服薬と同時に本条件は発効する。
一、以後の経過は仲介者と依頼者が責任を負い、受託者は関与しない。
文責 パラケル=アウレオール/連名 レッド=ベルナル
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「ふふふ……なるほどね。依頼金は金貨0枚に減額、ですって。ミハエル」
「ハイデルベル家としては助かりますが……本当に宜しいのでしょうか」
「よほどあなたの息子が、良い拾い物をしたのでしょう。運が良かったわね、ミハエル」
「くぅ……パラケル師に借りができてしまった。感謝の念しかない」
「泣くのは早いわ。条件付き受託とある。薬も既に届いている。了解で良いのね?」
「もちろんです」
私は当主トーマスに視線を送った。扇子で口元を隠し、冷静を装いながら。
「トーマス。ミハエルは了承したわ。鑑定結果も霊薬と出ている。当主として、我が家の落とし前を決めて」
「了解した。我が家の損失は二点。オフィキナールとバニラの補填をハイデルベル家に要求する。金貨百枚だ」
「なっ、それだけでよろしいのですか?」
「妥当だ。差し出がましいが、その金は息子のパーティーから徴収せよ。さらに冒険者ギルドに金貨二百枚の強制依頼を出す。前払いだ。お前の責任で息子たちに装備を整えさせ、半年の猶予で学院への同行と警備を命じる」
「はっ。ご命令賜りました」
ホフマンが笑みを浮かべる。
「金と物は稼げばよい。人の育成こそ領の要だ。冒険者なら俺が直接鍛えてやろう」
「助かるわ。氾濫後で緩んだ心を締め直してちょうだい」
パール家とハイデルベル家の貸借は、これで無しで良いでしょう。ミハエルは霊薬を受け取り、足早に退出していった。
残された私たちは、さらに協議を続ける。
「さて、依頼は片付いたわ。パラケルの条件についてどう思う?」
「まずは現場にいた妖精の報告を聞きましょう。マジャリス」
エリスに呼応し、マジャリスが姿を現した。ルプラとローセアを伴って礼を取る。
「ルプラが観察していたので、説明を任せます」
ルプラが軽やかに語り始めた。
「レッド君はギルド長からオフィキナールを受け取り、『古方薬経』を閲覧しました。そこで三十年前の霊薬案件を知り、祖母が被与者であることの説明を受けたようです。パラケルとの議論の末、条件が揃ったと判断したようです。最初は渋るパラケル氏を、レッド君が説得しました。焚きつけた、と言うべきかしら。結果、パラケル氏は心を晴らし、乗り気になったのです」
私は小さく頷いた。少し不明なやり取りがあるも、やはり、あの子にしかできない役目だったわ。
「実は、今回のエリクシルはパール家からの素材を使っていません」
「なんですって?! それで特級?!」
思わず立ち上がってしまった。慌てて座り直し、冷静を装う。
ローセアが補足する。
「レッドは“規格の篩”と呼んでいました。工程を踏めば必ず一定の品質になる、と。彼は条件が揃っていると確信していたのです。実際、ウィザーリング殿からの素材で試作し、特級を得ました」
「なぜ特級が?」
「神酒『ヴィレッジ・シュライン・ノワール』を用いたのです。抽出効率が飛躍的に上がったとレッドは解釈しています」
私は深く息を吐いた。
「条件を付ける訳だわ。少なくともあと一本は作れるのだから」
その時、パラケルの付き妖精のルプラがさらりと言った。
「その見積もりは間違っています。数十本の試作の誤りです」
「「「なに!」」」「「なんですって!」」
私も含め、全員が立ち上がった。
ローセアだけが冷静に告げる。
「ルプラ、その回答は求められていなかったのだから、応えなくてもよかったのよ」
会議の空気は一変した。――数十本。もしそれが真実なら、この都市の未来は大きく揺らぐ。
****
抜粋前の手紙です。参考までに。
######
パール家当主代行夫人 クリスティーヌ・パール様
忙しい中、依頼経緯のご共有、丁寧にありがとうございました。[界上の賜物]レッド・ベルナルと共に、受託とさせて頂きたく存じます。畏れながら、条件を付しての受領となること、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
優秀な近衛騎士家が凋落となりますと、城郭都市の綻びの一因となり得るかもしれません。城郭都市の貴族の一員として、パール家と共に安泰で有ることが、領民の生活の安定にも繋がりましょう。この件に関しては、微力ながら小生の手遊びが活かせる機会と捉えます。付した条件は、近衛家と十分に検討していただき、関係者の協力を求め達成いただくことを期待します。
偶然にも、貴女の善導を受けた魔導師ギルド長より材料の事前準備をいただき、古き書籍を若き希望と検討する機会に恵まれました。古書を紐解くのも、しばらくぶりのこと。時代の経過と共に新たな風が吹くのを、旧代を担った者として、奇しくも感じております。
早速ながら、成果物はエリス女史の付妖精マジャリスに託しました。お受けの上、ご検品していただきますよう申し上げます。尚、ご監査の結果、達成と相成った際のこちら側の付した条件は、以下に記しましたのでご周知願います。一方的な条件となること、ご容赦いただけますと幸いです。依頼者と取り計らいの上、受領の判断をご検討いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
一、依頼金は、金貨0枚へ減額とする。受託者は金銭の譲受を受けない。
一、提供されたオフィキナールとバニラの両素材とその付属する物は、依頼案件の達成と共に、所有権をテオフラス商会へ移譲とする。
一、被与者とそのパーティーが試料として提出した魔導具部品は、テオフラス商会へ移譲とする。また、本体を含め一式を、依頼者が責任をもって迷宮から回収し、ホーミィー村の受託者へ移譲する。回収費用は依頼者が負担する事とする。
一、提出物の受容もしくは被与者への服薬と同時に、本条件の効力が発生する。
一、被与者への経過を仲介者と依頼者が責任をもって対処する。両者のその後の判断には、受託者は関与しない。
文責パラケル=アウレオール/ 連名レッド=ベルナル
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