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5.慣れない事も繰り返すことで慣れる⋯とは限らない
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「それで、どうだろうか⋯?」
どう、と聞かれ思わず口ごもってしまう。
「私、ただの平民で⋯」
「俺もただの騎士だ」
「魔女、なんて呼ばれてますが⋯」
「それだけ信頼されているのだろう」
「まだ知り合ったばかりですけど⋯」
「ならばこれからもっとお互いよく知ればいい」
淡々と理由を潰される。
強く断れないのは、先程水晶で見た“未来”が“予言”だからなのか、それとも少なからず彼に好意を持ってしまったからなのか。
「てゆーかなんで私なんですか⋯」
「そんなの、一緒に居たいと思ったからだろう」
至極当然とでも言うように告げられるその言葉に思わず息を呑む。
何故なら告げられたその言葉は、自分も感じていたことだったからだ。
“そもそも婚約者がいるって思いながら、離れがたくて夜遅くまでアルコールを入れたのは私、なのよね⋯”
だったらもう、とっくに答えなんて出てるのではないだろうか。
まるで観念するように、それでも少しくすぐったいようなそんな気持ちになる。
それが存外心地よくて、そのままこくりと頷くと、途端に彼の顔が綻んだ。
“もう、だからこの顔に弱いのよ⋯っ”
もう自分で否定しなくてもいい感情が胸を侵食するように広がって。
「一夜の過ちだと思ったのに⋯」
「過ち?」
思わずポロリと零れた言葉にすかさず反応した彼は、少し不服そうな顔をした。
「ローズは過ちだと思っているのか?」
「え!?それは⋯その、エバン様には婚約者がいると思っていたので⋯」
思わずそう言うと、すぐに少し考え込んだ彼は。
「だったら、やり直させては貰えないだろうか?」
「は?やり直す⋯?」
「あぁ、今度はお酒なんか入れず、⋯恋人、として」
「こ⋯いびと」
自分で繰り返したその言葉にカァッと思わず顔が赤くなる。
そしてそんな私を見た彼はそのまま近くの茂みに腕を引かれて。
「え、え?いやいやいや、え?ちょっ」
これから自分に起こることが、最早水晶を覗かなくてもわかってしまい慌てて止めようとするのだが。
「んっ」
その抗議の声は途中で彼の唇で塞がれてしまう。
そしてそのまま何度も角度を変え口付けられたと思ったら、突然ぬるりと彼の熱い舌が口内に侵入してきて。
「待っ、エバン様、ここ外⋯っ」
なんとか合間にそう必死に伝えるが、返ってきたのは「呼び捨てで呼んでくれないか?」という一言だった。
“今はそこじゃないでしょう!?”
なんて内心盛大につっこむが、やはりそれが言葉として出る事はなく。
「んんっ、んっ」
奥を求めるように口内に入った舌は、いとも簡単に私の舌を絡め取り強く吸った。
それと同時にお臍の辺りに這わされる手のひらに気付く。
「だ、め⋯っ、ここ、じゃ⋯っ」
「ここじゃなければいいんだな?」
「え⋯?」
重ねられた言葉にハッとした時には遅く、強く腕を引かれて魔女の館に戻った私は、いつもの占い部屋のドアにもたれるようにしてまたエバンに口付けられていて。
「ダメ⋯」
「今度は何がダメなんだ?」
「お客さん、来ちゃ⋯う」
「それなら問題ない、ドアに鍵をかけてきた」
「!?」
勝手に店を閉めないでよ!?なんて思うのと同時に、それなら安心かなんて思ってしまうのはここがもう室内だからか何なのか。
そして少し肩から力が抜けた私に気付いたのかエバンにそっと胸を揉まれた。
大きな手のひらの中でもにもにと形を変える胸がなんだかもどかしく感じるのは、まだ体が昨日の余韻を覚えているからで。
「⋯んッ、んん⋯」
控えめに、しかし確実に私の口から小さく嬌声が漏れる。
それを合図に、主張し始めた両先端をエバンの指先が弾いて。
「ひゃあっ」
「昨日より感度がいいな」
「や、ばか⋯っ、はじめてだったのよ、そんなのわかんな⋯っ」
「大丈夫だ、繰り返せば慣れる」
「な、慣れなくてもいいわよっ!」
思わず反射的に言った言葉にエバンは少し考え込み⋯
「ずっと初々しいのも、確かに悪くないな」
なんて、こんな場面に似合わない爽やかな笑顔を向けてきた。
“や、やっぱりムッツリじゃない!!!”
そしてもちろんその抗議が彼の耳に届くはずもなく⋯
ぐりっと乳首を潰され、思わず背を仰け反らせてしまう。
そしてそれを幸とばかりに、ぢゅぅっと服の上から乳首を吸われた。
「ひゃ、ぁあっ!」
「ん、いい声⋯」
「やぁ、あんっ、ばかぁっ」
舌で何度も弾かれ、反対の乳首は摘ままれ軽く捻られる。
繰り返されるその刺激に、何度も与えられる快感に私の頭が侵食されるように麻痺してきて。
「脱がすぞ」
パサリといとも簡単に脱がされた服が椅子の背もたれにかけられた。
“ここで私、毎日占いしてるのに⋯”
自分のテリトリーでありながら、自分の職場でもあり、他者と関わる空間でもあるそこでひたすら求められる。
“ここは私の家でもあるのに⋯”
言い様のない背徳感がぞわりと巡り、そして先程とは違って直接肌に刻まれる快感に体を震わせた。
何度も舌で扱かれ、強く吸われる。
その快感がゾクゾクと脳を刺激して。
「昨日はここも好きだったな」
「ひっ」
いつの間にか耳元に顔を寄せていたエバンはぴちゃりと水音を響かせながら耳穴に舌を這わせてきた。
水音が直接耳に響き、そして遠くでも水音が反射するように聞こえー⋯
「ッ!」
気付けばエバンの手が私の下半身に手を入れていて。
繰り返された愛撫で十分に潤っていたそこからも音を響かせていたと遅れて気付く。
「昨日の今日だから、まだ狭いな⋯痛くはないか?」
「痛くはない、ですが⋯」
くぷりと指を挿れられナカを擦られる。
異物感はまだあるものの、それでも一度貫かれているソコは昨日の余韻を思い出させて。
「んんっ」
「ここを擦られるのも好きだったな」
「ひゃあっ」
ぐりっとナカで指を動かされ臍側を強く刺激された。
そのまま強く擦るように抽挿され、嬌声が溢れる。
ナカでバラバラに指を動かされ、握られるように乳房を鷲掴まれそのまま乳首を甘噛みされる。
「や、やぁぁ、同時に⋯しな、で⋯っ」
逃がしきれない熱が体を火照らし、はふはふと必死に息を吐く。
無意識に手を伸ばすと、その腕をそっと取ったエバンは自身の首に導いてくれて。
ぎゅう、っとエバンに抱きつくとナカを擦っていた指が抜かれて。
そのまま掠めるみたいなキスが1つ降り、指とは違う彼のモノがあてがわれた。
「⋯⋯⋯っ、ぁ⋯っ!」
くちり、と音を溢しゆっくり押し広げるように彼のモノが挿入された。
どう、と聞かれ思わず口ごもってしまう。
「私、ただの平民で⋯」
「俺もただの騎士だ」
「魔女、なんて呼ばれてますが⋯」
「それだけ信頼されているのだろう」
「まだ知り合ったばかりですけど⋯」
「ならばこれからもっとお互いよく知ればいい」
淡々と理由を潰される。
強く断れないのは、先程水晶で見た“未来”が“予言”だからなのか、それとも少なからず彼に好意を持ってしまったからなのか。
「てゆーかなんで私なんですか⋯」
「そんなの、一緒に居たいと思ったからだろう」
至極当然とでも言うように告げられるその言葉に思わず息を呑む。
何故なら告げられたその言葉は、自分も感じていたことだったからだ。
“そもそも婚約者がいるって思いながら、離れがたくて夜遅くまでアルコールを入れたのは私、なのよね⋯”
だったらもう、とっくに答えなんて出てるのではないだろうか。
まるで観念するように、それでも少しくすぐったいようなそんな気持ちになる。
それが存外心地よくて、そのままこくりと頷くと、途端に彼の顔が綻んだ。
“もう、だからこの顔に弱いのよ⋯っ”
もう自分で否定しなくてもいい感情が胸を侵食するように広がって。
「一夜の過ちだと思ったのに⋯」
「過ち?」
思わずポロリと零れた言葉にすかさず反応した彼は、少し不服そうな顔をした。
「ローズは過ちだと思っているのか?」
「え!?それは⋯その、エバン様には婚約者がいると思っていたので⋯」
思わずそう言うと、すぐに少し考え込んだ彼は。
「だったら、やり直させては貰えないだろうか?」
「は?やり直す⋯?」
「あぁ、今度はお酒なんか入れず、⋯恋人、として」
「こ⋯いびと」
自分で繰り返したその言葉にカァッと思わず顔が赤くなる。
そしてそんな私を見た彼はそのまま近くの茂みに腕を引かれて。
「え、え?いやいやいや、え?ちょっ」
これから自分に起こることが、最早水晶を覗かなくてもわかってしまい慌てて止めようとするのだが。
「んっ」
その抗議の声は途中で彼の唇で塞がれてしまう。
そしてそのまま何度も角度を変え口付けられたと思ったら、突然ぬるりと彼の熱い舌が口内に侵入してきて。
「待っ、エバン様、ここ外⋯っ」
なんとか合間にそう必死に伝えるが、返ってきたのは「呼び捨てで呼んでくれないか?」という一言だった。
“今はそこじゃないでしょう!?”
なんて内心盛大につっこむが、やはりそれが言葉として出る事はなく。
「んんっ、んっ」
奥を求めるように口内に入った舌は、いとも簡単に私の舌を絡め取り強く吸った。
それと同時にお臍の辺りに這わされる手のひらに気付く。
「だ、め⋯っ、ここ、じゃ⋯っ」
「ここじゃなければいいんだな?」
「え⋯?」
重ねられた言葉にハッとした時には遅く、強く腕を引かれて魔女の館に戻った私は、いつもの占い部屋のドアにもたれるようにしてまたエバンに口付けられていて。
「ダメ⋯」
「今度は何がダメなんだ?」
「お客さん、来ちゃ⋯う」
「それなら問題ない、ドアに鍵をかけてきた」
「!?」
勝手に店を閉めないでよ!?なんて思うのと同時に、それなら安心かなんて思ってしまうのはここがもう室内だからか何なのか。
そして少し肩から力が抜けた私に気付いたのかエバンにそっと胸を揉まれた。
大きな手のひらの中でもにもにと形を変える胸がなんだかもどかしく感じるのは、まだ体が昨日の余韻を覚えているからで。
「⋯んッ、んん⋯」
控えめに、しかし確実に私の口から小さく嬌声が漏れる。
それを合図に、主張し始めた両先端をエバンの指先が弾いて。
「ひゃあっ」
「昨日より感度がいいな」
「や、ばか⋯っ、はじめてだったのよ、そんなのわかんな⋯っ」
「大丈夫だ、繰り返せば慣れる」
「な、慣れなくてもいいわよっ!」
思わず反射的に言った言葉にエバンは少し考え込み⋯
「ずっと初々しいのも、確かに悪くないな」
なんて、こんな場面に似合わない爽やかな笑顔を向けてきた。
“や、やっぱりムッツリじゃない!!!”
そしてもちろんその抗議が彼の耳に届くはずもなく⋯
ぐりっと乳首を潰され、思わず背を仰け反らせてしまう。
そしてそれを幸とばかりに、ぢゅぅっと服の上から乳首を吸われた。
「ひゃ、ぁあっ!」
「ん、いい声⋯」
「やぁ、あんっ、ばかぁっ」
舌で何度も弾かれ、反対の乳首は摘ままれ軽く捻られる。
繰り返されるその刺激に、何度も与えられる快感に私の頭が侵食されるように麻痺してきて。
「脱がすぞ」
パサリといとも簡単に脱がされた服が椅子の背もたれにかけられた。
“ここで私、毎日占いしてるのに⋯”
自分のテリトリーでありながら、自分の職場でもあり、他者と関わる空間でもあるそこでひたすら求められる。
“ここは私の家でもあるのに⋯”
言い様のない背徳感がぞわりと巡り、そして先程とは違って直接肌に刻まれる快感に体を震わせた。
何度も舌で扱かれ、強く吸われる。
その快感がゾクゾクと脳を刺激して。
「昨日はここも好きだったな」
「ひっ」
いつの間にか耳元に顔を寄せていたエバンはぴちゃりと水音を響かせながら耳穴に舌を這わせてきた。
水音が直接耳に響き、そして遠くでも水音が反射するように聞こえー⋯
「ッ!」
気付けばエバンの手が私の下半身に手を入れていて。
繰り返された愛撫で十分に潤っていたそこからも音を響かせていたと遅れて気付く。
「昨日の今日だから、まだ狭いな⋯痛くはないか?」
「痛くはない、ですが⋯」
くぷりと指を挿れられナカを擦られる。
異物感はまだあるものの、それでも一度貫かれているソコは昨日の余韻を思い出させて。
「んんっ」
「ここを擦られるのも好きだったな」
「ひゃあっ」
ぐりっとナカで指を動かされ臍側を強く刺激された。
そのまま強く擦るように抽挿され、嬌声が溢れる。
ナカでバラバラに指を動かされ、握られるように乳房を鷲掴まれそのまま乳首を甘噛みされる。
「や、やぁぁ、同時に⋯しな、で⋯っ」
逃がしきれない熱が体を火照らし、はふはふと必死に息を吐く。
無意識に手を伸ばすと、その腕をそっと取ったエバンは自身の首に導いてくれて。
ぎゅう、っとエバンに抱きつくとナカを擦っていた指が抜かれて。
そのまま掠めるみたいなキスが1つ降り、指とは違う彼のモノがあてがわれた。
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