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最終章・全ての契約を破棄して
28.いつの間にか欲していたもの
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「話があるの」
バタン、と執務室の扉を開けるとたまたま打ち合わせでもしていたのか兄ふたりもそこにいた。
「おい、ちょっと乱暴じゃないか?」
「お転婆なところが可愛いけどな」
「お兄様たちもいらしたなら丁度いいわね」
「何かあったのかな」
呆れたようなヴィタリー兄様に、どこか楽しそうなアドリアン兄様。そしてそんな私たちを慈しむように父が見る。
一見微笑ましい家族の図、ではあるが。
「ブラックリストの更新よ」
「なるほど」
「聞こうか」
「徴収の目処はたっているのか?」
流石国一番の商人一家。
私の発した一言で一気に空気がピリッとひりつき、それぞれが椅子へ座り直す。
「今回の対象者は二名。メリベルト侯爵夫妻よ」
「メリベルトって……」
その名前を聞いてアドリアン兄様が戸惑った表情になる。
その名前が、私の嫁ぎ先だったからだろう。
「ルカが告発文と爵位返上届を出したの」
「爵位返上……!?」
今度はヴィタリー兄様が驚愕の声をあげた。
「差し止めたけどね。爵位はルカが継ぐわ」
「つまり義両親だけが排除される、と?」
「えぇ」
「あそこは借金して豪遊していたからな。上手くやったな」
「ルカがしたんだけどね」
ふむ、と頷く父に私はニッと笑う。
「家の借金は問題ないわ。ルカと私の契約だから。でもあのふたりにはお金が入らないから、請求するなら今よ。もう少したつと回収の目処がたたなくなるの」
国に連れて行かれてしまってはもう泣き寝入りするしかない。
もちろん強制労働の報酬が賠償に当てられるが、そこで回収出来るものなんて微々たるものだからだ。
(だからこそブラックリストに載せてこれ以上の買い物が出来ないように手回しするの)
商人同士の繋がりは強い。
一見お客様を取り合っているように見えるが、ちゃんと棲み分けをすることで互いに利益が出るようにと一定のコミュニティがあるのだ。
そして今回彼らをブラックリスト入りさせたことで、コミュニティを通し広めれば彼らが買い物できる場所はほぼなくなる。
その状況でタウンハウスを差し押さえれば、彼らは何かしたのかとルカへ、つまりは領地へ戻るしかないだろう。
「それで、彼らをブラックリストに載せる目的なんだ?」
「簡単なことよ。確実に排除するために、タウンハウスを差し押さえるタイミングを操作したいの。だから私の商団であるメルクス以外では買い物出来ないようにしたいのよ」
私の言葉を聞いて兄ふたりは渋い顔をした。
「だがそれで赤は出ないのか?」
「ブラックリストってのは支払能力のない人間や回収の見込みがない人間を排除するために載せるものなんだぞ」
兄ふたりの心配はもっともで、彼らが結局私のところで買い物が出来るならその負債をメルクス商団が庇うことになる。
資金回収する見込みのない商品の販売は、最終的に損をする可能性の方が高かった。
でも。
「いいの。私が一番手に入れたいものの先行投資だから」
(だって私は、ルカを失いたくないんだもの。)
だって私は、彼のことが好きなのだ。
そう気付いてしまったのだから仕方ない。
しかし私のその主張にまだ納得できない兄ふたりは尚も言葉を重ねるべく口を開く。妹が立ち上げたばかりの商団を心配してくれているのだろう。
だがそんな兄を止めてくれたのは意外なことに父だった。
「わかった。ライサの思う通りにやってみなさい」
「お父様……」
そのままさらりと書面に侯爵夫妻の名前と自身の署名をした父。
あとはこの情報を他の商団とも共有すれば目的はほぼ達成されたようなものだった。
「いいの?」
気付けば思わずそんな言葉が私から飛び出す。
父の説得が一番時間がかかると思っていたからだ。しかし父は優しく微笑み頷くだけ。
「ありがとうございます」
私もそんな父に軽く頭を下げて部屋を出る。
(もしかしたら私が本当に欲しいものがバレてるのかもしれないわね)
ふと、そんなことを思ったのだった。
その後の展開はあっさりとしたものだった。
他の店で買い物が出来ないことに気付いた夫妻は怒り狂ったが、「新しく出来たあのお店なら」とさり気なく伝えて貰うことでメルクスへと足を運ばせる。
そこで家名で思う存分買い物をさせ、領収書をひたすらに溜めた。
ハデ好きの夫人のお陰でタウンハウスを差し押さえる金額分はすぐに溜まり、後はタイミングを待つだけ。
ルカからの申告での取り調べが決定したタイミングでタウンハウスを差し押さえれば彼らは領地へ帰るしかなく、そして事実確認の取り調べをするために担当官たちも領地へ赴くしかないだろう。
「全て準備は整ったわ」
「でも、どうしてわざわざ領地へ帰すんです?」
ふふ、と領収書を計算しながら笑みを溢す私にジーナが問いかける。
その答えは簡単だ。
「ルカに領主としての自覚を持ってもらうためよ」
きっと夫妻は怒鳴り込むだろうし、王都から調査を担当する騎士たちが押し寄せれば領民たちの注目を浴びる。
そこで自分たちに重税を課し苦しめてきた領主が捕まり、ルカだけが残れば新領主になったことは一目瞭然だ。
(ルカは元々領民とも仲がよかったもの。絶対みんなに歓迎される領主になるわ)
この騒ぎを聞き、出て行った領民たちも戻ってくるかもしれないし、何よりルカ本人に『領主になった』という自覚だって芽生える。
そもそも自覚が最初からあれば没落など選ばず領民の生活の維持ではなく立て直しを目標に掲げて動いていたはず。
それをしなかったのは、彼が二十一になるまで別の領地で過ごしていたという罪悪感だ。
苦難から逃げた自分は領主に相応しくないと、そう無意識に思っているのだろう。
「でも、領民を一番に考えられるルカは誰より領主に相応しいの」
だからこの捕り物劇を見せつけ、自分が領主として望まれていると知れば――
「自覚が生まれる、ですか?」
「えぇ。ルカならきっとそうなるわ。だって私の旦那様なんだもの」
「あぁ。惚気でしたか」
くすりと笑うジーナをじとりと睨むが、反論はない。
私はもう、彼が何かを差し出さ無くてもいい場所を作りたいのだ。
そしてその願いがもうすぐ叶うから。
「きっと、目を真ん丸にして驚くわよ」
その彼の表情をすべて私が独り占めするのだ。
だって私は、契約上であっても彼の妻なのだから。
バタン、と執務室の扉を開けるとたまたま打ち合わせでもしていたのか兄ふたりもそこにいた。
「おい、ちょっと乱暴じゃないか?」
「お転婆なところが可愛いけどな」
「お兄様たちもいらしたなら丁度いいわね」
「何かあったのかな」
呆れたようなヴィタリー兄様に、どこか楽しそうなアドリアン兄様。そしてそんな私たちを慈しむように父が見る。
一見微笑ましい家族の図、ではあるが。
「ブラックリストの更新よ」
「なるほど」
「聞こうか」
「徴収の目処はたっているのか?」
流石国一番の商人一家。
私の発した一言で一気に空気がピリッとひりつき、それぞれが椅子へ座り直す。
「今回の対象者は二名。メリベルト侯爵夫妻よ」
「メリベルトって……」
その名前を聞いてアドリアン兄様が戸惑った表情になる。
その名前が、私の嫁ぎ先だったからだろう。
「ルカが告発文と爵位返上届を出したの」
「爵位返上……!?」
今度はヴィタリー兄様が驚愕の声をあげた。
「差し止めたけどね。爵位はルカが継ぐわ」
「つまり義両親だけが排除される、と?」
「えぇ」
「あそこは借金して豪遊していたからな。上手くやったな」
「ルカがしたんだけどね」
ふむ、と頷く父に私はニッと笑う。
「家の借金は問題ないわ。ルカと私の契約だから。でもあのふたりにはお金が入らないから、請求するなら今よ。もう少したつと回収の目処がたたなくなるの」
国に連れて行かれてしまってはもう泣き寝入りするしかない。
もちろん強制労働の報酬が賠償に当てられるが、そこで回収出来るものなんて微々たるものだからだ。
(だからこそブラックリストに載せてこれ以上の買い物が出来ないように手回しするの)
商人同士の繋がりは強い。
一見お客様を取り合っているように見えるが、ちゃんと棲み分けをすることで互いに利益が出るようにと一定のコミュニティがあるのだ。
そして今回彼らをブラックリスト入りさせたことで、コミュニティを通し広めれば彼らが買い物できる場所はほぼなくなる。
その状況でタウンハウスを差し押さえれば、彼らは何かしたのかとルカへ、つまりは領地へ戻るしかないだろう。
「それで、彼らをブラックリストに載せる目的なんだ?」
「簡単なことよ。確実に排除するために、タウンハウスを差し押さえるタイミングを操作したいの。だから私の商団であるメルクス以外では買い物出来ないようにしたいのよ」
私の言葉を聞いて兄ふたりは渋い顔をした。
「だがそれで赤は出ないのか?」
「ブラックリストってのは支払能力のない人間や回収の見込みがない人間を排除するために載せるものなんだぞ」
兄ふたりの心配はもっともで、彼らが結局私のところで買い物が出来るならその負債をメルクス商団が庇うことになる。
資金回収する見込みのない商品の販売は、最終的に損をする可能性の方が高かった。
でも。
「いいの。私が一番手に入れたいものの先行投資だから」
(だって私は、ルカを失いたくないんだもの。)
だって私は、彼のことが好きなのだ。
そう気付いてしまったのだから仕方ない。
しかし私のその主張にまだ納得できない兄ふたりは尚も言葉を重ねるべく口を開く。妹が立ち上げたばかりの商団を心配してくれているのだろう。
だがそんな兄を止めてくれたのは意外なことに父だった。
「わかった。ライサの思う通りにやってみなさい」
「お父様……」
そのままさらりと書面に侯爵夫妻の名前と自身の署名をした父。
あとはこの情報を他の商団とも共有すれば目的はほぼ達成されたようなものだった。
「いいの?」
気付けば思わずそんな言葉が私から飛び出す。
父の説得が一番時間がかかると思っていたからだ。しかし父は優しく微笑み頷くだけ。
「ありがとうございます」
私もそんな父に軽く頭を下げて部屋を出る。
(もしかしたら私が本当に欲しいものがバレてるのかもしれないわね)
ふと、そんなことを思ったのだった。
その後の展開はあっさりとしたものだった。
他の店で買い物が出来ないことに気付いた夫妻は怒り狂ったが、「新しく出来たあのお店なら」とさり気なく伝えて貰うことでメルクスへと足を運ばせる。
そこで家名で思う存分買い物をさせ、領収書をひたすらに溜めた。
ハデ好きの夫人のお陰でタウンハウスを差し押さえる金額分はすぐに溜まり、後はタイミングを待つだけ。
ルカからの申告での取り調べが決定したタイミングでタウンハウスを差し押さえれば彼らは領地へ帰るしかなく、そして事実確認の取り調べをするために担当官たちも領地へ赴くしかないだろう。
「全て準備は整ったわ」
「でも、どうしてわざわざ領地へ帰すんです?」
ふふ、と領収書を計算しながら笑みを溢す私にジーナが問いかける。
その答えは簡単だ。
「ルカに領主としての自覚を持ってもらうためよ」
きっと夫妻は怒鳴り込むだろうし、王都から調査を担当する騎士たちが押し寄せれば領民たちの注目を浴びる。
そこで自分たちに重税を課し苦しめてきた領主が捕まり、ルカだけが残れば新領主になったことは一目瞭然だ。
(ルカは元々領民とも仲がよかったもの。絶対みんなに歓迎される領主になるわ)
この騒ぎを聞き、出て行った領民たちも戻ってくるかもしれないし、何よりルカ本人に『領主になった』という自覚だって芽生える。
そもそも自覚が最初からあれば没落など選ばず領民の生活の維持ではなく立て直しを目標に掲げて動いていたはず。
それをしなかったのは、彼が二十一になるまで別の領地で過ごしていたという罪悪感だ。
苦難から逃げた自分は領主に相応しくないと、そう無意識に思っているのだろう。
「でも、領民を一番に考えられるルカは誰より領主に相応しいの」
だからこの捕り物劇を見せつけ、自分が領主として望まれていると知れば――
「自覚が生まれる、ですか?」
「えぇ。ルカならきっとそうなるわ。だって私の旦那様なんだもの」
「あぁ。惚気でしたか」
くすりと笑うジーナをじとりと睨むが、反論はない。
私はもう、彼が何かを差し出さ無くてもいい場所を作りたいのだ。
そしてその願いがもうすぐ叶うから。
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