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第1話「前代未聞の取り引き」
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男は手にした酒の入ったグラスをカウンター席に置くと突然こちらを向いて話を切り出した。
「お前に世界を半分やるよ、だからオレと一緒に魔王を狩りに行こうぜ」
「はぁ?」
この男はなにを言ってるんだ
そんな思いを込めて顔に傷のある男はその顔を歪ませた。
それはそうだ、この魔王を狩りに行こうと言い出した男とは偶然隣に居合わせただけでまったく話したりなんかもしなかった ただの他人なのだから本当に唐突きわまりない出来ごとだった。
「なぁ、いいだろう?見た所あんた強いだろ ちょいと老けてるみたいだが、身体つきを見れば分かる」
黒い服を着た若い男は軽々しい口調でジロジロ見回しながらまだ話を続ける。
「悪いが、酔っ払いに絡まれて潰していいほど俺の夜は長くないんだ、よそでやってくれ」
もう一方の男はめんどくさそうに...というか本当にやな顔をして シッシッ と小蝿を払うかの様にその筋肉質な手を動かす。
「い~や、オレはあんたに決めたんだよ、こうなりゃ落ちるまでトコトンつきまとうからな」
そう言って黒の男は酒場のカウンター席にどかっと腰をすえる。
その様子を見ると「はぁ~・・・」と心底めんどくさいといった感じで黒い男の方に向くと口を開いた。
「あのなぁ、魔王を狩ると言ったらたらどんだけの勢力が必要か知ってんのか?昔、世界からふるいにかけられた約1500人の軍隊が魔王城の入り口の直前でたった10匹の魔族に全滅させられた話があるくらいだ・・・つまり無理なんだよ、あれから20年くらい経ったし、俺たち人類も水面下で発展してきた、だが未だに勝利のビジョンが見えねぇ世界が諦めてるもんを個人でどうしようってんだよ?」
「...........悪い、半分くらい聞いてなかったわ」
「......つきまとわれたら厄介だからな、ここで説得を続けてやるよ、どこから聞いてなかった?」
「『あのなぁ~っ?』あたりからかな」
「最初からじゃねえか!!」
To Be Continued→
「お前に世界を半分やるよ、だからオレと一緒に魔王を狩りに行こうぜ」
「はぁ?」
この男はなにを言ってるんだ
そんな思いを込めて顔に傷のある男はその顔を歪ませた。
それはそうだ、この魔王を狩りに行こうと言い出した男とは偶然隣に居合わせただけでまったく話したりなんかもしなかった ただの他人なのだから本当に唐突きわまりない出来ごとだった。
「なぁ、いいだろう?見た所あんた強いだろ ちょいと老けてるみたいだが、身体つきを見れば分かる」
黒い服を着た若い男は軽々しい口調でジロジロ見回しながらまだ話を続ける。
「悪いが、酔っ払いに絡まれて潰していいほど俺の夜は長くないんだ、よそでやってくれ」
もう一方の男はめんどくさそうに...というか本当にやな顔をして シッシッ と小蝿を払うかの様にその筋肉質な手を動かす。
「い~や、オレはあんたに決めたんだよ、こうなりゃ落ちるまでトコトンつきまとうからな」
そう言って黒の男は酒場のカウンター席にどかっと腰をすえる。
その様子を見ると「はぁ~・・・」と心底めんどくさいといった感じで黒い男の方に向くと口を開いた。
「あのなぁ、魔王を狩ると言ったらたらどんだけの勢力が必要か知ってんのか?昔、世界からふるいにかけられた約1500人の軍隊が魔王城の入り口の直前でたった10匹の魔族に全滅させられた話があるくらいだ・・・つまり無理なんだよ、あれから20年くらい経ったし、俺たち人類も水面下で発展してきた、だが未だに勝利のビジョンが見えねぇ世界が諦めてるもんを個人でどうしようってんだよ?」
「...........悪い、半分くらい聞いてなかったわ」
「......つきまとわれたら厄介だからな、ここで説得を続けてやるよ、どこから聞いてなかった?」
「『あのなぁ~っ?』あたりからかな」
「最初からじゃねえか!!」
To Be Continued→
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