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番外編
リベンジその後/『甘い夜を』
光希オススメだという京野菜のお店を堪能した後はそのまま予約してくれたというホテルへ。
「え、ここ……?」
「どうかした?」
「あ、いや……その」
特にホテルの名前などは聞かず任せていたせいで、誰もが知っている高級ホテルに到着した私は呆然としていた。
“そ、そうよ、しれっとグリーン車を取る男なのよ……”
少し考えればこうなることはわかっただろうこの現状に頭を抱えたくなりつつ、だがもう予約されているのだから今からキャンセルなんて出来はしない。
当日キャンセルは大体が100%負担、泊まっても泊まらなくても同じ料金が発生するなら泊まる以外の選択肢はない。
「い、行きましょう」
「え、そんなに気合い入れる感じ?」
「悪かったわね!? 仮初めの社長令嬢で!」
ふは、と吹き出す光希をギロりと睨みつつそう言うと、どうやらそれが更にツボに入ったらしくお腹を抱えて笑われた。
その笑いが一段落する頃には私の緊張もほぐれ、少し緊張しつつも一緒にホテルへと入る。
ホテルの中は広々としており、どこか和風モダンなインテリアで見ているだけでも心が踊った。
京都はどうしても高さ制限があるのであまり夜景には期待していなかったのだが、一面が窓になっている部屋からの景色は鴨川が一望出来てとても美しく、思わず感嘆の声を漏らす。
「気に入ったみたいで良かった」
外の景色に見惚れていると、いつの間にか私の隣に立っていた光希がそっと私の表情を確認するように覗き込んでいた。
「……気に入らない訳ないでしょ」
なんだか少し気恥ずかしくて、彼から視線を外しながらそう呟くと、どうやら本気で心配していたのか光希が安堵の息を吐く。
「え、そんなに心配してたの?」
そのことに驚きついそう口にすると、誤魔化すように軽く咳払いした光希が再び口を開いた。
「流石にちょっと気合い入れ過ぎたかなって」
「それは……」
“まぁ、ちょっと驚いたけど”
「初めて会ったときに行ったホテルがラブホテルだったからで」
「いやっ、だってそれはあの時こういうホテル連れてったら」
「確かにドン引いてただろうけど」
初対面で、しかもあの時は私は光希を買うと言ってカフェを出たのだ。
もしその状況で光希に連れられたホテルが超高級ホテルだったとしたら、それは普通にお金目当てだと思っていただろう。
“いや、例え本当にお金目当てだったとしても悪いのは私で光希じゃないんだけど”
いくらやけくそになっていたとはいえ、初対面の男性をお金で買おうとする私が一番悪い。
「けど今回はさ、ちょっと強引だったけど一応俺たちの初旅行だし」
「うん」
“あの時買ったのが、出会ったのが光希で本当に良かった”
「ありがとう、ちゃんと嬉しいから安心して」
光希の方に体を寄せると、そっと腰に腕が回される。
そしてそのまま、ちゅ、と唇が塞がれた。
「ん、待って……大浴場……」
「部屋にもお風呂ついてるよ」
「ぁ……、んっ」
「後で一緒に入ろっか」
沢山歩いたから、汗をかいたから。
それらの言い訳全てを塞がれ、ベッドの方へと誘導される。
流石高級ホテルだと思うほどの広さと、少し厚手のフットスローに足をかけ、優しい手つきでベッドへと寝転ばされた。
ちゅ、ちゅと角度を変えて何度も口付けが降ってくる。
“気持ちいい”
もっと深く交わりたくて薄く唇を開くと、そんな私の気持ちを察したのか私の口内に光希の舌がぬるりと入ってきた。
その舌に自身の舌を絡めると、応えるように光希の舌が動く。
まるで扱くように動かされるその舌に私が夢中で吸い付いていると、服の裾からするりと光希の手が入り肌を這った。
「あっ」
「あれ、まだキスだけなのにもう尖ってきてるね」
くすりと笑みを溢しながらブラジャーのカップを指先で少しずらし、ブラから溢れ出た乳首をきゅっと摘ままれる。
くりくりと先端を捏ねられると私の体がピクピクと反応した。
「……可愛い、見たいな」
「ん、ぁ……っ、ひゃっ」
少しキレイ目を意識したシフォン生地のトップスが捲られ、そのまま脱がされる。
下着姿が露になるが、服の中で既にブラがズラされていたので私の胸も同時に露出し慌てて両腕で胸を隠した。
「何回ももう見てるのに」
「そ、それとこれとは関係ないっていうかっ」
「そんなとこも可愛いんだけどね」
「きゃっ」
にこにこと笑いながらパチンとブラのホックを外した光希は、そのまま流れるようにスカートのホックも外しジッパーを下ろす。
そして、ストッキングごと脱がされベッド脇に置かれていた一人用ソファに脱がした服をかけた。
“あっという間にショーツだけに……!”
一応まだブラは着けているが、既にホックは外されていて下着の機能はもう果たしていない。
「……慣れてる」
「なんでだよ!?」
その手際の良さに思わずジト目を向けると、困ったように光希が吹き出す。
「朱里に早く触れたくて焦れてるだけだよ」
「ひ、ぁあん」
ちゅくりと耳を舐められぞくりと快感が体を巡る。
“その言い方はほんとズルい”
心の奥がじわりと熱くなり、私もブラごと押さえて胸を隠していたいた腕を外して光希のシャツのボタンに手をかけた。
プチプチとボタンを外すと、上体を起こした光希がそのままバサリと脱ぎ、シャツの中に着ていたインナーも脱ぐと、普段仕事ばかりのくせに引き締まった肢体が露になった。
「何気に光希って筋肉あるわよね」
ツツ、と指先で腹筋をなぞると一瞬息を詰めた光希がほぼ脱げていたブラを完全に取り去り少しだけ口をへの字に曲げる。
「煽るの禁止」
「あ、煽ってなんか」
「でも俺は煽られた。今日はいっぱい甘やかしたかったのに」
余裕なくなりそう、と耳元で囁かれ、下腹部がきゅんと甘く痺れる。
そしてそのまま胸元に顔を埋めた。
「あ……っ!」
ぺろ、と先端に光希の熱い舌が触れ、ぢゅ、と強く吸い付かれる。
口内で何度も弾かれると、私の口から嬌声が溢れた。
ちゅぱりと胸が吸われる音にまでゾクゾクと体が反応してしまう。
その舌の動きに意識が取られていると、光希の右手がショーツの上から私の蜜口を撫でた。
「もう溢れてる」
「や、言わな……!」
「なんで? 俺は嬉しいのに」
くちゅくちゅと布越しに刺激が与えられ、思わず体をよじってしまう。
絶え間なく与えられる快感に足を閉じようとするが、すかさず光希の膝でそれを阻止された。
「解さなきゃでしょ」
「あ、あっ」
そしてとうとうショーツまでもが脱がされ、一糸纏わぬ姿にされると、膝を左右に大きく開かれ溢れる愛液を舐め取るように光希の舌が媚肉をなぞった。
「ッ!」
熱い舌が入り口を蠢き、くちゅりとナカへと挿入られる。
浅いところを刺激され、私の腰がびくんと大きく跳ねた。
「や、ぁあ……、そんな、とこ……!」
「ダメ、解すって言った」
「あぁんっ」
愛液を吸い、舌がぐちゅぐちゅと音を立てて動く。その快感を必死に耐えていると、舌と一緒にゴツゴツとしたものがナカに挿れられた。
光希の骨張った指が膣壁を擦り、舌よりも深くナカを刺激する。
突然の強い刺激に、少しでも快感を逃がそうと私の体が自然と反り返った。
「イっていいよ」
「あ、ぁあっ、や……ひぁあ!」
私が限界に近いことに気付いたのか、そう口にした光希がナカと外からぐりっと強く下腹部を押すとまるで泡が弾けるように一気に絶頂へと導かれる。
その余韻で体を震わせながら、一度達したことで力が抜けた私の腕がベッドにパタンと音を立てた。
ベッドに投げ出されたかのようになっていたその右手を捕まえた光希がきゅっと繋ぐ。
「挿入るよ」
いつの間にか避妊具を装着した光希のソコが私の蜜口を擦り、そして愛液を溢れさせながらゆっくり蜜壺へ埋められる。
「あ、はぁ……っ!」
指や舌とは違ったその圧迫感に息を詰めた。
ズプズプと奥へ向かって貫かれ、指では届かなかったところを抉られる。
ゆったりとしたスピードで抽挿を開始した光希は、少しずつ速度を増しながら私の子宮口を何度も突いた。
「あっ、ひゃ、あぁっ、あんっ!」
ばちゅばちゅと肌同士がぶつかる卑猥な音が部屋に響き、ナカが抉られる度に快感が駆け上る。
パチパチと何度も視界の奥に星が舞い、私の口から溢れる嬌声を飲み込むように光希の唇が塞いだ。
「好きだ、朱里、朱里っ」
「あ、みつ、きぃ……っ!」
重なりあう互いの肌が堪らなく熱くて、だがその少ししっとりとした肌が心地いい。
“気持ちいい”
もっと深く彼と混じりたくて、腕に力を込めて抱き締めると光希も私の体をぎゅうっと強く抱き締め返してくれた。
「ごめん、そろそろっ」
「ん、キて、あ、――っ、――――!」
一際強く最奥が貫かれ、降りてきている子宮口の入り口が抉じ開けられるようにぐりっと深く突き刺さる。
そのまま彼のモノがびゅくりと震え、自分の体で達して貰える喜びに心が熱くなった。
「光……んっ」
愛しい彼の名前を呼ぼうとすると、額にそっと口付けられる。
そして。
「朱里が落ち着いたらお風呂行こっか。安心して? 俺が全部洗ってあげる」
「……え」
「大丈夫、ゴムまだあるから」
「えっ!?」
にこりと笑う光希に唖然とする。
“わ、私体力持つかな……”
まだまだ週末の夜は長い。
私は嬉しいような、いやそれよりも恐ろしいような、そんな複雑な想いに冷や汗を滲ませたのだった。
「え、ここ……?」
「どうかした?」
「あ、いや……その」
特にホテルの名前などは聞かず任せていたせいで、誰もが知っている高級ホテルに到着した私は呆然としていた。
“そ、そうよ、しれっとグリーン車を取る男なのよ……”
少し考えればこうなることはわかっただろうこの現状に頭を抱えたくなりつつ、だがもう予約されているのだから今からキャンセルなんて出来はしない。
当日キャンセルは大体が100%負担、泊まっても泊まらなくても同じ料金が発生するなら泊まる以外の選択肢はない。
「い、行きましょう」
「え、そんなに気合い入れる感じ?」
「悪かったわね!? 仮初めの社長令嬢で!」
ふは、と吹き出す光希をギロりと睨みつつそう言うと、どうやらそれが更にツボに入ったらしくお腹を抱えて笑われた。
その笑いが一段落する頃には私の緊張もほぐれ、少し緊張しつつも一緒にホテルへと入る。
ホテルの中は広々としており、どこか和風モダンなインテリアで見ているだけでも心が踊った。
京都はどうしても高さ制限があるのであまり夜景には期待していなかったのだが、一面が窓になっている部屋からの景色は鴨川が一望出来てとても美しく、思わず感嘆の声を漏らす。
「気に入ったみたいで良かった」
外の景色に見惚れていると、いつの間にか私の隣に立っていた光希がそっと私の表情を確認するように覗き込んでいた。
「……気に入らない訳ないでしょ」
なんだか少し気恥ずかしくて、彼から視線を外しながらそう呟くと、どうやら本気で心配していたのか光希が安堵の息を吐く。
「え、そんなに心配してたの?」
そのことに驚きついそう口にすると、誤魔化すように軽く咳払いした光希が再び口を開いた。
「流石にちょっと気合い入れ過ぎたかなって」
「それは……」
“まぁ、ちょっと驚いたけど”
「初めて会ったときに行ったホテルがラブホテルだったからで」
「いやっ、だってそれはあの時こういうホテル連れてったら」
「確かにドン引いてただろうけど」
初対面で、しかもあの時は私は光希を買うと言ってカフェを出たのだ。
もしその状況で光希に連れられたホテルが超高級ホテルだったとしたら、それは普通にお金目当てだと思っていただろう。
“いや、例え本当にお金目当てだったとしても悪いのは私で光希じゃないんだけど”
いくらやけくそになっていたとはいえ、初対面の男性をお金で買おうとする私が一番悪い。
「けど今回はさ、ちょっと強引だったけど一応俺たちの初旅行だし」
「うん」
“あの時買ったのが、出会ったのが光希で本当に良かった”
「ありがとう、ちゃんと嬉しいから安心して」
光希の方に体を寄せると、そっと腰に腕が回される。
そしてそのまま、ちゅ、と唇が塞がれた。
「ん、待って……大浴場……」
「部屋にもお風呂ついてるよ」
「ぁ……、んっ」
「後で一緒に入ろっか」
沢山歩いたから、汗をかいたから。
それらの言い訳全てを塞がれ、ベッドの方へと誘導される。
流石高級ホテルだと思うほどの広さと、少し厚手のフットスローに足をかけ、優しい手つきでベッドへと寝転ばされた。
ちゅ、ちゅと角度を変えて何度も口付けが降ってくる。
“気持ちいい”
もっと深く交わりたくて薄く唇を開くと、そんな私の気持ちを察したのか私の口内に光希の舌がぬるりと入ってきた。
その舌に自身の舌を絡めると、応えるように光希の舌が動く。
まるで扱くように動かされるその舌に私が夢中で吸い付いていると、服の裾からするりと光希の手が入り肌を這った。
「あっ」
「あれ、まだキスだけなのにもう尖ってきてるね」
くすりと笑みを溢しながらブラジャーのカップを指先で少しずらし、ブラから溢れ出た乳首をきゅっと摘ままれる。
くりくりと先端を捏ねられると私の体がピクピクと反応した。
「……可愛い、見たいな」
「ん、ぁ……っ、ひゃっ」
少しキレイ目を意識したシフォン生地のトップスが捲られ、そのまま脱がされる。
下着姿が露になるが、服の中で既にブラがズラされていたので私の胸も同時に露出し慌てて両腕で胸を隠した。
「何回ももう見てるのに」
「そ、それとこれとは関係ないっていうかっ」
「そんなとこも可愛いんだけどね」
「きゃっ」
にこにこと笑いながらパチンとブラのホックを外した光希は、そのまま流れるようにスカートのホックも外しジッパーを下ろす。
そして、ストッキングごと脱がされベッド脇に置かれていた一人用ソファに脱がした服をかけた。
“あっという間にショーツだけに……!”
一応まだブラは着けているが、既にホックは外されていて下着の機能はもう果たしていない。
「……慣れてる」
「なんでだよ!?」
その手際の良さに思わずジト目を向けると、困ったように光希が吹き出す。
「朱里に早く触れたくて焦れてるだけだよ」
「ひ、ぁあん」
ちゅくりと耳を舐められぞくりと快感が体を巡る。
“その言い方はほんとズルい”
心の奥がじわりと熱くなり、私もブラごと押さえて胸を隠していたいた腕を外して光希のシャツのボタンに手をかけた。
プチプチとボタンを外すと、上体を起こした光希がそのままバサリと脱ぎ、シャツの中に着ていたインナーも脱ぐと、普段仕事ばかりのくせに引き締まった肢体が露になった。
「何気に光希って筋肉あるわよね」
ツツ、と指先で腹筋をなぞると一瞬息を詰めた光希がほぼ脱げていたブラを完全に取り去り少しだけ口をへの字に曲げる。
「煽るの禁止」
「あ、煽ってなんか」
「でも俺は煽られた。今日はいっぱい甘やかしたかったのに」
余裕なくなりそう、と耳元で囁かれ、下腹部がきゅんと甘く痺れる。
そしてそのまま胸元に顔を埋めた。
「あ……っ!」
ぺろ、と先端に光希の熱い舌が触れ、ぢゅ、と強く吸い付かれる。
口内で何度も弾かれると、私の口から嬌声が溢れた。
ちゅぱりと胸が吸われる音にまでゾクゾクと体が反応してしまう。
その舌の動きに意識が取られていると、光希の右手がショーツの上から私の蜜口を撫でた。
「もう溢れてる」
「や、言わな……!」
「なんで? 俺は嬉しいのに」
くちゅくちゅと布越しに刺激が与えられ、思わず体をよじってしまう。
絶え間なく与えられる快感に足を閉じようとするが、すかさず光希の膝でそれを阻止された。
「解さなきゃでしょ」
「あ、あっ」
そしてとうとうショーツまでもが脱がされ、一糸纏わぬ姿にされると、膝を左右に大きく開かれ溢れる愛液を舐め取るように光希の舌が媚肉をなぞった。
「ッ!」
熱い舌が入り口を蠢き、くちゅりとナカへと挿入られる。
浅いところを刺激され、私の腰がびくんと大きく跳ねた。
「や、ぁあ……、そんな、とこ……!」
「ダメ、解すって言った」
「あぁんっ」
愛液を吸い、舌がぐちゅぐちゅと音を立てて動く。その快感を必死に耐えていると、舌と一緒にゴツゴツとしたものがナカに挿れられた。
光希の骨張った指が膣壁を擦り、舌よりも深くナカを刺激する。
突然の強い刺激に、少しでも快感を逃がそうと私の体が自然と反り返った。
「イっていいよ」
「あ、ぁあっ、や……ひぁあ!」
私が限界に近いことに気付いたのか、そう口にした光希がナカと外からぐりっと強く下腹部を押すとまるで泡が弾けるように一気に絶頂へと導かれる。
その余韻で体を震わせながら、一度達したことで力が抜けた私の腕がベッドにパタンと音を立てた。
ベッドに投げ出されたかのようになっていたその右手を捕まえた光希がきゅっと繋ぐ。
「挿入るよ」
いつの間にか避妊具を装着した光希のソコが私の蜜口を擦り、そして愛液を溢れさせながらゆっくり蜜壺へ埋められる。
「あ、はぁ……っ!」
指や舌とは違ったその圧迫感に息を詰めた。
ズプズプと奥へ向かって貫かれ、指では届かなかったところを抉られる。
ゆったりとしたスピードで抽挿を開始した光希は、少しずつ速度を増しながら私の子宮口を何度も突いた。
「あっ、ひゃ、あぁっ、あんっ!」
ばちゅばちゅと肌同士がぶつかる卑猥な音が部屋に響き、ナカが抉られる度に快感が駆け上る。
パチパチと何度も視界の奥に星が舞い、私の口から溢れる嬌声を飲み込むように光希の唇が塞いだ。
「好きだ、朱里、朱里っ」
「あ、みつ、きぃ……っ!」
重なりあう互いの肌が堪らなく熱くて、だがその少ししっとりとした肌が心地いい。
“気持ちいい”
もっと深く彼と混じりたくて、腕に力を込めて抱き締めると光希も私の体をぎゅうっと強く抱き締め返してくれた。
「ごめん、そろそろっ」
「ん、キて、あ、――っ、――――!」
一際強く最奥が貫かれ、降りてきている子宮口の入り口が抉じ開けられるようにぐりっと深く突き刺さる。
そのまま彼のモノがびゅくりと震え、自分の体で達して貰える喜びに心が熱くなった。
「光……んっ」
愛しい彼の名前を呼ぼうとすると、額にそっと口付けられる。
そして。
「朱里が落ち着いたらお風呂行こっか。安心して? 俺が全部洗ってあげる」
「……え」
「大丈夫、ゴムまだあるから」
「えっ!?」
にこりと笑う光希に唖然とする。
“わ、私体力持つかな……”
まだまだ週末の夜は長い。
私は嬉しいような、いやそれよりも恐ろしいような、そんな複雑な想いに冷や汗を滲ませたのだった。
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