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ポンコツ令嬢は次期宰相様と××したい
2.与えられた次の任務は
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「⋯で、来ちゃった、と」
「はい!そうですの。こちら父からの手紙です」
馬車の横を通り抜けようとした馬を呼び止め、手紙を代わりに渡すと約束し預かってきた私は、出迎えてくれたディーデリック様に笑顔でそれを手渡した。
“遠慮しなくてもいいのに20回も断られたんだものね”
そして最後には私の慈悲深き様に感動の涙を流していた侍従を思い出し大きく頷く。
そうまでしたのだからきっとさぞ重大な内容が書かれているのだろうと予測した私は、未来の妻として恥ずかしくないよう冷静に微動だにせずディーデリック様からの反応を待ちー⋯
「⋯気になってるのかな?」
「そんなことはありませんわよ!?」
「ふふ、そんだけ挙動不審なら気付かないはずないんだけどー⋯はい、見てもいいよ?」
ペラリと眼前に出された手紙には⋯
「⋯謝罪だけ?」
急いで書いたのだろう、いつもより少し荒い字でたった一言、『申し訳ありません』とだけ書かれていて。
「一体何の謝罪なのかしら⋯」
「そうだねぇ、まぁ俺はこんなハチャメチャなところも可愛いと思ってるからいいんだけどね」
なんて、ディーデリック様がにこにことされていたので深く気にすることはやめた。
そんな彼の案内で通されたのは、どうやら客室ではなく彼の執務室のようでー⋯
「あの、私ここにいてもいいのでしょうか?」
「もちろんだよ、クリスティナ。本当は客室に案内するのがいいんだろうけど、ここには俺しか住んでないからね。使用人も減らしているんだ」
コト、と目の前に置かれたカップから甘い紅茶の薫りがし横を見上げると、私が潜入した時にディーデリック様の寝室まで案内をしてくれたメイドがいて。
「ディーデリック様のご両親はより王都に近い別宅に住まれておいでなのです」
「まぁ、そうなのですか⋯!」
“つまり彼は一人で住んでるのね⋯?”
もちろん使用人も住んでいるのだろうが、彼の許可なくプライベートの中にまでは入らない。
この広い家で孤独を感じるなんて、それはとても悲しいことー⋯
紅茶を入れてくれたメイドが部屋から出たのを確認し、私はソファから立ち上がる。
そして彼の手をぎゅっと握った。
「大丈夫ですわ、私がおりますから!」
「ん?」
「私がディーデリック様の影となりずっとお支えいたします!!」
「まぁクリスティナは影じゃなくて妻なんだけどね」
うーん、と少し考え込んだディーデリック様は執務机の引き出しから以前私のナカに入れられたものにそっくりな細長い棒のようなものを取り出してとんでもない事を言い放った。
「俺はまだ仕事が終わっていないから、クリスティナは仕事中これを着けていてくれるかな?」
「そ、それを⋯ですか⋯っ!?」
言われた言葉に驚き目を見開いてしまう。
“だってそれ、私に散々快感を刻み込んだー⋯!”
「で、ですがそれはっ、その、こんな明るい時間からすべきことではないと思いますの⋯っ」
「違うよ、クリスティナ。これはね、君を鍛える為のものなんだ」
「えぇっ!?」
ピシッと私の目の前に人差し指を立てたディーデリック様が真剣な表情で説明する⋯が、当然納得出来るはずもなく。
――だってその魔道具はこの間ー⋯
「“この間は女性に快感を与えるために使ってらしたのに!?”」
「もちろんそれが本来の目的なんだけどね」
「!?な、なんでわかられましたの!」
「あぁ、声に出てたから⋯じゃなくて、ほら、次期宰相になるならこれくらいは出来ないとね」
「読心術⋯っ」
“そうよね、駆け引きも重要な仕事ですもの、流石ですわ⋯!”
私の心を読んだ理由に納得した私だが、やはりその棒をこんな時間から、しかも一人で使うなんて了承できない。
深窓の令嬢である私は、やはり断るべきだと判断しそっと口を開いた⋯の、だが。
「考えてみて欲しいんだ、クリスティナ。もし次期宰相の妻になる君が快感に耐えれず流されてしまったらどうだろう?」
「⋯⋯ッ!!」
それはつまり、国の機密の漏洩にも繋がるということなのだろう。
だってそれだけの情報を彼は持ち、そしてそんな彼の妻になるのだから。
「理解しましたわ!どうぞ私をお鍛えくださいませ!!」
「んんっ、理解しちゃったかぁ⋯、じゃあ仕方ないね」
仕方ない、なんて言いながらどこか楽しそうに笑ったディーデリック様は、その魔道具を手に私に近付き⋯
「え?えっと、その⋯」
「突然挿れてしまったらクリスティナを傷付けてしまうかもしれないからね」
「で、ですが⋯っ」
慌てる私を微笑みだけで静かにさせたディーデリック様がそっと私の前でしゃがみドレスのスカートをたくしあげる。
私の下着をズラした彼は、露になった蜜壺にちゅ、と軽く口付けをして。
「⋯や、ま⋯っ」
まだ乾いているソコをナカから濡らすように、舌で何度も入り口を刺激した。
彼からの愛撫に混じる、微かな吐息がくすぐったい。
彼から与えられるその全てが、初めて彼と過ごした夜を思い出させて私の中から快感を引きずり出し――
「ん、これくらい濡れたら大丈夫かな」
「ひ⋯っ、ぁあ⋯!」
最後に一舐めするよう私の愛芽を舌で弾かれ、私の体にビリリとした感覚が巡る。
「とろとろな顔になっちゃったね」
彼が言うその顔に心当たりはないものの、まるで花が綻ぶように笑ったディーデリック様の顔が可愛くて私の胸が高鳴った。
そんな私の額に軽く落とされた口付けに気を取られていると、少し冷たく固いものが私の入り口を擦るように動かされる。
何度も蜜壺を擦る度に私のソコからはくちゅくちゅと音が溢れ――
「ひ、やぁあっ」
「ふふ、挿っちゃったね?」
くぷり、と魔道具がゆっくり挿入された。
前回挿れられた物と同じかと思ったその魔道具は、先日胸に装着されたような小さな小瓶のようなものが付いていて。
「この間はこっち、あんまり可愛がってあげられなかったからね。沢山気持ち良くなってくれたら嬉しいなぁ」
くすりと笑いを溢しながら、私の愛芽に小瓶のような部分を近付けられる。
“あのパーツは、前回私の乳首を吸い上げていたー⋯”
近付く小瓶が与えるだろう刺激を連想した私の体が、無意識にぶるりと震える。
「ま、まさかですの!?まさかですのぉ!?吸ってしまうというんですのぉぉっ!!?」
「ふふ、どうだろうねぇ、どうなっちゃうんだろうねぇ」
挿入された棒が小刻みに振動し、そして敏感に尖ってしまった私の豆をちゅうちゅうと吸い上げられてしまったらー⋯
「⋯あ、だ、ダメですわ⋯っ、そんなの、耐えられませんのぉ⋯っ」
「だったら尚更装着しなきゃね?」
「や、だめ、なんでぇ⋯っ」
「だってこれは、クリスティナを鍛える為にしてるんだから」
「⋯⋯ぁ⋯」
“そ、そうだわ⋯、私は耐えなくては⋯いけないんだわ⋯”
与えられる快感が怖くて両足を閉じかけていた私は、彼の言葉にごくりと唾を呑む。
私は彼の妻になる女。
“だったらこれくらいの試練⋯”
「耐えてみせますわぁぁあ!」
「ぅんっ?」
恥ずかしさを投げ捨て恐怖に対峙した私は、勢いに任せ閉じかけていた足を思い切り左右に開く。
挿ってしまっているその魔道具を彼に見せつけるように、そして彼が手にしている小瓶のようなパーツを装着しやすいように私は自身の指でそっと蜜壺を覆う花弁を開いて見せた。
「はい!そうですの。こちら父からの手紙です」
馬車の横を通り抜けようとした馬を呼び止め、手紙を代わりに渡すと約束し預かってきた私は、出迎えてくれたディーデリック様に笑顔でそれを手渡した。
“遠慮しなくてもいいのに20回も断られたんだものね”
そして最後には私の慈悲深き様に感動の涙を流していた侍従を思い出し大きく頷く。
そうまでしたのだからきっとさぞ重大な内容が書かれているのだろうと予測した私は、未来の妻として恥ずかしくないよう冷静に微動だにせずディーデリック様からの反応を待ちー⋯
「⋯気になってるのかな?」
「そんなことはありませんわよ!?」
「ふふ、そんだけ挙動不審なら気付かないはずないんだけどー⋯はい、見てもいいよ?」
ペラリと眼前に出された手紙には⋯
「⋯謝罪だけ?」
急いで書いたのだろう、いつもより少し荒い字でたった一言、『申し訳ありません』とだけ書かれていて。
「一体何の謝罪なのかしら⋯」
「そうだねぇ、まぁ俺はこんなハチャメチャなところも可愛いと思ってるからいいんだけどね」
なんて、ディーデリック様がにこにことされていたので深く気にすることはやめた。
そんな彼の案内で通されたのは、どうやら客室ではなく彼の執務室のようでー⋯
「あの、私ここにいてもいいのでしょうか?」
「もちろんだよ、クリスティナ。本当は客室に案内するのがいいんだろうけど、ここには俺しか住んでないからね。使用人も減らしているんだ」
コト、と目の前に置かれたカップから甘い紅茶の薫りがし横を見上げると、私が潜入した時にディーデリック様の寝室まで案内をしてくれたメイドがいて。
「ディーデリック様のご両親はより王都に近い別宅に住まれておいでなのです」
「まぁ、そうなのですか⋯!」
“つまり彼は一人で住んでるのね⋯?”
もちろん使用人も住んでいるのだろうが、彼の許可なくプライベートの中にまでは入らない。
この広い家で孤独を感じるなんて、それはとても悲しいことー⋯
紅茶を入れてくれたメイドが部屋から出たのを確認し、私はソファから立ち上がる。
そして彼の手をぎゅっと握った。
「大丈夫ですわ、私がおりますから!」
「ん?」
「私がディーデリック様の影となりずっとお支えいたします!!」
「まぁクリスティナは影じゃなくて妻なんだけどね」
うーん、と少し考え込んだディーデリック様は執務机の引き出しから以前私のナカに入れられたものにそっくりな細長い棒のようなものを取り出してとんでもない事を言い放った。
「俺はまだ仕事が終わっていないから、クリスティナは仕事中これを着けていてくれるかな?」
「そ、それを⋯ですか⋯っ!?」
言われた言葉に驚き目を見開いてしまう。
“だってそれ、私に散々快感を刻み込んだー⋯!”
「で、ですがそれはっ、その、こんな明るい時間からすべきことではないと思いますの⋯っ」
「違うよ、クリスティナ。これはね、君を鍛える為のものなんだ」
「えぇっ!?」
ピシッと私の目の前に人差し指を立てたディーデリック様が真剣な表情で説明する⋯が、当然納得出来るはずもなく。
――だってその魔道具はこの間ー⋯
「“この間は女性に快感を与えるために使ってらしたのに!?”」
「もちろんそれが本来の目的なんだけどね」
「!?な、なんでわかられましたの!」
「あぁ、声に出てたから⋯じゃなくて、ほら、次期宰相になるならこれくらいは出来ないとね」
「読心術⋯っ」
“そうよね、駆け引きも重要な仕事ですもの、流石ですわ⋯!”
私の心を読んだ理由に納得した私だが、やはりその棒をこんな時間から、しかも一人で使うなんて了承できない。
深窓の令嬢である私は、やはり断るべきだと判断しそっと口を開いた⋯の、だが。
「考えてみて欲しいんだ、クリスティナ。もし次期宰相の妻になる君が快感に耐えれず流されてしまったらどうだろう?」
「⋯⋯ッ!!」
それはつまり、国の機密の漏洩にも繋がるということなのだろう。
だってそれだけの情報を彼は持ち、そしてそんな彼の妻になるのだから。
「理解しましたわ!どうぞ私をお鍛えくださいませ!!」
「んんっ、理解しちゃったかぁ⋯、じゃあ仕方ないね」
仕方ない、なんて言いながらどこか楽しそうに笑ったディーデリック様は、その魔道具を手に私に近付き⋯
「え?えっと、その⋯」
「突然挿れてしまったらクリスティナを傷付けてしまうかもしれないからね」
「で、ですが⋯っ」
慌てる私を微笑みだけで静かにさせたディーデリック様がそっと私の前でしゃがみドレスのスカートをたくしあげる。
私の下着をズラした彼は、露になった蜜壺にちゅ、と軽く口付けをして。
「⋯や、ま⋯っ」
まだ乾いているソコをナカから濡らすように、舌で何度も入り口を刺激した。
彼からの愛撫に混じる、微かな吐息がくすぐったい。
彼から与えられるその全てが、初めて彼と過ごした夜を思い出させて私の中から快感を引きずり出し――
「ん、これくらい濡れたら大丈夫かな」
「ひ⋯っ、ぁあ⋯!」
最後に一舐めするよう私の愛芽を舌で弾かれ、私の体にビリリとした感覚が巡る。
「とろとろな顔になっちゃったね」
彼が言うその顔に心当たりはないものの、まるで花が綻ぶように笑ったディーデリック様の顔が可愛くて私の胸が高鳴った。
そんな私の額に軽く落とされた口付けに気を取られていると、少し冷たく固いものが私の入り口を擦るように動かされる。
何度も蜜壺を擦る度に私のソコからはくちゅくちゅと音が溢れ――
「ひ、やぁあっ」
「ふふ、挿っちゃったね?」
くぷり、と魔道具がゆっくり挿入された。
前回挿れられた物と同じかと思ったその魔道具は、先日胸に装着されたような小さな小瓶のようなものが付いていて。
「この間はこっち、あんまり可愛がってあげられなかったからね。沢山気持ち良くなってくれたら嬉しいなぁ」
くすりと笑いを溢しながら、私の愛芽に小瓶のような部分を近付けられる。
“あのパーツは、前回私の乳首を吸い上げていたー⋯”
近付く小瓶が与えるだろう刺激を連想した私の体が、無意識にぶるりと震える。
「ま、まさかですの!?まさかですのぉ!?吸ってしまうというんですのぉぉっ!!?」
「ふふ、どうだろうねぇ、どうなっちゃうんだろうねぇ」
挿入された棒が小刻みに振動し、そして敏感に尖ってしまった私の豆をちゅうちゅうと吸い上げられてしまったらー⋯
「⋯あ、だ、ダメですわ⋯っ、そんなの、耐えられませんのぉ⋯っ」
「だったら尚更装着しなきゃね?」
「や、だめ、なんでぇ⋯っ」
「だってこれは、クリスティナを鍛える為にしてるんだから」
「⋯⋯ぁ⋯」
“そ、そうだわ⋯、私は耐えなくては⋯いけないんだわ⋯”
与えられる快感が怖くて両足を閉じかけていた私は、彼の言葉にごくりと唾を呑む。
私は彼の妻になる女。
“だったらこれくらいの試練⋯”
「耐えてみせますわぁぁあ!」
「ぅんっ?」
恥ずかしさを投げ捨て恐怖に対峙した私は、勢いに任せ閉じかけていた足を思い切り左右に開く。
挿ってしまっているその魔道具を彼に見せつけるように、そして彼が手にしている小瓶のようなパーツを装着しやすいように私は自身の指でそっと蜜壺を覆う花弁を開いて見せた。
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