-私のせいでヒーローが闇落ち！？-悪役令息を救え！

レオンルート

攻略:レオン

※『どきどきっ！メイドの下克上～たった１つの恋を掴み取れ！～攻略本』は選択方式のシナリオゲームとなります。
　選択肢は【行動先】と「返事」のみになります。
　最終日の好感度が最も高いキャラとのエンディングになりますが、好感度が低いとメイドとして一生を終えるbad endになるのでご注意ください。

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　選択肢:行動先『市場』を選べば寡黙で控えめな護衛騎士レオンのルートを解放し最初のモノローグが流れます。

□必要選択肢
【市場】
「果物を弁償してください」※スチル①
「ありがとうございました」

【王城】
「あの時はありがとうございました」
「お礼は何度言ってもいいものです」※スチル②

【夜会控え室】
「どうしてそんなことをされるのでしょうか？」
「羨ましいなんて思うはずがありません」
「…………(黙る)」※スチル③

【夜会裏庭】
「私はバルコニーにも上がれません」
「ただのメイドです」
「こんなこと……許されません」
「…………(黙る)」※スチル④

【王城廊下】
「今日は非番なんですか？」
「美しいです、私には……なれない」
「羨ましいと思う権利も、ありませんから」

【貴賓室】
「羨ましいと思ってもいいのでしょうか」
「…………(黙る)」※スチル⑤
「そんなッ」
「……愛してしまった私の罪でもありますから」
「共に背負いましょう」※スチル⑥


■ルートへ突入するための注意
　騎士としてヴァレリーの側に常にいる彼の好感度を上げるには、主に王城中心の行動先を選ぶ必要がありますが、同時にヴァレリールートへ突入してしまう可能性もあるので行動先の選択順は必ず守ってください。

　寡黙な騎士、レオンとはあまり会話などが弾みません。
　無口キャラの彼に対しては基本控えめな返事と無言の選択肢が正解になります。
　

□ルート解説(ネタバレ)
　【市場】へ買い物に行くと果物を落としたゴロツキが目の前に現れます。
　そこで「果物を弁償してください」を選択すれば、貴女が逆に絡まれてしまう展開へ。

　そんな貴女を助けるために職務の一貫として偵察に出ていたレオンが助けるために割り込んでくれます。
　そこは素直にお礼を伝えるを選択すればOKです。

　
　レオンとの出会いイベントの後は【王城】を選択するとレオンと再会出来ます。
　
　王城で再び再会したら、改めてお礼を伝える「あの時はありがとうございました」を選択しましょう。
　無口なレオンは、最初は冷たく「当然のことをしただけだ」と答え「だから何度もお礼を言う必要はない」と答えます。
　
　そんな彼に、「お礼は何度言ってもいいものです」を選択すれば好感度が上がります。

　
　次に選択するのは【夜会控え室】になります。
　王城での夜会、メイドとして働いていた貴女を呼び止め控え室へ連れていくのがレオンの婚約者であり悪役令嬢のセシリスです。

　悪役令嬢セシリスから控え室で嫌がらせを受ける貴女。
　レオンルートの場合は「泣く」「叫ぶ」「助けを呼ぶ」という選択肢はご法度です。

　冷静に、かつ堂々と「どうしてそんなことをされるのでしょうか？」を選択すればセシリスとの会話イベントが進みます。
　ここでレオンが登場し二人の間を割って入ってきます。
　
　王城でレオンと会話をしていたことを見られていた貴女。
　レオンの婚約者であるセシリスへ、妬みから言いがかりをつけたと難癖をつけられてしまいます。

　その対応は感情的な返答ではなく「羨ましいなんて思うはずがありません」を選択すれば、レオンの好感度が上がります。
　※ここで「そんな、誤解です……」を選択してもルートは進みますが後半で好感度が足りなくなる可能性がありますのでご注意ください。

　その後レオンがその場で事情を聞きますが、レオン攻略の場合は基本的に「…………(黙る)」が正解になります。

　
　悪役令嬢セシリスたちと別れた後は【夜会裏庭】を選択してください。
　すぐにレオンが現れ、「何故そこにいるのか」と聞かれるので、「私はバルコニーにも上がれません」を選択。
　すると彼が手を差し出し、「ならばここで踊ればいい」と誘ってくれますが、ここで彼の手を取る選択をすると同じく追ってきていたセシリスに邪魔されます。
　まずは「ただのメイドです」を選択し、彼からの誘いを断りましょう。

　すると、無理やり手を取った彼に優しく引き寄せられますが、その行為に応じるのではなく「こんなこと……許されません」と拒絶してください。
※「……嬉しい」を選択しても好感度が上がりますが、そうするとスチル④の回収が出来なくなりますのでもしその会話シナリオが確認したいなら別途セーブデータを作りスチル回収後にロードしてください。
　
「こんなこと……許されません」を選択すれば、無言でそのまま抱き締められ続けるエピソードへ進みますので、「…………(黙る)」を選択し、彼からの抱擁を受け入れましょう。
　

　夜会後は【王城廊下】を選択すれば、私服姿で歩くレオンとのイベントが発生します。
　
「今日は非番なんですか？」と声をかけると、レオンの婚約者である悪役令嬢セシリスについてどう思っているかと聞かれるので、ここは必ず「美しいです、私には……なれない」を選択してください。

　ここで他の選択肢にあるようなセシリスから受けた嫌がらせの密告や、婚約破棄を勧めるようなセリフを選ぶとその時点でこのイベントが終了してしまいます。

　正しい選択肢を選べると、「羨ましいと思われますか？」と問われるので「羨ましいと思う権利も、ありませんから」を選択しましょう。
　その選択肢を選ぶとすぐにイベントが終了し一見間違えたように感じますが、それで正解です。
　

　最終行動前に手紙を受け取ります。
　受け取った時点では誰からの手紙かの明記はされませんが、ここは好感度が最も高いキャラからの手紙となります。
　
　手紙を受け取った後のレオンルートでは【貴賓室】にしか行けません。
　
　他の選択肢が出ていないのはバグではなく、レオンルートで確定したからこそであり、【王城廊下】のイベント後に【貴賓室】以外の選択肢が出ていればレオンの好感度が足りずbad endへ進みますのでご注意ください。

　
　無事【貴賓室】を選択した後は、静かに一人佇むレオンが待っています。
　そこで手紙の差出人がレオンだと気付きます。

　この選択肢は、悪役令嬢セシリス本人について触れるものや自身がされたことを訴えるなどを選ぶと好感度が下がりnormal endへと入ってしまうので、True endを狙っている場合は必ず「羨ましいと思ってもいいのでしょうか」を選択してください。

「羨んでくれると嬉しいです」と伝えてくれるレオンに対し、「私は……セシリス様が羨ましい。貴方の婚約者だから」を選択してもエンディングは変わりませんが、スチル⑤が回収出来なくなるのでご注意ください。
　
「羨んでくれると嬉しいです」に対して「…………(黙る)」を選択すれば、スチル⑤のレオンとの口付けスチルが解放されます。

　スチル回収後(もしくは「貴方の婚約者だから」の会話シナリオ回収後)に再び悪役令嬢セシリスが現れ、貴賓室で婚約者のいる男性と二人きりでいたことを咎められます。

　激昂するセシリスは貴女へと詰め寄りますが、貴女を選んだ後のレオンが庇ってくれます。
　そして今まで貴女が「…………(黙る)」で伝えなかった数々の嫌がらせを指摘し、「性根が腐り余りにも見苦しい。消えてください」とセシリスへ伝えると、「呪いをかけてあげる」と貴女たちの目の前で悪役令嬢セシリスが身投げします。
　
　選択肢は「そんなッ」を選んでください。
　すると連続で次の選択肢が出ますので、「……愛してしまった私の罪でもありますから」を選択すれば最後のスチル回収へと進みます。

　開いた窓を見つめながら「共に背負いましょう」を選べばスチル⑥の回収が出来ますので必ず取りましょう。

　※この後はすぐにエンディングが流れますので、ここで回収が漏れるとやり直しになります。
　ご注意ください。




「………………嘘、私絶対窓には近付かないわ」

　はぁ、とため息を吐きパタンと“預言書”を閉じる。

“この預言書を疑うのはおかしいけれど……”

　だが、ここに書かれている『無口な騎士』に心当たりがない。あまりにもない。

「私の知ってる人とは絶対別のレオン、よね？」

　だって私の前の彼はいつも笑顔で、そして私を飽きさせないように色んな話題も振ってくれるのだ。
　無口のイメージとはあまりにもかけはなれていて――


「これも、もしかして『配役が変わった』影響のひとつなのかしら」

　その答えは、ルートを進めないとわからないから。


「……絶対、飛び降りないんだから」

　そうぽつりと呟いた私は、どうにかして王城の貴賓室の窓を埋めてしまえないものか、というあり得ない解決方法に頭を悩ませるのだった。