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番外編
???goodエンド
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曲がった事は嫌いだし、割りと無鉄砲なところがあるのも自覚している。
でも、面倒な事はもっと嫌いで。
それなのに。
「弁償し謝りなさい!」
自分が発した言葉に理解が追い付かず、なのに何故か私はゴロツキに一人立ち向かっていて。
“本来の私なら、落ちた果物を拾って、代わりに買い物して⋯なのになんで”
何故、分が悪いとわかっているのにゴロツキ達の前から離れられないのかわからなかった。
自分なのに自分の意思ではない行動をしてしまう事は昔から合って。
もちろんお給料がいいから王宮メイドの面接を受けたのだが、本当は厨房係になりたかった。
もしくは配属先を人気のある衣装メイドで希望する事だって出来たはずなのに。
夏は炎天下、冬は指先が凍るような一番のハズレである『洗濯メイド』を熱烈に希望していた。
もちろん実際に洗濯メイドへ配属された私は日々枕を涙で濡らしているのだが⋯
“あの時も、今も。それ以外だって、何故か自分の意思ではない行動をしてしまう時があるのはなんでなの⋯”
それはとても不思議で、そして言い様のない恐怖を伴っていた。
まさに今、このゴロツキに立ちはだかっているのだってそうでー⋯
“怖い、私じゃ敵わないのに逆上されたらどうしよう⋯”
逃げ出したいくらいに足が震えているのに、何故か体のいうことが効かない私は、口から出る言葉すら制御できなくて。
ーーまるで、決まった台詞を言わされているみたい⋯
そんな時だった。
ふと視界に入ったのは焦げ茶の髪だが太陽の下では青っぽくも見える、濃い灰色の瞳の青年。
そしてその青年がずっと見つめているのは、根元黒で毛先にいくにつれ紫になる髪に碧眼の美少女だった。
その青年が見ているのはその女の子だけなのに、何故か『この人が私を助けてくれるんだ』という確信がある。
目すら合っていないこの状況で、トクトクと鼓動を高鳴らす自分の心臓にーー
ーーー私はひたすら嫌悪した。
“なんで⋯、この状況絶対に私がお邪魔虫なのに”
目の前のゴロツキがなにかを言っているがひとつも耳に入らない。
それなのに、私の耳に⋯いや、内側に響くのは『彼を頼れ』という声と『彼女は敵だ』という声だった。
“敵⋯?どういうこと?”
訳がわからないこの状況に恐怖するが、それ以上に足元から纏わりつくような悪意が怖かった。
“怖い、あの女の子が怖い⋯!消えて、私と彼の仲を邪魔しないで!!”
“何を考えてるの、彼らはどう見ても相思相愛じゃない”
“違う、彼は私の相手よ!!!”
相反する思考が頭に響き、激しく痛む。
そんな私の様子にチャンスだとでも思ったのか男達が距離を詰めてきてーー⋯
「女性を囲むなんて無礼ではありませんか!」
その凛とした声が、まるで私の頭痛と相殺したかのようにスッと痛みが消える。
「え⋯?」
私よりどう見ても華奢で、そしてどう見ても貴族のお嬢様。
そんな彼女が私を庇うように立ちはだかるその姿は、『敵だ』と感じた自分を殴りたくなるくらいに気高かった。
私とゴロツキの間に割り込んだ二人。
私のナカの声が、その青年が運命の相手だと囁いてーー⋯
彼に伸ばしたくなる手を無理やり握り込み、私を庇う私の敵の服をそっと掴む。
それは、私が初めて私の意思で、“私の意思”に逆らった瞬間だった。
“あぁ、なんだ⋯出来るじゃない⋯”
たったそれだけの事。
それでも自分の体が、自分の意志が。
自分の思い通りにならないと諦めていた私にはとても大きな意味を持っていて。
目頭がじわりと熱くなるのを感じた。
彼女のなびくグラデーションの髪が美しく、そして自身の髪を見る。
根元は銀だが毛先にいくにつれ淡いピンクのグラデーションのこの髪は、何度染めてもどれだけ伸びてもこの割合は変わらなくて。
まるでその色合いでデザインされ固定したような髪。
“私を支配する強制力の1つ⋯”
そして彼女も色合いは違うが似た髪を持っていてー⋯
“あぁ、彼女も苦しんでる一人なのね”
何故だかそう確信した。
「セリ様⋯」
彼女の名前を口にする度に、頭の奥から警鐘が鳴る。
彼女を排除しろ、と。私の敵だ、と。
そしてそれと同時に、彼女に近付きたいと思った。
貴族令嬢であるセリ様とメイドの私に接点なんて出来るはずがないとわかっていながら、彼女と仲良くなりたいという想いは変わらなくて。
「ーーなんて、私は私のナカの声に逆らいたいだけよね⋯」
敵だと示された彼女と仲良くなれれば。
そして同じく戦っている彼女と共に立ち向かえたなら⋯
“なんて、私は助けて貰いたいだけ”
そう溢れる失笑と共に、私は1人眠りについた。
「ひ、ヒロイン⋯っ!?」
なんて、意味のわからない呼び方で再び彼女と会えるなんてその時の私は知らなかったから。
再び会えた事が嬉しくて自然と笑顔になってしまう。
ただのメイドが不敬だと言われるかもしれないが、それでも何故か彼女が気になって仕方なくて。
そっと彼女に手を伸ばそうとした時だった。
「どうして真っ直ぐ僕のところに来てくれないんですか」
そう声をかけセリ様を後ろから抱き締めるレオン様を見た時、再び脳内に声が響く。
“イヤッ、私はこの男の人を好きじゃない、絶対好きにならない⋯っ!”
彼を選べと、彼に近付けと繰り返すその声は、『彼女から奪え』とも言っていて。
違う、と自分に言い聞かせ、必死に冷静を装いーー⋯
そうやって自分と戦っている間にイチャイチャする二人を見て気が抜ける。
“こんなにバカップルなのに、なんでレオン様が私のだなんて妄想を⋯?”
声は相変わらずずっと囁き続けているが、その囁きに耳を傾けることがアホらしいと思えるほど二人は仲睦まじくて。
思わずため息を吐いた時、王太子であるヴァレリー殿下が現れた。
もちろん王太子の顔は知っていたが、こんなに間近で見るなんて事を想像してない⋯はずなのに。
自分でもわからない、それでも落ち着くと感じてーー⋯
“そんなの、どう考えてもあり得ないわ”
私は頭を軽く振り、考えをリセットした。
その日から、ただの洗濯メイドの私が何故かこの国の王太子殿下であるヴァレリー殿下と顔を合わせると挨拶するようになって。
そしてその回数が増えるに連れ、新しい私のナカの言葉に悩まされるようになった。
“私が王太子妃になるわ”
「なるわけないでしょ!?私はただのメイドなのよ!」
“ヴァレリーは私の事を愛してる”
「殿下ってちゃんとつけなさい!処刑されるわよ!」
脳内に響く声に必死に反論を繰り返す。
どちらも自分の言葉である以上余りにも無意味でーー⋯
「不思議なんだけど、俺君の事を好きになるみたいなんだよね」
煩悩を消したくて無我夢中で洗濯していた私の背後から現れたヴァレリー殿下は、少し胡散臭い笑顔でそんなことを言ってきた。
「好きに⋯“なるみたい”⋯?」
「そう。全然好みじゃないんだけど、なんでかアリスを好きになれって脳内に俺の声が響くんだよね」
あっけらかんと言われた言葉に思わず息を呑む。
“脳内の、声ーー⋯!?”
まさか私やセリ様だけでなく、同じような人が他にもいるなんて!と驚愕すると同時に、その未来を平然と受け入れているその言葉に驚いた。
「ど、どうしてですか!?まるで決められたお話をなぞるだけで自分の意志じゃないのに、なんでそんな事を⋯っ」
ナカの声に必死に抵抗している私には、殿下のその発言は本当に信じられなくて。
思わず責めるようにそう言ってしまった。
そんな私の様子なんて全く気にしていないどころか、幼い子供が新しいおもちゃを目の前にしたように純粋な目を向けられて⋯
「だって、俺の中に響くのはあくまでも俺の声だし。これが運命なのかなって」
「自分の声だとしても、勝手に未来を決められるんですよ!?そんなのあり得ません!」
「え、そう?俺はそうは思わないなぁ~」
どこか楽しそうに、うーん、と殿下が唸った後、イヒッとまるでいたずらっ子のような表情をした殿下は。
「結局さ、好きになるって聞いたけど本当に好きになるかはわかんないじゃん。自分の声に納得出来なければそれで“違った”って思えばいいだけだし、脳内の声なんてどうせお天気占いみたいなもんだよ」
「お、お天気⋯占い⋯!?」
「そうそう。それにもし本当に君が運命の相手だと言うならさ」
“運命の相手⋯?”
その言葉で連想するのは、もちろん目の前にいる殿下ではなくレオン様でー⋯
「その運命に従うのもいいなって思ったんだよね!まぁ、他の運命に出会うキッカケなだけかもしれないけど?」
「さすが裏で一通り遊び倒したというヴァレリー殿下ですね。最低です」
「あはは、やっぱりバレてる?」
「メイドの情報網甘くみない方がいいですよ?」
でも、彼の言う通り“他の運命に出会うキッカケ”という、『運命』もあるならば⋯
まぁレオン様をキッカケにしてセリ様に近付けたのは、確かに運命かもしれないしー⋯
私は私の声に逆らいながら、それと同時に殿下の言う『運命』に乗ることにする。
脳内に響く、その『運命』に抗うために。
目の前の『運命』に流されてもいいかもーー、なんて、ね。
でも、面倒な事はもっと嫌いで。
それなのに。
「弁償し謝りなさい!」
自分が発した言葉に理解が追い付かず、なのに何故か私はゴロツキに一人立ち向かっていて。
“本来の私なら、落ちた果物を拾って、代わりに買い物して⋯なのになんで”
何故、分が悪いとわかっているのにゴロツキ達の前から離れられないのかわからなかった。
自分なのに自分の意思ではない行動をしてしまう事は昔から合って。
もちろんお給料がいいから王宮メイドの面接を受けたのだが、本当は厨房係になりたかった。
もしくは配属先を人気のある衣装メイドで希望する事だって出来たはずなのに。
夏は炎天下、冬は指先が凍るような一番のハズレである『洗濯メイド』を熱烈に希望していた。
もちろん実際に洗濯メイドへ配属された私は日々枕を涙で濡らしているのだが⋯
“あの時も、今も。それ以外だって、何故か自分の意思ではない行動をしてしまう時があるのはなんでなの⋯”
それはとても不思議で、そして言い様のない恐怖を伴っていた。
まさに今、このゴロツキに立ちはだかっているのだってそうでー⋯
“怖い、私じゃ敵わないのに逆上されたらどうしよう⋯”
逃げ出したいくらいに足が震えているのに、何故か体のいうことが効かない私は、口から出る言葉すら制御できなくて。
ーーまるで、決まった台詞を言わされているみたい⋯
そんな時だった。
ふと視界に入ったのは焦げ茶の髪だが太陽の下では青っぽくも見える、濃い灰色の瞳の青年。
そしてその青年がずっと見つめているのは、根元黒で毛先にいくにつれ紫になる髪に碧眼の美少女だった。
その青年が見ているのはその女の子だけなのに、何故か『この人が私を助けてくれるんだ』という確信がある。
目すら合っていないこの状況で、トクトクと鼓動を高鳴らす自分の心臓にーー
ーーー私はひたすら嫌悪した。
“なんで⋯、この状況絶対に私がお邪魔虫なのに”
目の前のゴロツキがなにかを言っているがひとつも耳に入らない。
それなのに、私の耳に⋯いや、内側に響くのは『彼を頼れ』という声と『彼女は敵だ』という声だった。
“敵⋯?どういうこと?”
訳がわからないこの状況に恐怖するが、それ以上に足元から纏わりつくような悪意が怖かった。
“怖い、あの女の子が怖い⋯!消えて、私と彼の仲を邪魔しないで!!”
“何を考えてるの、彼らはどう見ても相思相愛じゃない”
“違う、彼は私の相手よ!!!”
相反する思考が頭に響き、激しく痛む。
そんな私の様子にチャンスだとでも思ったのか男達が距離を詰めてきてーー⋯
「女性を囲むなんて無礼ではありませんか!」
その凛とした声が、まるで私の頭痛と相殺したかのようにスッと痛みが消える。
「え⋯?」
私よりどう見ても華奢で、そしてどう見ても貴族のお嬢様。
そんな彼女が私を庇うように立ちはだかるその姿は、『敵だ』と感じた自分を殴りたくなるくらいに気高かった。
私とゴロツキの間に割り込んだ二人。
私のナカの声が、その青年が運命の相手だと囁いてーー⋯
彼に伸ばしたくなる手を無理やり握り込み、私を庇う私の敵の服をそっと掴む。
それは、私が初めて私の意思で、“私の意思”に逆らった瞬間だった。
“あぁ、なんだ⋯出来るじゃない⋯”
たったそれだけの事。
それでも自分の体が、自分の意志が。
自分の思い通りにならないと諦めていた私にはとても大きな意味を持っていて。
目頭がじわりと熱くなるのを感じた。
彼女のなびくグラデーションの髪が美しく、そして自身の髪を見る。
根元は銀だが毛先にいくにつれ淡いピンクのグラデーションのこの髪は、何度染めてもどれだけ伸びてもこの割合は変わらなくて。
まるでその色合いでデザインされ固定したような髪。
“私を支配する強制力の1つ⋯”
そして彼女も色合いは違うが似た髪を持っていてー⋯
“あぁ、彼女も苦しんでる一人なのね”
何故だかそう確信した。
「セリ様⋯」
彼女の名前を口にする度に、頭の奥から警鐘が鳴る。
彼女を排除しろ、と。私の敵だ、と。
そしてそれと同時に、彼女に近付きたいと思った。
貴族令嬢であるセリ様とメイドの私に接点なんて出来るはずがないとわかっていながら、彼女と仲良くなりたいという想いは変わらなくて。
「ーーなんて、私は私のナカの声に逆らいたいだけよね⋯」
敵だと示された彼女と仲良くなれれば。
そして同じく戦っている彼女と共に立ち向かえたなら⋯
“なんて、私は助けて貰いたいだけ”
そう溢れる失笑と共に、私は1人眠りについた。
「ひ、ヒロイン⋯っ!?」
なんて、意味のわからない呼び方で再び彼女と会えるなんてその時の私は知らなかったから。
再び会えた事が嬉しくて自然と笑顔になってしまう。
ただのメイドが不敬だと言われるかもしれないが、それでも何故か彼女が気になって仕方なくて。
そっと彼女に手を伸ばそうとした時だった。
「どうして真っ直ぐ僕のところに来てくれないんですか」
そう声をかけセリ様を後ろから抱き締めるレオン様を見た時、再び脳内に声が響く。
“イヤッ、私はこの男の人を好きじゃない、絶対好きにならない⋯っ!”
彼を選べと、彼に近付けと繰り返すその声は、『彼女から奪え』とも言っていて。
違う、と自分に言い聞かせ、必死に冷静を装いーー⋯
そうやって自分と戦っている間にイチャイチャする二人を見て気が抜ける。
“こんなにバカップルなのに、なんでレオン様が私のだなんて妄想を⋯?”
声は相変わらずずっと囁き続けているが、その囁きに耳を傾けることがアホらしいと思えるほど二人は仲睦まじくて。
思わずため息を吐いた時、王太子であるヴァレリー殿下が現れた。
もちろん王太子の顔は知っていたが、こんなに間近で見るなんて事を想像してない⋯はずなのに。
自分でもわからない、それでも落ち着くと感じてーー⋯
“そんなの、どう考えてもあり得ないわ”
私は頭を軽く振り、考えをリセットした。
その日から、ただの洗濯メイドの私が何故かこの国の王太子殿下であるヴァレリー殿下と顔を合わせると挨拶するようになって。
そしてその回数が増えるに連れ、新しい私のナカの言葉に悩まされるようになった。
“私が王太子妃になるわ”
「なるわけないでしょ!?私はただのメイドなのよ!」
“ヴァレリーは私の事を愛してる”
「殿下ってちゃんとつけなさい!処刑されるわよ!」
脳内に響く声に必死に反論を繰り返す。
どちらも自分の言葉である以上余りにも無意味でーー⋯
「不思議なんだけど、俺君の事を好きになるみたいなんだよね」
煩悩を消したくて無我夢中で洗濯していた私の背後から現れたヴァレリー殿下は、少し胡散臭い笑顔でそんなことを言ってきた。
「好きに⋯“なるみたい”⋯?」
「そう。全然好みじゃないんだけど、なんでかアリスを好きになれって脳内に俺の声が響くんだよね」
あっけらかんと言われた言葉に思わず息を呑む。
“脳内の、声ーー⋯!?”
まさか私やセリ様だけでなく、同じような人が他にもいるなんて!と驚愕すると同時に、その未来を平然と受け入れているその言葉に驚いた。
「ど、どうしてですか!?まるで決められたお話をなぞるだけで自分の意志じゃないのに、なんでそんな事を⋯っ」
ナカの声に必死に抵抗している私には、殿下のその発言は本当に信じられなくて。
思わず責めるようにそう言ってしまった。
そんな私の様子なんて全く気にしていないどころか、幼い子供が新しいおもちゃを目の前にしたように純粋な目を向けられて⋯
「だって、俺の中に響くのはあくまでも俺の声だし。これが運命なのかなって」
「自分の声だとしても、勝手に未来を決められるんですよ!?そんなのあり得ません!」
「え、そう?俺はそうは思わないなぁ~」
どこか楽しそうに、うーん、と殿下が唸った後、イヒッとまるでいたずらっ子のような表情をした殿下は。
「結局さ、好きになるって聞いたけど本当に好きになるかはわかんないじゃん。自分の声に納得出来なければそれで“違った”って思えばいいだけだし、脳内の声なんてどうせお天気占いみたいなもんだよ」
「お、お天気⋯占い⋯!?」
「そうそう。それにもし本当に君が運命の相手だと言うならさ」
“運命の相手⋯?”
その言葉で連想するのは、もちろん目の前にいる殿下ではなくレオン様でー⋯
「その運命に従うのもいいなって思ったんだよね!まぁ、他の運命に出会うキッカケなだけかもしれないけど?」
「さすが裏で一通り遊び倒したというヴァレリー殿下ですね。最低です」
「あはは、やっぱりバレてる?」
「メイドの情報網甘くみない方がいいですよ?」
でも、彼の言う通り“他の運命に出会うキッカケ”という、『運命』もあるならば⋯
まぁレオン様をキッカケにしてセリ様に近付けたのは、確かに運命かもしれないしー⋯
私は私の声に逆らいながら、それと同時に殿下の言う『運命』に乗ることにする。
脳内に響く、その『運命』に抗うために。
目の前の『運命』に流されてもいいかもーー、なんて、ね。
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