4 / 7
4.
しおりを挟む
“あのド変態……!”
一度ならず二度までもイかされた俺は、もうあのエイリアンを信じるまいと固く誓い、鍵をかけてから更にドアが開かないようにテープでドアをぴっちり貼り付ける。
「流石にここまでしたら大丈夫、だよな?」
三度目の正直だ、と大きく頷き、そして二度あることは三度あるとも言うんだよなぁ、とことわざの矛盾にため息を吐く。
“くそ、やっぱり脱ぎたてぱんつを献上するしか俺の貞操を守る方法はねぇのか?”
まさかぱんつか俺かを悩む日が来るなんて、と嘆きに似た感情を覚えつつ布団に潜り込んだ。
なかなか寝付けず、ごろりと体勢を変えた時だった。
――ガチャン。
「!」
またか、という思いと、テープがあるから大丈夫だという思いが波のように交互に押し寄せ、バクバクと心臓が跳ねる。
“大丈夫、大丈夫……だよ、な?”
そんな俺の思いは虚しく、薄くのばした触手が僅かにあった隙間から侵入し、ペリペリとテープを剥がして。
“ま、またぱんつの上からえっちなことされる!”
焦った俺は、何をどう考えたのか慌ててパジャマ代わりにしている短パンとぱんつを脱ぎ、そしてこの脱ぎたてぱんつを枕に被せた。
「こ、これなら……!」
これなら、杏の触手はどっちを選ぶんだ?
普通に考えれば、杏いわく番なのだから俺だろう。
俺だろうが、執拗に夜な夜な弄るのはぱんつの上からという事実が引っ掛かり。
ごくり、と生唾を呑んでしまう。
選ばれるのは、俺か、ぱんつか――……!!
「……ぱんつかよ!」
侵入してきた触手は、手前に転がされた枕ぱんつをしっかり抱き抱えるように絡まり、股間部分に吸い付いているようで。
“運命の相手って、無機物もありなのか?”
呆然とその光景を眺める。
カパッと触手の先端が開かれた姿は、口というより食虫植物のようだった。
そのままちゅぱちゅぱと吸われている部分が湿り、ぢゅうぅ、と強く吸われたのか枕ぱんつの形が変わる。
“あんなに強く吸われて……!”
そんな風に俺に触れていたのか、と思うとゾクリとした。
「今されてんのはぱんつ、なのに」
くちゅくちゅと音が耳をくすぐる。
違う、興奮してなんかないはず、なのに。
ちらりと視線を落とすと、ふるりと自身のそれが質量を持ち興奮で反り返っていて。
“なんで”
くそ、と小さく呟いた俺は、そっとその猛りに手を伸ばした。
触手がぱんつを犯す動きを真似て自慰をはじめる。
擦っていれば手のひらで擦り、吸うことは出来ないのでその時はしっかりと握り込んで親指の腹で先端を刺激した。
「んっ、んん……っ」
くぐもった声が漏れ、その音と触手が出している卑猥な水音が混じり俺の脳を刺激する。
いつの間にか増えていた触手は、ぱんつの隙間から入り枕になにかをしているようで。
“尻穴探してんのかな”
鈍った思考でそう考える。
そうだよな、尻ずっと弄られてたもんな、なんて思い出しながら、その触手の動きに合わせて反対の手をそっと後ろに持っていった。
「ん、むず……っ」
前を弄りながら肛孔を指先でつついてみる。
濡れていないソコにはとてもじゃないが第一関節すら挿入らなさそうで。
何か潤滑剤の代わりになるものを探してみるが、一人暮らしの男の部屋にそんな都合のいいものなんて見つからなかったため、仕方なく俺は自身の指を舐めて濡らした。
「ん、んん……っ」
ぐちぐちと精一杯腕を伸ばして弄ってみるが、触手が何度も擦った部分にまで指は届かない。
濡らし方が足りないせいもあるのだろうが、望んだ快感は得られず動かし辛い体勢が苦しくて。
“アレなら、届いたのに”
恨めしい気持ちで視線を向けるのは触手だった。
そんな触手は、相変わらず枕とぱんつをずっとちゅぱちゅぱと弄っていて。
「俺がいいんじゃなかったのかよ」
そんな言葉が口から出たことに唖然とする。
“何言ってんだ……!!?”
こんなのまるで嫉妬しているみたいだと気付き一気に羞恥心を刺激される。
だって相手はぱんつ、それも俺のぱんつなのだ。
「それに、杏は俺にとってただの……」
――ただの研究対象、だったはずなのに。
ただのんびりとした日常を過ごし、穏やかな時間を重ねた。
怒るのはいつも俺ばっかで、ふわふわとした微笑みがデフォルトの杏に、存外居心地の良さを感じていたのかもしれない。
“くそ”
知らない間に芽生えた感情は、俺の意思を越えていて。
「絆されるってこういうことか?」
ライバルが自分のぱんつだなんてあまりにも無意味で不毛すぎるこの現状に、俺は苦笑しつつ大きなため息を吐いたのだった。
「昨日のあれって、ぱんつ見て抜いたってことかな」
昨晩ぐちゃぐちゃにされた脱ぎたてぱんつと枕、なんだかんだでその光景を見ながら最後までシてしまった影響で汚したシーツを朝から洗濯機に放り込んだ俺は、洗われていくそれらから目を離しぼんやりとしていた。
“自分のぱんつ見ながら抜くってどんな性癖だよ……!”
言葉にするとあまりにも間抜けなその響きに思わず頭を抱えた俺は、これから先の杏との距離感に戸惑っていて。
「雅乃? 何か悩んでる?」
俺の様子に気付いた杏が、心配していると一目でわかるほど眉を下げて俺の顔を覗いてきた。
相変わらずその顔が捨て犬のようで庇護欲をそそる。
「別に、たいしたことじゃ」
「雅乃が少しでも悩んでるなら、ボクにとってはたいしたことだよ」
キッパリとそう断言した杏は、そっと俺の手にゆっくり自身の手を重ねた。
可愛い顔をしているくせに、骨張った長い指は男らしい。
どちらかといえばヒロインなのかと思うようなほど中性的な見た目をしているくせに、こういうところはしっかりと男で、そしてそんな杏がまるでどこかのヒーローのように俺の手を取りそっと指先に口付けてきた。
“この指だったら、昨日俺の指じゃ届かなかった奥まで届くのかな”
なんて考えた俺は、すぐにハッとし慌てて手を払う。
パシン、と乾いた音が響き、きょとんとした杏と目が合って。
「……っ、あ、悪い、その、記憶……読まれるのかと思って……」
もごもごと言い訳をしながら、サアッと俺から血の気が引く。
“この言い訳は流石によくないだろ……!”
けれど、本当はぱんつじゃなくて俺を選んで欲しかったとか、この指なら奥まで届くのかとか。
本人には知られたくないことを考えていたのも事実だった。
「――雅乃が読まれたくないなら読まないよ。嫌がることはしたくないから」
「あ、あぁ、それならいいんだ。俺の方こそ、その、悪かっ――……、ッ!」
ここは何事も無かったように謝って流してしまおう、なんて考えた俺の目に映ったのは、はじめてあった時とはまた違うじわりと瞳に涙を溜めた杏の顔で。
「あ、杏……?」
「ごめんね、傷つけるつもりはなかったんだけど」
「ちょ、待てって、さっきのは俺が……っ」
「少しだけ、頭冷やしてくるね」
「杏っ!」
痛々しいと感じるほどの哀しみを浮かべた杏に、俺の心臓がツキリと痛む。
“傷つけた”
そんなつもりじゃなかった、なんて。
突き放した俺が言えるはずもなくて。
バタン、と閉められた玄関の扉を少し呆然としたまま眺めるしか出来なかった。
一度ならず二度までもイかされた俺は、もうあのエイリアンを信じるまいと固く誓い、鍵をかけてから更にドアが開かないようにテープでドアをぴっちり貼り付ける。
「流石にここまでしたら大丈夫、だよな?」
三度目の正直だ、と大きく頷き、そして二度あることは三度あるとも言うんだよなぁ、とことわざの矛盾にため息を吐く。
“くそ、やっぱり脱ぎたてぱんつを献上するしか俺の貞操を守る方法はねぇのか?”
まさかぱんつか俺かを悩む日が来るなんて、と嘆きに似た感情を覚えつつ布団に潜り込んだ。
なかなか寝付けず、ごろりと体勢を変えた時だった。
――ガチャン。
「!」
またか、という思いと、テープがあるから大丈夫だという思いが波のように交互に押し寄せ、バクバクと心臓が跳ねる。
“大丈夫、大丈夫……だよ、な?”
そんな俺の思いは虚しく、薄くのばした触手が僅かにあった隙間から侵入し、ペリペリとテープを剥がして。
“ま、またぱんつの上からえっちなことされる!”
焦った俺は、何をどう考えたのか慌ててパジャマ代わりにしている短パンとぱんつを脱ぎ、そしてこの脱ぎたてぱんつを枕に被せた。
「こ、これなら……!」
これなら、杏の触手はどっちを選ぶんだ?
普通に考えれば、杏いわく番なのだから俺だろう。
俺だろうが、執拗に夜な夜な弄るのはぱんつの上からという事実が引っ掛かり。
ごくり、と生唾を呑んでしまう。
選ばれるのは、俺か、ぱんつか――……!!
「……ぱんつかよ!」
侵入してきた触手は、手前に転がされた枕ぱんつをしっかり抱き抱えるように絡まり、股間部分に吸い付いているようで。
“運命の相手って、無機物もありなのか?”
呆然とその光景を眺める。
カパッと触手の先端が開かれた姿は、口というより食虫植物のようだった。
そのままちゅぱちゅぱと吸われている部分が湿り、ぢゅうぅ、と強く吸われたのか枕ぱんつの形が変わる。
“あんなに強く吸われて……!”
そんな風に俺に触れていたのか、と思うとゾクリとした。
「今されてんのはぱんつ、なのに」
くちゅくちゅと音が耳をくすぐる。
違う、興奮してなんかないはず、なのに。
ちらりと視線を落とすと、ふるりと自身のそれが質量を持ち興奮で反り返っていて。
“なんで”
くそ、と小さく呟いた俺は、そっとその猛りに手を伸ばした。
触手がぱんつを犯す動きを真似て自慰をはじめる。
擦っていれば手のひらで擦り、吸うことは出来ないのでその時はしっかりと握り込んで親指の腹で先端を刺激した。
「んっ、んん……っ」
くぐもった声が漏れ、その音と触手が出している卑猥な水音が混じり俺の脳を刺激する。
いつの間にか増えていた触手は、ぱんつの隙間から入り枕になにかをしているようで。
“尻穴探してんのかな”
鈍った思考でそう考える。
そうだよな、尻ずっと弄られてたもんな、なんて思い出しながら、その触手の動きに合わせて反対の手をそっと後ろに持っていった。
「ん、むず……っ」
前を弄りながら肛孔を指先でつついてみる。
濡れていないソコにはとてもじゃないが第一関節すら挿入らなさそうで。
何か潤滑剤の代わりになるものを探してみるが、一人暮らしの男の部屋にそんな都合のいいものなんて見つからなかったため、仕方なく俺は自身の指を舐めて濡らした。
「ん、んん……っ」
ぐちぐちと精一杯腕を伸ばして弄ってみるが、触手が何度も擦った部分にまで指は届かない。
濡らし方が足りないせいもあるのだろうが、望んだ快感は得られず動かし辛い体勢が苦しくて。
“アレなら、届いたのに”
恨めしい気持ちで視線を向けるのは触手だった。
そんな触手は、相変わらず枕とぱんつをずっとちゅぱちゅぱと弄っていて。
「俺がいいんじゃなかったのかよ」
そんな言葉が口から出たことに唖然とする。
“何言ってんだ……!!?”
こんなのまるで嫉妬しているみたいだと気付き一気に羞恥心を刺激される。
だって相手はぱんつ、それも俺のぱんつなのだ。
「それに、杏は俺にとってただの……」
――ただの研究対象、だったはずなのに。
ただのんびりとした日常を過ごし、穏やかな時間を重ねた。
怒るのはいつも俺ばっかで、ふわふわとした微笑みがデフォルトの杏に、存外居心地の良さを感じていたのかもしれない。
“くそ”
知らない間に芽生えた感情は、俺の意思を越えていて。
「絆されるってこういうことか?」
ライバルが自分のぱんつだなんてあまりにも無意味で不毛すぎるこの現状に、俺は苦笑しつつ大きなため息を吐いたのだった。
「昨日のあれって、ぱんつ見て抜いたってことかな」
昨晩ぐちゃぐちゃにされた脱ぎたてぱんつと枕、なんだかんだでその光景を見ながら最後までシてしまった影響で汚したシーツを朝から洗濯機に放り込んだ俺は、洗われていくそれらから目を離しぼんやりとしていた。
“自分のぱんつ見ながら抜くってどんな性癖だよ……!”
言葉にするとあまりにも間抜けなその響きに思わず頭を抱えた俺は、これから先の杏との距離感に戸惑っていて。
「雅乃? 何か悩んでる?」
俺の様子に気付いた杏が、心配していると一目でわかるほど眉を下げて俺の顔を覗いてきた。
相変わらずその顔が捨て犬のようで庇護欲をそそる。
「別に、たいしたことじゃ」
「雅乃が少しでも悩んでるなら、ボクにとってはたいしたことだよ」
キッパリとそう断言した杏は、そっと俺の手にゆっくり自身の手を重ねた。
可愛い顔をしているくせに、骨張った長い指は男らしい。
どちらかといえばヒロインなのかと思うようなほど中性的な見た目をしているくせに、こういうところはしっかりと男で、そしてそんな杏がまるでどこかのヒーローのように俺の手を取りそっと指先に口付けてきた。
“この指だったら、昨日俺の指じゃ届かなかった奥まで届くのかな”
なんて考えた俺は、すぐにハッとし慌てて手を払う。
パシン、と乾いた音が響き、きょとんとした杏と目が合って。
「……っ、あ、悪い、その、記憶……読まれるのかと思って……」
もごもごと言い訳をしながら、サアッと俺から血の気が引く。
“この言い訳は流石によくないだろ……!”
けれど、本当はぱんつじゃなくて俺を選んで欲しかったとか、この指なら奥まで届くのかとか。
本人には知られたくないことを考えていたのも事実だった。
「――雅乃が読まれたくないなら読まないよ。嫌がることはしたくないから」
「あ、あぁ、それならいいんだ。俺の方こそ、その、悪かっ――……、ッ!」
ここは何事も無かったように謝って流してしまおう、なんて考えた俺の目に映ったのは、はじめてあった時とはまた違うじわりと瞳に涙を溜めた杏の顔で。
「あ、杏……?」
「ごめんね、傷つけるつもりはなかったんだけど」
「ちょ、待てって、さっきのは俺が……っ」
「少しだけ、頭冷やしてくるね」
「杏っ!」
痛々しいと感じるほどの哀しみを浮かべた杏に、俺の心臓がツキリと痛む。
“傷つけた”
そんなつもりじゃなかった、なんて。
突き放した俺が言えるはずもなくて。
バタン、と閉められた玄関の扉を少し呆然としたまま眺めるしか出来なかった。
10
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
挿絵をchat gptに作成してもらいました(*'▽'*)
絶対に追放されたいオレと絶対に追放したくない男の攻防
藤掛ヒメノ@Pro-ZELO
BL
世は、追放ブームである。
追放の波がついに我がパーティーにもやって来た。
きっと追放されるのはオレだろう。
ついにパーティーのリーダーであるゼルドに呼び出された。
仲が良かったわけじゃないが、悪くないパーティーだった。残念だ……。
って、アレ?
なんか雲行きが怪しいんですけど……?
短編BLラブコメ。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる